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Yamareco

記録ID: 5266549
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(水ヶ塚から)◆静かな白い富士に登る◆

2023年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:57
距離
16.9km
登り
2,342m
下り
2,339m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:32
休憩
1:25
合計
9:57
3:59
28
4:27
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44
5:11
5:12
19
5:31
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21
5:52
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5
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10
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8:01
41
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13:26
30
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水ヶ塚公園駐車場(規制時以外:無料/400台/トイレ有)
コース状況/
危険箇所等
下記はあくまでも本日(3/12)現在の状況です。
今後降雪や気候の変化があると状況は一変すると思われます。ご自身で最新の情報を入手してください。

■水ヶ塚公園↔山体観測装置
スタート直後から雪が出てきます。朝は締まっていましたが、下山時の昼はグズグズに融けていました。林の中はよく踏まれた歩きやすい道が続きますが、ところどころ脇に踏み抜きがあります。

■山体観測装置↔剣ヶ峰
宝永火口の淵は雪が少なく、一部で砂利を踏みます。
3日前に降雪があったようですが昨日も今日も暖かく、緩んでいました。朝の登りではときどきズボり(それほど大変ではなかった)、下りでは適度な沈み込みがいいクッションで、快適に降りられました。
予約できる山小屋
八合目池田館
スタート直後から雪が出てきます。
2023年03月12日 04:37撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 4:37
スタート直後から雪が出てきます。
途切れなく雪が繋がってきたので、チェーンスパイクを履きました。
2023年03月12日 05:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 5:08
途切れなく雪が繋がってきたので、チェーンスパイクを履きました。
林の中は歩きやすい道がずっと繋がっています(ときどき脇で踏み抜きあり)。
2023年03月12日 05:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 5:45
林の中は歩きやすい道がずっと繋がっています(ときどき脇で踏み抜きあり)。
林を抜けると、富士が迎えてくれます。
2023年03月12日 05:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 5:51
林を抜けると、富士が迎えてくれます。
そして振り返ると一面の雲海。
2023年03月12日 05:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 5:57
そして振り返ると一面の雲海。
こちらは宝永山。
2023年03月12日 06:01撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:01
こちらは宝永山。
火口の淵を進みます。
2023年03月12日 06:02撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:02
火口の淵を進みます。
宝永山の脇から朝陽が昇ってきました。
2023年03月12日 06:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:15
宝永山の脇から朝陽が昇ってきました。
富士山も色付きます。
2023年03月12日 06:17撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:17
富士山も色付きます。
一部は雪が薄く、砂利を歩きます。
2023年03月12日 06:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:22
一部は雪が薄く、砂利を歩きます。
陽がさらに高く。
2023年03月12日 06:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:27
陽がさらに高く。
火口にも陽が差してきました。
2023年03月12日 06:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 6:27
火口にも陽が差してきました。
このあたりがガチガチに凍ると怖そうですが、今日は程よく緩んでいました。
2023年03月12日 07:28撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 7:28
このあたりがガチガチに凍ると怖そうですが、今日は程よく緩んでいました。
新七合目御来光山荘・・・ではなく、八合避難小屋だとフジサクヤさんから教えていただきました。ありがとうございました(^^)
2023年03月12日 08:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 8:49
新七合目御来光山荘・・・ではなく、八合避難小屋だとフジサクヤさんから教えていただきました。ありがとうございました(^^)
その上の鳥居
2023年03月12日 08:55撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 8:55
その上の鳥居
このあたりはロープで仕切られて夏道が追える感じです。この先でお一方(宝永山荘でテント泊されたとのこと)とスライドしました。
2023年03月12日 09:06撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:06
このあたりはロープで仕切られて夏道が追える感じです。この先でお一方(宝永山荘でテント泊されたとのこと)とスライドしました。
先行のトレース使わせていただきます。ありがとうございます。
2023年03月12日 09:09撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:09
先行のトレース使わせていただきます。ありがとうございます。
八合目・・・でなく、8.5合目。
2023年03月12日 09:14撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:14
八合目・・・でなく、8.5合目。
八合目池田館・・・でなく、こちらが九合目万年雪山荘かな。
2023年03月12日 09:22撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:22
八合目池田館・・・でなく、こちらが九合目万年雪山荘かな。
ここはすごいです、雪に埋まった屋根を越えていきます。
2023年03月12日 09:27撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 9:27
ここはすごいです、雪に埋まった屋根を越えていきます。
剣ヶ峰へ向かって。見覚えのある気象観測所が見えてきた!
2023年03月12日 10:08撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:08
剣ヶ峰へ向かって。見覚えのある気象観測所が見えてきた!
ここは直登できそうだったのでショートカット。
2023年03月12日 10:15撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:15
ここは直登できそうだったのでショートカット。
あとひと息(でも、何度も休んで息を入れます)。
2023年03月12日 10:26撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:26
あとひと息(でも、何度も休んで息を入れます)。
5年ぶりの登頂。
2023年03月12日 10:33撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:33
5年ぶりの登頂。
自撮りも。
2023年03月12日 10:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:34
自撮りも。
お鉢の雪はこんな感じ。
2023年03月12日 10:34撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:34
お鉢の雪はこんな感じ。
相変わらずの雲海で山座の眺望はありません。
2023年03月12日 10:38撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:38
相変わらずの雲海で山座の眺望はありません。
富士山頂上浅間大社奥宮。甲斐駒もそうですが、「奥宮」ってありがたみを感じます。
2023年03月12日 10:45撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:45
富士山頂上浅間大社奥宮。甲斐駒もそうですが、「奥宮」ってありがたみを感じます。
お腹すいた〜!ザックをデポした九合五勺まで下りなければ食料がない。
2023年03月12日 10:47撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:47
お腹すいた〜!ザックをデポした九合五勺まで下りなければ食料がない。
このあたりは雪と岩のミックス。アイゼンでは歩きにくかったです。
2023年03月12日 10:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:49
このあたりは雪と岩のミックス。アイゼンでは歩きにくかったです。
一方、こうなると天国。適度に緩んだ雪がいいクッションで、グングン降りていかれます。
2023年03月12日 10:51撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:51
一方、こうなると天国。適度に緩んだ雪がいいクッションで、グングン降りていかれます。
九合五尺のベンチをお借りしてランチタイム(暖かく、風もほとんど無風でした)。
2023年03月12日 10:57撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 10:57
九合五尺のベンチをお借りしてランチタイム(暖かく、風もほとんど無風でした)。
元祖七合目から宝永火口の淵へ。往きは最近歩かれた方のログをある程度追いましたが、帰路は最短で行きます。ログが一直線(笑)
2023年03月12日 11:49撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 11:49
元祖七合目から宝永火口の淵へ。往きは最近歩かれた方のログをある程度追いましたが、帰路は最短で行きます。ログが一直線(笑)
降りてきた山を振り返って。
2023年03月12日 12:18撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:18
降りてきた山を振り返って。
そして林に入る前にもう一度振り返ります。登らせてくれて、ありがとう。
2023年03月12日 12:43撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 12:43
そして林に入る前にもう一度振り返ります。登らせてくれて、ありがとう。
水ヶ塚公園駐車場は台数も多く、トイレも使えて便利です。
2023年03月12日 14:05撮影 by  TG-6 , OLYMPUS CORPORATION
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3/12 14:05
水ヶ塚公園駐車場は台数も多く、トイレも使えて便利です。

感想

百高山2巡目「富士山」

【回想】
「とにかく富士山は混む(=数珠つなぎでまともに歩けない)」という先入観から遠ざけていたが、2018年夏に八ヶ岳で出会ったソロ男性から「(自己責任にて)閉山期が狙い目」と教えていただき、この年の9月に吉田口から登る。
樹や花がほとんどなく、赤黒い溶岩が山肌を埋める山容は他のどの山でも見ることのない、独特な景色だった。


前回が「9月に吉田口から」だったので、2巡目は別のルートで、できれば冬季に登りたいと考えていました。ただし冬の富士山は「テカテカのアイスバーン」と「ものすごい暴風」が危険だと認識していました。この土日は4月並みの暖かさ、そして日曜日は無風に近いくらい穏やかな予報、決行を決めました。
水ヶ塚公園駐車場を4時にヘッデンスタート。「須山口歩道」を進むとすぐに雪が現れました。途切れ途切れだった雪が繋がるようになったあたりでチェーンスパイクを装着。登山道はよく踏まれて歩きやすいです。
2時間ほど進むと突然林を抜け、広い景色が目の前に現れました。これから登って行く富士山の6合目から7合目あたり、そして東側には宝永山。間もなく宝永山の脇から朝陽が昇ってきました。
宝永火口沿いにある程度登って、雪面をトラバースします。これがテカテカのアイスバーンだったら怖いと思いますが、今日は程よく緩んでピッケル、アイゼンがよく効きました。
八合目を越えたあたりで下って来られたソロ男性さんとスライドしました。昨日から宝永山荘でテント泊とのこと。他にスライドした人はいないので、山頂も私ひとりだろうとのことでした。
九合目、九合五勺と進みますが、次第に息が上がってきます。高度による酸素不足なのか、10歩歩いては息を整えるといった状態。しかも「ハーハー」と激しく呼吸をしても落ち着きません。5年前にはこんなこと(酸素が薄い)は感じることなく、平気で登ったのに・・・年齢からくる衰えでしょうか。
九合五勺にザックをデポして、剣ヶ峰と浅間大社奥宮を回ってくることにします。剣ヶ峰はやはり他に誰もおらず、一人の登頂でした。富士山頂浅間大社奥宮で静かに手を合わせ、九合五尺に戻ってランチにしました。

「冬季」というには恵まれすぎなくらいの条件でしたが、それでも頂までの道のりはやさしくなく、自分の力や判断が試されました。林の中で追い越した方が一人とスライドした方が一人、それ以降は八合目の上でスライドしたお一人のみ。終始静かな山行でした。

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