記録ID: 5503126
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
四国
日程 | 2023年05月09日(火) 〜 2023年05月16日(火) |
---|---|
メンバー | |
天候 | 快晴〜曇り〜雨〜曇り時々晴れ〜快晴 |
アクセス |
利用交通機関
電車
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|




地図/標高グラフ


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表示切替:
コースタイム [注]
- 1日目
- 山行
- 12時間40分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 12時間40分
- 2日目
- 山行
- 11時間10分
- 休憩
- 40分
- 合計
- 11時間50分
- 3日目
- 山行
- 10時間0分
- 休憩
- 10分
- 合計
- 10時間10分
- 5日目
- 山行
- 9時間0分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 9時間0分
- 6日目
- 山行
- 12時間0分
- 休憩
- 0分
- 合計
- 12時間0分
- 7日目
- 山行
- 11時間40分
- 休憩
- 30分
- 合計
- 12時間10分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 往来が少ない山域はGPSを基に動いた方がいい 中津峰山は分岐だらけで迷いやすい 以降、柴小屋山までは林道等が入り乱れよく分からない 何度も迷ってしまった 日奈田峠〜一ノ森は傾斜が緩やかな辺りから迷いやすい 最後の登りで笹藪漕ぎとなり、メジャールートと合流した途端超快適な道となった 剣〜石鎚は昨年の調査通り 山の水量は増えていたので、使える水場は増えていた 青滝山までは快適な登山道 そこから黒森峠まで、中間部分が笹藪で曖昧な道 GPSを追えば迷わない 黒森峠南には水量豊富な水場あり 東温アルプスは一部笹藪が深い部分があるも、分岐ごとに道標があるので問題なし 皿ヶ峰から六部堂の道は本当にひどかった 最低でも破線、今後を考えると道として表示すべきではない yamapで表示されていないのも頷ける廃道寸前のルート |
---|---|
過去天気図(気象庁) |
2023年05月の天気図 |
装備
個人装備 | 長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ ライター 地図(地形図) コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ |
---|
写真
感想/記録
by toshi2924
四国へ来る前から計画していた山行 昨年核心部の下見を終えたので、時間ができた今年やっと決行
ここ数年、長期山行はTJARやトルデジアンといった誰かにお膳立てしてもらった大会ばかりに甘えていた。人の褌で相撲をとるのではなく、自分一人で計画・調査をして長期山行を行いたいと思い、今回の四国山地縦走に至った
1日の行動時間は12時間位に留める・夜間山行は行わない・安全に休める場所を積極的に利用する。これらを基本に行動した結果、日々の疲れは全く無かった。4日目に足を捻挫したのは想定外だったが歩行に大きな支障は生じず、無事計画を完遂できた
以下、日々の簡単な概要を記載
8日:小松島に前日入り。ビジネスホテルでゆっくり休む。
9日:最初はロードなので未明に出発。5月なのに肌寒いが登山にはちょうど良い。如意輪寺へ着く頃には明るくなり、登山開始。この日は山とロードが交錯しとにかく迷った。地図にない道も多数ありどう進めばよいか迷う。とにかく四国のみちを頼りに進む。雲早山まで行くとやっと山らしくなってきた。ファガスの森は素晴らしい泊まり心地で、登山中であることを忘れる位ゆっくりできた。
10日:一ノ森への最後の登りでやや迷い笹漕ぎ。どこもかしこも鹿の糞だらけで辟易する。一ノ森から先はずっと快適な登山道で、剣山頂上ヒュッテでは折角なのでカレーを食べた。その後は最高の天気の中歩き続け、今年もお亀岩避難小屋に宿泊。
11日:地蔵ノ頭は昨年非常に厄介な思いをしたが、今年は難なく通過できた。やはり登りと下りでは印象ががらっと変わる。京柱峠から先はやはり分かりにくくやや迷ってしまった。「もう二度と来ない」を合言葉に我慢して通過。有瀬の美しい集落に降り大歩危へ。今日は休息日なので食料補給・洗濯等して終了。なおこの日の天気予報で13・14日は雨だと知り、四国山地西側を4日ではなく5日で通過するよう予定変更。白滝の里に電話して宿泊予約する。夜は大歩危近隣で野宿。
12日:やや遅めのスタートとなってしまう。最初の登りは強烈で、登りに使うのは向いてない。黒滝山ピストンの途中でマダニにやられた。今年は鹿が至る所におり、マダニも相当増えていると思われる。昨年はそんなに見た記憶は無かったのだが…その後は問題なく進むが、橡尾山への最後の登りで迷ってしまう。最後は道を外して完全な藪漕ぎとなり、パニックになりつつも何とか脱出できた。安堵感で呆けたまま歩き気が付けばカガマシ山。また右足首を捻挫していることにやっと気づく。橡尾山にはもう絶対来ない。何とか中川峠に着き、水を補給して終了。
13日:右足は腫れているが歩行可能。天候のため今日は休息日となったが、本当に予定変更してよかった。曇天の中進み、大土岐山到着。ここを抜ければもう難所はないはずなので、雨が降り出すと同時に意を決して藪へ。こちらは踏跡がはっきりしているので、通過困難だが迷うことはない。それだけでも本当に有難く、問題なく抜けられた。野地峰から下山して白滝の里へ。一日ゆっくり休む。また装備や衣類も全て乾かせ、気持ちをリセットできた。夜間は相当な雨が降っており、この夜を安全な場所で過ごせることに安堵した。一昨日の予定変更が今回の山行でベストな判断となった。
14日:右足は更に腫れ、ロードを歩くだけで結構痛い。野地峰を登って痛みが増すようなら下山かなと思いつつ登る。この日は夕方雷雨の可能性もあるとのことなので、暗澹とした気分だった。足は悪化しなかったのでそのまま稜線を進むが景色に変わり映えがないので気持ちは沈んだまま。平家平の登りになると道は一気に良くなり右足も落ち着いてきた。気持ちを切り替えて進み、雷雨が来ないことを祈りつつ何とか丸山荘に到着。宿泊は自分一人だった。
15日:晴れに期待したが稜線は大体ガス。それでも雨天よりかはずっとましなので淡々と進む。たまに日差しがあると暑くてたまらない。土小屋で食事を挟み石鎚へ向かう。山頂付近に着くとまさかの「ヘリ作業のため立入禁止」表示があったが、弥山には入れてくれた。その後堂ヶ森避難小屋で宿泊。この日も宿泊は自分一人で、素晴らしい夜を過ごせた。
16日:下山日には勿体ないほどの快晴で、食料も2日分余っているので石鎚界隈を周遊しようかと思ったが、意を決して西へ向かう。破線ルートはごく一部に通行に支障がある程度。四国中央のルートを考えれば実線で全く問題ない。しかし皿ヶ峰からの下りは別で、こちらは廃道とすべきだろう。道は荒れ放題で、下部は林道が錯綜している。GPSがなければ間違いなく迷っていた。久万高原に降りてからはロードを進み、夕方伊予の海に到着。温泉でゆっくりした後、香川への終電で帰宅した。
ここ数年、長期山行はTJARやトルデジアンといった誰かにお膳立てしてもらった大会ばかりに甘えていた。人の褌で相撲をとるのではなく、自分一人で計画・調査をして長期山行を行いたいと思い、今回の四国山地縦走に至った
1日の行動時間は12時間位に留める・夜間山行は行わない・安全に休める場所を積極的に利用する。これらを基本に行動した結果、日々の疲れは全く無かった。4日目に足を捻挫したのは想定外だったが歩行に大きな支障は生じず、無事計画を完遂できた
以下、日々の簡単な概要を記載
8日:小松島に前日入り。ビジネスホテルでゆっくり休む。
9日:最初はロードなので未明に出発。5月なのに肌寒いが登山にはちょうど良い。如意輪寺へ着く頃には明るくなり、登山開始。この日は山とロードが交錯しとにかく迷った。地図にない道も多数ありどう進めばよいか迷う。とにかく四国のみちを頼りに進む。雲早山まで行くとやっと山らしくなってきた。ファガスの森は素晴らしい泊まり心地で、登山中であることを忘れる位ゆっくりできた。
10日:一ノ森への最後の登りでやや迷い笹漕ぎ。どこもかしこも鹿の糞だらけで辟易する。一ノ森から先はずっと快適な登山道で、剣山頂上ヒュッテでは折角なのでカレーを食べた。その後は最高の天気の中歩き続け、今年もお亀岩避難小屋に宿泊。
11日:地蔵ノ頭は昨年非常に厄介な思いをしたが、今年は難なく通過できた。やはり登りと下りでは印象ががらっと変わる。京柱峠から先はやはり分かりにくくやや迷ってしまった。「もう二度と来ない」を合言葉に我慢して通過。有瀬の美しい集落に降り大歩危へ。今日は休息日なので食料補給・洗濯等して終了。なおこの日の天気予報で13・14日は雨だと知り、四国山地西側を4日ではなく5日で通過するよう予定変更。白滝の里に電話して宿泊予約する。夜は大歩危近隣で野宿。
12日:やや遅めのスタートとなってしまう。最初の登りは強烈で、登りに使うのは向いてない。黒滝山ピストンの途中でマダニにやられた。今年は鹿が至る所におり、マダニも相当増えていると思われる。昨年はそんなに見た記憶は無かったのだが…その後は問題なく進むが、橡尾山への最後の登りで迷ってしまう。最後は道を外して完全な藪漕ぎとなり、パニックになりつつも何とか脱出できた。安堵感で呆けたまま歩き気が付けばカガマシ山。また右足首を捻挫していることにやっと気づく。橡尾山にはもう絶対来ない。何とか中川峠に着き、水を補給して終了。
13日:右足は腫れているが歩行可能。天候のため今日は休息日となったが、本当に予定変更してよかった。曇天の中進み、大土岐山到着。ここを抜ければもう難所はないはずなので、雨が降り出すと同時に意を決して藪へ。こちらは踏跡がはっきりしているので、通過困難だが迷うことはない。それだけでも本当に有難く、問題なく抜けられた。野地峰から下山して白滝の里へ。一日ゆっくり休む。また装備や衣類も全て乾かせ、気持ちをリセットできた。夜間は相当な雨が降っており、この夜を安全な場所で過ごせることに安堵した。一昨日の予定変更が今回の山行でベストな判断となった。
14日:右足は更に腫れ、ロードを歩くだけで結構痛い。野地峰を登って痛みが増すようなら下山かなと思いつつ登る。この日は夕方雷雨の可能性もあるとのことなので、暗澹とした気分だった。足は悪化しなかったのでそのまま稜線を進むが景色に変わり映えがないので気持ちは沈んだまま。平家平の登りになると道は一気に良くなり右足も落ち着いてきた。気持ちを切り替えて進み、雷雨が来ないことを祈りつつ何とか丸山荘に到着。宿泊は自分一人だった。
15日:晴れに期待したが稜線は大体ガス。それでも雨天よりかはずっとましなので淡々と進む。たまに日差しがあると暑くてたまらない。土小屋で食事を挟み石鎚へ向かう。山頂付近に着くとまさかの「ヘリ作業のため立入禁止」表示があったが、弥山には入れてくれた。その後堂ヶ森避難小屋で宿泊。この日も宿泊は自分一人で、素晴らしい夜を過ごせた。
16日:下山日には勿体ないほどの快晴で、食料も2日分余っているので石鎚界隈を周遊しようかと思ったが、意を決して西へ向かう。破線ルートはごく一部に通行に支障がある程度。四国中央のルートを考えれば実線で全く問題ない。しかし皿ヶ峰からの下りは別で、こちらは廃道とすべきだろう。道は荒れ放題で、下部は林道が錯綜している。GPSがなければ間違いなく迷っていた。久万高原に降りてからはロードを進み、夕方伊予の海に到着。温泉でゆっくりした後、香川への終電で帰宅した。
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この記録で登った山/行った場所
- 剣山 (1955m)
- 石鎚山 (1982m)
- 笹ヶ峰 (1860m)
- 三嶺 (1893m)
- 伊予富士 (1756m)
- 瓶ヶ森 (1896m)
- 雲早山 (1495.9m)
- 東黒森 (1735m)
- 西黒森 (1861m)
- 自念子ノ頭 (1701m)
- 次郎笈 (1929m)
- 一ノ森 (1879.2m)
- 行長三角点 (1270.73m)
- 寒風山 (1763m)
- 土小屋 (1492m)
- 桑瀬峠 (1451m)
- 石鎚山・弥山 (1972m)
- カガマシ山 (1343m)
- 杤尾山 (1222m)
- 冠山 (1732m)
- 平家平 (1693m)
- ちち山 (1855m)
- ちち山分れ (1720m)
- 堂ヶ森 (1689m)
- 皿ヶ嶺(山頂) (1278m)
- 瓶ヶ森登山口 (1674m)
- 一の森ヒュッテ
- 西熊山 (1816m)
- 笹ヶ峰峠 (1027m)
- 三傍示山 (1157.81m)
- 野鹿池山 (1294.4m)
- 旭ヶ丸 (1020m)
- 二の鎖下 (1800m)
- 東稜分岐
- 二ノ森 (1929.6m)
- 鞍瀬の頭 (1889m)
- 愛媛大学山岳会 堂ヶ森避難小屋
- 風の広場 (1333m)
- 天神丸 (1632m)
- 日奈田峠 (1350m)
- カヤノ丸 (1452m)
- 肉淵峠 (1362m)
- 地蔵ノ頭 (1799m)
- お亀岩避難小屋 (1651m)
- 京柱峠 (1130m)
- 伊吹山 (1503m)
- オオタオ (1691m)
- 高城山 (1628m)
- シラサ峠 (1410m)
- 丸山荘 (1520m)
- 丸石 (1683m)
- 高ノ瀬 (1741m)
- 綱付森 (1643m)
- 土佐矢筈山 (1606m)
- ニセ小檜曽山 (1553m)
- 京柱山 (1157m)
- 三方山 (1303m)
- 弘瀬山 (1373m)
- 中津峰山 (773m)
- 杖立山 (724m)
- 杖立峠
- 轆轤山 (972m)
- 竜神平 (1145m)
- 白髪避難小屋 (1670m)
- 丸石避難小屋 (1580m)
- 平和丸 (1700.8m)
- カヤハゲ (1720m)
- 高鉾山本峰 (1031m)
- 梅の木峠 (834m)
- 柴小屋山 (1249m)
- 高根山 (1232m)
- 旭ノ丸 (1312m)
- 菖蒲権現 (1293m)
- 亀田ヶ丸 (1043m)
- 雨ヶ滝休憩所 (986m)
- あけぼの峠 (1255m)
- ちち山分岐 (1800m)
- 雲早山・高丸山分岐
- 石鎚山三角点 (1921m)
- 面河分岐
- 黒森峠登山口 (980m)
- 白猪峠 (1115m)
- 割石峠分岐 (1040m)
- 石墨の分かれ (1350m)
- 巡視路分岐 (1480m)
- 大土岐山(天狗) (1476m)
- 兵庫山 (1303.1m)
- 黒岩山 (1341.6m)
- 野地峰 (1279.4m)
- 大野山 (1400.5m)
- 別子山 (1374.8m)
- 東光森山 (1486.1m)
- 鉄塔広場
- 大田尾越 (1113m)
- 矢筈峠 (1250m)
- 肉渕峠分岐
- 二ノ森 (1873m)
- 男山(瓶ヶ森) (1838m)
- 剣山頂上ヒュッテ (1937m)
- うなめご (1284.1m)
- 前々司 (1253m)
- 梅ヶ谷山 (1315.8m)
- 樽谷山 (1255.1m)
- 根無山 (1241m)
- 白猪山 (1201.1m)
- 法師山 (1310m)
- 陣ヶ森 (1206.9m)
- 子持権現山 (1677m)
- よさこい峠 (1368m)
- 井内峠 (1080m)
- 西冠のコル
- 梅が市分岐
- 雲早山登山口
- ファガスの森 高城 (1300m)
- 三坂峠 (720m)
- 県境分岐
- 三ツ森山 (1429.6m)
- 鷹ノ巣尾根分岐 (1640m)
- 鞍部
- 鞍部分岐
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- 二ノ森・面河渓方面分岐 (1888m)
- 三ノ鎖(下) (1915m)
- 尾葉古の峠
- 関ケ谷越 (846m)
- 尾根取付
- シャクナゲ尾根分岐
- 尾根の大岩
- 六部堂越 (1000m)
- 展望台
- 一軒茶屋
- 四国のみち分岐
- 見晴らし岩
- 中津峰森林公園 駐車場
- 展望台
- 遊びの広場
- 寒風山(西峰) (1760m)
- 佐々連尾山 (1404m)
- 大森山 (1433m)
- 伊予富士(西)登山口 (1550m)
- 三ツ森峠 (1222m)
- 伊予富士北尾根P3(仮称) (1720m)
- 笹ヶ峰 (1016m)
- 久万スキーランド入口 (654.3m)
- 婆羅尾峠 東屋
- デンダイ登山口 (1120m)
- 流川 (924m)
- さかて山 (1228m)
- 青滝山 (1304m)
- 浄瑠璃寺
- 坂本屋
- 第一ベンチ (1550m)
- 黒滝山 (1209.6m)
- 鶴ノ子ノ頭 (1637m)
- 西ノ冠岳 (1894m)
- 久米山 (752.9m)
- 割石東山 (1073.8m)
- 山姥の池
- 綱附森登山口
- 綱附森・堂床分岐
- 白髪山分岐
- 中東山分岐
- スーパー林道分岐
- 次郎笈の水
- 東黒森登山口 (1600m)
- 杖立見晴らし岩 (670m)
- 白髪避難小屋下の水場
- 玉取山 (1330.4m)
- 如意輪寺
- 金谷登山口
- 吉野川源流の碑 (1668m)
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