記録ID: 5233582
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾
二十六夜山から赤鞍ヶ岳(朝日山)とワラビタタキへ!
2023年03月04日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 05:08
- 距離
- 15.0km
- 登り
- 1,292m
- 下り
- 1,288m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:56
- 休憩
- 0:08
- 合計
- 5:04
距離 15.0km
登り 1,293m
下り 1,292m
天候 | ほぼ快晴でしたが雲が出た時間もありました。またガスっぽかったため見通しは思ったよりは利きませんでした。風はほぼ無風。気温は駐車場現着時で6℃ほどでしたが日中は15℃近くまで上がったようです。 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
先客は2台で比較的空いていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆浜沢バス停〜アオゲラの森キャンプ場〜明星平〜946mピーク〜分岐〜二十六夜山 バス停から県道53号線(四日市場上野原線)を150mほど都留方面に進み、アオゲラの森キャンプ場の看板(道標もあり)のところを左折して県道を離れます。しばらく道なりで別荘地の急坂を詰めたところの獣害除けゲート(通過後要閉鎖)から登山道となります。道標は基本的に分岐など要所のみですが、ピンクテープは比較的豊富です。 登山道は若干緩急あるものの、基本的には一本調子の急な直登で、高度を上げていくに従ってヤセ尾根になってきます。危険というほどではないですが、数ヵ所、岩場での乗り越しやスリッピーな場所の通過があります。明星平で棚ノ入山方面へ直行するトレイル(巻き道)を分岐し、さらに高度を上げますが、946mピークまではヤセ尾根が続き、谷側はかなり切れ落ちているので注意が必要です。946mピークまで上がると、打って変わって広く穏やかな尾根になります。その先少し下ったところに、棚ノ入山方面へのトレイルの分岐(縦走路を示す道標が目印)があり、さらに進むと主稜線から分岐する形で二十六夜山へのトレイルに入るので200m程進むと頂上となります。展望はあまりありません。 ◆分岐〜三日月峠〜棚ノ入山〜サンショ平(棚ノ入) 分岐から三日月峠までは穏やかなトレイルです。三日月峠からはヤセ尾根気味になります。特に危険なところはありませんが、途中の小ピークの巻き道に数ヵ所崩壊しかけところがあり、通過に注意を要したところがありました。最後は棚ノ入山まで一気に150mほど高度を上げると頂上に着きます。展望はありません。 そこから尾根沿いにしばらく進むとサンショ平となります。サンショ平からは無生野方面へのトレイルが分岐しています。 ◆サンショ平〜赤鞍ヶ岳(朝日山) サンショ平から30mほど進んだところで雛鶴峠へのトレイルを分けて左に折れ、少し高度を下げた後、再び登り返しになります。特に危険なところはありませんが、途中崩壊地の脇を通るポイントがあり、そこは少し注意が必要です。 後はひたすら高度を上げていくだけですが、山頂直下は凍結している場所や、それが融けてスリッピーになっている場所がありました。トレースが落ち葉で不明瞭なところも多いですが、ピンクテープは比較的豊富なので、ロストの心配は少ないと思います。赤鞍ヶ岳の山頂は広々しており、木々の合間から道志の山が展望できます。 ◆赤鞍ヶ岳〜秋山峠〜1232mピーク〜ウバガ岩〜ワラビタタキ(赤鞍ヶ岳) 秋山峠までは若干高度を落とし、峠で道志村役場(竹之本)方面への下山ルートを分けます。しばらくは緩いアップダウンの穏やかな稜線が続きます。なお小ピークに巻き道がついている場所が数ヵ所ありますが、細くて不安定な上、凍結が融けてスリッピーだったりするので、尾根筋を忠実に辿った方が良いかも知れません。1232mピークを過ぎたあたりから尾根がヤセ尾根になってきて、アップダウンもきつくなってきます。特にウバガ岩の前後は急な登降や落ち葉で足許が不安定なところがあるので注意が必要です。そこを過ぎると再び穏やかな尾根となり、2〜300mほど進むとワラビタタキとなります。山頂の少し離れたところにロボット雨量計が設置されていますが、展望はありません。 ◇サンショ平〜林道終点 準バリルートなので、初心者のみの通行回避推奨。サンショ平の道標にもバリルートの表示と読図能力必要との表示があり、ルーファイ能力(先読み)が重要です。下部はトレースが錯綜しているところがあるので、GPS利用も推奨。 上部は落ち葉でトレースが不明瞭ですが、ピンクテープは比較的豊富なので、丁寧に追っていけば、ロストの心配はあまりないと思います。ただし中盤あたりからヤセ尾根かつ急斜面の下降が続くのでスリップに注意が必要です。特に獣害除けネットに沿って急なザレ斜面で高度を50mほど直降で落とすポイントはかなりイヤらしい場所でした。さらにその下部も急な下降が続くので丁寧に進む必要はありますが、通過自体に危険を伴うポイントはありません。最後は林道終点にある砂防堰堤脇にでるので林道に乗ります(ただしトレイルが飛び出すのは右岸で、林道は左岸にあるので沢の増水時は徒渉注意)。 ◆林道終点〜県道35号線〜無生野バス停〜浜沢バス停 林道を下っていく途中で浄水場脇を通りますが、林道に獣害除けのゲートが設置されており、ゲート上部は電気柵になっているので注意が必要です。さらに下っていくと住宅地になり、すぐに県道35号線にでます。その後は県道に沿って浜沢バス停まで戻ります。県道は都留方面との抜け道になっているので、思ったより交通量(車、バイク、自転車とも)が多く、注意が必要です。 |
その他周辺情報 | ◆富士急バス(JR上野原駅〜無生野) 上野原・藤野地区のセクション参照。登山向けには実質季節運行で平日は1日1本、休日は1日2本(オフシーズンは休日朝の1往復のみ) https://www.fujikyubus.co.jp/regular/#section-3 ◆無生野の大念仏 踊り念仏、風流踊りのひとつとして2022年11月にユネスコ(国連教育科学文化機関)の無形文化遺産に登録されました <文化庁HP> https://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/170685 <上野原市HP> https://www.city.uenohara.yamanashi.jp/gyosei/kyoiku/bunkazai/mushouno/ <日本芸術文化振興会HP> https://www2.ntj.jac.go.jp/dglib/contents/learn/edc27/genre/furyu/nenbutsuodori/arts03.html |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ(半袖)(1)
Tシャツ(長袖)(1)
ソフトシェル(1)
サポートタイツ(1)
シューズ(1)
ザック(1)
キャップ(1)
ズボン
靴下
グローブ
雨具
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
このルート、正規のコースタイムは9時間。何だかんだで1時間ほど出遅れてしまい、内心焦りながらの出発になった上、のっけから急登に次ぐ急登でいきなり心を折りにくる展開(苦笑)
内心では、途中で時間切れ撤退も考えながら進みましたが、穏やかな天気にも助けられ、何とか回ってくることが出来ました。しかも二十六夜山の頂上以外に人影がなく、全くの一人旅だったので静かな山行でした。
相変わらずバタバタが続いていますが、何とか体力を維持してシーズンに備えたいと思います。
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