また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 550601
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波

鷹取山 - 紅葉ピークの奥久慈山塊を独自ルートで周回。もちろんヤブ漕ぎもあるよ。

2014年11月23日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:15
距離
11.4km
登り
638m
下り
631m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:06
休憩
1:09
合計
7:15
7:32
9
駐車場所(溜池)
7:41
7:45
95
三升内BS
9:20
9:23
18
奉上東西金砂山大権現
9:41
9:41
39
主尾根合流
10:20
10:20
40
伐採地
11:00
11:05
55
12:00
12:00
13
安龍ヶ滝入口
12:13
12:13
33
安龍ヶ滝
12:46
12:46
24
P410.4東の分岐点
13:10
14:07
19
ランチ場所
14:26
14:26
21
何かの施設
14:47
駐車場所(溜池)
天候 晴れ。少々風あり。
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
下山地点の溜池そばのスペースに駐車し、そこから自転車で取り付き地点そばの三升内BSまで移動し置きました。
コース状況/
危険箇所等
安龍ヶ滝付近を除き、案内板など無い純粋な山歩きです。地図読み必須。
尾根筋には、踏み跡や踏み跡の痕跡、マーキングを散見しますが、その意味(どこに続くのか、何を示すのか)が不明なので、あまり意味をなしません。とにかく自分で進むべき方向を決められなければならないということ。
全体を通して長袖でないと擦り傷一杯付きます。
久しぶりの奥久慈は、好天に恵まれた。
ここから三升内BSまで自転車で移動する。
2014年11月23日 07:32撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 7:32
久しぶりの奥久慈は、好天に恵まれた。
ここから三升内BSまで自転車で移動する。
三升内BS。
駐車も可能かもしれない。
2014年11月23日 07:41撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 7:41
三升内BS。
駐車も可能かもしれない。
南に少し下ったココ、中央のゴミ焼ドラム缶がある場所を右に入って行った。
2014年11月23日 07:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 7:43
南に少し下ったココ、中央のゴミ焼ドラム缶がある場所を右に入って行った。
初めはこんな感じ。想定内です。
2014年11月23日 07:49撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 7:49
初めはこんな感じ。想定内です。
やっとヤブを抜けた。
2014年11月23日 07:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 7:55
やっとヤブを抜けた。
尾根が落ち着くと、だいぶ歩きやすくなる。
2014年11月23日 07:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 7:56
尾根が落ち着くと、だいぶ歩きやすくなる。
踏み跡も出てきた。
2014年11月23日 08:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
11/23 8:00
踏み跡も出てきた。
いい感じになって来たぞ。
2
いい感じになって来たぞ。
朝日に映える〜。
2014年11月23日 08:06撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
8
11/23 8:06
朝日に映える〜。
が、すぐに植林帯になる。
2014年11月23日 08:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 8:16
が、すぐに植林帯になる。
岩も出始めるが問題なし。
2014年11月23日 08:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 8:19
岩も出始めるが問題なし。
小ピークの岩の上に立つ木。
根っこが岩を抱え込んでいる。
2014年11月23日 08:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 8:23
小ピークの岩の上に立つ木。
根っこが岩を抱え込んでいる。
木の間から見える北側の尾根斜面。
まさに今が紅葉のピークのようだ。
2014年11月23日 08:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 8:29
木の間から見える北側の尾根斜面。
まさに今が紅葉のピークのようだ。
足元にも黄葉。
2014年11月23日 08:35撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
11/23 8:35
足元にも黄葉。
これでも踏み跡を辿ってます。
2014年11月23日 09:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 9:12
これでも踏み跡を辿ってます。
強行するも、結構たいへんです。
2014年11月23日 09:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
11/23 9:14
強行するも、結構たいへんです。
好きです。この雰囲気。
2014年11月23日 09:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 9:16
好きです。この雰囲気。
ピークでもないこんな場所に石碑が倒れていた。
はいはい、起こせばいいんでしょ。
2014年11月23日 09:20撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
6
11/23 9:20
ピークでもないこんな場所に石碑が倒れていた。
はいはい、起こせばいいんでしょ。
「奉上東西金砂山大権現」
重かったよぉ。
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「奉上東西金砂山大権現」
重かったよぉ。
しゃがんで進むより、四つん這いの方が楽。
2014年11月23日 09:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 9:23
しゃがんで進むより、四つん這いの方が楽。
枝のない倒木ならありがたい。
2014年11月23日 09:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 9:29
枝のない倒木ならありがたい。
南からの尾根に合流。
2014年11月23日 09:41撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 9:41
南からの尾根に合流。
斜面が南のせいか明るくなった。
2014年11月23日 09:51撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 9:51
斜面が南のせいか明るくなった。
ALLきいろ〜。
2014年11月23日 09:56撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
9
11/23 9:56
ALLきいろ〜。
尾根上に切通し。道の痕跡もあり、かつての峠だったようだ。
私は尾根上を右から左へ。
2014年11月23日 10:06撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 10:06
尾根上に切通し。道の痕跡もあり、かつての峠だったようだ。
私は尾根上を右から左へ。
やっと姿を見せた鷹取山。
けっこうチャンとしたピークのようだ。
2014年11月23日 10:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 10:09
やっと姿を見せた鷹取山。
けっこうチャンとしたピークのようだ。
色付く過程を見ているよう。
2014年11月23日 10:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 10:14
色付く過程を見ているよう。
のんびり歩こう。
1
のんびり歩こう。
伐採地に出ると展望が開けた。
2014年11月23日 10:20撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 10:20
伐採地に出ると展望が開けた。
塔が立つ中央が高鈴山。左が神峯山でしょう。
2014年11月23日 10:26撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 10:26
塔が立つ中央が高鈴山。左が神峯山でしょう。
歩いてきた尾根。
2014年11月23日 10:27撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5
11/23 10:27
歩いてきた尾根。
南西方向の奥久慈らしい山塊。
肉眼では筑波山も見えた。
2014年11月23日 10:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 10:29
南西方向の奥久慈らしい山塊。
肉眼では筑波山も見えた。
光って見えたのは、たぶん太平洋。
2014年11月23日 10:38撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
18
11/23 10:38
光って見えたのは、たぶん太平洋。
鷹取山はもうすぐだ。
2014年11月23日 10:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 10:44
鷹取山はもうすぐだ。
山頂直下で林道を横断。
2014年11月23日 10:49撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
11/23 10:49
山頂直下で林道を横断。
歩きにくいけど、道型があった。
2014年11月23日 10:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 10:53
歩きにくいけど、道型があった。
鷹取山山頂。展望なし。
山名板があったはずなんだけど、見つからなかった。
2014年11月23日 11:04撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 11:04
鷹取山山頂。展望なし。
山名板があったはずなんだけど、見つからなかった。
ここから西金砂神社までは既存ルートを拒否し、あえて独自のVルートを行く。
まずは尾根筋を北へ。
2014年11月23日 11:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 11:09
ここから西金砂神社までは既存ルートを拒否し、あえて独自のVルートを行く。
まずは尾根筋を北へ。
最初のピークから西よりに進路を取り、
2014年11月23日 11:16撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 11:16
最初のピークから西よりに進路を取り、
獣道(たぶん)を
2014年11月23日 11:19撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
11/23 11:19
獣道(たぶん)を
下って行くと、
2014年11月23日 11:21撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 11:21
下って行くと、
沢とも言い難い湿地帯に出る。
2014年11月23日 11:23撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 11:23
沢とも言い難い湿地帯に出る。
進めるかと湿地帯を下ってみたが、猪の風呂場みたいなのがあり、その先も怪しいので、
2014年11月23日 11:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 11:25
進めるかと湿地帯を下ってみたが、猪の風呂場みたいなのがあり、その先も怪しいので、
北の尾根に乗ることにしたが、
2014年11月23日 11:26撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 11:26
北の尾根に乗ることにしたが、
こんなのがソッチコッチにあって参った。
(木の直径は1Cmくらい)
2014年11月23日 11:28撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
6
11/23 11:28
こんなのがソッチコッチにあって参った。
(木の直径は1Cmくらい)
やっぱり登山道じゃなくても、尾根筋は歩きやすい。
2014年11月23日 11:39撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
11/23 11:39
やっぱり登山道じゃなくても、尾根筋は歩きやすい。
こんな快適な場所も時々ある。
2014年11月23日 11:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
11/23 11:43
こんな快適な場所も時々ある。
また鞍部で左右に道型。
無視して我が道を行く(直進)。
2014年11月23日 11:49撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 11:49
また鞍部で左右に道型。
無視して我が道を行く(直進)。
がーっ。やっぱり道型を進めば良かった。
2014年11月23日 11:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 11:53
がーっ。やっぱり道型を進めば良かった。
後悔しながら彷徨っていると、いやに綺麗な道に出た。(たぶんさっきの道型?)
2014年11月23日 11:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 11:55
後悔しながら彷徨っていると、いやに綺麗な道に出た。(たぶんさっきの道型?)
辿って行くと車道に出た。
2014年11月23日 11:59撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 11:59
辿って行くと車道に出た。
車道で西金砂神社に向かう前に、安龍ヶ滝に寄ってみよう。
2014年11月23日 12:00撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 12:00
車道で西金砂神社に向かう前に、安龍ヶ滝に寄ってみよう。
整備はされているようだが、所要時間か距離は明記して欲しいよね。
2014年11月23日 12:03撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
3
11/23 12:03
整備はされているようだが、所要時間か距離は明記して欲しいよね。
15分ほどで安龍ヶ滝。微妙〜。
水量が無く、割れ目を水が垂れているだけ。
2014年11月23日 12:13撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
4
11/23 12:13
15分ほどで安龍ヶ滝。微妙〜。
水量が無く、割れ目を水が垂れているだけ。
P410.4までショートカットできないかと、取り付き場所を北斜面に探していると踏み跡発見。行かない手はない。
2014年11月23日 12:21撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 12:21
P410.4までショートカットできないかと、取り付き場所を北斜面に探していると踏み跡発見。行かない手はない。
進んで行くと案内板があり、このルートは西金砂神社と安龍ヶ滝を結ぶ遊歩道だったようだ。
2014年11月23日 12:26撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 12:26
進んで行くと案内板があり、このルートは西金砂神社と安龍ヶ滝を結ぶ遊歩道だったようだ。
ただし、遊歩道とは到底呼べないほどハードです。
2014年11月23日 12:43撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 12:43
ただし、遊歩道とは到底呼べないほどハードです。
P410.4の東の分岐点。
案内板の後ろが今日の下山ルートなのでソッチに進む。
2014年11月23日 12:46撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
2
11/23 12:46
P410.4の東の分岐点。
案内板の後ろが今日の下山ルートなのでソッチに進む。
この尾根にも踏み跡あり。
2014年11月23日 12:50撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 12:50
この尾根にも踏み跡あり。
踏み跡を辿れば、多少はヤブを避けられる。
2014年11月23日 12:53撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 12:53
踏み跡を辿れば、多少はヤブを避けられる。
そろそろランチにしたいが、手頃な場所がない。
2014年11月23日 12:55撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 12:55
そろそろランチにしたいが、手頃な場所がない。
東北東に下っているので、日差しが少なくなってきた。
2014年11月23日 12:58撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
11/23 12:58
東北東に下っているので、日差しが少なくなってきた。
予定ルートは直進だが、踏み跡は右に下っている。様子を見ながら進んだが、巻き道で正解だった。
2014年11月23日 13:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
1
11/23 13:05
予定ルートは直進だが、踏み跡は右に下っている。様子を見ながら進んだが、巻き道で正解だった。
切れ落ちた岩峰でないことを祈って進んだ。セーフ。
2014年11月23日 13:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
5
11/23 13:09
切れ落ちた岩峰でないことを祈って進んだ。セーフ。
でもすぐにこんな状況に。
展望が良いので、ここでランチにした。
2014年11月23日 13:10撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
10
11/23 13:10
でもすぐにこんな状況に。
展望が良いので、ここでランチにした。
南側の尾根。
2014年11月23日 14:05撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:05
南側の尾根。
北側の尾根。
2014年11月23日 14:06撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:06
北側の尾根。
ランチ後、岩尾根の下(右)を進む。
2014年11月23日 14:09撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:09
ランチ後、岩尾根の下(右)を進む。
あれ、ランチはココの方が良かったなぁ。
2014年11月23日 14:12撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:12
あれ、ランチはココの方が良かったなぁ。
降りてきた尾根を振り返って。
2014年11月23日 14:14撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:14
降りてきた尾根を振り返って。
直登可。
2014年11月23日 14:17撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
11/23 14:17
直登可。
岩尾根は終了のようだ。
2014年11月23日 14:18撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
11/23 14:18
岩尾根は終了のようだ。
植林帯に入ると明瞭な道。
今日も終わりか・・・
2014年11月23日 14:25撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:25
植林帯に入ると明瞭な道。
今日も終わりか・・・
何かの施設。
踏み跡は右に下っていたが、ゴール地点から離れるので左の尾根筋を行く。
2014年11月23日 14:26撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:26
何かの施設。
踏み跡は右に下っていたが、ゴール地点から離れるので左の尾根筋を行く。
コッチには完全に踏み跡なし。
2014年11月23日 14:29撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:29
コッチには完全に踏み跡なし。
より車に近い場所に出ようとウロウロしたが、溜池側には降りられず、結局尾根の南側に出ることにした。
2014年11月23日 14:42撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:42
より車に近い場所に出ようとウロウロしたが、溜池側には降りられず、結局尾根の南側に出ることにした。
正面から出てきました。
黄葉も十分楽しめ、奥久慈らしい山歩きができました。
2014年11月23日 14:44撮影 by  COOLPIX S8000, NIKON
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11/23 14:44
正面から出てきました。
黄葉も十分楽しめ、奥久慈らしい山歩きができました。
撮影機器:

感想

半年ぶりに奥久慈です。
今回の山行に際し、ibarakisatoyamaさん、mnakanoさんのレコを参考にさせていただきました。ありがとうございました。

奥久慈は、「凹凸だらけの台地」とでもいうような山塊で明瞭な尾根が少ないため、今回歩くルートを計画するに当たっては随分と悩んだが、他の人のレコによると、紅葉は標高500m以下という情報もあることから、とりあえずルートの象徴としてのピークを鷹取山に決めた。その後、できるだけ明瞭な尾根を選びつつ、かつ全体で10Km程度になるように組み合わせ今回の周回ルートが出来上がった。

登りの尾根は、初めは予想通りのヤブ漕ぎだったが、尾根が落ち着いてから植林帯以外では、日差しに映える色付いた雑木林を気持ち良く歩くことができた。
途中にあった「奉上東西金砂山大権現」の石碑は、石碑は1つなのに台座らしき石が2つあって「まさか屋根?」なんて思ったりもしたが、それにしてはバランスが悪いし、そもそも持ち上げられないので断念した。でもこんな、今や私くらいしか来そうもない場所に置いたままでいいのだろうか・・・

伐採地に出ると東から南方向に展望が開けた。今日の展望はココだけかもしれないとしばらく眺めていた。尾根が段々に重なる景観もいいが、この紅葉に染まった奥久慈特有のボンボリ山塊もまたいいと改めて思った。

鷹取山に着くと、あるはずの山名板がなぜか無い。風で飛んでしまったのか?記念写真を撮っても、それが無いと心なしか間の抜けた感じになってしまうのは気のせいか。。。

鷹取山から安龍ヶ滝入口までは、小ピークを繋いだ尾根筋を期待していたが、途中に沢のような湿地帯があり予想は見事に外れた。しかし奥久慈においてこの程度の読み違いは、ある程度仕方のないことだと思う。それと、地形図で見る同心円も、普通はピークだと思うわけだが、場合によっては逆の場合があるかも知れないと気付かされた。

安龍ヶ滝からP410.4は完全に予定とは違うルートになった。予定では、安龍ヶ滝入口付近に降りた後そのまま北西に登り返し、西金砂神社の南東にあるピーク(約400m)を通って西金砂神社に向かう計画だったのだ。たまたま安龍ヶ滝の案内に誘われ向かってしまい、その先で好都合な道を見つけてそのまま進んだからだが、安龍ヶ滝にはガッカリさせられたが結果的にはラッキーって感じになった。

下りの尾根も、終盤の植林帯までは展望が得られる岩尾根もあり、ご愛嬌程度に低木の煩さは相変わらずあるものの、左右に紅葉の壁を見ながら快適に歩ける尾根だった。ただ、下山直前の尾根末端はウロウロすることになり、やはり尾根末端間際で出会った踏み跡には迷わず従うこと、の経験則は正しいことが証明されることになった。

今回の奥久慈も好天に恵まれ、他の山域では味わえない山歩きを堪能することができた。
一部には断崖絶壁や意外に深い渓谷もある奥久慈だが、ソコさえ気を付け多少のヤブ漕ぎに耐えられれば、どこでも歩けるんじゃないかと思えてしまう。奥久慈のどこにでもある薄〜い踏み跡や獣道は私には丁度いい具合だし、、、もしかして私、ヤブ漕ぎが好きなのかなぁ。。。あ、思い出した、私の干支は猪だった。(チャンチャン!)

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コメント

猪でしたか。。。
Kinoeさん、こんばんは
純粋な山歩き、お疲れ様でした

それにしても、kinoeさんが歩くと、奥久慈は一味もふた味も魅力的ですね

勝手な考えですけど、奥久慈は生活感が色濃くある割りには観光地化はあまりされていない(登山も含めて)地域も多いので、その辺りがこの地域の魅力のような気もします。

「どこでも歩けるんじゃないかと思えてしまう」っていうのはkinoeさんならではの名言ですね メモらせていただきます
猪だったら、奥久慈の山々はそれこそ歩きやすい道の連なりですね

楽しいレコ、ありがとうございました。
2014/11/24 22:00
Re: 猪でしたか。。。
bobechanさん、

「純粋な山歩き」なんて言うと「神髄を極めた山歩き」みたいな感じも受けますが、私の場合は「何のヒネリもないタダの山歩き」なんですねぇ。何の制約も受けずに(チョット言い過ぎですが)好き勝手に歩くのって、良くないですか?

> 勝手な考えですけど、・・・
そうですねぇ。尾根上には、現在では車道が繋がったせいで利用されなくなったような峠道が少なくないですし、、、山から割と近い場所に集落が点在するという、奥久慈特有の山容に起因する地域性が関係しているのかもしれませんね。

いずれにしても、時々はお邪魔して楽しみたい山域であることは確かです。
2014/11/25 23:50
イノシシでしたか パート2
キノエさん 仕事中ですか

イノシシで早生まれなら、犬のビギと同学年ですネ!?
>もしかして私、ヤブ漕ぎが好きなのかなぁ。。。
って、キノエさんヤブ意外のルート歩くんでしたっけ
そろそろ尻尾が生えてくるころかと思いますヨ

でもこの低山での地図読みとても難しそうですね
予定通りに間違えずにグルリと一周は流石だわ
でもどうしてピンポイントでこの山域だったんですか?
キノエの勝手でしょって言われそうだけど

おっと仕事するふりしないと
2014/11/25 17:03
Re: イノシシでしたか パート2
ビギさん、

ビギさんは1年先輩ですね。今度おごってください。酒以外で。
でなければ、私の前を歩いて、ヤブにトレース付けてください。

奥久慈で地図読みは、正直かなり厳しいでしょうね。葉が落ちてある程度見通せる冬ならばイケルかもしれませんが。。。私?地図読みなんてしてません。GPS頼みですよ、もちろん。

でも一味違った山歩きができて面白いエリアですよ。5、6回目かなぁ。きっとビギさんも気にいると思いますよ。騙されたと思って、是非一度行ってみてくださいな。まずは篭岩辺りで。あ、遭難だけはナシね。
2014/11/25 23:52
お疲れ様です!
kinoeさん こんばんは〜

またもやkinoeさんらしーーいレコですね!

僕なら間違いなくどこかでルートロストして終了ってとこでしょう

写真45のトゲのある木、明るくてもなんだかひっかけそうですが暗かったら不用意につかんで怪我しちゃいますよね

ワタクシはネズミです、だからちょこまか歩くレコばっかりになっちゃうんですかね?

・・・ちなみに藪漕ぎは苦手です

今回も存分に山歩きを楽しまれたようでお疲れ様でした〜
2014/11/25 20:19
Re: お疲れ様です!
drunkyさん、

あー、ネズミでしたか。妙に納得してしまいました。

実はあのトゲトゲの木、掴んでしまって手のひらにトゲを残しちゃったんですけど、取ろうとしても老眼でよく見えず、持っていたルーペを取り出し何とか抜いたのでした。他にもバラのような植物もあって大変でした。あーゆーのってたいがい群生してるんで、最終的には大きく巻きましたよ。

奥久慈は、drunky御殿からでも遠くないと思うんですけど、お好みじゃないですかね。GPSを有意義に利用できて、面白いと思うんですけど。ルートを選べば、ヤブ漕ぎしなくても大丈夫ですし・・・

標高500mくらいのピークから、標高200mほどのボンボリ山塊の眺めを一度見て欲しいなぁ。
2014/11/25 23:53
お帰りなさいませ
kinoeさん、こんにちは。奥久慈にお帰りなさいませ

今回も渋いルート。凡人にはちょっと思いつかないです 。調査段階での読図力の賜物ですね。
特に、奥久慈トレイルレースの名所である寺入沢(深い沢なのですが)の右岸の稜線が歩けるとは全く想像できませんでした。折を見てフォローさせていただきます。

また、近いうちに御降臨くださいますよう、楽しみにしております
2014/11/26 0:06
Re: お帰りなさいませ
kilkennyさん、

寺入沢、レコではよく目にする名称ですが、私がランチした岩尾根の北の沢なんですね。確かに深そうでした。
あの尾根自体は、人間社会に向かって下るという点で、おかめ山北東尾根の時に竜神湖に落ちていく尾根に比べたら、精神状態は雲泥の差ですし、実際にも写真にあるように、岩尾根の南側を進む必要がある場所が一ヶ所あるだけで、(Vルートとしては)全く問題ありませんでした。
むしろ、そんな深い沢がトレイルレースのコースになってることの方が私には想像できません。

今回は、ルートもさることながら、時期的に行って良かったです。(帰りは渋滞でしたが。)
もし、ご期待に沿えなかったとしてもお許しください。所詮、道楽ですから。
2014/11/26 0:54
是非、石碑番をw
こんばんは。
今回は久々に「冒険色」の強い山行みたいでしたね。
ヤブ漕ぎがそう思わせるのだろうかと思いますが
これだけのヤブ漕ぎルートを歩かれるのであれば事前調査は入念なんでしょうね。
いつも何気なく見ているけど、今回改めてそう感じました

「奉上東西金砂山大権現」の石碑、
また半年後ぐらいに無事に建っているのか確認しにいかないとですね。
僕もkinoeさんぐらいしか通らないんじゃないかと思ったので
お疲れ様でした。
2014/11/26 22:53
Re: 是非、石碑番をw
hiroumiさん、

実はあの石碑、私も気になって少し調べましたが、石碑の情報は何も見つかりませんでしたが、東西にある金砂神社ってのが、ものすごーく歴史ある神社らしく、なんと72年間隔で行われる大祭礼と7年間隔の小祭礼があることで有名なんだそうです。(参拝して来なかったことを後悔です。)

なので、石碑の存在を知りたがっている人がいるんじゃないか、お知らせする必要があるんじゃないか、などと考えたりするわけです。
妥当そうな連絡先が見つかったら、問い合わせてみようかと思っています。

事前調査ですか?特にないです。
手品は、タネがわからないから楽しめる。でしょ?

コメントありがとうございました。

(2014.12.27訂正)
本文中の「7年間隔」を「6年間隔」に訂正します。
2014/11/27 19:16
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