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Yamareco

記録ID: 5555507
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

横岳・赤岳 美濃戸口から行者小屋テント泊で花見遊山

2023年05月27日(土) 〜 2023年05月28日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
20.2km
登り
1,957m
下り
1,944m

コースタイム

1日目
山行
7:40
休憩
0:40
合計
8:20
6:10
60
7:10
7:10
150
9:40
10:20
60
11:20
11:20
70
12:30
12:30
0
12:30
12:30
70
13:40
13:40
50
14:30
2日目
山行
5:50
休憩
0:20
合計
6:10
4:40
60
5:40
5:40
40
6:20
6:20
70
7:30
7:50
120
9:50
9:50
60
10:50
天候 5/27(土)曇りのち雲多めの晴れ 無風
5/28(日)雲多めの晴れ 稜線上やや強風
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
<アクセス・駐車場>
美濃戸口八ヶ岳山荘前に駐車場。200台以上スペースありそう。
1日800円。シールになってる領収証でコーヒー一杯頂けます。
美濃戸林道で美濃戸まで入れば1時間の歩行を稼ぐことも可能ですが、
未舗装・悪路なので地上高高めの車以外ではおすすめしません。
美濃戸は赤岳山荘・やまのこ村に1日1000円の有料駐車場あり。
ちなみに両日共に美濃戸の駐車場は早めに満車、
美濃戸口は両日共に空きスペースかなりあったと思われます。
八ケ岳山荘のトイレはチップ制。
コース状況/
危険箇所等
<登山ポスト>
八ヶ岳山荘、赤岳山荘、美濃戸山荘に設置。

<美濃戸林道>
未舗装林道歩き。時間によって車が多いので注意。
ショートカット路あるもそこまで変わらないかも。
赤岳山荘前や美濃戸山荘にチップ制トイレあります。
<美濃戸〜行者小屋(南沢ルート)>
沢沿いの登山道を進みます。傾斜は緩くキツくないですが
北沢と南沢を比べると北沢の方が初心・体力無い人向けかな。
<行者小屋〜地蔵の頭(地蔵尾根)>
中腹より下部は樹林帯のツヅラ折れ。中腹より上部は岩場。
急傾斜の階段や鎖場などがあるが、足場は安定している。
登山道は狭いので行き違い注意。
<地蔵の頭〜横岳奥の院>
岩場の稜線歩き。はしご、鎖場などが多い。
登山道は狭いので行き違い注意。比較的足場は安定。
<地蔵の頭〜赤岳>
稜線歩き。岩場もあるが時折狭い以外は登山道が広め。
<赤岳〜行者小屋(文三郎尾根)>
山頂直下からしばらく鎖のある岩場が続く。
中岳との分岐付近から階段やザレ場が続き消耗しやすい。

<行者小屋>
営業期間2023年6/3(土)〜10/28(土)。
営業前だがトイレ、水場、テント場利用可。
夕刻に赤岳鉱泉からトイレや水場管理に来たスタッフに支払い。
テント1名2000円。トイレ利用料込み。
水場はまだ小屋前まで引かれていない。文三郎道方面にある。
下手に荒れた林道通ってトラブルあるより何もないが一番。美濃戸口からてくてくします。
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下手に荒れた林道通ってトラブルあるより何もないが一番。美濃戸口からてくてくします。
南沢に入ります。基本コケコケしたとこが多い登山道です。
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南沢に入ります。基本コケコケしたとこが多い登山道です。
南沢には金属ベースの橋が複数。大雨で結構流失するので降雨後は巻道ある北沢がオススメ。
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南沢には金属ベースの橋が複数。大雨で結構流失するので降雨後は巻道ある北沢がオススメ。
北沢にくらべ、やや歩きにくいですが、花が多いのが魅力。
北沢にくらべ、やや歩きにくいですが、花が多いのが魅力。
道が平坦になって来たらもうすぐ行者小屋。
道が平坦になって来たらもうすぐ行者小屋。
行者小屋手前からの横岳。
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行者小屋手前からの横岳。
地蔵尾根を登ります。意外に足場が安定していて文三郎尾根より好き。足が疲れない。
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地蔵尾根を登ります。意外に足場が安定していて文三郎尾根より好き。足が疲れない。
岩場は苦手でないのでハイペースで進める。
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岩場は苦手でないのでハイペースで進める。
進む横岳方面はガスに巻かれ始めた…意外に風はないので進む。
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進む横岳方面はガスに巻かれ始めた…意外に風はないので進む。
はしごや…
鎖場がある…
横岳奥の院から南を臨む。横岳の岩峰の奥に赤岳。
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横岳奥の院から南を臨む。横岳の岩峰の奥に赤岳。
左が赤岳、右が阿弥陀岳。間に権現、ギボシ、西岳が覗く。
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左が赤岳、右が阿弥陀岳。間に権現、ギボシ、西岳が覗く。
横岳奥の院から北を臨む。真ん中に硫黄岳。左奥に蓼科山。
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横岳奥の院から北を臨む。真ん中に硫黄岳。左奥に蓼科山。
三叉峰からの横岳奥の院。
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三叉峰からの横岳奥の院。
ちょっと晴れて来て赤岳が綺麗。
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ちょっと晴れて来て赤岳が綺麗。
地蔵の頭から横岳方面。ガスは取れて風なく温かいです。地蔵尾根を下ります。
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地蔵の頭から横岳方面。ガスは取れて風なく温かいです。地蔵尾根を下ります。
翌日。地蔵尾根を再び登り。雲海越しに茅ヶ岳方面かな。
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翌日。地蔵尾根を再び登り。雲海越しに茅ヶ岳方面かな。
雲海越しの富士山も。
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雲海越しの富士山も。
収まるように撮影してみました。
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収まるように撮影してみました。
これはやや北東を撮影。同定が出来ません…
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これはやや北東を撮影。同定が出来ません…
赤岳を登る途中、横岳方面を振り返ります。
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赤岳を登る途中、横岳方面を振り返ります。
こんな感じで登って来ました。
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こんな感じで登って来ました。
赤岳はもう少し。
赤岳はもう少し。
赤岳山頂付近から。
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赤岳山頂付近から。
権現、ギボシ越しに南アルプス。個人的にはこの稜線上のツルネに再訪したい。コマクサがスゴイの。
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権現、ギボシ越しに南アルプス。個人的にはこの稜線上のツルネに再訪したい。コマクサがスゴイの。
岩場を下ります。ザレより安定した岩場ならそっちのが好きです。
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岩場を下ります。ザレより安定した岩場ならそっちのが好きです。
中腹の、ちょっとなだらかなとこがツルネだよね。人にほとんど会わず楽園って感じです。
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中腹の、ちょっとなだらかなとこがツルネだよね。人にほとんど会わず楽園って感じです。
阿弥陀岳。
文三郎のザレを下る前に赤岳を振り返る。南側の岩場を巻くように登山道がついています。
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文三郎のザレを下る前に赤岳を振り返る。南側の岩場を巻くように登山道がついています。
ザレ場と傷んだ階段が長い。神経を一番使いました…
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ザレ場と傷んだ階段が長い。神経を一番使いました…
「八ケ岳山荘」で山賊焼定食。大ボリューム。
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「八ケ岳山荘」で山賊焼定食。大ボリューム。
シロバナエンレイソウ。だけど、かなりピンク。
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シロバナエンレイソウ。だけど、かなりピンク。
サクラソウ。植栽でしょうがいっぱい咲いて綺麗です。
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サクラソウ。植栽でしょうがいっぱい咲いて綺麗です。
カモメラン。健在でした。
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カモメラン。健在でした。
ホテイラン。点在して咲いています。
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ホテイラン。点在して咲いています。
横顔。顎にひげがあるなぁと不思議に思います。役割は…?
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横顔。顎にひげがあるなぁと不思議に思います。役割は…?
葉っぱが特徴的なので写してみました。凹凸のある1枚葉がつきます。
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葉っぱが特徴的なので写してみました。凹凸のある1枚葉がつきます。
色濃い目。
コメバツガザクラ。早くから咲いててくれる。
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コメバツガザクラ。早くから咲いててくれる。
オヤマノエンドウ。エグザイルみたいだなと思って撮影。チョウノスケソウも葉っぱは沢山。
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オヤマノエンドウ。エグザイルみたいだなと思って撮影。チョウノスケソウも葉っぱは沢山。
ツクモグサ。完全に開いた株は少ないけど、咲いてくれています。めちゃくちゃ久々にみました。
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ツクモグサ。完全に開いた株は少ないけど、咲いてくれています。めちゃくちゃ久々にみました。
1時間ほどでかなり開花が進みました。安全に見られる場所です。
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1時間ほどでかなり開花が進みました。安全に見られる場所です。
以前、来た時、ツクモグサ撮影で登山道から踏み込んで岩棚へ女性が転落。当日救助出来ず翌日凍死しての発見。命あっての花巡り。
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以前、来た時、ツクモグサ撮影で登山道から踏み込んで岩棚へ女性が転落。当日救助出来ず翌日凍死しての発見。命あっての花巡り。
ヒメイチゲ。こちらも少し開いてきました。まだ蕾も多いです。
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ヒメイチゲ。こちらも少し開いてきました。まだ蕾も多いです。
チシマアマナ。1株のみ発見。
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チシマアマナ。1株のみ発見。
サンリンソウ。実は楽しみにしてました。開花時間を考えつつ下山してきたのでした。
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サンリンソウ。実は楽しみにしてました。開花時間を考えつつ下山してきたのでした。
かわいいけど、撮りにくい。そして傷みやすい花です。
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かわいいけど、撮りにくい。そして傷みやすい花です。
イカリソウ。少ないけど咲いていました。
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イカリソウ。少ないけど咲いていました。

感想

花を見に、久しぶりの美濃戸から横岳・赤岳に登って来ました。

美濃戸林道をてくてくします。
花の多い南沢を歩いて行者小屋へ到着。
曇り空ではあるものの風はなく心地よい中、
地蔵尾根を経由して横岳奥の院まで向かいます。
雲が切れ始め、日差し。産毛かわいいツクモグサも開花しました。
行者小屋でテント泊なので再び地蔵尾根で戻ります。
体力的時間的に硫黄岳周りで行けなくなさそうだけど、
最近膝に違和感があるので無理せずルートは短めに取りました。
行者小屋は風などの影響もなく温かく過ごせました。

翌朝は地蔵尾根をまたまた登って赤岳へ。
そして、文三郎尾根で下ります。が、雪山以来久々の文三郎。
ザレや木道の傷みが進んでいて足を取られそう。慎重に。
どうでもいい場所で結果1度転倒して行者小屋へ帰着。
またもや南沢で花を見ながら心を満たして下山しました。

全体的に曇りがちな天気ではあったものの、
テント泊したことで開花のタイミングのベストを狙えました^^
とにかくいっぱい花に出会えて楽しい山行でした。
花が多いから他のルートでも八ヶ岳歩きたいです。
そして、労ってたからか、膝も問題なしでした。

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