ドラマティック唐松岳☆ホワイトアウトからの絶景に感動!!
- GPS
- 06:01
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 954m
- 下り
- 994m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 5:57
天候 | 雪のち晴れ 風は八方尾根にしては弱め |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
駐車場案内はこちら https://www.happo-one.jp/access/parking/ ○八方尾根スキー場 通し券3800円 ゴンドラアダム 始発8:00 グラートクワッド 始発8:45 最終15:10 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期の唐松岳はコンディション次第 ・風が強くてゴンドラが動かない ・風が強くて進めない ・新雪で進めない ・視界不良で進めない など。 最終リフトが15:10のため時間に限りがあるので、撤退を見極める必要があります。雪山初級のイメージの唐松岳ですが、厳冬期の登頂は困難になる場合もあります。 この日は先行者さんのおかげでトレースはありました。 ワカン持参しましたが、ある程度踏まれてそこまで沈まなかったため、使用しませんでした。 トレースを外すと結構沈むのと、追い越す馬力がなく渋滞抜けられず。 ペースが遅いと感じたり休みたくなったら、列から避けていただけると渋滞が解消するのではと思いました。 |
その他周辺情報 | ○八方の湯 大人 850円 |
写真
感想
大事な試験を2つ終え、ようやく雪山へ!
第一候補の山は天気予報が悪いため延期にして、晴れ予報の八ヶ岳や中央アルプスも候補だったが、より雪を楽しめそうな唐松岳へ行くことにした!
朝のうちまでは雪予報だけど、日中は晴れる予報。これは絶景が期待できるとワクワクしながら向かう。
チケット売場で通し券を買おうとすると、「視界不良でグラートが動くかわからない。払い戻しできないけどいいですか?」と言われて不安がよぎる。
これから晴れる予報だし、「通し券でいいです!」と購入。
しかし朝から降っている雪は止む気配がない。
グラートの乗り場もわからないくらいの視界不良で、不安しかない。
少し時間が押してなんとかグラートが動いたけど、八方池山荘から先は真っ白で何も見えない。
でも先行者はいるようで(山荘泊の団体さん他)、トレースを頼りに進むことに決めた。
新雪が20cmほど積もったようでワカンを履こうか迷ったけど、すでに先行者がいるため、そこまで沈まず、終始アイゼンで通した。
1時間くらい視界不良の中を歩いたところ、予報通り青空が見え始めてきた!
これには皆、感動!
ヤバいですね〜なんて声かけあいながら歩いた。
本当にヤバかったのは、それからのこと。
トレース外すとだいぶ沈むけど、先行者さんのおかげでトレース上はそこまで沈まない。
なので、トレースをありがたく使わせていただいたのだが、丸山手前は直登のはずが、気づくとトラバースしてる。
ん?こんなとこ、トラバースするっけ?
時、すでに遅し。
トラバースの先頭は腰ラッセルで進めなくなり、15人以上が前方で渋滞。
後ろにも15人以上が続いていて、前にも後ろにも進めない。
まるで中央道の全く動かない渋滞のよう。30分以上は停滞した。
ここでかなりのタイムロス。
結局は戻って直登をしたけど、ルートを自分で判断しなかったことを反省した。なんとか丸山に到着したけど、ここまでの渋滞でだいぶ時間がかかってしまった。山頂を目指すにはかなり厳しくなり、ほとんどの人が撤退を決めたのか渋滞がなくなったのが幸い。
ここからが勝負だと思った。
足を止めてる暇などない。
とにかく前へ前へと進まないと。
13時までは挑戦できる。
2時間あれば戻れるはずだから。
何度も諦めようと思ったけど、とにかく剱岳は見ないと帰れないと思った。
先行者の的確なトレースのおかげで、思ったよりスムーズに小屋の上に出れた。
剱岳が見えた。
ここまで来て良かった〜
ここで引き返そうかと思ったけど、山頂を目指す数名を見たら私もまだ諦めたくないと思った。
13時までに山頂には着かないだろうけど、それでも13時までは頑張ろうと思った。
13時になり引き返すか迷ったけど、山頂は近い。
諦めかけていたけど、すれ違った方に
「あと2時間20分で戻ればいい」とか「タッチアンドゴーで。気をつけて」
と元気をもらい、山頂まで踏ん張った。
今まで冬の唐松岳には何度か来ているけど、時間的にこんなに厳しいのは初めて。山頂からは絶景だったけど、とにかく休む暇がない。
山頂にいた方と写真を撮り合ったら即下山開始!
急いで下りるけど、数分前に歩いたトレースは風でかき消されている。
雪庇に寄らないように気を付けながら、慎重に急いだ。
2時間で戻れるはずだけど、1時間50分で戻らないといけないぞ。
慌てず落ち着いて慎重に急いで下りるのだ。
ふわふわの雪に埋もれたり写真を撮ったりしたけど、最終リフトの15分前には八方池山荘に到着!
やはり厳冬期の唐松岳は楽させてはくれないけど、今年も絶景に会えて感動の山行となった。
山頂目指すか引き返すかの臨場感たっぷりで、結構大変だったんですね。
空の青さと真っ白雪山が鳥肌もので、北アルプスがきらきら眩しすぎて写真だけで正気を失いそうでした…🥹
晴れ予報を期待してたのに降雪&ホワイトアウト。時間制限のある山だから、晴れるの待ってたらタイムアウトだし、視界不良の中晴れを信じて進みました!
晴れたはいいけど、新雪でなかなか進まず大幅に時間がかかりましたが、過去にも強風や新雪に苦戦した時の状況と比較して、山頂目指せると判断し進みました
数年前はゴンドラの点検で急遽始発時間未定となり、登山口に着く前に撤退ってこともありましたね〜
hiroさんはスイーツの縦走、もとい多摩百縦走お疲れ山でした
私もあるいたことある山でしたが、こんな楽しみ方があるんだなと感心しました。ちょっと食べ過ぎな気もしますが
高山の雪山経験がほとんどないので、試行錯誤しながら登頂とか状況判断とかいろんなお話は参考になります🗻夏山以上にいろんなことが起こりそうですね。
せっかく街に近い低山行くなら、甘いものも積極的に混ぜたいなと思ってあの縦走になりました。消費より摂取カロリーが高い気がしましたが気のせいじゃなさそうですね😂
確かに、低山はグルメも合わせて楽しみたいですよね〜
日々状況が変わるので、行ってみないとわからないのが雪山のコンディション。
トレースについていったら進退極まり引き返して直登とか、うれしくないサプライズもありましたが絶景ハントできて良かったです
hiroさんは毎週しっかり歩いてるから、カロリーオーバー全然OKだと思います
朝のうち北アの方は低い雲掛かっていましたが唐松の方も視界不良の上に雪まで降っていたんですね・・
しかしその後の晴れ方が本当ドラマチックですね〜!
逆は嫌ですがこんな演出なら良いですね!
ただその分ラッセルの時間含めて帰りの時間まで厳しくなってしまいましたが・・
本当小屋からの山頂までは僅かな距離ですが本当ヘロヘロになりますよね^^;
普通に晴れていてラッセルしなくても帰りのリフトの時間は結構きつめですがさすがmiyucchiさん!山頂まで行ったし絶景も見れましたし帰りのリフトも無事間に合って本当お疲れ様でした!
まんゆ〜*16
朝のうちの降雪は予報通りでしたが、なかなか止まなくて、たまにあるヤマ○ン晴れ予報外れる事件か!?と不安になりました
晴れてくれたもののラッセル渋滞にハマってしまい、ようやく丸山で渋滞から解放されたので、そこからは時間に追われる形でほぼ休まずに歩きましたよ
下りも慎重に慌てず急いでたまに小走りで下りたのですが、本来は時間に余裕を持たないと事故の元なので、時間的には参考にしてはいけないレコでしたね
にしても、草餅ひとつで我ながら良く頑張った!
まんゆーさんは素敵な霧氷を楽しめたんですね
帰りも渋滞ゼロでいい日曜でしたね
いつものおみやの日本酒、どれくらいで飲み干すのか気になるところです。。笑
中々、時間的に厳しいレポで、読んでいて、【手に汗握る】感じでした(笑)
この日は松本からも白馬まで見渡せる視程となり、ニュースでも50Kmと言ってました。
日帰りでのアクセスは、この辺りが限界ですかねぇ・・・
私の代わりに手に汗握っていただきありがとうございます
ある程度は想定内の新雪でしたが、渋滞で進めないのは想定外で、かなり時間が厳しくなっちゃいました
白馬までは4時間かからないので、5時間までなら夜行日帰りで行けそうと思ってます
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