記録ID: 5266549
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
日程 | 2023年03月12日(日) [日帰り] |
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メンバー | |
天候 | 晴れ |
アクセス |
利用交通機関
水ヶ塚公園駐車場(規制時以外:無料/400台/トイレ有)
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 8時間32分
- 休憩
- 1時間25分
- 合計
- 9時間57分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 下記はあくまでも本日(3/12)現在の状況です。 今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。 ■水ヶ塚公園↔山体観測装置 スタート直後から雪が出てきます。朝は締まっていましたが、下山時の昼はグズグズに融けていました。林の中はよく踏まれた歩きやすい道が続きますが、ところどころ脇に踏み抜きがあります。 ■山体観測装置↔剣ヶ峰 宝永火口の淵は雪が少なく、一部で砂利を踏みます。 3日前に降雪があったようですが昨日も今日も暖かく、緩んでいました。朝の登りではときどきズボり(それほど大変ではなかった)、下りでは適度な沈み込みがいいクッションで、快適に降りられました。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年03月の天気図 |
写真
感想/記録
by yoisa
百高山2巡目「富士山」
【回想】
「とにかく富士山は混む(=数珠つなぎでまともに歩けない)」という先入観から遠ざけていたが、2018年夏に八ヶ岳で出会ったソロ男性から「(自己責任にて)閉山期が狙い目」と教えていただき、この年の9月に吉田口から登る。
樹や花がほとんどなく、赤黒い溶岩が山肌を埋める山容は他のどの山でも見ることのない、独特な景色だった。
前回が「9月に吉田口から」だったので、2巡目は別のルートで、できれば冬季に登りたいと考えていました。ただし冬の富士山は「テカテカのアイスバーン」と「ものすごい暴風」が危険だと認識していました。この土日は4月並みの暖かさ、そして日曜日は無風に近いくらい穏やかな予報、決行を決めました。
水ヶ塚公園駐車場を4時にヘッデンスタート。「須山口歩道」を進むとすぐに雪が現れました。途切れ途切れだった雪が繋がるようになったあたりでチェーンスパイクを装着。登山道はよく踏まれて歩きやすいです。
2時間ほど進むと突然林を抜け、広い景色が目の前に現れました。これから登って行く富士山の6合目から7合目あたり、そして東側には宝永山。間もなく宝永山の脇から朝陽が昇ってきました。
宝永火口沿いにある程度登って、雪面をトラバースします。これがテカテカのアイスバーンだったら怖いと思いますが、今日は程よく緩んでピッケル、アイゼンがよく効きました。
八合目を越えたあたりで下って来られたソロ男性さんとスライドしました。昨日から宝永山荘でテント泊とのこと。他にスライドした人はいないので、山頂も私ひとりだろうとのことでした。
九合目、九合五勺と進みますが、次第に息が上がってきます。高度による酸素不足なのか、10歩歩いては息を整えるといった状態。しかも「ハーハー」と激しく呼吸をしても落ち着きません。5年前にはこんなこと(酸素が薄い)は感じることなく、平気で登ったのに・・・年齢からくる衰えでしょうか。
九合五勺にザックをデポして、剣ヶ峰と浅間大社奥宮を回ってくることにします。剣ヶ峰はやはり他に誰もおらず、一人の登頂でした。富士山頂浅間大社奥宮で静かに手を合わせ、九合五尺に戻ってランチにしました。
「冬季」というには恵まれすぎなくらいの条件でしたが、それでも頂までの道のりはやさしくなく、自分の力や判断が試されました。林の中で追い越した方が一人とスライドした方が一人、それ以降は八合目の上でスライドしたお一人のみ。終始静かな山行でした。
【回想】
「とにかく富士山は混む(=数珠つなぎでまともに歩けない)」という先入観から遠ざけていたが、2018年夏に八ヶ岳で出会ったソロ男性から「(自己責任にて)閉山期が狙い目」と教えていただき、この年の9月に吉田口から登る。
樹や花がほとんどなく、赤黒い溶岩が山肌を埋める山容は他のどの山でも見ることのない、独特な景色だった。
前回が「9月に吉田口から」だったので、2巡目は別のルートで、できれば冬季に登りたいと考えていました。ただし冬の富士山は「テカテカのアイスバーン」と「ものすごい暴風」が危険だと認識していました。この土日は4月並みの暖かさ、そして日曜日は無風に近いくらい穏やかな予報、決行を決めました。
水ヶ塚公園駐車場を4時にヘッデンスタート。「須山口歩道」を進むとすぐに雪が現れました。途切れ途切れだった雪が繋がるようになったあたりでチェーンスパイクを装着。登山道はよく踏まれて歩きやすいです。
2時間ほど進むと突然林を抜け、広い景色が目の前に現れました。これから登って行く富士山の6合目から7合目あたり、そして東側には宝永山。間もなく宝永山の脇から朝陽が昇ってきました。
宝永火口沿いにある程度登って、雪面をトラバースします。これがテカテカのアイスバーンだったら怖いと思いますが、今日は程よく緩んでピッケル、アイゼンがよく効きました。
八合目を越えたあたりで下って来られたソロ男性さんとスライドしました。昨日から宝永山荘でテント泊とのこと。他にスライドした人はいないので、山頂も私ひとりだろうとのことでした。
九合目、九合五勺と進みますが、次第に息が上がってきます。高度による酸素不足なのか、10歩歩いては息を整えるといった状態。しかも「ハーハー」と激しく呼吸をしても落ち着きません。5年前にはこんなこと(酸素が薄い)は感じることなく、平気で登ったのに・・・年齢からくる衰えでしょうか。
九合五勺にザックをデポして、剣ヶ峰と浅間大社奥宮を回ってくることにします。剣ヶ峰はやはり他に誰もおらず、一人の登頂でした。富士山頂浅間大社奥宮で静かに手を合わせ、九合五尺に戻ってランチにしました。
「冬季」というには恵まれすぎなくらいの条件でしたが、それでも頂までの道のりはやさしくなく、自分の力や判断が試されました。林の中で追い越した方が一人とスライドした方が一人、それ以降は八合目の上でスライドしたお一人のみ。終始静かな山行でした。
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