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記録ID: 5527055
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ハイキング
丹沢

丹沢山(塩水橋〜熊木沢出合〜ツルハシ尾根〜寄)

2023年05月25日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
20.3km
登り
1,858m
下り
1,970m

コースタイム

◆2023年5月25日(木) 丹沢山・弁当沢ノ頭(塩水橋〜鍋割北尾根〜ツルハシ尾根〜寄)
塩水橋 -(2時間41分)- 丹沢山 -(3時間)- 熊木沢出合 -(1時間42分)- 1108p -(2時間16分)- 寄バス停
※休憩時間を含まない歩行していた時間です
天候 ◆2023年5月25日(木) 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
◆盆沢相尾根(棚沢ノ頭→熊木沢出合)
『山と高原地図』では一般道ですが、道標はなく特に下りは要注意です。
上部はかなり踏み跡がしっかりついています。ごく一部消えますが弁当沢ノ頭を目指しておけばまたすぐに踏み跡が現れます。ただ落ち葉や枝で踏み跡が隠されさらにこの最近は歩く人も激減しておりかなり困惑するかもしれません。一時、弁当沢ノ頭を左手に見ながら右手から回り込む箇所もありますが落ち着いて前進すれば大丈夫です。
弁当沢ノ頭に降りてくる前に二ヶ所のトゲトゲがあります。私の場合は、ですが、一ヶ所めは左からから回り込むように、そして右手の崖側に進みました。二ヶ所めは中央突破をした後、右手に、道なりにといった感じで。衣服などお気を付けください。
一つ目のトゲトゲに達することができれば一つ関門突破でしょうか。そしてテープはほとんど付いていませんのでテープ頼みで入ることは危険です。

弁当沢ノ頭頂上エリアは平らになっていて踏み跡も不鮮明だったりします。右手の崖や斜面から離れすぎないようにし、尚且つ一番高いところを歩くことが大事です。
山頂エリアの平らなところから急降下していきます。頂上エリアから先、踏み跡も薄っすらあったりなかったりしています。晴れていれば愛鷹山と玄倉川を一直線に結ぶイメージで降ります。尾根が左右に枝分かれしており、その都度、踏み跡を確認して間違えないように降りてください。

ガーッと急降下して左右どちらに行くか迷うポイントがあります。右に行くと急降下の尾根→×。左に行くと最初は比較的なだらかな斜面→○。左に行くとすぐ右手に熊木ダムが見えます。晴れていると玄倉川と愛鷹山が一直線に見え、基本的にそのラインに合わせて降りていけば良いのですが、ここだけはそのラインを右手に見るように降りることが大事です。
最後、左右両方に河原が見えてくると進行方向右手に大きく右折し九十九折れで下っていきます。以前は青テープがあって分かりやすかったのですが今はないのでそろそろかと思ったら必要以上に右手を注意しながら下ってください。なんとなくですが九十九折れの踏み跡があります。下りきって河原には下りず作業林道跡を左折するとすぐ落っこち橋、熊木沢出合です。

◆熊木沢出合→オガラ沢出合の林道
今日のところは落石などありませんでしたが危険度は高いです。右手の崖が崩落して岩が林道を覆いつくしそのまま谷底までつながっています。一歩間違えると谷底に岩もろとも転落してしまう危険をはらんでいます。オガラ沢出合手前の崩落個所も滑落しないよう気を付けて前進してください。

◆鍋割北尾根
一般登山道ではありませんが、登りについては尾根筋に出れば後は上を目指していけば大丈夫です。ユーシン・熊木沢出合方面から来るとオガラ沢出合の橋を渡って右手に行きますが、すぐ左手から沢が流れ込んで(水量は僅か)います。そちらに行き、鉄製の堰堤を越え、また左手にいき右に行ったり左にいったりしながら最後、左手の尾根筋に取り付きます。いくつかはテープがついていますがやはりテープ頼みで入ると危険です。尾根筋に出るととにかく巻いたりしないで一番高いところを歩くようにします。踏み跡はしっかりしていたり消えたりしますがとにかく一番高い高いところを歩き上を目指します。ヒーヒー言いながら登っていくと旧鍋割峠に差し掛かります。道標などはありませんが一旦ほんの少しだけ下ります。そうすると壁のように見える斜面の真正面と左斜め前方に踏み跡があります。どちらでも大丈夫ですが左斜め前方の方が歩きやすいです。右手をみると鍋割山稜が見え、つい行きたくなりますが、そちらへ行くと怖く危険な巻き道が待っています。そもそも鍋割山は左手にあるので反対側に行くことになります。旧鍋割峠から最後の登りにつくと後は踏み跡が消えても真上を目指す感じで登っていけば鍋割山稜の登山道に合流します。

◆ツルハシ尾根
一般登山道ではありません。1108pから下っていきます。取り付きにはなにも標識はありません。尾根筋を外さず下りることもできますし知っていれば尾根の左側(東側)に敷設されている九十九折れの林業作業径路を使うこともできます。この作業径路に乗ると下り始めはちょっと回り込む感じですが無理なく下りることができます。ですが敷設から年数が経ち倒木が径路を塞いでいる箇所もいくつかあります。ただ実際は1108pからの最初の下りは真っすぐ直滑降したほうが時間・距離のロスが少ないです。途中、尾根の中ほどに緩やかになる箇所がありここまでは道を知っていれば難なく達することができます。ちなみに登りも下りもそうですがこの尾根の林業作業径路はパッと見ただけでは分かりません。慣れれば非常にスムーズでルートとして重宝します。尾根を30分前後下りると一般登山道と合流しさらに約5分進むと寄コシバ沢の渡渉点に出ます。
ツルハシ尾根を把握すると寄コシバ沢、雨山峠経由のルートより安全で便利で使い勝手良く鍋割山の登山が可能になります。

※上記いずれも個人の感想です。お取り扱い、くれぐれもご注意ください。

◆登山計画書:神奈川県警のオンライン
https://www.police.pref.kanagawa.jp/inq/form/fmtozan.htm
塩水橋を出発しまずは
丹沢山を目指します。
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塩水橋を出発しまずは
丹沢山を目指します。
塩水川の堰堤を見ると
水量が多いです。
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塩水川の堰堤を見ると
水量が多いです。
ここは堂平
瑞々しい雰囲気です。
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ここは堂平
瑞々しい雰囲気です。
天王寺尾根に入りました。
梯子のあと鎖があります。
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天王寺尾根に入りました。
梯子のあと鎖があります。
トウゴクミツバツツジが
際立っていました。
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トウゴクミツバツツジが
際立っていました。
満開でした。今日はこのあと
たくさん見ました。
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満開でした。今日はこのあと
たくさん見ました。
この木製階段を登り切って
左折すると丹沢山です。
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この木製階段を登り切って
左折すると丹沢山です。
丹沢山
主稜線を棚沢ノ頭へ
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丹沢山
主稜線を棚沢ノ頭へ
富士山
思ったよりクリアでした。
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富士山
思ったよりクリアでした。
不動ノ峰(左)と蛭ヶ岳(右)
心地よい稜線歩きでした。
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不動ノ峰(左)と蛭ヶ岳(右)
心地よい稜線歩きでした。
不動ノ峰を過ぎたところから
富士山と手前に同角ノ頭
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不動ノ峰を過ぎたところから
富士山と手前に同角ノ頭
これから歩く盆沢相尾根と
弁当沢ノ頭も見えています。
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これから歩く盆沢相尾根と
弁当沢ノ頭も見えています。
棚沢ノ頭を左折し尾根に入る
とすぐシロヤシオが出現!
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棚沢ノ頭を左折し尾根に入る
とすぐシロヤシオが出現!
富士山、蛭ヶ岳とのセットで
シロヤシオを楽しめます。
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富士山、蛭ヶ岳とのセットで
シロヤシオを楽しめます。
標高1400mあたりまでの区
間、約30分楽しめました。
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標高1400mあたりまでの区
間、約30分楽しめました。
盆沢相尾根はシロヤシオのみ
ならず秋は紅葉も見事です。
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盆沢相尾根はシロヤシオのみ
ならず秋は紅葉も見事です。
トウゴクミツバツツジも
たくさん咲いていました。
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トウゴクミツバツツジも
たくさん咲いていました。
トゲトゲの岩場から弁当沢ノ
頭を確認します。
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トゲトゲの岩場から弁当沢ノ
頭を確認します。
左奥に富士山
右手前に同角ノ頭
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左奥に富士山
右手前に同角ノ頭
蛭ヶ岳
熊木沢源頭部と蛭ヶ岳南尾根
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蛭ヶ岳
熊木沢源頭部と蛭ヶ岳南尾根
新緑のブナ林を下りてまた
登り返すと弁当沢ノ頭
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新緑のブナ林を下りてまた
登り返すと弁当沢ノ頭
弁当沢ノ頭頂上エリアを
歩いています。
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弁当沢ノ頭頂上エリアを
歩いています。
同角ノ頭・檜洞丸
臼ヶ岳から延びる朝日向尾根
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同角ノ頭・檜洞丸
臼ヶ岳から延びる朝日向尾根
尾根筋を左に折れ込むと右手
に熊木ダムが見えます。
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尾根筋を左に折れ込むと右手
に熊木ダムが見えます。
最後の右折地点を意識し
熊木沢出合に下りました。
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最後の右折地点を意識し
熊木沢出合に下りました。
熊木沢出合からドカン!
と圧倒的存在感の蛭ヶ岳
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熊木沢出合からドカン!
と圧倒的存在感の蛭ヶ岳
熊木沢出合の落っこち橋と
行く手を阻まれた巨大流木
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熊木沢出合の落っこち橋と
行く手を阻まれた巨大流木
熊木沢出合〜オガラ沢出合
一層危険度を増しています。
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熊木沢出合〜オガラ沢出合
一層危険度を増しています。
熊木沢出合〜オガラ沢出合
崩壊した林道を高巻きます。
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熊木沢出合〜オガラ沢出合
崩壊した林道を高巻きます。
オガラ沢出合の橋を渡って
右折し鍋割北尾根へ
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オガラ沢出合の橋を渡って
右折し鍋割北尾根へ
オガラ沢出合から15分弱、
鍋割北尾根に乗りました。
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オガラ沢出合から15分弱、
鍋割北尾根に乗りました。
鍋割北尾根左手に塔ノ岳と
尊仏山荘が見えています。
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鍋割北尾根左手に塔ノ岳と
尊仏山荘が見えています。
誰の仕業でしょうか。近くに
熊の落とし物を見ましたが。
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誰の仕業でしょうか。近くに
熊の落とし物を見ましたが。
鍋割山直下の一般道に合流後
右折し鍋割峠、1108pへ
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鍋割山直下の一般道に合流後
右折し鍋割峠、1108pへ
同角山稜、朝日向尾根
丹沢の奥深さを感じます。
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同角山稜、朝日向尾根
丹沢の奥深さを感じます。
今日はいろいろな角度から
蛭ヶ岳を見ました。
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今日はいろいろな角度から
蛭ヶ岳を見ました。
1108pからツルハシ尾根を
下り寄沢に入ります。
1108p〜釜場ノ平=44分
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1108pからツルハシ尾根を
下り寄沢に入ります。
1108p〜釜場ノ平=44分
寄沢最後の渡渉は設置されて
いたお助け流木を頼りに何と
かドボンなく渡りました。
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寄沢最後の渡渉は設置されて
いたお助け流木を頼りに何と
かドボンなく渡りました。
寄大橋から30分の舗装路歩き
でゴールの寄バス停へ
安全に締めくくれました。
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寄大橋から30分の舗装路歩き
でゴールの寄バス停へ
安全に締めくくれました。
新松田駅 箱根そば
空豆のミニかき揚げ天と
鱧天そば   \620
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