秋の訪れと劔岳

2014年09月16日(火) 〜 2014年09月17日(水)

• GPS: 26:17
• 距離: 16.3km
• 登り: 1,801m
• 下り: 1,808m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:50
• 休憩: 0:38
• 合計: 3:28

9:44 みくりが池
9:50 9:57 みくりが池温泉
10:12 10:12 雷鳥荘
10:17 10:19 雷鳥沢ヒュッテ
10:26 10:26 雷鳥沢キャンプ場
10:31 10:33 浄土橋
11:51 12:18 剱御前小舎
13:12 剣山荘

2日目

• 山行: 5:42
• 休憩: 2:10
• 合計: 7:52

4:05 剣山荘
4:24 4:25 一服剱
4:57 5:16 前剱
5:43 5:50 平蔵の頭
5:52 6:06 カニの縦バイ
6:10 6:12 カニのハサミ
6:16 6:38 剱岳
6:42 6:43 カニのハサミ
6:47 6:59 カニの縦バイ
7:00 7:06 平蔵の頭
7:24 7:28 前剱
7:55 8:00 一服剱
8:13 8:33 剣山荘
9:41 9:49 剱御前小舎
10:40 10:45 浄土橋
11:14 11:15 雷鳥沢ヒュッテ
11:23 11:23 雷鳥荘
11:40 11:42 みくりが池温泉
11:51 11:52 みくりが池
11:57 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

扇沢からアルペンルート

写真

9/16 7:52

9月16日　一日目

観光気分で見る黒部ダムの観光放水

9/16 8:59

斜光さす黒部平

9/16 9:33

室堂着、、、、、

明日に期待します。

9/16 9:43

部分的に草紅葉が始まっています。

9/16 10:21

雷鳥沢キャンプ場　

雷鳥坂は雲の中です。

9/16 10:29

木橋を渡り雷鳥坂へ

9/16 11:10

たま〜にこんな晴れ間が広がる。

9/16 11:52

劔御前小舎に到着

9/16 12:10

しばしの休息

9/16 12:19

劔沢方面

9/16 12:21

剣山荘へ向います。

9/16 12:29

草紅葉の斜面が美しい

9/16 12:32

劔沢キャンプ場

ガラガラでした。

9/16 12:32

劔沢小屋でしょうか？

9/16 13:10

しばらく視界がなく、いきなり目の前に現れました。

9/16 13:11

色づき始めたナナカマド。

9/16 13:12

本日の宿　剣山荘です。

綺麗なのはもちろんシャワーまであってびっくりです。

9/16 16:26

9割方ガスに包まれていますが、たまにこんな晴れ間も。

9/16 16:26

鹿島槍が時々姿をあらわす。

9/16 16:51

夕食は美味しいトンカツ。

翌日に備えてたくさん食べました。

9/17 3:17

9月17日　2日目

鹿島槍のシルエット

9/17 4:19

ヘッデン点けて出発です。

慎重にルートを見極めます。

9/17 4:30

不気味な岩峰の向こうに富山ですかね？

9/17 4:40

マーキングを見落とさない様に。

9/17 4:46

夜明け間近

9/17 4:57

小屋と登山者の灯りがみえます。

9/17 5:00

間近に迫る劔

9/17 5:01

静寂

9/17 5:12

前劔頂上

正直恐ろしさすら感じた。

9/17 5:14

9/17 5:15

9/17 5:18

9/17 5:18

クライマックスは終えた

9/17 5:19

さて登山に集中しましょう。

9/17 5:20

落ちたらアウトです。

9/17 5:22

岩をしっかり掴んで。

9/17 5:27

どこもかしこも岩ばかり

9/17 5:32

9/17 5:34

霜が降りていました。

9/17 5:39

早月小屋が見える。

9/17 5:42

ぼんやりとした、日の出

9/17 5:42

プレートをよく見て登りと下りを間違えない様にいきます。

9/17 5:43

下降です。

9/17 5:46

9/17 5:47

どこもかしこも落ちたらアウトでした。

9/17 5:51

いよいよカニのたてばいです。

意外に長かったです。

9/17 5:53

真ん中あたりで見下ろす。

9/17 5:53

上を見上げる。

9/17 5:53

どこを歩いてきたんでしょうか？

9/17 5:56

たてばいの上から

9/17 6:04

9/17 6:11

9/17 6:13

いよいよ見えてきました。

9/17 6:21

劔岳登頂です。

9/17 6:22

立山と槍、、絶景

9/17 6:23

白馬三山

9/17 6:24

遥か彼方に富士山

9/17 6:25

半端ではない岩の山でした。

9/17 6:26

9/17 6:27

9/17 6:28

五竜と鹿島槍

9/17 6:29

弥陀ヶ原

9/17 6:29

この様な日に登頂できて感無量です。

9/17 6:30

早月尾根からもいつかは登頂を目指したい。

9/17 6:31

大日岳の向こうに白山

9/17 6:31

9/17 6:32

立ち去るのが惜しいですが、しかたがありません。

9/17 6:38

小さく見える小屋は池の平小屋でしょうか？

9/17 6:50

9/17 6:51

カニのよこばいです

9/17 6:54

9/17 6:54

次のハシゴがすぐにありました。

9/17 6:55

9/17 6:58

トイレ

9/17 7:02

9/17 7:02

下りルートですが登りです。

9/17 7:08

9/17 7:09

9/17 7:22

さようなら劔

9/17 7:25

9/17 7:38

ガレ場も事故が多いらしいので気を引き締めて。

9/17 7:55

9/17 7:59

無事帰ってこれました。

9/17 8:11

9/17 8:24

小屋にデポしておいた荷物をまとめて室堂へ。

9/17 8:42

9/17 8:42

荷揚げのヘリが何度も飛来していました。

9/17 8:42

9/17 8:55

9/17 8:56

山頂はにぎわっている様です。

9/17 9:00

9/17 9:14

白馬も秋色です

9/17 9:14

唐松岳ですね

9/17 9:24

9/17 9:26

だんだん小さくなってゆく。

帰りたくない病が発病しました。

9/17 9:26

9/17 9:27

9/17 9:29

9/17 9:40

御前劔まできました。

9/17 9:42

大日岳へ至る登山道はもう色付き初めています。

9/17 9:42

黒部五郎と薬師岳

9/17 9:43

大日小屋が見えます。

9/17 10:02

9/17 10:16

9/17 10:19

雷鳥坂下部も紅葉が始まっています。

9/17 10:37

9/17 10:39

9/17 10:43

9/17 10:47

雷鳥沢キャンプ場でくつろぎました。

9/17 11:26

9/17 11:32

歩荷の人たち

9/17 11:34

血の池

9/17 11:37

最後に顔を見せてくれた劔

9/17 11:39

9/17 11:45

みくりが池

9/17 11:52

あれだけ天気が良かったのに、あっという間にガスがでてきました。

9/17 11:58

ここの水は本当においしい。

9/17 12:24

まだまだ見どころ満載です。

9/17 12:26

9/17 12:52

9/17 12:53

水晶をみて喜ぶのは登山者だけでしょう。

9/17 13:09

あちらもいつかは歩きたいです。

9/17 13:12

9/17 13:13

とどめはダムにかかる虹！

感無量の劔岳登頂でした。

撮影機器：

EOS 70D CANON

PowerShot S120 CANON

装備

備考

ヘルメット着用（7割くらいの方が着用していました）

剣山荘にレンタル有り

感想

NNP

8月に折立から入山して目指した劔、しかし室堂へ到達した時点で悪天候により断念したのでその続きです。

初日こそ天気が予報より悪かったのですが、2日目は予想以上のナイスコンディション。　険しい劔を登り山頂からみた景色は一生忘れられないでしょう。

1日目　扇沢から剣山荘まで

深夜扇沢について車中泊、平日なので始発は遅い。
トロリー、ダム、ケーブルカー、ロープウェイ、トロリー、室堂と慌ただしくも楽しいひと時を過ごせる。

室堂へ到着したが残念ながらガスで真っ白、予報より少し悪そうな感じだった。
晴れていれば雄山経由で稜線伝いに行こうと考えていたが、そんな考えはすぐに無くなった。

雷鳥沢へ最短で向かう、通行止めの地獄谷から硫黄臭がきつい、むせる瞬間もあった。広大な雷鳥沢テント場を抜けて、雷鳥坂へ取り付く。

雷鳥坂は残雪の頃に下った事があるので、なんとなく見覚えのある登山道だった、時々振り返ると青空が広がった瞬間に見える景色にため息が出る。

剱御前小舎へ着いたが天気は曇り、周囲もガスで真っ白、一休みして剣山荘へ向かう。　所々紅葉がはじまりかけていた、ガスで視界が効かないので岩のマーキングを見ながら歩いていたら、突然小屋が目の前に現れた。

受付を済ませて談話室兼食堂でのんびりする、とても綺麗な小屋でシャワーもあってビックリした、寝床も登山客が少ないので広々だ。

夕焼けは残念ながら雲が多く、ショータイムとはいかなかった。


2日目　剣山荘から剱岳へ登頂後室堂へ

早出するために朝飯は弁当にしていたので、食堂で弁当を食べる、お茶とお湯、インスタントスープも用意されていてありがたい。

まだ外は真っ暗、ヘルメットのストラップを締めて、ヘッドランプ点けて歩きだす、すぐに岩ばかりの登山道だ、前半のガレ場が事故が多いらしいので慎重に歩みを進める、マーキング通りに慎重に歩くが時折見失う、幾度か戻って登山道を確認する事があった、夜が明ける間際、地平線の色が恐ろしいくらい赤く燃えていた、恐ろしさをも感じる色だった。

鎖のある岩場を幾つも登り、難所と言われるカニのたてばいは、垂直に近い長い岩壁だ、さすがに高度感があって怖い、前後に誰もいないので自分ペースで気楽に登った、難所以外にも危ない所が続くので慎重に歩き続け、念願の剱岳へ登頂した。

先客が三人おられた、みな同宿の方だ。　澄み渡った空気と、ほんのり秋色に変わりつつある北アルプスの眺めは圧巻、登頂するだけでも満足なのに、眺望も最高だった。周囲は凄まじい岩が重なり合う絶景だ。

一人でぼんやりと剱からの景色に見とれる。

下山を開始するとそこそこの登山者が昇ってきた、若干雲が増えたが紅葉の始まった景色を眺めながら室堂へ帰還した。