また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 5522884
全員に公開
雪山ハイキング
富士・御坂

【富士山】富士宮ルートピストン(残雪の富士山もやっぱりサイコーでした♪)

2023年05月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:24
距離
9.4km
登り
1,440m
下り
1,432m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:59
休憩
2:21
合計
9:20
8:02
8:05
0
8:05
8:07
44
8:51
9:02
33
9:35
9:45
38
10:23
10:50
45
11:35
11:51
26
12:17
12:36
42
13:18
13:18
10
13:28
13:34
2
13:36
13:36
29
14:05
14:13
10
14:23
14:23
6
14:29
14:31
3
14:34
14:34
16
14:50
14:51
11
15:02
15:19
15
15:34
15:42
15
15:57
15:58
18
16:16
16:24
22
16:46
16:48
2
16:50
16:50
12
17:02
17:02
2
17:04
ゴール地点
天候  
天候:晴れ(下界は大雲海だった)
 風:山腹から山頂手前までは無風〜微風
   山頂エリア内の風の通り道のみ10m前後のやや強風
 
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 
■アクセス
・東名高速/足柄スマートICより、一般道(富士山スカイライン含む)
 を利用して富士宮ルートの登山口がある”新五合目駐車場”へ
(1:20着、そのまま6:50ごろまで高度順応も兼ねた仮眠をとる)
*五合目までの富士山スカイラインは既に積雪なし。
 夜間通行規制もないので深夜でも普通に通行できました。

<東名高速/足柄スマートICから新五合目駐車場まで>
・距離:約39km
・所要時間:渋滞無しの直行で53分(Googleマップのナビによる)

■駐車場について
・駐車場は上記の通り、新五合目駐車場を利用
・駐車料金:無料
*開山期はシャトルバスの発着所となる下段に駐車しました。
*下段駐車場内に簡易トイレがあり、通常通り利用できます。

■コンビニ
・足柄スマートICからの一般道沿いに大手コンビニが数軒あります。
 但し、自衛隊の滝ヶ原駐屯地前を過ぎると無いので注意して下さい。
 
コース状況/
危険箇所等
 
【ルート状況、積雪状況など】 2023/05/21 現在 

・この日の登山道は五合目から八合目の池田館まで、一部を除いて
 積雪や氷結箇所はなく夏道をそのまま歩けました。
・八合目池田館(標高3250m)から剣ヶ峰山頂までは全区間雪上歩き。
・八合目から九合五勺付近までは雪渓上を直登しました。
・雪質はシャバシャバの腐れ雪で、ひと踏みで踏み跡ができる雪質。
 積雪量もそれなりに残っており、雪がしっかり沈降しているためか、
 踏み抜くことも殆どありませんでした。非常に歩きやすくて良い
 コンディションでしたが、その反面トレースやステップは無数にあり
 雪面はボコボコ状態だったので、それらはアテにせず自分で歩き易い
 ところを選んで登り降りしました。
・九合五勺から富士宮口頂上の区間のみ雪と岩のミックスでした。
・全区間で厳冬期のような恐怖の氷結斜面はありませんでした。
*その他詳細については写真の方に記載してあります。 

・山小屋については、5/21現在、富士山自体がオフシーズンのため、
 全ての山小屋が閉鎖しており利用できません。従って必要な水や
 食料は全て持参する必要があります。また、駐車場以外はトイレも
 利用できませんのでご注意を。
 
その他周辺情報  
<下山後の温泉はこちらを利用しました>
■御殿場リゾート 富士の郷 ”御胎内温泉健康センター”
https://otainai-onsen.gr.jp/

*利用料(入館料)3時間まで、平日:600円、土日祝日:800円
*定休日:火曜日

・浴槽は内湯2槽、露天3槽で各浴槽ともそれなりの広さで
 ゆったり浸かれる。浴場自体も広めで露天ゾーンは開放感有り。
・全ての浴槽に大きめの湯温計があり非常に分かりやすくて良い。
(湯温は37.5℃の浴槽から42℃くらいの浴槽まであった)
・シャワーは制限付きなものの、1回の吐出時間が長めで使い易かった。
・主なアメニティーはシャンプー、ボディーソープ、コンディショナー
 その他にドライヤー(5台)が常備されている。
・人気の日帰り温泉施設のようで、晴天の日曜18時半ごろの利用で
 館内、浴場ともにかなり混雑していた。
 
予約できる山小屋
八合目池田館
おはようございます。今回のお山は残雪の富士山へ
こちらは富士宮口の新五合目駐車場(下段、簡易トイレ利用可)
開山期間中はシャトルバスの発着所になります
5/21現在、ここまで夜間通行規制もなくマイカーで乗入れできます
深夜2時から高度順応を兼ねて仮眠もして、いざ日本一の頂へGO!
2023年05月21日 06:59撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 6:59
おはようございます。今回のお山は残雪の富士山へ
こちらは富士宮口の新五合目駐車場(下段、簡易トイレ利用可)
開山期間中はシャトルバスの発着所になります
5/21現在、ここまで夜間通行規制もなくマイカーで乗入れできます
深夜2時から高度順応を兼ねて仮眠もして、いざ日本一の頂へGO!
まだ閉山中の富士山。開山期の登山口の各施設など、
華やかな雰囲気はありませんが、いつも通りここから山頂を目指します
2023年05月21日 07:46撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 7:46
まだ閉山中の富士山。開山期の登山口の各施設など、
華やかな雰囲気はありませんが、いつも通りここから山頂を目指します
当然ですが、開山していないので六合目の宝永山荘と雲海荘も閉まっています
ここから上の山小屋やトイレも全て閉鎖されています
2023年05月21日 08:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 8:04
当然ですが、開山していないので六合目の宝永山荘と雲海荘も閉まっています
ここから上の山小屋やトイレも全て閉鎖されています
5/21現在、登山道の状況は五合目〜八合目までは普通に夏道を歩ける状態
上部の残雪対応で12本爪アイゼンの装着を想定して冬靴にしましたが…
(これじゃ、買い替えてまだ数ヶ月の高価な冬靴の底が減っちゃうよ〜💦)
2023年05月21日 08:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 8:18
5/21現在、登山道の状況は五合目〜八合目までは普通に夏道を歩ける状態
上部の残雪対応で12本爪アイゼンの装着を想定して冬靴にしましたが…
(これじゃ、買い替えてまだ数ヶ月の高価な冬靴の底が減っちゃうよ〜💦)
「今日は身体がだるいなぁ…」と思いつつも、振り返るとこの景色
こんな見渡す限りの雲海も富士山ならではの壮大な景観だと思う
よく富士山は「単純で飽きる」とか「2回目はもういいや…」という
話も聞くけれど、私はこの景色も含めて唯一無二の特別な山だと思う
2023年05月21日 08:36撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 8:36
「今日は身体がだるいなぁ…」と思いつつも、振り返るとこの景色
こんな見渡す限りの雲海も富士山ならではの壮大な景観だと思う
よく富士山は「単純で飽きる」とか「2回目はもういいや…」という
話も聞くけれど、私はこの景色も含めて唯一無二の特別な山だと思う
標高2740m付近の夏道上に一部残雪が出てきますがすぐに途切れます
2023年05月21日 08:41撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 8:41
標高2740m付近の夏道上に一部残雪が出てきますがすぐに途切れます
新七合目御来光山荘の手前にも10mほど残雪のトラバースがありましたが、
ご覧の通り、多くの登山者によりトレースが切られていました
2023年05月21日 08:51撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 8:51
新七合目御来光山荘の手前にも10mほど残雪のトラバースがありましたが、
ご覧の通り、多くの登山者によりトレースが切られていました
出発から約2時間、元祖七合目の山口山荘に到着
ここで本日最初の休憩にしました(この辺から徐々にキツクなってきたし…)
2023年05月21日 09:38撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 9:38
出発から約2時間、元祖七合目の山口山荘に到着
ここで本日最初の休憩にしました(この辺から徐々にキツクなってきたし…)
標高3000mを過ぎた辺りから息切れするようになりヘロヘロ状態に…
で、やっとの思いで八合目に到着です(どうやら高度順応に失敗した模様)
2023年05月21日 10:23撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 10:23
標高3000mを過ぎた辺りから息切れするようになりヘロヘロ状態に…
で、やっとの思いで八合目に到着です(どうやら高度順応に失敗した模様)
休憩の前に小屋の先を見ると全面雪だったのでここでアイゼンを装着しました
八合目の池田館から先は雪渓上を直登して行きます
2023年05月21日 10:27撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 10:27
休憩の前に小屋の先を見ると全面雪だったのでここでアイゼンを装着しました
八合目の池田館から先は雪渓上を直登して行きます
上に向かってひたすら直登します。雪質は山頂までシャバ雪で、
厳冬期のようなガッチガチの全面アイスはもうありません
夏道は左の岩場にありますが、岩と雪のミックスみたいでした
2023年05月21日 10:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 10:55
上に向かってひたすら直登します。雪質は山頂までシャバ雪で、
厳冬期のようなガッチガチの全面アイスはもうありません
夏道は左の岩場にありますが、岩と雪のミックスみたいでした
振り返るとこんな感じ。いゃ〜やっぱりいいですわ、この高度感と雪上歩き
富士山ならではの壮大な景色と雰囲気。これが5月に味わえるなんて幸せだ〜♪
2023年05月21日 11:09撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 11:09
振り返るとこんな感じ。いゃ〜やっぱりいいですわ、この高度感と雪上歩き
富士山ならではの壮大な景色と雰囲気。これが5月に味わえるなんて幸せだ〜♪
5月の富士山は初めてですが、思ったよりも登山者が多くてちょっと驚きました
それとこうして雪上を歩けると、岩ゴロの夏道よりも断然歩きやすくてイイ♪
2023年05月21日 11:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 11:13
5月の富士山は初めてですが、思ったよりも登山者が多くてちょっと驚きました
それとこうして雪上を歩けると、岩ゴロの夏道よりも断然歩きやすくてイイ♪
高度順応できず、フラフラ状態で九合目の万年雪山荘に到着
とにかく頭痛がひどいので、小屋前のベンチで15分ほど横になって小休止。。。
2023年05月21日 11:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 11:28
高度順応できず、フラフラ状態で九合目の万年雪山荘に到着
とにかく頭痛がひどいので、小屋前のベンチで15分ほど横になって小休止。。。
富士宮口頂上の直下にて。もうこの辺では10mほど歩いては立ち止まる牛歩状態
あの先に頂上の鳥居が見えますが、あそこまでがとにかく長く感じる…
2023年05月21日 12:48撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 12:48
富士宮口頂上の直下にて。もうこの辺では10mほど歩いては立ち止まる牛歩状態
あの先に頂上の鳥居が見えますが、あそこまでがとにかく長く感じる…
ひどい頭痛と倦怠感に見舞われていますが、たまに振り返って気を紛らわします。
2023年05月21日 12:49撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 12:49
ひどい頭痛と倦怠感に見舞われていますが、たまに振り返って気を紛らわします。
出発から約5時間40分、フラフラになりながらも何とか富士宮口の頂上に到達
それにしても自分の富士登山史上、これほど時間がかかった登頂は初めてかも…
2023年05月21日 13:24撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:24
出発から約5時間40分、フラフラになりながらも何とか富士宮口の頂上に到達
それにしても自分の富士登山史上、これほど時間がかかった登頂は初めてかも…
もう何度もここに来て今さらですが、この鳥居ってこんなに傾いてたっけ?
2023年05月21日 13:28撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:28
もう何度もここに来て今さらですが、この鳥居ってこんなに傾いてたっけ?
こちらが富士宮口頂上の”浅間大社奥宮”。この時期はまだこれだけの雪があります
少雪のシーズンだったので、これでも少ないのかもしれません
2023年05月21日 13:30撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:30
こちらが富士宮口頂上の”浅間大社奥宮”。この時期はまだこれだけの雪があります
少雪のシーズンだったので、これでも少ないのかもしれません
山小屋もこの通り。入口の高さからするとこの付近の積雪は1m前後かな
2023年05月21日 13:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:32
山小屋もこの通り。入口の高さからするとこの付近の積雪は1m前後かな
最後は最高所のある剣ヶ峰へ。既にここでも富士山の山頂ですが、
何とかここまで来れたので、最後の力を振り絞って踏みに行きます
2023年05月21日 13:37撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:37
最後は最高所のある剣ヶ峰へ。既にここでも富士山の山頂ですが、
何とかここまで来れたので、最後の力を振り絞って踏みに行きます
この最後の登り”馬の背”は無雪期はザレて非常に滑りやすいのですが、
雪がついているとアイゼンを効かせて安定した登り降りができます
右側の斜面は無雪期は断崖絶壁の火口壁ですが、雪がつくと難なく滑れそう
2023年05月21日 13:44撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:44
この最後の登り”馬の背”は無雪期はザレて非常に滑りやすいのですが、
雪がついているとアイゼンを効かせて安定した登り降りができます
右側の斜面は無雪期は断崖絶壁の火口壁ですが、雪がつくと難なく滑れそう
馬の背を登り切り最高所の剣ヶ峰に到着です
結構な人で賑わっていましたが、その殆どがBCの方々でした
2023年05月21日 13:58撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 13:58
馬の背を登り切り最高所の剣ヶ峰に到着です
結構な人で賑わっていましたが、その殆どがBCの方々でした
まずは日本最高所の標柱をパチリ☆今回は高山病の症状が強く出てしまい、
フラフラ状態での登頂でしたが、それでも何とか辿り着けてホッとしました。。。
2023年05月21日 14:00撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:00
まずは日本最高所の標柱をパチリ☆今回は高山病の症状が強く出てしまい、
フラフラ状態での登頂でしたが、それでも何とか辿り着けてホッとしました。。。
疲労困憊でしたが撮っていただきました。ありがとうございました
昨年の10月2日以来、冬も含めて通算8回目の登頂になります(*^^)v
2023年05月21日 14:04撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:04
疲労困憊でしたが撮っていただきました。ありがとうございました
昨年の10月2日以来、冬も含めて通算8回目の登頂になります(*^^)v
この日の剣ヶ峰はこんな感じ。積雪で少しだけ標高がアップしているかも(笑)
山頂エリア全体はまだまだしっかり雪が残っています
2023年05月21日 14:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:07
この日の剣ヶ峰はこんな感じ。積雪で少しだけ標高がアップしているかも(笑)
山頂エリア全体はまだまだしっかり雪が残っています
この標柱の右隣には二等三角点と富士山の各種データなどの
解説を記した石碑があるのですが、この時期は全て雪に埋もれています
2023年05月21日 14:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:08
この標柱の右隣には二等三角点と富士山の各種データなどの
解説を記した石碑があるのですが、この時期は全て雪に埋もれています
残雪の噴火口を覗いてみる。無雪期の荒々しい様相は雪に覆われてだいぶ隠れている
2023年05月21日 14:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:06
残雪の噴火口を覗いてみる。無雪期の荒々しい様相は雪に覆われてだいぶ隠れている
火口の底へ滑り降りるスキーヤーも結構いました
このザラメ雪でそこそこの斜度なので気持ち良く滑れそうな印象でした
(以前ならここまで板を担ぎ上げられたけれど、今はもう無理だな…)
2023年05月21日 14:06撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:06
火口の底へ滑り降りるスキーヤーも結構いました
このザラメ雪でそこそこの斜度なので気持ち良く滑れそうな印象でした
(以前ならここまで板を担ぎ上げられたけれど、今はもう無理だな…)
火口の底から登り返すスキーヤーが見えます
気持ち良く滑った後のあの登り返しはかなりキツそうだ💦
2023年05月21日 14:07撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:07
火口の底から登り返すスキーヤーが見えます
気持ち良く滑った後のあの登り返しはかなりキツそうだ💦
山頂(お鉢)の西側はこんな感じ。この日もお鉢めぐりの人達がいました
さすがに自分は今日の体調では無理。おとなしく眺めているだけです。。。
2023年05月21日 14:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:08
山頂(お鉢)の西側はこんな感じ。この日もお鉢めぐりの人達がいました
さすがに自分は今日の体調では無理。おとなしく眺めているだけです。。。
こちらは山頂の南〜東側。画面右に先ほど登ってきた富士宮口の頂上が見える
こうして見ると、下界から見える富士山の外面はだいぶ雪が消えた印象だったけれど、火口側(内側)まだこれだけの雪があり外面とは真逆の世界だった
2023年05月21日 14:12撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:12
こちらは山頂の南〜東側。画面右に先ほど登ってきた富士宮口の頂上が見える
こうして見ると、下界から見える富士山の外面はだいぶ雪が消えた印象だったけれど、火口側(内側)まだこれだけの雪があり外面とは真逆の世界だった
富士宮口の頂上をアップ
小屋周りは吹き溜まりとはいえ、5月下旬でもまだこれだけ埋もれている
2023年05月21日 14:13撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:13
富士宮口の頂上をアップ
小屋周りは吹き溜まりとはいえ、5月下旬でもまだこれだけ埋もれている
山頂からの景色をひと通り眺めて下山開始
この日の南方は見渡す限りの大雲海でした
2023年05月21日 14:18撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:18
山頂からの景色をひと通り眺めて下山開始
この日の南方は見渡す限りの大雲海でした
馬の背を下ったところより。いつも思うけどあの火口壁の絶壁度と落差が凄い
まさに断崖絶壁。他の火山の噴火口でもあそこまで迫力のある
火口壁はそうそう見ない。これも富士山ならではの特別な一面だと思う
2023年05月21日 14:21撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:21
馬の背を下ったところより。いつも思うけどあの火口壁の絶壁度と落差が凄い
まさに断崖絶壁。他の火山の噴火口でもあそこまで迫力のある
火口壁はそうそう見ない。これも富士山ならではの特別な一面だと思う
富士宮口の頂上まで戻り、お隣の御殿場口の頂上も覗いてみました
ここは2018年の元日に辿り着いた冬富士初登頂の思い出の場所
あの時も今日とは全く違った意味でキツかったなぁ…
2023年05月21日 14:31撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:31
富士宮口の頂上まで戻り、お隣の御殿場口の頂上も覗いてみました
ここは2018年の元日に辿り着いた冬富士初登頂の思い出の場所
あの時も今日とは全く違った意味でキツかったなぁ…
御殿場口側から富士宮口の頂上を見るとこんな感じ
右奥が先ほどまでいた最高峰の剣ヶ峰。左は三島岳
2023年05月21日 14:32撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:32
御殿場口側から富士宮口の頂上を見るとこんな感じ
右奥が先ほどまでいた最高峰の剣ヶ峰。左は三島岳
それでは山頂にお別れして、大雲海を眺めながら下って行きます
この壮大な景色を眺めながらの下山も富士山が好きな理由のひとつなんです
2023年05月21日 14:33撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:33
それでは山頂にお別れして、大雲海を眺めながら下って行きます
この壮大な景色を眺めながらの下山も富士山が好きな理由のひとつなんです
この時期は雪渓上を真っ直ぐ下れてホントに気持ちイイ〜。サイコーの気分♪
八合目までは夏道の岩ゴロに気を遣うこともないので無雪期よりラクでした
2023年05月21日 14:54撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:54
この時期は雪渓上を真っ直ぐ下れてホントに気持ちイイ〜。サイコーの気分♪
八合目までは夏道の岩ゴロに気を遣うこともないので無雪期よりラクでした
振り返るとこんな感じ。少雪シーズンの5月下旬でもこれだけの雪の大斜面
夏も良いけど、気候も安定して残雪のあるこの時期の富士山も良いもんだね
2023年05月21日 14:55撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 14:55
振り返るとこんな感じ。少雪シーズンの5月下旬でもこれだけの雪の大斜面
夏も良いけど、気候も安定して残雪のあるこの時期の富士山も良いもんだね
山頂からズンズン下って無事に下山しました。無雪期と厳冬期以外の
季節は初めてでしたが、残雪の富士山も魅力溢れる良いお山でした☆
2023年05月21日 17:03撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 17:03
山頂からズンズン下って無事に下山しました。無雪期と厳冬期以外の
季節は初めてでしたが、残雪の富士山も魅力溢れる良いお山でした☆
無事に下山しましたが、それにしても今回は時間かかったな…(約9時間半)
前入りでの高度順応もほぼ意味なかった感じ。やはり加齢による基礎体力の
低下が根本的な原因なのか…そう思ってしまう今回の富士登山でした。。。
2023年05月21日 17:08撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 17:08
無事に下山しましたが、それにしても今回は時間かかったな…(約9時間半)
前入りでの高度順応もほぼ意味なかった感じ。やはり加齢による基礎体力の
低下が根本的な原因なのか…そう思ってしまう今回の富士登山でした。。。
帰りは御胎内温泉で入浴を済ませて、東名/鮎沢PAで夕食にしました
またまた”モツ煮定食”ですが、ここのモツ煮はお味は普通な感じでしたが、
具だくさんでボリュームがあり、一定の満足感があったのでおススメです
2023年05月21日 20:52撮影 by  DSC-WX350, SONY
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5/21 20:52
帰りは御胎内温泉で入浴を済ませて、東名/鮎沢PAで夕食にしました
またまた”モツ煮定食”ですが、ここのモツ煮はお味は普通な感じでしたが、
具だくさんでボリュームがあり、一定の満足感があったのでおススメです

感想

 
今回のお山は久しぶりに晴天予報の日曜日に休めるということで、どこへ行こうか悩みましたが、関西方面の山も含めてあれこれ考えた結果、やはり最後に出てきたのは近場で混雑がなく快適に登れてすこぶる景色の良いお山。
ということは「やっぱり富士山かなぁ…」と。既に五合目までの道も開通したみたいだし…
これまで開山期の夏から閉山直後の初秋、そしてお正月の冬富士と季節を変えて登って来ましたが、今回のような5月の残雪の富士山は初めてとなります。
上部は雪が残っているもののさすがに5月下旬なので、まさか厳冬期のような恐怖の全面アイスバーンはもうないだろう…と思いつつも、あの恐怖のツルテカ大斜面を体験している者としては、上部の白いエリアを見るだけで何となく気になってしまいます。
そんなことで、過剰装備では?と思いつつも冬靴に12爪アイゼンとピッケル、そしてヘルメットも持参して臨んできました。

実際に行ってみると、八合目から上は全線雪上歩きとなりましたが、雪質は予想通りシャバシャバの腐れ雪で、踏めば足場が容易にできる安心感のある雪面でそれなりに良いコンディションといえる状態でした。
無雪期の岩ゴロの夏道よりも遥かに歩きやすい雪渓上を直登できたことは良かったのですが、肝心の体調の方が高度順応できておらずフラフラ状態に。
八合目から上ではひどい頭痛と倦怠感に見舞われ、富士宮口の頂上直下では、10mほど進んでは立ち止まるの繰り返し。まさに牛歩状態で何とか山頂まで辿り着きました。
体調は悪いながらも、これまでの山経験と歩き慣れたルートのお蔭で、先の見通しが明るかったので精神的にも耐え凌ぐことができたと思います。

フラフラになりながらも何とか登頂を果たし、最高峰の剣ヶ峰ではひと息入れて少し落ち着きを取り戻した後、自身初となる5月の山頂からの残雪風景や雰囲気を楽しみました。
雪はあるものの気候は安定しており、程よい気温で居心地も良い中、火口の底へ気持ち良さそうに滑り降りるスキーヤー、火口から登り返す人、いつもながらの大迫力の火口壁、この日の下界を覆う大雲海、日本一の標高と独立峰ならではの圧倒的な高度感など、日本一の富士山ならではの景色や独特の雰囲気を今回もじっくり堪能することができました。

富士山は「単調で飽きる」とか「二度目はもういいや」ということも聞きますが、自分にとって富士山は唯一無二の特別な山。
この山でしか見れない景色や独特の雰囲気、圧倒的な高度感など、ここだけでしか味わうことができない魅力がたくさん詰まった良いお山だと改めて思いました。

山は季節を変えて登ると全く別の顔をみせるものですが、この時期の富士山は冬富士のような全面アイスバーンによる滑落の恐怖を味わうことなく、穏やかな気候と緩んだ残雪の大斜面で快適な雪上歩きをしながら壮大な景観を楽しめることを知りました。
これまで知らなかった富士山の新たな一面や魅力を知ることができて非常に新鮮で楽しかったです。
今回は体調が優れなかったことだけが残念でしたが、これに懲りることなく今後も登り続けて行きたい。そんな5月の富士登山でした。
 

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コメント

おはよーございまーす!ふじさーん!!
ちょうどいいタイミングで登ることができたようで!ウラヤマシイ!!
開山前の富士山、私も登ってみたいと思ってたんですが、
そうか、ツルツル富士が緩みだした時期もイイですね。
とか言ってますが、地元民ではないので、なかなかイイ時期を見計らうのは難しいなぁwww
珍しく随分体調が悪くなってしまって・・・高山病?
それでも登りきっちゃうところがスゴい(*_*)
お疲れ様でしたーー!!
2023/5/26 6:51
さだおさん、
今回は良い日に休めて最高のタイミングで登れてホントに良かったですよ。まぁ体調不良の方はアレでしたが。。。
雪の緩んだ富士山は初でしたが、開山前で混雑もないしストレスなく登れるのでお勧めです。
ただ、本当に行くならくれぐれも自分のような高山病には気をつけください。せっかくの富士登山がキツイだけになっちゃいますからね。
2023/5/26 22:38
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