楢ノ木尾根（雁ヶ腹摺山から大峰へ）

2014年09月28日(日) [日帰り]

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• 距離: 10.8km
• 登り: 601m
• 下り: 1,610m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

出発地の大峠へは、通常大月駅からタクシー利用となる。
下山後はバスで大月駅へ。

コース状況／危険箇所等

・笹薮が深かった大樺ノ頭周辺は、現在笹が枯れてしまい見通しがよくなった。
・送電線巡視路の方が道の明瞭な箇所があり、引き込まれないよう注意。（特に上和田から大樺ノ頭へ向う場合）
・1298m標高点（西沢ノ頭）では、東へ進む。南の方が歩き易そうに見えるので……。
・水無山周辺は、踏み跡の薄い部分がある。ルートの見極めは慎重に。
・水無山から尾根上を下ってきた道が、西側から古い道を合わせた後、右へ尾根を外したら（標高720m）、すぐ左後ろ側へ分岐する道を見落とさないように。これが正しい下山路。

写真

雁ヶ腹摺山の登山口となる大峠。

登り始めて、すぐ水場を通過。「麗水御硯水」と書かれた石碑が建っていた。

先の急坂は、年々荒れが進む。巻き道もあるが……。

雁ヶ腹摺山山頂から富士山を望む。

大樺ノ頭へ向けて、雁ヶ腹摺山を出発。

以前は笹に覆われていた大樺ノ頭山頂。今は見通し良く、かつての面影は無い。

送電線鉄塔へ向う途中で、富士山を背景に姥子山を望む。

送電線鉄塔の手前で通過する雰囲気の良い広場。

送電線鉄塔が建つ所は、とても展望が良く休憩したくなる。

送電線鉄塔を後にして、先へ進む。

縦走路より状態の良い送電線巡視路（左）。上和田から大樺ノ頭へ向うなら引き込まれないよう注意。

1409mピークを過ぎた先の急坂。林業用ワイヤーの残骸を手がかりに岩場を下る。

大峰にある祠。かなり荒れている。

1298m標高点（西沢ノ頭）は展望が良い。道は左へ、潅木に覆われている。

水無山の分岐には道標が立っているが、周辺はどこでも歩ける状態で踏み跡は薄い。

上和田の集落が下に見える頃、正しい道を降りてくればこの祠が傍らに見られる。

上和田集落最上部にある登山口（下山口）。道標が設置されている。

上和田バス停に着いた。

感想

daibosatsu

大勢の人で賑わう雁ヶ腹摺山も、ここから大樺ノ頭方面へ行く人はほとんどいない。楢ノ木尾根は、静かな山歩きを好む人にとっては好ルートの一つであろう。通る人が少ない割には煩わしい藪とかに悩まされることも無い。部分的に踏み跡が薄かったり、紛らわしい分岐があるので、判断力は求められる。6年前にも歩いているが、大樺ノ頭付近の笹薮が深かったのは、それよりもっと以前。その後、大きな変化は無いようだ。