南牧の山城（笹の平城 城の腰砦 砥沢城 胡桃城裡山砦） 大日向御嶽

2023年03月11日(土) [日帰り]

• GPS: 16:00
• 距離: 4.9km
• 登り: 570m
• 下り: 564m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:53
• 休憩: 1:06
• 合計: 3:59

8:54 稲荷橋
9:03 9:05 狼煙岩
9:12 9:22 大日向御嶽
9:38 10:10 笹の平城
10:28 10:28 稲荷橋
10:44 10:44 中道院
10:53 11:04 城の腰砦
11:12 11:12 中道院
11:38 11:38 砥沢城最上部
12:00 12:00 胡桃城裡山砦最上部
12:10 12:21 鉄塔下
12:53 中道院

天候

晴れ　花粉の嵐

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

完全にバリです。

写真

3/11 8:54

稲荷橋たもとのここらへんから入山。直ぐ上は墓地でした。

3/11 8:56

落石防止フェンスの切れているところから入る。

3/11 8:57

ネットで覆われた狼煙岩の下を右から回り込む

3/11 8:58

「落石に注意」何の為のネット？

3/11 9:00

凄まじい急登。

3/11 9:01

尾根までネット張ってある

3/11 9:01

ここを登ってきました。

3/11 9:03

狼煙岩全体にネット張ってあります。

3/11 9:03

狼煙岩には石祠が3基

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狼煙岩からの展望は良い

3/11 9:04

石祠もネットで固定されている？

3/11 9:04

寛政なのでまずまず古い

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尾根の石祠に誘われて登る
石祠が2基見えます。

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なかなか出来の良い石祠です。

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その上の石祠

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更に上には石碑と上には不動尊の石碑

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不動尊の石碑の近くには次の読めない石碑

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尾根を見上げると、、、、、
遥か上に石碑が、、、
ひたすらネットに捉まって登ります。ネットの上は滑ります。

3/11 9:12

結構ヤバい場所に「大江大神」の石碑

3/11 9:12

そして直ぐ上の岩峰に祭祀物ありました。

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ここを登ってきました。
下に大江大神の石碑

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まずは摩利支天です。

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三面憤怒のお顔、恐っ。

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乗っているイノシシもなんか辛そう。

3/11 9:13

これは慶応年間ですね。

3/11 9:13

別の角度から

3/11 9:13

そして最上部には

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御嶽座王権現？でしょうか？
丸い輪には朱が塗られていたのでしょうか？

3/11 9:14

石祠には御嶽山とか武尊山とか彫られているのでやはり御嶽なのでしょうね。

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首無し像は誰？

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3/11 9:21

後から

3/11 9:22

さて、尾根を登ります。石垣が沢山あり、昔は山畑だったのでしょうね。

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振り返って岩峰

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石垣を適当に登ります。

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稜線が見えてきました。

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稜線に乗り上げます。

3/11 9:33

ピークに達し

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右下を下る

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鞍部を越すと

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広い平地にでます。
笹の平城に着きました。

3/11 9:39

石祠がある。

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壊れた灯籠も

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南側は急斜面

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かなり広いです。

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東へ進みます

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物見台でしょう

3/11 9:44

確かに谷が一望

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戻ります。
掘切がありました。

3/11 9:57

北側も急斜面

3/11 9:58

城山稲荷大明神と彫られています。

3/11 9:58

後から

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西側の展望も物見として果たしています。

3/11 10:00

西端から

3/11 10:00

下山します。

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西端を見上げます。

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踏み跡無いが安全なところを適当に下るる

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本郭を見上げます。

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結局、東の尾根に取付くが

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結構岩尾根。

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右のほうへトラバース気味に下る

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山畑跡に出ました。

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籔を下りられる場所選んで下る。

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籔、、、マダニがいないのが幸い

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キウイの棚の跡でしょうか？

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昔の道がありました。

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道も先は籔で埋まっています。

3/11 10:23

振り返っています。

3/11 10:23

左手に下りられそうだ！

3/11 10:24

ここで車道に出ました。

駐車した場所に戻ります。

3/11 10:44

ところ変わって砥沢の中道院です。
城の腰砦へと登ります。

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ここから上は墓地になります。

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墓地内のダンジョンを越えて尾根に

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砥沢が一望

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伐採直後の尾根を登り

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城の腰砦に着きました。

3/11 10:53

左へと堀が続く窪地のある本郭

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南へと下ると段々と曲輪

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段がハッキリしています。

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城の腰砦の端です。

3/11 10:58

引き返します。

3/11 11:03

北側にも曲輪があります。

3/11 11:04

下山します。

3/11 11:07

奥の尾根がこれから行く砥沢城

3/11 11:07

立岩がちょっとだけ

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露地だとなかなかスリリング

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中道院の御池

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中道院に戻りました。

3/11 11:18

砥沢集落を歩くと

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双体道祖神

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ここの民家の隙間を進む

3/11 11:20

この裏山に入ります。

3/11 11:21

最初は

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道らしいのはありますが

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祠があるからでした。

3/11 11:24

これから上は適当に登ります。

3/11 11:28

籔臭い尾根は

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砥沢城の東端見たいです。

3/11 11:33

ここに掘切1本

3/11 11:33

あまり城郭跡としてははっきりしません。

3/11 11:35

タダの尾根かな？

3/11 11:38

ここで砥沢城は終わりです。

3/11 11:38

右下には車道

3/11 11:43

尾根をどんどん進むと

3/11 11:44

左手に岩峰！

3/11 11:45

当然でかけます。

3/11 11:45

岩峰からは三ツ岩岳

3/11 11:45

谷も一望
物見に最適ですね。

3/11 11:45

あの断崖の上に胡桃城裡山砦本郭があります。

3/11 11:45

あの辺が胡桃城裡山砦本郭のようです。

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登ってきた尾根です。（砥沢城）

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尾根を登り掘切

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また左下に物見の場所？

3/11 11:50

これは石垣？

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更に登ると段があります。

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ここいらが本郭かな？

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更に登り左手に進む

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曲輪になっています。

3/11 11:58

左下は絶壁

3/11 11:58

尾根は段々の曲輪に

3/11 12:00

右下には下り道　虎口？

3/11 12:00

最上部に着きました。

3/11 12:01

右下に段になっています。

3/11 12:01

掘切があります。

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最西端に着きました。物見かな？

3/11 12:03

先に進みたいのですがかなりの急斜面

3/11 12:05

引き返して巻きますが、こちらもかなり危ない。

3/11 12:07

ここは城郭ではないようです。

3/11 12:07

右下に送電線の鉄塔あり

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この先は恐らくスーパー林道、鉄塔管理道がやってきました。

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鉄塔下で休息

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股の間の立岩

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いつもの構図

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大屋山

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さて引き返します。

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西端の物見岩。登っちゃいます。

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登れたぞ。

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帰りは段の下を進む

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左下へと虎口を下る

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適当に下ると

3/11 12:30

本郭の南側に石垣があり曲輪になっています。

3/11 12:30

ここから南へは下れるのでしょうか？

3/11 12:30

石垣はいつの時代か？

3/11 12:31

尾根に戻りますが、これも石垣？

3/11 12:32

北側も曲輪。

3/11 12:33

曲輪、ハッキリしています。

3/11 12:34

左右に縦堀。。。

3/11 12:36

トラバースして下ります。

3/11 12:38

稜線に戻り

3/11 12:41

左下の車道に下ります。

3/11 12:42

車道に下りました。

3/11 12:44

車道を下ると

3/11 12:47

なんと左下にフクジュソウの群生

3/11 12:47

凄い数です。

3/11 12:47

桃の花と鳥居

3/11 12:48

見てってください！　語りかけています。

3/11 12:50

砥沢集落

3/11 12:53

中道院に戻りました。

3/11 12:59

ついでに砥沢の砕石場跡。。。

3/11 12:59

本山の滝　その1

3/11 13:00

本山の滝　その2

3/11 13:02

凄いルンゼ
登ったヤツはいないでしょうね。

3/11 13:02

砥石をとった跡

3/11 13:03

砥石かな？

3/11 14:08

ヘリポートへの道から笹の平場を臨む

3/11 14:08

狼煙岩（右下）と笹の平城

3/11 14:08

御嶽の岩峰

3/11 14:10

稲荷橋の西から見る狼煙岩
これ見て登るのがお勧め

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

LUMIX DC-LX100M2 パナソニック

感想

yamadanuki

・前回の小沢城趾が楽しかったので、、、今回は山城を攻めてみました。4つも。。。
・以前から気になっていた大日向の狼煙岩、どうやら笹の平城と関連があるらしいので、つるべて出かける。
・大日向の御嶽も松尾氏の本に書いてあるので、辿ってみた。凄い急登でネットも滑りなかなかスリリングな登りでした。周囲は昔山畑跡だったようで、簡単に行けるルートもあると思う（が消えてしまっている事でしょう）でも直登ルートはお勧めしません。（かなり危ないし落ちたらネット上をころころ転がって、、、なので）
・大日向の御嶽の岩峰、摩利支天が乗っているイノシシが辛そうなのが印象的。
・笹の平城は静かで広くて、、、城郭の構造が良く残っていたと。下りの斜面は完全にバリ、適当に下れば山畑跡にたどり着くが、結構大変でした。マダニがいないのが救い。
・城の腰砦はお寺の裏山なので辿るのは容易なのですが、墓地を通るのがちょっと引けます。展望も良く城郭跡も良く残っている。
・砥沢城はタダの尾根かな？と云うレベルですが胡桃城裡山砦は物見の岩とか鉄塔とかあり、また城郭の構造もしっかり残り楽しめました。でも最上部の細長い場所、建物が建つほどのものではなく意味あるの？　と云う感じです。
・胡桃城裡山砦から上部はあと少しでスーパー林道に達するのでした。行って見たら良かったと後悔しました。ということは胡桃城裡山砦はスーパー林道からのアクセスが楽なのでしょうね。また素直に下から登らず、北側の車道経由で辿るのも楽でしょう。
・登山にもいろいろな形態があります。純粋なピークハント、お花、祭祀物、山城、岩と沢登り、トレラン等、、、今回は山城巡りとして山を楽しみました。

コメント

godohan

yamadanukiさん　こんばんは。

またまた興味深い所へ行かれましたね。富士浅間神社は踏んだことはありますが、まさかこんな所に御嶽があるとは。しかも素晴らしい摩利支天像ではないですか。とても綺麗なので新しいものかと思ったら、ギリ江戸ではないですか。衣冠束帯の神像が2体もあるのも驚き。白川大神の可能性も無きにしもあらずですが、おそらくどちらも御嶽座王権現像ですかねぇ。
相当危険な城跡巡りもおつかれさまでした。まさに秘密の花園を見つけられましたね！　　godohan

yamadanuki

godohanさん
コメントありがとうございます。摩利支天は素晴らしく奇麗で野晒しが勿体ないくらいでした。私としてはイノシシが苦しそうなのが印象的でした。周囲には山畑跡の石垣があるので昔は簡単に行けたのでしょうね。
山城も道が消えてしまえば難攻不落の場所になってしまいます。イヤー､西上州は奥深いです。