記録ID: 5513191
全員に公開
ハイキング
甲信越
日程 | 2023年05月20日(土) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴れ、のち曇り、ときどき晴れ |
アクセス |
利用交通機関
(往路)新潟まではマイカー、新潟港より始発フェリー、レンタカーにてドンデン山荘下(車は翌日のドンデンライナーで回収)
バス、
車・バイク、
船
(復路)白雲台より金北山ライナー、翌日に外海府の花を鑑賞ののち、夕方のジェットフォイルで新潟港
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 例年にない暖かい春のはずですが、山頂直下の雪はそれなりに残っており、花も例年どおりです。カタクリは終盤、シラネアオイは見頃継続中、サンカヨウは終盤ですが見頃の株もあり。例年楽しみにしているヤマシャクヤクは蕾であと数日ほど掛かりそうな感じでしたが、別の場所に満開の株がありました。トビシマカンゾウやイワユリなどの海沿いの花は例年より早いです。山のなかでも雪解けとともに咲く花はまだ見頃継続中だったりまだ蕾だったりしましたが、木に咲く花は早いです。 |
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その他周辺情報 | コロナが明けて高齢者や団体旅行が戻ってきており、旅館やバス、タクシーは混雑しています。今回はドンデンライナーが満車、タクシーもつかまらず、レンタカーでドンデン山荘下まで上がりました。デボした車を回収するために乗った翌朝のライナーは、半分くらいの乗車率でした。自転車イベントと重なったせいもあるとは思いますが、いつもの温泉宿は素泊まりのみで、がら空きだった昨年までをイメージして行くと戸惑うかもしれません。 |
過去天気図(気象庁) |
2023年05月の天気図 |
写真
感想/記録
by yamaonse
3月頭に沢で転んで靭帯損傷してから早2か月以上。全治1か月と診断され、予備の1か月も含めて5月には完全復活しているつもりでお遍路と佐渡縦走を予約しました。お遍路はゆっくりペースだけど1日平均30キロを踏破し、調子良く次の佐渡縦走へ。
例年なら雪割草などの早春に咲く花を愛でるべく頻繁に訪れる新潟、今年は療養中で一度も訪れることができなかったので、見逃した花を取り返すべく意気込みます。まずは滞在する土日のうち天気のいい方にと様子見をして、いざライナーバスを予約。
と思ったら、なんとドンデンライナーは満車でお乗せすることはできませんとの回答(驚)以前なら2号車が出たりして乗せ切らないなんてことはなかったはずなのにと思いつつ、タクシーでも5千円程度と聞き問い合わせるも、各社とも満車との回答。
仕方がなく、レンタカーを1日余計に借りてドンデン山荘まで向かい、デポした車は翌朝のライナーバスで回収することに。余計な出費と手間に憤慨するも怪我の功名、バスより15分ほど早く到着したことが山からの帰還を左右することとなりました。
バスで来る方々よりも一足早く出発する大佐渡縦走路、目当てのヤマシャクヤクやサンカヨウはまだ蕾で落胆するも、別のところでサンカヨウの群生地を新たに発見して大満足。とは言いつつ、帰りのバスの時間もあるので花に時間は掛けられません。
以前歩いたとき、ドンデン高原を周回してから金北山を縦走するにはサクサク歩かないと時間的に厳しいのは分かっていました。2週間前のお遍路で歩くペースが上げられないのも承知していたので、じっくり腰を据えて撮影するのも自粛していました。
ところが、ザレ場の下りが思いの外怖くて、思うようにペースが上げられません。と言いつつゆっくりでも歩き続ければ間に合うラップタイムでしたが、なんと金北山への最後の登りで足が攣り始めます。いつものように常備した漢方薬でしばしの休憩。
ものの5分もするとテキメンに効くはずの漢方薬ですが、今回はなんだか嫌な感じ。怪我をした方ではない足に負担が掛かっているようで、太ももやふくらはぎのみならず、足首横の小さな筋肉まで固まってしまい、二度目に飲んだ漢方薬も効きません。
バスの時刻は迫ってくるし焦りまくり、頂上直下の残雪も今までで一番多く残っていましたが慎重に慎重を期して登り切り、どうにかこうにか金北山の山頂。縦走路では抜きつ抜かれつしていた方が同じバスだと知り、下山はこの方を目安に歩きました。
どうにかバスに間に合うだろうと安堵した頃、先を歩いていたこの方に追いつくと、そこには満開のヤマシャクヤクのご褒美が待っていました。お話しすると同郷の方で今は東京にお住まい、花を楽しみに佐渡に来たとのことで希少花を共に喜びました。
ということでやっとこさっとこだった佐渡縦走。お遍路は観光含め120キロ、遍路転がしの山道も歩きましたが、退路もなく足場の状況も変わる長丁場の山は別物と悟りました。いつ完治するのか悩ましいですが、小さい山でリハビリを続けたいです。
例年なら雪割草などの早春に咲く花を愛でるべく頻繁に訪れる新潟、今年は療養中で一度も訪れることができなかったので、見逃した花を取り返すべく意気込みます。まずは滞在する土日のうち天気のいい方にと様子見をして、いざライナーバスを予約。
と思ったら、なんとドンデンライナーは満車でお乗せすることはできませんとの回答(驚)以前なら2号車が出たりして乗せ切らないなんてことはなかったはずなのにと思いつつ、タクシーでも5千円程度と聞き問い合わせるも、各社とも満車との回答。
仕方がなく、レンタカーを1日余計に借りてドンデン山荘まで向かい、デポした車は翌朝のライナーバスで回収することに。余計な出費と手間に憤慨するも怪我の功名、バスより15分ほど早く到着したことが山からの帰還を左右することとなりました。
バスで来る方々よりも一足早く出発する大佐渡縦走路、目当てのヤマシャクヤクやサンカヨウはまだ蕾で落胆するも、別のところでサンカヨウの群生地を新たに発見して大満足。とは言いつつ、帰りのバスの時間もあるので花に時間は掛けられません。
以前歩いたとき、ドンデン高原を周回してから金北山を縦走するにはサクサク歩かないと時間的に厳しいのは分かっていました。2週間前のお遍路で歩くペースが上げられないのも承知していたので、じっくり腰を据えて撮影するのも自粛していました。
ところが、ザレ場の下りが思いの外怖くて、思うようにペースが上げられません。と言いつつゆっくりでも歩き続ければ間に合うラップタイムでしたが、なんと金北山への最後の登りで足が攣り始めます。いつものように常備した漢方薬でしばしの休憩。
ものの5分もするとテキメンに効くはずの漢方薬ですが、今回はなんだか嫌な感じ。怪我をした方ではない足に負担が掛かっているようで、太ももやふくらはぎのみならず、足首横の小さな筋肉まで固まってしまい、二度目に飲んだ漢方薬も効きません。
バスの時刻は迫ってくるし焦りまくり、頂上直下の残雪も今までで一番多く残っていましたが慎重に慎重を期して登り切り、どうにかこうにか金北山の山頂。縦走路では抜きつ抜かれつしていた方が同じバスだと知り、下山はこの方を目安に歩きました。
どうにかバスに間に合うだろうと安堵した頃、先を歩いていたこの方に追いつくと、そこには満開のヤマシャクヤクのご褒美が待っていました。お話しすると同郷の方で今は東京にお住まい、花を楽しみに佐渡に来たとのことで希少花を共に喜びました。
ということでやっとこさっとこだった佐渡縦走。お遍路は観光含め120キロ、遍路転がしの山道も歩きましたが、退路もなく足場の状況も変わる長丁場の山は別物と悟りました。いつ完治するのか悩ましいですが、小さい山でリハビリを続けたいです。
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佐度に行かれたんですね。
ドンデンライナーにタクシーもいっぱいってビックリです。
花の金北山、歩く時期が変わると花の植生も変わりますね。
下山のバスに間に合って良かったですね。
足の方、完全ではないようですが、歩き通せて良かったです。
無理なさらないよう、楽しんでくださいね。
いつの間にか怪我した方の足をかばって負担がかかっていたようですね。それにこれだけの花を撮りながら縦走となると足が攣っちゃうのが解りますヨ。でもなんとかバスに間に合い良かったです。毎度思うことですが佐渡って山から海まで花のオンパレードには驚かされます。
雪割草から白根葵や山芍薬と幅広いんですね。いつか行かねばと思いつつも中々想いは叶えません。それにしてもシャトルバスやタクシー満車とはびっくりですね。コロナ渦で従業員が職を離れやりくり付かないなんて言う話を聞きますがそれもあるのかな?
佐渡の花ですが、今回は時間と体力の問題もあり気合いを入れて撮影できませんでしたが、多くの花たちを写真に収めることができました。本来の花期は違いがあるはずの花が一堂に会しているのは贅沢なことですね。人の戻った観光地、手間のかかる食事はNGで素泊まりのみの温泉宿は増えてるし、バスも2号車の運転手さんを確保するのは大変なんでしょうね。地元の方に聞いたら、タクシーは高齢&コロナで廃業した方も多いんだとか。島旅は天気見極めてとか出来ませんが、より計画的に訪れなきゃかも。てるさんも耕心館の花のふるさとにぜひ!^^
全治1ヶ月って言っても、もう片足の方への負担とか
左右のバランスの崩れとか考慮に入れられてないですからねぇ😓
ワタシも全治3ヶ月のところ、完全に元通りと言えるようになったのは5ヶ月過ぎでしたしー
(ま、歳のせいかも知れんけど💦)
それにしてもバスの時間を気にしつつ、足も攣らせつつ頑張った甲斐があって
ご褒美のお花が待っていてくれて良かったですね🌸
佐渡って凄い花畑なんですね
いつか行ってみたくなりました!
恒例の佐渡山行ですね。なんと、今年は足のケガが癒えない中での…。
金北山への最後の雪とヤブの道、だいぶ苦闘されたようですね。
なんと昨年まさに同じ5月20日、同じコースを歩いた時のことが蘇ってきます。
そうそう、前半はスミレとニリンソウ他、かろうじて残っていたミスミソウ。
途中からイワカガミで後半シラネアオイとカタクリ、締めが白いカタクリ。
(ヤマシャクヤクはわかりませんでした。咲いてなかった?)
山の花はほぼ同じでも、大野亀のトビシマカンゾウ、昨年はまだチラホラでした。
今年は麓の方が季節の進みが早いみたいですね。
ドンデンライナー、昨年は金曜日でも席かなり埋まっていました。
増便出してくれないんですね。
昨年はかえってレンタカー確保するのに苦労したように記憶しています。
またいつか、今度はもうちょっと早い時期に行ってみたいなんて思っています。
こんにちは😄
今年は佐渡は無いのかしらと相方と話してましたが、行かれたんですね^o^
他の方のレコから白雲台は売店のサービスが無いとかで、ちょっと残念ですね。
バスの時間を気にしての山行き、ドキドキもの。
然も脚が、、お疲れ様でした^o^
お花とグルメと帰りのジェットホイル、満喫されましたね^o^
前乗り後帰り、なんて豪華な旅でしょう( 〃▽〃)!
毎年上陸するなんて、よほどいい所なのですね、
って写真を見ているとわかりますが。
佐渡島は鹿とか猿とかいないから、お花も食べられないで済むのでしたよね、
それにしても草木もなびくよ〜♪、の佐渡島、お花もお山も海も街中も、アーンドお召し上がりものも、うー、かきたてられる〜!!
バスの時間が迫っているのに、まだ写真撮っているし!
ヒヤヒヤしましたよ!
GWの高知のお遍路の旅も養生中のくせに歩かれましたね、ほぼ花レコなのに笑かせてもらいましたが( ^▽^)
漢方の68番ですが、攣りそうになる前に服用するのが本当はいいのですよね、
でもそんなの時と場合ですからね、
来た、と思ったら2袋服用したら有効でした。
勧めていませんけれど!
ヘラオオバコ、面白いかたちですね、
おつかれさまでした♪
先日のお遍路巡りから今度は佐渡ですか!!
いつもながら行動範囲が広く尊敬いたします!
海の幸、山の幸、何から何まで楽しむところ、本当に羨ましいです。
佐渡はいいところなんですね・・・
お疲れさまです。
同じ日にカーフェリーに乗ってたようですね。我々は運良くドンデン山荘とドンデンライナーが予約できたのでゆっくり山行ができました。
去年のyamaonseさんのヤマレコ、今回のヤマレコを見させてもらって参考になりました。
それにしても佐渡の花は素晴らしかったですね🌸🌸
佐渡、花の種類がすごいですね。どの花も
群生していて見応えありますね。
足の攣り、乗り切られたようで何よりです。
本来は、時間に余裕がある行程のはずが
コロナの影響で、バタバタになって
しまったり、料理もレベルが下がったりと
影響の深刻さが伺えます。
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