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Yamareco

記録ID: 5509011
全員に公開
ハイキング
道北・利尻

初夏の北海道低名山ソロツアーPart. 1:礼文岳(内路登山口よりピストン;雲上の利尻富士絶景に歓喜!)

2023年05月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
15.9km
登り
709m
下り
711m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:24
休憩
1:09
合計
6:33
9:51
33
10:24
10:30
25
1km地点
10:55
10:59
25
旧コース合流点
11:24
11:26
51
小ピーク(標高300m)
12:17
12:53
30
13:23
13:26
13
小ピーク
13:39
13:41
22
旧コース合流点
14:03
14:09
25
あと1km地点
14:34
14:42
36
15:18
15:18
11
キトウスBS
15:29
15:31
53
金環食観測記念碑
天候 快晴微風(海上・海岸線はほぼ終日一面の雲海…)
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス タクシー
(往路)香深港フェリーターミナルより借上げハイヤーにて内路登山口へ[通常のメーター制では3,500円ぐらい;ドライバー氏とのネゴの結果、3,000円にサービス!]
(復路)予定時刻より早く下山のため、内路BSよりバス停2つ分(約6km…)歩いて香深井バス停へ[自販機・ゆうちょATMあり!]
コース状況/
危険箇所等
・全般に刈り払いなど整備が行き届いた一本道のハイキングコース、特段の不明瞭箇所なし
・礼文岳手前のピーク前後、岩混じりのザレ場通過区間あり、荒天時などスリップ・落石注意
・片道4.5kmのコース中、概ね約1km毎に案内道標あるも、一部山頂までの距離表示に混乱あり[明らかな誤りは手書きの訂正入り…]
・コース途中にトイレなし(植生保護のため、登山口の公衆トイレを利用のこと)
その他周辺情報 香深港フェリーターミナルより徒歩3分、日帰り温泉「うすゆきの湯」あり(夜遅くまで営業、大人600円/露天風呂・サウナ・休憩スペースあり)
北海道ソロツアー、今回は夕刻の飛行機で羽田スタート。久々の航空機搭乗、保安検査場も様変わりしており、暫しマゴマゴ…
by  F-04K, FUJITSU
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北海道ソロツアー、今回は夕刻の飛行機で羽田スタート。久々の航空機搭乗、保安検査場も様変わりしており、暫しマゴマゴ…
アッという間に札幌着。名物のテレビ塔を眺めながら大通公園へ、夜行バスで稚内を目指します。
by  F-04K, FUJITSU
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アッという間に札幌着。名物のテレビ塔を眺めながら大通公園へ、夜行バスで稚内を目指します。
翌朝5時半、稚内のフェリーターミナルに到着。最果ての当地は朝霧に包まれており、前日夕方まで炎暑の東京にいたことが信じられないような肌寒い気候です…〈ブルブル…〉
by  F-04K, FUJITSU
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翌朝5時半、稚内のフェリーターミナルに到着。最果ての当地は朝霧に包まれており、前日夕方まで炎暑の東京にいたことが信じられないような肌寒い気候です…〈ブルブル…〉
朝イチの礼文島行きフェリー、団体客で満員の盛況…〈汗…〉
by  F-04K, FUJITSU
朝イチの礼文島行きフェリー、団体客で満員の盛況…〈汗…〉
今回はトータル10日間の長丁場、久々のデカザック投入…!
by  F-04K, FUJITSU
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今回はトータル10日間の長丁場、久々のデカザック投入…!
アマポーラ宗谷号、車も沢山積める大きな船です。
by  F-04K, FUJITSU
アマポーラ宗谷号、車も沢山積める大きな船です。
航空機のような、立派な乗船口です。
by  F-04K, FUJITSU
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航空機のような、立派な乗船口です。
折角なので、少し奮発して眺めの良い1等和室を取りました。港の対岸に海保の巡視船が複数停泊、G7サミット期間中でもあり、北辺の国境近くの緊張感が漂います…。
2023年05月19日 06:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 6:25
折角なので、少し奮発して眺めの良い1等和室を取りました。港の対岸に海保の巡視船が複数停泊、G7サミット期間中でもあり、北辺の国境近くの緊張感が漂います…。
船は緩やかに左方へ舵を切り、礼文島へと向かいます。
2023年05月19日 06:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 6:47
船は緩やかに左方へ舵を切り、礼文島へと向かいます。
自衛隊のレーダーサイト(?)が間近に見えます。
2023年05月19日 06:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 6:49
自衛隊のレーダーサイト(?)が間近に見えます。
礼文島・香深港入港。学生時代以来、35年ぶりの再訪です。上空は晴れてますが、濃い朝霧が懸かって利尻島は見えず…〈涙…〉
2023年05月19日 08:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 8:30
礼文島・香深港入港。学生時代以来、35年ぶりの再訪です。上空は晴れてますが、濃い朝霧が懸かって利尻島は見えず…〈涙…〉
気温10℃以下、ウィンドブレーカー着ても肌寒い…
2023年05月19日 08:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 8:41
気温10℃以下、ウィンドブレーカー着ても肌寒い…
フェリーターミナルから徒歩わずか2分、じゃらんネットで見つけた便利なお宿がコチラ。まずはデカザックを預け、いざ礼文岳ハイクへ。
2023年05月19日 08:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 8:44
フェリーターミナルから徒歩わずか2分、じゃらんネットで見つけた便利なお宿がコチラ。まずはデカザックを預け、いざ礼文岳ハイクへ。
バスの待ち時間が勿体なく、港のハイヤーを急遽割引でチャーター。登山口への移動途中、雲海の上に浮かぶ利尻富士の絶景!
by  F-04K, FUJITSU
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バスの待ち時間が勿体なく、港のハイヤーを急遽割引でチャーター。登山口への移動途中、雲海の上に浮かぶ利尻富士の絶景!
アッという間に内路(ないろ)の登山口着。雲海上の絶景目指し、ここから片道4kmのハイキング開始です。
2023年05月19日 09:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/19 9:47
アッという間に内路(ないろ)の登山口着。雲海上の絶景目指し、ここから片道4kmのハイキング開始です。
さすが花の百名山、早くもカラフルな高山植物っぽい花々が続々…
2023年05月19日 09:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/19 9:52
さすが花の百名山、早くもカラフルな高山植物っぽい花々が続々…
登山口近くで、既にスゴい群落あり…。(宿でもらった礼文島ガイドマップによれば、オオバナノエンレイソウのようです…)
2023年05月19日 09:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/19 9:53
登山口近くで、既にスゴい群落あり…。(宿でもらった礼文島ガイドマップによれば、オオバナノエンレイソウのようです…)
海上の雲海に浮かぶ利尻富士の雄姿。この絶景が見られただけでも、遥々東京からやって来た甲斐がありました…!〈ジーン…〉
2023年05月19日 10:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
4
5/19 10:00
海上の雲海に浮かぶ利尻富士の雄姿。この絶景が見られただけでも、遥々東京からやって来た甲斐がありました…!〈ジーン…〉
ズームアップで1枚。ハイヤーの運転手さんによれば、これでも残雪は例年の半分ぐらいの由…
2023年05月19日 10:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
5
5/19 10:01
ズームアップで1枚。ハイヤーの運転手さんによれば、これでも残雪は例年の半分ぐらいの由…
ハクサンチドリでしょうか。標高僅か100m弱で、高山植物のオンパレード!
2023年05月19日 10:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 10:08
ハクサンチドリでしょうか。標高僅か100m弱で、高山植物のオンパレード!
展望の良い笹ゾーンを抜け、ダケカンバ帯に差し掛かります。植生的には、信州の標高1,500〜2,000mの中高山の趣…
2023年05月19日 10:11撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 10:11
展望の良い笹ゾーンを抜け、ダケカンバ帯に差し掛かります。植生的には、信州の標高1,500〜2,000mの中高山の趣…
勾配が緩み、一旦なだらかな下り基調の路に。遅い春の訪れを寿ぐ、野鳥たちのさえずりが心地良いです…
2023年05月19日 10:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/19 10:18
勾配が緩み、一旦なだらかな下り基調の路に。遅い春の訪れを寿ぐ、野鳥たちのさえずりが心地良いです…
足許には、鮮やかな黄色の花々…。君の名は?
2023年05月19日 10:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 10:21
足許には、鮮やかな黄色の花々…。君の名は?
登山口から1km地点、ここらでチョックラ一休み。刈り払いが行き届き、道標もしっかりしていて、ビギナーでも安心して歩けそうなステキなトレイルです。
2023年05月19日 10:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 10:23
登山口から1km地点、ここらでチョックラ一休み。刈り払いが行き届き、道標もしっかりしていて、ビギナーでも安心して歩けそうなステキなトレイルです。
植生が少し変わり、この辺りはブナ系の深い原生林…
2023年05月19日 10:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 10:36
植生が少し変わり、この辺りはブナ系の深い原生林…
かつての最短コース登山道との合流点着。往路のドライバー氏によれば、先年遭難騒ぎがあり、今は通行禁止(廃道化)している由…
2023年05月19日 10:54撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 10:54
かつての最短コース登山道との合流点着。往路のドライバー氏によれば、先年遭難騒ぎがあり、今は通行禁止(廃道化)している由…
標高300m超、樹林帯を抜けて眺めの良い小ピーク着。海はすっかり雲に覆われ、利尻の絶頂にも雲が襲来…
2023年05月19日 11:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/19 11:23
標高300m超、樹林帯を抜けて眺めの良い小ピーク着。海はすっかり雲に覆われ、利尻の絶頂にも雲が襲来…
目指す礼文岳山頂がようやく見えてきました。こちら礼文島は雲一つない快晴です。
2023年05月19日 11:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 11:24
目指す礼文岳山頂がようやく見えてきました。こちら礼文島は雲一つない快晴です。
標高350m弱で、早くもハイマツ帯へ突入。彼方には、利尻富士の絶頂が再び登場!
2023年05月19日 11:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 11:35
標高350m弱で、早くもハイマツ帯へ突入。彼方には、利尻富士の絶頂が再び登場!
礼文岳から伸びる尾根の先、気持ちの良さそうな草原と海岸線が拡がってます。
2023年05月19日 11:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 11:48
礼文岳から伸びる尾根の先、気持ちの良さそうな草原と海岸線が拡がってます。
こうして見ると、利尻島はどの方角からも完ぺきなシンメトリーで、程良い残雪も相俟って惚れ惚れするお姿です。
2023年05月19日 11:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 11:51
こうして見ると、利尻島はどの方角からも完ぺきなシンメトリーで、程良い残雪も相俟って惚れ惚れするお姿です。
島北端の船泊〜スコトン方面。海上からの雲が滝のように押し寄せてます…
2023年05月19日 11:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 11:55
島北端の船泊〜スコトン方面。海上からの雲が滝のように押し寄せてます…
礼文岳山頂がスッキリ見えてきました。最後の登りがシンドそうですが、頂上で快哉を叫ぶハイカーが何人も見えます。
2023年05月19日 11:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 11:57
礼文岳山頂がスッキリ見えてきました。最後の登りがシンドそうですが、頂上で快哉を叫ぶハイカーが何人も見えます。
山頂手前の小ピーク、少しガレた岩場を通過。標高400m強の低山とは思えぬ、日本アルプス的風貌です…
2023年05月19日 12:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 12:00
山頂手前の小ピーク、少しガレた岩場を通過。標高400m強の低山とは思えぬ、日本アルプス的風貌です…
山頂までは樹林帯もなく、気持ちの良い笹原のトレイルが伸びてます。一旦大きく下り、いよいよ最後の一登り…
2023年05月19日 12:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 12:02
山頂までは樹林帯もなく、気持ちの良い笹原のトレイルが伸びてます。一旦大きく下り、いよいよ最後の一登り…
礼文岳山頂着!利尻富士の絶頂も幸い見えてます。居合わせた女性パーティの方に撮って頂きました。
2023年05月19日 12:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 12:17
礼文岳山頂着!利尻富士の絶頂も幸い見えてます。居合わせた女性パーティの方に撮って頂きました。
ここは、この絶景を見るために存在し続けるお山という気もします…
2023年05月19日 12:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 12:19
ここは、この絶景を見るために存在し続けるお山という気もします…
山頂の反対側は濃いハイマツ帯、こちら側には道はない模様…
2023年05月19日 12:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 12:21
山頂の反対側は濃いハイマツ帯、こちら側には道はない模様…
肉眼では、雲海の彼方に大雪など北海道中央部の山々もうっすらと見えてます。
2023年05月19日 12:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 12:26
肉眼では、雲海の彼方に大雪など北海道中央部の山々もうっすらと見えてます。
利尻の絶景を眺めながら、昨夜札幌で仕入れた函館のカニ飯弁当を頂きます。人生このためにあるのでは、と思える至福のひととき…
2023年05月19日 12:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/19 12:29
利尻の絶景を眺めながら、昨夜札幌で仕入れた函館のカニ飯弁当を頂きます。人生このためにあるのでは、と思える至福のひととき…
先ほどよりも山頂付近の雲が減り、利尻富士の全景がスッキリ見えてきました。何度見ても惚れ惚れ…。さて、お腹も朽ちたところで、そろそろ下山にかかります。
2023年05月19日 12:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 12:46
先ほどよりも山頂付近の雲が減り、利尻富士の全景がスッキリ見えてきました。何度見ても惚れ惚れ…。さて、お腹も朽ちたところで、そろそろ下山にかかります。
ここは貴重な一等三角点。
2023年05月19日 12:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/19 12:51
ここは貴重な一等三角点。
ハイマツ越しの利尻富士もまた格別!
2023年05月19日 12:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 12:57
ハイマツ越しの利尻富士もまた格別!
旧コースとの合流点に戻ってきました。ここの案内道標では「山頂まで3km」とあり、往路で一瞬絶望感に囚われました…。実際には山頂まで2km前後と思われ、よく見ると手書きで修正が入ってます…。
2023年05月19日 13:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 13:40
旧コースとの合流点に戻ってきました。ここの案内道標では「山頂まで3km」とあり、往路で一瞬絶望感に囚われました…。実際には山頂まで2km前後と思われ、よく見ると手書きで修正が入ってます…。
何だか、深い原生林に吸い込まれてタイムスリップしそうな路です。
2023年05月19日 13:50撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 13:50
何だか、深い原生林に吸い込まれてタイムスリップしそうな路です。
これはスミレの仲間でしょうか…
2023年05月19日 13:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 13:55
これはスミレの仲間でしょうか…
紫のチドリ達が乱舞。足許の黄色い花が彩りを添えてます。
2023年05月19日 14:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 14:20
紫のチドリ達が乱舞。足許の黄色い花が彩りを添えてます。
不思議なことに、海岸線の登山口が近づくとガス帯に突入。あれほど惜しげもなく見えていた利尻富士のお姿もお隠れに…。〈涙…〉心なしか、気温も少し下がった感じです。
2023年05月19日 14:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 14:21
不思議なことに、海岸線の登山口が近づくとガス帯に突入。あれほど惜しげもなく見えていた利尻富士のお姿もお隠れに…。〈涙…〉心なしか、気温も少し下がった感じです。
こちらはヒトリシズカさん達ですね。
2023年05月19日 14:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 14:28
こちらはヒトリシズカさん達ですね。
この白い立派なお花(オオバナノエンレイソウ)は、登山口近くだけで見かけました。
2023年05月19日 14:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/19 14:30
この白い立派なお花(オオバナノエンレイソウ)は、登山口近くだけで見かけました。
白いお花たちに出迎えられ、無事内路の登山口帰着。お帰りのバス時刻まで約2時間、さてどうしたものか…〈悩…〉
2023年05月19日 14:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 14:32
白いお花たちに出迎えられ、無事内路の登山口帰着。お帰りのバス時刻まで約2時間、さてどうしたものか…〈悩…〉
ウミネコ達の賑やかな声を聞きながら、まずは海縁のトイレで一休み。疲れた身体と相談しつつ、どうやって宿へ帰るか思案に暮れます…
2023年05月19日 14:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 14:35
ウミネコ達の賑やかな声を聞きながら、まずは海縁のトイレで一休み。疲れた身体と相談しつつ、どうやって宿へ帰るか思案に暮れます…
見上げると、街路灯の上に鎮座するウミネコ君が置物のよう…
2023年05月19日 14:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 14:46
見上げると、街路灯の上に鎮座するウミネコ君が置物のよう…
タンポポロードと言っても良いぐらいの黄色いお花のオンパレード。ジッとしていても寒いので、取りあえず自販機求めて隣のバス停まで歩いてみることに…
2023年05月19日 14:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 14:48
タンポポロードと言っても良いぐらいの黄色いお花のオンパレード。ジッとしていても寒いので、取りあえず自販機求めて隣のバス停まで歩いてみることに…
上のドーム状の施設が津波警報時の緊急避難場所のよう。まるで宇宙基地のような造りです…
2023年05月19日 15:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 15:14
上のドーム状の施設が津波警報時の緊急避難場所のよう。まるで宇宙基地のような造りです…
お隣のバス停・キトウスまで歩きましたが、北電の発電所施設しかありません…〈涙…〉
2023年05月19日 15:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/19 15:17
お隣のバス停・キトウスまで歩きましたが、北電の発電所施設しかありません…〈涙…〉
1948年の金環食観測記念碑通過。終戦直後の混乱期、さぞかしこの地も盛り上がったのでしょう。比較的最近(10年くらい前?)にも、東京の自宅から見た記憶がありますが…
2023年05月19日 15:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 15:29
1948年の金環食観測記念碑通過。終戦直後の混乱期、さぞかしこの地も盛り上がったのでしょう。比較的最近(10年くらい前?)にも、東京の自宅から見た記憶がありますが…
香深井エリアの道路沿いで、ついに自販機発見!カネでモノが買える歓びを久々に体感、北海道あるあですねー!
2023年05月19日 16:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 16:15
香深井エリアの道路沿いで、ついに自販機発見!カネでモノが買える歓びを久々に体感、北海道あるあですねー!
郵便局のATMで、手数料ナシでお金も引き出せました。一気に文明世界へ戻ってきた感じです…
2023年05月19日 16:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 16:23
郵便局のATMで、手数料ナシでお金も引き出せました。一気に文明世界へ戻ってきた感じです…
郵便局前、シブイ字体の香深井BS着。次のバスまで約10分強、程良い時間となりました。結局、登山口から約6km強、バス停2つ分歩いて、そろそろ両脚が悲鳴を上げてますので、これにて本日の行程終了です。バスで宿に戻り、香深港近くの温泉へGo!
2023年05月19日 16:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 16:25
郵便局前、シブイ字体の香深井BS着。次のバスまで約10分強、程良い時間となりました。結局、登山口から約6km強、バス停2つ分歩いて、そろそろ両脚が悲鳴を上げてますので、これにて本日の行程終了です。バスで宿に戻り、香深港近くの温泉へGo!
有難いことに、チェックインした宿で無料入浴券ゲット。着替えとタオル持ち、ダッシュで日帰り温泉「うすゆきの湯」へ。10年ほど前にオープンしたそうで、フェリーターミナルにも程近くとても便利。お目当ての露天風呂からの利尻富士は望めませんでしたが、冷えた身体が芯から温まる良いお湯でした!
2023年05月19日 17:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/19 17:13
有難いことに、チェックインした宿で無料入浴券ゲット。着替えとタオル持ち、ダッシュで日帰り温泉「うすゆきの湯」へ。10年ほど前にオープンしたそうで、フェリーターミナルにも程近くとても便利。お目当ての露天風呂からの利尻富士は望めませんでしたが、冷えた身体が芯から温まる良いお湯でした!
宿に戻り、この日の夕餉は宿のご主人が朝取ってきたばかりの超新鮮なウニはじめ、地場の特選お刺身の数々。フロ上がりのビールも五臓に沁み渡り、明日への活力が湧いてきます。最近のマイブーム、島旅の五感に刺さる魅力を改めて実感!
2023年05月19日 18:02撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/19 18:02
宿に戻り、この日の夕餉は宿のご主人が朝取ってきたばかりの超新鮮なウニはじめ、地場の特選お刺身の数々。フロ上がりのビールも五臓に沁み渡り、明日への活力が湧いてきます。最近のマイブーム、島旅の五感に刺さる魅力を改めて実感!
撮影機器:

感想

初夏の北海道ソロツアー、今回は久々の長丁場にて、デカザックに着替え・寝袋など詰めて木曜夕刻に出立。このところ「島山」巡りが続いていますが、今次ツアー最初のターゲットは図らずも「花の百名山」や新日本百名山に名を連ねる道北の離島の山・礼文岳です。小生にとりこれまた3年ぶりの飛行機に乗り、札幌からは夜行バスに乗り継いで、効率良く金曜早朝、稚内のフェリーターミナル到着。朝イチの大型フェリーで午前9時前に学生時代以来の礼文島・香深港に上陸し、すぐ近くの宿に荷物を預け、早速礼文岳ハイクに出撃します。
 登山口の内路を通る路線バスの次便まで待ち時間が長く、港近くのハイヤー会社の方に声がけすると、価格交渉の結果、「借上げ」扱いにして3,000円で登山口まで行ってくれる由。途中、車内から早速雲海の上に浮かぶ利尻富士の絶景を撮影しテンション爆上がり。ドライバー氏から今年の残雪は例年の半分とかなり少なめ、礼文では既に名物・レブンアツモリソウが開花、など最新の地元情報を聞き込むうち、アッという間に登山口着。クマはいないものの、念のため野生動物除けの鈴を鳴らしながら登山スタート、登り始めてすぐにオオバナノエンレイソウ、ハクサンチドリなど本州では高山でしかお目にかかれないレアな花々のお出迎えを受けます。
 以降のコース中状況詳細は本文・写真キャプション記載の通り、結果的には山頂までの間、高山植物の方は「花百」の名から期待したほどには見られませんでしたが、樹林帯を抜けたピークでいきなり雲海に浮かぶ秀麗な利尻富士のお姿、なだらかにうねる礼文島の分水嶺の山々などの絶景を楽しむことができ、遥々ここまでやって来て良かった、としみじみ。山頂では、先着の複数の女性パーティの皆さんに「また1人、この素晴らしい景色を味わえたラッキーな人が来た!」と拍手で迎えられ、感慨もひとしお。海上を覆い尽くす雲海の彼方に目をやると、どうやら北海道の脊梁山地、大雪の山々なども薄ら見えているようです。
 居合わせた女性ハイカーの方に記念のシャッターをお願いし、改めて眼前の絶景を眺めながら、札幌で前夜仕入れた北海道の味覚溢れるカニ飯弁当を味わいます。人生の悦楽ここにあり、と思える至福のひとときでしたが、帰路も長い道のり、午後1時前に名残惜しい山頂を後にします。帰路も来た道を忠実に下り、登山口には当初予定より1時間近く早い午後2時半過ぎに帰着。皮肉なことに、稜線上は半袖Tシャツでも良いぐらいの温かさでしたが、海岸線に下ると一帯は濃い海霧に掩われ、ウィンドブレーカーを羽織っても震えるほどの寒さです。帰りのバス便までの待ち時間は2時間ほど、礼文島までの長い行程の疲れもあり、両脚は既に筋肉痛の前触れが出ていますが、ジッとバスを待つのも耐えられず、取りあえずジュースの自動販売機を目指し、次のバス停まで歩くことに。とはいえ、ここは最果て・北海道の離島、次の集落のあるキトウスBSまで実に2km余り、北電の発電所がある以外は人の息吹が感じられず、当然ながら自動販売機も皆無…。仕方なく、更に次を目指して歩き始めますが、行き交う車も疎らな車道を海岸線に張り付くようにクネクネと進み、かまびすしい海鳥たちの食い荒らしたウニの残骸などを眺めつつ、歩いても歩いても集落は現れません…。
 結局、次のバス停・香深井まで更に約4kmの道を歩くことになり、さすがに疲労困憊の当方でしたが、バス停の手前でついに自動販売機を発見!おカネでモノが買える感懐を久し振りに覚えた後、バス停前の郵便局にはゆうちょ銀行のATMも登場。未だ現金経済がメインの島での支払いに備え、現金を少し引き出した後、ほぼ時間通りやって来た帰りのバスに乗り込むと、何と礼文岳山頂で居合わせた女性パーティのお二人が。「寒いので登山口からここまで歩いてきました…」と報告し、お二人から感心と呆れの入り交じった眼差しで見られましたが、ともかく計16km近くの行程をトラブルなく歩き切れて大いに満足でありました。
 宿に戻り、有難いことにすぐ近くの日帰り温泉の無料入浴券を頂いて、着替えを手にダッシュで露天風呂へGo!宿での夕食も、ご主人自らの手による朝採れウニはじめ、超新鮮な地場のお刺身づくしに大満足です。こうして北海道ツアー初日の行程は恙なく終了。筋肉痛は少々心配ですが、幸い翌日も朝から好天予報、利尻富士の絶景を引続き堪能しつつ、「花いっぱいの礼文」に相応しい高山植物の群落を探訪すべく、急遽南部・桃岩周辺のウォーキングトレイルへ出かけることにしました。ストーブを点ける寒さの中、早々に眠りについた小生でありました。
[※2日目・桃岩トレイル編に続きます…]

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