黄門様の旅★水戸街道2（亀有→天王台）

2014年10月11日(土) [日帰り]

• GPS: 08:02
• 距離: 28.7km
• 登り: 25m
• 下り: 20m

コースタイム

　
09：20　亀有（前回終了地点）
↓
09：40　新宿・一里塚跡
↓
11：15　松戸宿・松戸神社
↓
12：35　馬橋
↓
13：40　小金宿・道標
↓
14：00　根木内城址（見学）
↓
15：00　柏・柏神社
↓
16：35　我孫子宿
↓
17：20　天王台
　

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

　　
★スタート地点
JR常磐線 亀有駅徒歩10分

★ゴール地点
JR常磐線 天王台駅徒歩8分
　

コース状況／危険箇所等

　
水戸街道は日本橋から水戸城下を結ぶ街道で
明治以降は岩城街道とまとめて陸前浜街道として扱われています。

水戸藩は参勤交代を行われず藩主は江戸に滞在が常でした。
このため水戸と江戸を行き来する役人が多く街道は立派に整備され
五街道に準ずる脇街道の扱いとなっていました。

今回は2回目。亀有から天王台までの区間です。
全体的に市街地ですが徐々に郊外の雰囲気になっていきます。

【前回】黄門様の旅★水戸街道1（日本橋→亀有）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-203677.html

★トイレ、飲食店など

コンビニや公園が数多くあるので
特に問題はないでしょう。
　　

写真

10/11 9:21

2年前のゴール地点。環七の交差点よりスタート。

10/11 9:30

中川を渡ります。

10/11 9:33

中川橋の名物だった大きなタブの木。近年伐採されたようでモニュメントとして切り株が残っていました。

10/11 9:34

この交差点を右へ。

10/11 9:35

宿場町新宿の風情。

10/11 9:38

宿場の真ん中でL字になっています。

10/11 9:45

ここが成田街道（佐倉道）との追分。水戸街道は左斜めの狭い路地に進みます（説によってはこの先の信号で左折というものもあります）ここにはかつて立派な道標があったのですが現在は”葛飾区郷土と天文の博物館”に移設保存されています。

10/11 9:46

追分の手前にあった金阿弥橋。欄干に古さを感じます。

10/11 9:48

狭い路地の区間はここで終わり車道に出ます。道なりに進みます。

10/11 9:54

旧道入口。ここを右斜め方向へ。大きな松の木の下には周辺から集められた石仏が安置されています。

10/11 9:55

帝釈道への道標。ここから帝釈天まではすぐ近く。江戸から日帰りで行けるので江戸庶民の人気スポットでした。

10/11 9:58

JR貨物線の浜街道踏切を渡ります。

10/11 10:10

懐かしい雰囲気が残る旧道。

10/11 10:13

この先で国道6号と合流します。

10/11 10:17

金町付近。

10/11 10:23

旧道入口。斜め右方向へ。

10/11 10:31

やがて江戸川の土手へ。

10/11 10:34

土手の上を進みます。かつての道筋は河川敷に吸収されてしまっています。

10/11 10:45

葛飾橋が見えます。江戸川は江戸防衛の観点から橋が設けられず舟で渡っていました。ただし将軍が鷹狩りなどで渡る際は仮の舟橋が設置されたようです。

10/11 10:48

葛飾橋の先にある新宿側の舟渡し付近。ここには関所があったのですが河川敷の中に埋まってしまっているようです。

10/11 10:55

葛飾橋を渡って堤防で左折します。

10/11 11:02

松戸側の渡し場跡付近。堤防を階段で右側におります。

10/11 11:03

松戸側から新宿側を見ます。この鬱蒼とした場所が渡し場跡。

10/11 11:04

松戸宿の入口。50mほど進み突き当りを左折します。このあたりは鮮魚をあつかう魚市場で賑わっていたそうです。

10/11 11:14

松戸宿。交通量が多いです。

10/11 11:18

松戸神社では七五三で賑わっていました。

10/11 11:20

坂川は江戸時代に開削された人工河川で古くは江戸川の水が逆流して被害が多かったことから逆川とも呼ばれていたようです。

10/11 11:24

秋祭りの準備で忙しそうでした。昼飯は街道沿いのお店で”あなご飯”をいただきました。

10/11 12:07

跨線橋で常磐線を渡ります。

10/11 12:09

渡った先の道筋はこんな感じ。

10/11 12:20

国道6号線と合流。

10/11 12:36

馬橋宿（間の宿）の入口。横断歩道を渡った先で左斜め方向へ。

10/11 12:37

馬橋。かつての橋は大雨になる度に流されていたのですが、とある坊さんが馬の鞍の形をした橋を架けたところ流されることがなくなったとのことです。

10/11 12:39

旧道を進みます。斜め左方向へ。

10/11 12:42

馬橋の中心部。

10/11 12:46

寺の前で右に大きくカーブしています。この先で国道6号と合流します。

10/11 13:02

旧道分岐ポイント。右方向へ。

10/11 13:04

武蔵野線の高架をくぐります。

10/11 13:11

醤油のつぼが大量に。この付近は若干のアップダウンがあります。

10/11 13:16

旧道風情。案内板にはこの付近300mが往時の雰囲気がよく残っていると書かれていました。

10/11 13:26

小金宿。旅籠「玉屋」跡。

10/11 13:36

小金宿は松戸宿の半分の規模でしたが水戸藩にとっては専用の本陣や旅籠があったりと非常に重要な宿場として機能していたようです。

10/11 13:43

イオンの手前で右に折れます。

10/11 13:44

水戸道中と書かれた立派な道標。隣には水戸海道と書かれたものもあります。

10/11 13:53

小金宿を抜けます。

10/11 14:00

根木内城跡は街道沿いにあります。すでに江戸時代には城としての役目は終わっていたようですが掘割や土橋の遺構が素晴らしかったです。

10/11 14:22

しばらく一本道が続きます。この付近はかつては松並木が続いていたそうです。

10/11 14:36

日光東街道との追分。柏集落の木戸がありました。この木戸は凹型になっていて簡易的な関所の役目や馬の放馬防止の役目もあったようです。

10/11 14:39

この辺り一帯は小金牧あるいは上野牧と呼ばれた江戸幕府軍馬放牧場があった場所で土手などに名残を感じることが出来ます。

10/11 15:09

柏。横に柏神社があります。

10/11 15:28

今でこそ柏は大きな町ですが江戸時代は一集落に過ぎなかったとのことです。現代の発展は広大な放牧場から開墾を経て鉄道が開通して大きくなっていったようです。

10/11 15:30

旧道入口。右へ。

10/11 15:33

常磐線を跨線橋で越します。

10/11 15:35

線路沿いに進みます。

10/11 15:44

真正面に橋が見えます。左側に進んで橋を右方向へと渡ります。

10/11 15:45

左斜めの方向に旧道が見えますが国道があるので渡ることが出来ません。この先の信号で迂回します。

10/11 15:48

ここを右に曲がって旧道復活。左には線路方向に50mほど旧道が残っています。

10/11 15:54

北柏駅付近はアップダウンがあります。かつての難所である根戸の大坂です。

10/11 16:22

跨線橋で常磐線を越します。

10/11 16:30

我孫子宿。

10/11 16:36

左方向へ。道なりです。

10/11 16:40

本陣跡。この手前には道標があります。

10/11 16:44

驚くことに茅葺の家がありました。宿場の問屋兼名主であり脇本陣跡でもあります。

10/11 16:48

この手前のカーブ付近には料理屋が立ち並び昔の宿場の雰囲気を感じることができます。

10/11 16:50

水戸街道は左へ。真っ直ぐは成田道です。

10/11 16:51

右、成田道と書かれた道標が立っています。

10/11 16:57

成田線の踏切を渡ります。

10/11 17:04

常磐線の車庫が左手に見えてきました。もう少し先で左斜め方向に旧道が伸びていたようですが消滅してしまっています。地下道で迂回します。

10/11 17:07

迂回中・ここを左へ。信号を渡ってから左に曲がったほうが良いでしょう。

10/11 17:10

迂回中・信号を渡らずに進んでいくとこの先に見える道路を跨ぐ橋まで迂回して道路を横断せねばなりません。

10/11 17:14

ここを左。

10/11 17:15

土道を進んでいくと常磐線の線路が見えてきます。この付近から旧道が復活します。

10/11 17:16

緩いカーブを描く旧道。

10/11 17:22

天王台駅付近。駅へは徒歩8分ほどの場所にあります。今回のゴールです。

撮影機器：

EOS M CANON

装備

個人装備

ザック(1) 手ぬぐい(3) 日焼け止め(1) 帽子(1) サングラス(1) 行動食(2) ペットボトル（500ml）(1) カメラ(1) iPhone（充電器含む）(1) 折り畳み傘(1) ザックカバー(1)

感想

yaonyaosuke2

　
2回目となる水戸街道歩き。
なんと2年も間が空いてしまいました。

都内を出ると千葉県に入りますが
相変わらず車の交通量が多く大変でした。
ただこれからはどんどん郊外に向かっていくので
この先の風情が楽しみでなりません。

次回は牛久までを予定しています。
　
なお、
今回の街道歩きの記録は
以下のブログでもまとめてみました。
http://borabora.seesaa.net/article/428644679.html