飯豊連峰 門内沢/門内岳/地神山/丸森尾根(倉手山登山口から周回)
- GPS
- 09:23
- 距離
- 22.2km
- 登り
- 1,788m
- 下り
- 1,789m
コースタイム
- 山行
- 8:46
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 9:24
天候 | 曇り時々晴れ(稜線はすっぽりガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
仙台市⇔R286⇔R13⇔R113⇔山形県県道260号⇔倉手山登山口 ※笹谷⇔山形蔵王間のみ山形自動車道 ■駐車場 倉手山登山口に15台程。 この日は大混雑で路駐も発生。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■登山ポスト 倉手山登山口に登山ポスト、登山届設置 ■ルート状況(5/27現在) ●倉手山登山口〜温見平〜石転び沢出合 まだ倉手山登山口から先は車両通行止め。なので飯豊山荘までロード。そこから温見平、その先の堤までまで林道歩き。温見平の先の林道は少しだけ残雪あり。堤からは登山道。ヘツリもあるのでお気を付けて。雪渓に乗ったポイントは2週間前と同じく滝沢手前から。2週間前よりも大口開けている箇所多数ですのでルート取りは注意を。左岸よりも右岸が安定していると判断し右岸よりに歩きました。梶川出合まで行くと雪渓は安定しています。そこから少し歩くと石転び沢出合です。出合は大岩の顔が出て来ました。 ●石転び沢出合〜門内沢〜門内小屋 石転び沢は破線ルートですが門内沢は破線ルートでもありませんので地図・地形見ながら進みます。雪渓上なのでルートは分かりますが上部のルート取りは人によって異なりそう。デブリ、落石の跡はありますが前日の雨の影響か雪も締まっておりこの日はデブリ、落石の発生はなし。石転び沢出合から序盤は緩やかですが徐々に傾斜を増していきます。中間部の二股は右、最後部の二股は私は左を歩きましたが右を歩かれる方も居る様子。斜度は左の方が緩い。最上部の二股からが核心。二股から200m強上げます💦ガスの影響もあり上部は締まっており難儀しました。斜度と距離は石転び沢の上部核心部よりも急かつ長いです。今日現在、雪渓は門内小屋まで繋がっています。石転び沢も門内沢も天候や気温で難易度変わりますので参考程度に。 ●門内岳〜地神山〜丸森尾根 この日の稜線は終始ガス…。門内岳〜地神北峰間は夏道です。ガスで見通し効きませんでしたが残雪拾っても歩ける場所もあるかもしれません。ハクサンイチゲは所々にあり。地神北峰からはすぐ残雪歩きで丸森峰手前まで続いています。丸森峰からは残雪ほぼ無し。(あっても数m程度)地神北峰から一気に1,400m標高を下げるので急降下です。登り返しは殆どありません。ザレ、岩々などあるのでお気を付けてください。 ■水場 うまい水→看板未設置ですが豊富に出ています。 門内沢→沢水ですが左岸、右岸から取れる場所あります。 夫婦清水→まだ雪渓下のようです。 |
その他周辺情報 | ■温泉 梅花皮荘\500 |
写真
感想
残雪を求めて再び飯豊連峰へ。前回の石転び沢山行でshinonさんやカリマーさんが登られていた門内沢が気になって梅雨入り前の最後のチャンスと思い歩いてきました。石転び沢出合までの状況は2週間前と比べると雪渓に乗るポイントは同じでしたが雪渓は段々と崩れ始めていますので状況に応じて臨機応変に。この日は右岸側が安定しているようでしたので右岸沿いに進みました。石転び沢出合から石転び沢を望むと丁度稜線辺りがガッスガス…。天気は回復予報だったけど多分厳しいだろうなと思いながら門内沢へ向かって歩き出す。初めは緩やかだが徐々に斜度がキツくなって来る。前日の雨の影響かデブリや落石などはこの日はなく、更になかなか日が当たらなく雪も結構締まっている状況の中、標高を上げていく。中間部に二股があり、ここは右。そこから更に進むと核心部が見えてくる。核心部も二股になっており、遠目に見たときは右を進むんだろうなと思っていて、二股直下で門内小屋の向きを確認すると、どうも左を進むのが正解の様子。多分どちらを進んでも上部で繋がっているような気もするが右の斜度は今日の雪の状態と私のスキルでは難しそうと感じた。左を進むがこちらもなかなか斜度がキツく登っては休んでを繰り返しながら滑落したら止まらないなーと思い慎重に進む。途中ガス帯に入って更に緊張。雪渓の中央をジグ切りながら登るのは難しそうだったので露出部と残雪の境目辺りを登る。トラバースし方向終始し上り詰めると門内小屋へやっと到着。門内沢をやっと登り切り緊張から解放される。ここからは石転び沢を降るか稜線辿り丸森尾根かの2択で迷ったがガスの石転び沢よりはガスの稜線を歩きハクサンイチゲを愛でようと丸森尾根方面へ。咲いている株は少なかったが所々に咲いているハクサンイチゲはやっぱり綺麗。地神北峰でもなかなかガスが晴れず頼母木方面へ進むのは止めて丸森尾根へ。すぐに再び残雪歩き。ここの残雪は何度か歩いたことがあるがなかなか楽しい。ここで頼母木小屋泊の方この日初めてスライド。酒担いで楽しい宴会が待っていそうで羨ましかった。丸森峰からは徐々に気温が高くなる尾根歩きと門内沢登りの疲れとブヨ攻撃でかなり消耗。倒れ込むように下山。雪解けの冷たい川でがっつりリフレッシュし復活。あとはロードを歩いて無事に門内沢〜丸森尾根の周回を完歩。天候や雪の状況で難易度は変わりそうですが門内沢を無事に登る事が出来て良かった!写真、活字多めですが最後まで見て頂きありがとうございます。
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