小松島〜四国山地縦断〜伊予
- GPS
- 176:00
- 距離
- 289km
- 登り
- 19,803m
- 下り
- 19,794m
コースタイム
- 山行
- 12:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:40
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 11:50
- 山行
- 10:00
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 10:10
- 山行
- 11:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 11:00
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:00
- 山行
- 12:00
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 12:00
- 山行
- 11:40
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 12:10
- 山行
- 13:00
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 13:50
天候 | 快晴〜曇り〜雨〜曇り時々晴れ〜快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
往来が少ない山域はGPSを基に動いた方がいい 中津峰山は分岐だらけで迷いやすい 以降、柴小屋山までは林道等が入り乱れよく分からない 何度も迷ってしまった 日奈田峠〜一ノ森は傾斜が緩やかな辺りから迷いやすい 最後の登りで笹藪漕ぎとなり、メジャールートと合流した途端超快適な道となった 剣〜石鎚は昨年の調査通り 山の水量は増えていたので、使える水場は増えていた 青滝山までは快適な登山道 そこから黒森峠まで、中間部分が笹藪で曖昧な道 GPSを追えば迷わない 黒森峠南には水量豊富な水場あり 東温アルプスは一部笹藪が深い部分があるも、分岐ごとに道標があるので問題なし 皿ヶ峰から六部堂の道は本当にひどかった 最低でも破線、今後を考えると道として表示すべきではない yamapで表示されていないのも頷ける廃道寸前のルート |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
ゲイター
着替え
靴
ザック
ザックカバー
行動食
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
---|
感想
四国へ来る前から計画していた山行 昨年核心部の下見を終えたので、時間ができた今年やっと決行
ここ数年、長期山行はTJARやトルデジアンといった誰かにお膳立てしてもらった大会ばかりに甘えていた。人の褌で相撲をとるのではなく、自分一人で計画・調査をして長期山行を行いたいと思い、今回の四国山地縦走に至った
1日の行動時間は12時間位に留める・夜間山行は行わない・安全に休める場所を積極的に利用する。これらを基本に行動した結果、日々の疲れは全く無かった。4日目に足を捻挫したのは想定外だったが歩行に大きな支障は生じず、無事計画を完遂できた
以下、日々の簡単な概要を記載
8日:小松島に前日入り。ビジネスホテルでゆっくり休む。
9日:最初はロードなので未明に出発。5月なのに肌寒いが登山にはちょうど良い。如意輪寺へ着く頃には明るくなり、登山開始。この日は山とロードが交錯しとにかく迷った。地図にない道も多数ありどう進めばよいか迷う。とにかく四国のみちを頼りに進む。雲早山まで行くとやっと山らしくなってきた。ファガスの森は素晴らしい泊まり心地で、登山中であることを忘れる位ゆっくりできた。
10日:一ノ森への最後の登りでやや迷い笹漕ぎ。どこもかしこも鹿の糞だらけで辟易する。一ノ森から先はずっと快適な登山道で、剣山頂上ヒュッテでは折角なのでカレーを食べた。その後は最高の天気の中歩き続け、今年もお亀岩避難小屋に宿泊。
11日:地蔵ノ頭は昨年非常に厄介な思いをしたが、今年は難なく通過できた。やはり登りと下りでは印象ががらっと変わる。京柱峠から先はやはり分かりにくくやや迷ってしまった。「もう二度と来ない」を合言葉に我慢して通過。有瀬の美しい集落に降り大歩危へ。今日は休息日なので食料補給・洗濯等して終了。なおこの日の天気予報で13・14日は雨だと知り、四国山地西側を4日ではなく5日で通過するよう予定変更。白滝の里に電話して宿泊予約する。夜は大歩危近隣で野宿。
12日:やや遅めのスタートとなってしまう。最初の登りは強烈で、登りに使うのは向いてない。黒滝山ピストンの途中でマダニにやられた。今年は鹿が至る所におり、マダニも相当増えていると思われる。昨年はそんなに見た記憶は無かったのだが…その後は問題なく進むが、橡尾山への最後の登りで迷ってしまう。最後は道を外して完全な藪漕ぎとなり、パニックになりつつも何とか脱出できた。安堵感で呆けたまま歩き気が付けばカガマシ山。また右足首を捻挫していることにやっと気づく。橡尾山にはもう絶対来ない。何とか中川峠に着き、水を補給して終了。
13日:右足は腫れているが歩行可能。天候のため今日は休息日となったが、本当に予定変更してよかった。曇天の中進み、大土岐山到着。ここを抜ければもう難所はないはずなので、雨が降り出すと同時に意を決して藪へ。こちらは踏跡がはっきりしているので、通過困難だが迷うことはない。それだけでも本当に有難く、問題なく抜けられた。野地峰から下山して白滝の里へ。一日ゆっくり休む。また装備や衣類も全て乾かせ、気持ちをリセットできた。夜間は相当な雨が降っており、この夜を安全な場所で過ごせることに安堵した。一昨日の予定変更が今回の山行でベストな判断となった。
14日:右足は更に腫れ、ロードを歩くだけで結構痛い。野地峰を登って痛みが増すようなら下山かなと思いつつ登る。この日は夕方雷雨の可能性もあるとのことなので、暗澹とした気分だった。足は悪化しなかったのでそのまま稜線を進むが景色に変わり映えがないので気持ちは沈んだまま。平家平の登りになると道は一気に良くなり右足も落ち着いてきた。気持ちを切り替えて進み、雷雨が来ないことを祈りつつ何とか丸山荘に到着。宿泊は自分一人だった。
15日:晴れに期待したが稜線は大体ガス。それでも雨天よりかはずっとましなので淡々と進む。たまに日差しがあると暑くてたまらない。土小屋で食事を挟み石鎚へ向かう。山頂付近に着くとまさかの「ヘリ作業のため立入禁止」表示があったが、弥山には入れてくれた。その後堂ヶ森避難小屋で宿泊。この日も宿泊は自分一人で、素晴らしい夜を過ごせた。
16日:下山日には勿体ないほどの快晴で、食料も2日分余っているので石鎚界隈を周遊しようかと思ったが、意を決して西へ向かう。破線ルートはごく一部に通行に支障がある程度。四国中央のルートを考えれば実線で全く問題ない。しかし皿ヶ峰からの下りは別で、こちらは廃道とすべきだろう。道は荒れ放題で、下部は林道が錯綜している。GPSがなければ間違いなく迷っていた。久万高原に降りてからはロードを進み、夕方伊予の海に到着。温泉でゆっくりした後、香川への終電で帰宅した。
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