爽やかな御池岳【タテ谷から20の池を巡る】
onetotani
体力度について
- GPS
- 09:44
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,242m
- 下り
- 1,250m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:58
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:42
| 天候 | 爽やかな晴れ 【気温】 タテ谷分岐：15℃ みぶな野：20℃ 御池岳頂上：18℃ 元池：21℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
個人的な備忘録として残します。 【タテ谷コース分岐〜タテ谷源頭部】分岐に道標はありますが廃道です。 ➀支谷を右手に確認しながら急斜面を上がり、谷が浅くなった源頭部で 左岸＝タテ谷右岸の尾根に移ると僅かに傾斜が緩み、広尾根を南西に 向かうと僅かに踏み跡らしきものに出会う。 �⊃�林の縁をトラバースするイメージで西へ向きを変えると源頭らしい 浅い谷に変わり、鞍掛尾根に繋がる尾根が左岸に現れる。 �Ｈ�根への取り付きを過ぎると、今までの険しさが嘘のような穏やかな 谷に変わる。 【タテ谷源頭部〜みぶな野】目印のテープも踏み跡もありません。 �“�根に上がらず谷を忠実に辿ると左手に深い谷が現れ、観察すると 緩やかに直進する本流右手にも抉れたような細い谷が有り、 三股を形成している。（地形図で二股と判断しやすい場所だ。） ��右股をしばらく進むとやがて浅い窪地に出て二段のヌタ場が現れる。 上段のヌタ場が「キハダの池」と思われる。 �Ｌ椹悗后屬澆屬別遏廚郎幻圓虜鹸澳鵑蠅�ら取り付いた尾根が 僅かに左へ弧を描くと樹林が開け、左手の浅い谷地形を越えると ブナが並ぶ風景に出会う。 |
| その他周辺情報 | 【鞍掛峠登山道、駐車場の一部封鎖について】 https://www.town.taga.lg.jp/contents_detail.php?co=tpc&frmId=1828 |
写真
拍手「心の山」 御池岳まで約2時間 藤原岳へ約3時間半と刻まれています。
「霧のブナ」を仰ぐ。幹周りは266cmあるそうだ。
竜、釈迦、御在所、雨乞、綿向がピークを連ねる爽快な景色が広がる。
ゴルフ場のようなテーブルランドとT字尾根はブナ権現辺りかな。
琵琶湖の対岸に比良山地、そして市街地は東近江辺りかな？
鈴鹿北部、養老山系の展望を楽しみながらゆっくり下ろう。
感想
onetotani
梅雨に入ったと言われるが週末は天気がよさそうだ。
先週に続き山芍薬を目当ての茶野か、夏草が延びる前の池巡りか
迷ったが、蛭がおとなしい内にコグルミ谷から鞍掛尾根へ周回する
池巡りに出掛けよう。
今回は一つでも多くの池を巡るためタテ谷に入り、キハダの池から
カウントを開始し、みぶな野を経て県境尾根に上がり、霧池、幻池を
訪ねた後頂上からP1194を廻りテーブルランドの池を巡る計画で
コグルミ谷登山口を出発する。
タテ谷コースの激登りアルバイトを終えタテ谷の右岸尾根に到着する
タイミングで陽が昇って急に気温が上がり、羽織った薄いジャケットが
邪魔になって来た。体温調整を兼ねた小休止を終え、急尾根の登りに
かかるが、先日の雨が乾ききらず踏ん張りが効かない。
ズルズルと滑るように高度を稼ぐと僅かに傾斜が緩み、古びたテープや
登山道の名残らしき踏み跡に出会う。ルートに間違いがなかった事に
安心して、時々現れる微かな踏み跡？を追ってタテ谷の源頭に出ると
左岸に鞍掛尾根P1056から延びる尾根が現れるが、嘘のように緩やかに
変わった谷を辿りキハダの池を目指す。
以前は地形図から二股と思い込み到達できなかったが、もう大丈夫だ。
三股の右股からキハダの池を往復して、左股の左岸尾根を末端から辿り
ブナの巨木が立ち並ぶ「みぶな野」へ到着する。
幹回り266cmと言われる「霧のブナ」は枝が一本もぎ取られていたが
仰ぎ見る姿は相変わらず堂々としていた。
夏草が延びる前の季節は歩きやすく、爽やかだった。
カッコウの鳴き声を聞きながらco1160mで県境尾根に合流し、
霧池、幻池そして御池岳頂上からP1194へ歩き、テーブルランドに
眠る池巡りを続ける。雫池、奥の池から幸助の池、風池とテーブルランド
の縁に沿った池を訪ねた後は情報だけを頼りに山西池、上池へと向かうが
探しきれず丸池へ向い、直接道池を目指し丘のような尾根を越えて北東へ向かうが深い谷に阻まれ、結局迷走を繰り返し登山道に出て道池を
ピストンし、真の池からお池通り（個人的呼称）でウリハダカエデの池に
出て日本庭園を抜けお花池へ、そして元池に出て池巡りを終えるが、
位置だけの情報を頼りに向かった池（山西池、上池、日本庭園の池）
は探しきれなかった。
初夏の爽やかな風に吹かれながら、終日好展望に恵まれたみぶな野と
お池を巡った一日。全てを巡れなかった反省はあるが、今回は20を数えた
事で良しとしよう。
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