記録ID: 5298782
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
日程 | 2023年03月19日(日) ~ 2023年03月21日(火) |
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メンバー | |
天候 | 全日晴天 |
アクセス |
利用交通機関
車・バイク
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|




地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
コースタイム [注]
面倒なのでコースタイムはカット。
コース状況/ 危険箇所等 | 白馬鑓北稜はロープ必携です。懸垂は50m1本で足ります。 登攀時の支点は灌木とスノーバー。ハーケンの類は不要。 杓子尾根は雪が安定していればロープ不要。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年03月の天気図 |
写真
感想/記録
by yamakurumi
美しいモルゲンを見ることができ自慢したくなったので、珍しく2週連続で記録をあげてみます。
白馬鑓北稜は白馬主稜よりははるかにマイナーですが、そこそこ記録があるので、私の記録に情報としての価値は無いです。
3/20を計画休にして4連休にしていた週末。山に行くつもりで休みを取っていたが、どうもやる気が出ない。。しかし晴天続きなのに家でゴロゴロするのも気が咎めるので、重い腰を上げて山に行くことにした。
行先を考えるほどのやる気も無かったので、昔K氏と行って敗退した白馬鑓北稜でいいかとなった。
初日、家を出るのが遅く、歩き始めたのは14時過ぎ。
猿倉荘までの2時間の林道歩きで更に時間を吸われたので、猿倉台地で幕営かなと思ったが、何とか目標の小日向のコルまで到達できた。小日向山までのスキーのトレースがありがたかった。
下界は雨だった前日、山ではまとまった積雪があったようで、山並みが白く美しかった。
林道歩きの最中、白馬主稜を敗退したPとすれ違った。新雪の影響で表層雪崩に巻き込まれたとのこと。恐ろしい。
二日目、テント内で準備をしていると、単独の男性が二人横を通過。
早すぎる…。泊まりの重装備で来ている自分が悲しくなる。ただ真似は出来ないな。
樺平手前の小ピークでモルゲンを見たかったが、間に合わず。それでも十分美しかった。
白馬鑓北稜に向けて双子尾根を外れると、まさかのトレースが。こんなところに来る人なんて限られるので、知り合いのお二人の可能性がよぎったが、いやいやお二人は今週末は荒沢尾根のはず、と思い直す。しかし杓子沢を横断しようとするところで二人Pが北稜に取り付いているのが見え、ウェアの色を見てやはり知り合いのお二人と確信。雲龍瀑、谷川岳に続き、今冬3回目の偶然の遭遇。そんなことあるのか…。実力が無い癖に人が居ない山が好きなので白馬鑓南稜に変えようかと少し悩んだが、予定通り北稜に取り付くことにした。
結果、核心部でロープを使わせていただくなどなんだかんだとてもお世話になってしまった。ありがとうございました。お二人は樺平ベースの日帰り登攀だったので急いでいたが、自分は全装でのんびり行程だったので、最後までリッジを辿ることができて良かった。
テントを張るときにアクシデント発生。ポールを谷に落としてしまった。クライムダウンすると、谷底に滑り落ちる前のところで引っかかっていて胸を撫で下ろした。
しかし翌朝の撤収時にも谷に落としてしまった(いつの間にか本体から抜け落ちてた)。今まで何十泊もテント泊をしてきて、ポールを落としたことなんて無かったが、一度の山行で二度も落とすとは…。
実は前回K氏と来た時も、K氏が設営中にポールを落として懸垂で回収したことがある。白馬鑓北稜にはポールを落とす呪いでもかかってるのかなと阿呆なことを考えた。
三日目、白馬鑓山頂で見た朝焼けが美しすぎた。
北稜完登のご褒美として贅沢過ぎる景色だった。
下山は双子尾根でも杓子尾根でもどっちでも良かったが、歩いたことが無い杓子尾根を選択。ぽかぽか陽気で、行動食の不知火(柑橘類)がとても美味しかった。
白馬鑓北稜は白馬主稜よりははるかにマイナーですが、そこそこ記録があるので、私の記録に情報としての価値は無いです。
3/20を計画休にして4連休にしていた週末。山に行くつもりで休みを取っていたが、どうもやる気が出ない。。しかし晴天続きなのに家でゴロゴロするのも気が咎めるので、重い腰を上げて山に行くことにした。
行先を考えるほどのやる気も無かったので、昔K氏と行って敗退した白馬鑓北稜でいいかとなった。
初日、家を出るのが遅く、歩き始めたのは14時過ぎ。
猿倉荘までの2時間の林道歩きで更に時間を吸われたので、猿倉台地で幕営かなと思ったが、何とか目標の小日向のコルまで到達できた。小日向山までのスキーのトレースがありがたかった。
下界は雨だった前日、山ではまとまった積雪があったようで、山並みが白く美しかった。
林道歩きの最中、白馬主稜を敗退したPとすれ違った。新雪の影響で表層雪崩に巻き込まれたとのこと。恐ろしい。
二日目、テント内で準備をしていると、単独の男性が二人横を通過。
早すぎる…。泊まりの重装備で来ている自分が悲しくなる。ただ真似は出来ないな。
樺平手前の小ピークでモルゲンを見たかったが、間に合わず。それでも十分美しかった。
白馬鑓北稜に向けて双子尾根を外れると、まさかのトレースが。こんなところに来る人なんて限られるので、知り合いのお二人の可能性がよぎったが、いやいやお二人は今週末は荒沢尾根のはず、と思い直す。しかし杓子沢を横断しようとするところで二人Pが北稜に取り付いているのが見え、ウェアの色を見てやはり知り合いのお二人と確信。雲龍瀑、谷川岳に続き、今冬3回目の偶然の遭遇。そんなことあるのか…。実力が無い癖に人が居ない山が好きなので白馬鑓南稜に変えようかと少し悩んだが、予定通り北稜に取り付くことにした。
結果、核心部でロープを使わせていただくなどなんだかんだとてもお世話になってしまった。ありがとうございました。お二人は樺平ベースの日帰り登攀だったので急いでいたが、自分は全装でのんびり行程だったので、最後までリッジを辿ることができて良かった。
テントを張るときにアクシデント発生。ポールを谷に落としてしまった。クライムダウンすると、谷底に滑り落ちる前のところで引っかかっていて胸を撫で下ろした。
しかし翌朝の撤収時にも谷に落としてしまった(いつの間にか本体から抜け落ちてた)。今まで何十泊もテント泊をしてきて、ポールを落としたことなんて無かったが、一度の山行で二度も落とすとは…。
実は前回K氏と来た時も、K氏が設営中にポールを落として懸垂で回収したことがある。白馬鑓北稜にはポールを落とす呪いでもかかってるのかなと阿呆なことを考えた。
三日目、白馬鑓山頂で見た朝焼けが美しすぎた。
北稜完登のご褒美として贅沢過ぎる景色だった。
下山は双子尾根でも杓子尾根でもどっちでも良かったが、歩いたことが無い杓子尾根を選択。ぽかぽか陽気で、行動食の不知火(柑橘類)がとても美味しかった。
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