記録ID: 523152
全員に公開
ハイキング
中国
山陽道を西へ★西国街道7（有年駅→伊部駅）
2014年10月04日(土) [日帰り]
yaonyaosuke2
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 08:05
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 391m
- 下り
- 386m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
08：10 有年駅
↓
08：40 有年宿・本陣付近
↓
10：10 有年峠
↓
11：20 船坂峠
↓
12：00 三石宿
↓
12：55 備前インター
↓
14：30 備前市歴史民俗資料館（見学）
↓
15：20 片上宿・本陣付近
↓
16：20 伊部駅
| 天候 | 晴れ のち 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
★スタート地点 JR山陽本線 有年駅すぐ ★ゴール地点 JR赤穂線 伊部駅徒歩3分 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
西国街道は京都の東寺口から山口県の下関への街道です。 江戸と長崎を結ぶ幹線道路の一角であり 西国大名が参勤交代で多く利用したことから 五街道に次ぐ重要な脇街道に位置づけられています。 7回目の今回は有年駅から備前焼の町の伊部駅まで。 難所の有年峠を筆頭にアップダウンが多い区間です。 飲食関係では有年を過ぎるとコンビニ類は 街道沿いでは見かけることはありませんでした。 前もっての準備があったほうが良いかもしれません。 トイレは有年峠の手前の公園と梨が原宿付近の公園、 その他、JRの駅や資料館などに点在していたので 特に問題ないかと思います。 ★特長と注意点 難所の有年峠は石畳くずれのガレ道になっていたり、 蜘蛛の巣が多かったりしました。 これ以外は藪は少なく歩きやすい感じでした。 途中、国道を歩く区間がありますが 歩道が大抵あるので特に問題ないかと思います。 ただし備前インター付近の歩道は複雑なので注意が必要です。 沿道での案内看板類ですが 片上宿付近以外ではあまり見かけることはありませんでした。 前もってのガイドブック類の準備が肝心かと思います。 ★参考文献 太陽コレクション山陽道 歴史の道調査報告書 1892年 1/20,000地形図 その他、本、古地図、サイトなど。 |
| その他周辺情報 | ★資料館ほか 備前片上駅付近に備前市歴史民俗資料館があります。 こじんまりした感じで20分もあれば見て回れます。 料金は無料でした。 閑谷付近では有名な閑谷学校があります。 ただし街道からは5ｋｍも離れているので 街道歩き途中での訪問は難しいかもしれません。 |
写真
千種川を渡ります。かつては渡しがあったそうです。橋を渡った先で左に曲がります。
有年宿。古い建物は少ないですが案内看板があったので楽しめました。
大避神社の先の追分。ここを左へ。右にいって宮原集会所付近を通るという説もあります。
国道を渡った先にある旧道風情。江戸期の絵図では山沿いに進むように描かれているのでこちらで正解かと思われます。
一里塚跡。ここに跡があるということは墓の中を通る説は江戸時代においては少なくとも違うのかもしれません。
有年峠を前にした立場跡。この手前にはトイレがある公園がありました。
獣除けのフェンスの中に入ります。出る時はしっかり閉めましょう。左側には池がありますが池の左岸を街道が通っていたという説もあります。
1
10/4 9:42
獣除けのフェンスの中に入ります。出る時はしっかり閉めましょう。左側には池がありますが池の左岸を街道が通っていたという説もあります。
石畳が破壊された名残でしょうか。このようなガレ場のような場所が多かったです。
小さな倒木があるものの藪はなく大変歩きやすい道です。蜘蛛の巣は若干多めでした。
梨ヶ原宿の風情。戦国時代の遺跡があります。この先の公園にはトイレがありました。
明治天皇行在所跡。梨ヶ原宿は正式な宿場ではなく間の宿の位置づけでした。
船坂峠。備前と播磨の境です。すり鉢状になっていておそらくは年々掘り下げられていったものだと思われます。
大正期に立てられた立派な県境碑。ちなみに江戸時代のものはここから上に20mいった場所にあるそうです。あまりにも垂直な崖なため確認せず断念。この地点こそが昔の道のレベルになります。
2
10/4 11:20
大正期に立てられた立派な県境碑。ちなみに江戸時代のものはここから上に20mいった場所にあるそうです。あまりにも垂直な崖なため確認せず断念。この地点こそが昔の道のレベルになります。
ここを右斜めへ。旧道に入って踏切を渡ります。かつては少し手前で曲がっていたようですが鉄道の開通により消滅しているようです。
川沿いに進みつき当たりを道なりに右へ。左には三石駅があります。
三石宿の風情。明治以降は煉瓦で発展してきました。今も町中には煙突が多いです。
国道と合流します。この付近から弟坂、兄坂のアップダウンある道が続きます。
備前インター付近。歩道がややこしくなっているので横断の際は細心の注意が必要です。
旧道入口。斜め右へ進み再び国道と合流します。この付近の旧道は国道沿いが正解なようですが右手の山裾にある道のほうがこの先の地形的なことを勘案すると非常に怪しい雰囲気があります。
10/4 13:08
旧道入口。斜め右へ進み再び国道と合流します。この付近の旧道は国道沿いが正解なようですが右手の山裾にある道のほうがこの先の地形的なことを勘案すると非常に怪しい雰囲気があります。
ぐんぐんと下っていきます。二軒屋、四軒屋といった集落を過ぎていきます。
ここを右へ。ここまで左の山裾を進んできましたが右の山裾の道へと進んでいきます。
ここを右に曲がりすぐ左に曲がります。そして新幹線の高架をくぐります。
国道を渡りJRの踏切を渡ります。渡った先で左に曲がり備前市歴史民俗資料館に寄り道しました。
備前市歴史民俗資料館。無料です。民具が中心で企画展で備前藩主池田氏の展示がありました。
津山への道の追分。片上宿内ではこのように案内看板が豊富でした。
脇本陣跡。かつてはこの付近で右に曲がり建物の中を突っ切る形で道があったのですが通ることはできません。
こちらも道標。左、大坂とあります。場所的にみて移設されてきたものでしょう。
大きな建物の裏。ここを左へ。かつては右の建物の中から街道が通じていました。
ここの狛犬も備前焼でした。奥の門にも備前焼の瓦が使われています。
装備
| 個人装備 |
ザック(1)
手ぬぐい(3)
日焼け止め(1)
帽子(1)
サングラス(1)
行動食(2)
ペットボトル（500ml）(1)
カメラ(1)
iPhone（充電器含む）(1)
折り畳み傘(1)
ザックカバー(1)
|
|---|
感想
長かった兵庫県を越えて岡山県に入りました。
今回は難所の有年峠がありました。
事前に調べた内容では藪が酷いということで
季節的に難攻が予想されたのですが
意外と普通の登山道という感じで楽でした。
全体的にアップダウンが多い行程でした。
それだけに計画に余裕を持たせたんですが
気候も良く難所も大したことなかったことから
結果的に1時間半も早くゴールに到達できました。
あらためて計画は難しいと感じました。
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/413940480.html
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：2958人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
茶臼山の最新記録
🚶�У貉獲枡察弊捷餝稿察法�備前片上駅〜片上〜上道駅（3/4日間）
2024年03月20日 (日帰り) [A]
2023平和行進 7月16日〜26日寒河駅(岡山県）から大門駅(広島県)
2023年07月17日 (日帰り) [C]
西国街道 三石〜伊部
2023年05月03日 (日帰り) [C]
山陽道を歩く⑤（三石〜上道）
2023年03月19日 (日帰り) [A]
西大平山〜東大平山〜笹尾山
2023年03月04日 (日帰り) [C]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する