秩父市 遠い花園 大ドッケのフクジュソウ自生地

2023年03月22日(水) [日帰り]

• GPS: 05:32
• 距離: 9.3km
• 登り: 1,111m
• 下り: 1,108m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:28
• 休憩: 0:04
• 合計: 5:32

8:39 天目山林道入口
8:51 8:51 地蔵峠
9:22 9:22 細久保集落跡
12:45 12:45 独標1315m
12:50 12:50 大ドッケ
13:40 13:42 新秩父線61号鉄塔
13:53 13:55 地蔵峠
14:07 14:07 天目山林道入口
14:11 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

一般トレイルではありません。
特に沢ルートはルートファインディングスキルが必要。

写真

3/23 2:44

浦山大日堂バス停からスタート

3/23 2:44

浦山川に架かる橋を渡って、すぐに右の山路に入る。
左の細久保谷の沢沿いの林道（天目山林道）ではないので要注意！

3/24 14:25

山路にはいくつもの作業道が交差しているので左へ左へと進む。

3/23 2:45

3/24 14:23

やがて細久保集落の廃屋の横を通る。

3/23 2:45

谷側の視界が開けてくる。

3/23 2:46

獣ネット帯が現れたら、右へ進む。

3/23 2:49

ザレた斜面になり、獣ネットを避けたり、くぐったりする。
ネットのトラップが何ヶ所もあり、事前に情報が無ければ迷うセクションでしょう。

3/23 2:49

小沢のトラバースではハナネコノメが咲いていた。

3/23 3:14

マルバコンロンソウも。

3/23 3:14

やがて、小滝のかかる沢（右俣）に出ますが、ルートは左俣なので、この沢をトラバースして左俣に入る。

3/23 3:16

左俣は荒れた広い沢。

3/23 2:49

ここにもハナネコノメが咲いていた。

3/23 3:16

倒木のゲートをくぐって、いよいよ源頭へ。

3/23 3:16

沢歩きと思えば、なんて事のない源頭歩きですが、花園へのアプローチと思うと、やたらと長く感じた。💦

3/24 10:34

きた〜！　やっと花園に着いた〜💦

3/24 10:33

フクジュソウの自生地

3/24 10:35

It's a huge nature garden!

3/24 10:38

葉がだいぶ出ています。

3/24 10:39

1株にいくつもの花をつけるから見事なブーケになっていますね。

3/24 10:39

傾斜面がそのまま自然の花壇になっています。

3/24 10:39

3/24 10:39

3/23 3:17

花後はこんな面白い姿に・・・

3/24 10:48

撮影に没頭するキャメラマン

3/24 11:28

ブナの大木が素敵！

3/24 11:28

稜線に登り上げると、そこはブナ広場のような気持ちの良い場所だった。

3/24 11:29

三角点のある独標、大ドッケと縦走して自然林の尾根ルートを下降。

3/24 11:29

アセビの群落が現れるあたりから植林帯となる。

3/24 11:29

展望のある鉄塔の下にはアセビの花が満開。

3/24 11:29

標高を下げて地蔵峠に着く。　下の集落が見える。　
ひと下りで、往路のルートと合流。

感想

Sue-chan

里では例年より早い桜の開花となり、フクジュソウにはもう遅い感があったが、運動不足解消のハイキングとしてチョイス。
沢ルートと尾根ルートがあるようだが、どちらも標高差1000mの遠い花園である。
特に沢ルートにはネットのトラップがたくさんあるので、体力+読図能力も必要。

案の定、フクジュソウの花園は、だいぶ葉が伸びて、イエローの絨毯ではなくグリーンの絨毯となっていたが、それはそれで見事な花園だった。
花は満開で、ぎりぎり華やかな花園を見ることができた。 I came in the nick of time while flowers bloomed!

人の手が加わることなく、自然界に自生するフクジュソウの群落は、その存在だけで魅力的である。
それが、まるで天然の花壇のような造形なのだから、なおさら驚きである。

そんな魅力的な存在を一目見たいと思うのが人間の性であるが、
同時に、その貴重な存在を守っていく策を講じられるのも人間にしかできない英知なのではないだろうか。
この花園が人間や獣に荒らされることなく末永く存在していてくれることを切に願う。

写真の詳細とコースガイドはこちら →　https://hikingbird.exblog.jp/32975434/