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Yamareco

記録ID: 562274
全員に公開
雪山ハイキング
甲斐駒・北岳

動物の足跡を追った櫛形山、しっかり雪山を一人ぼっちで、、

2014年12月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:36
距離
14.3km
登り
1,235m
下り
1,236m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
0:28
合計
6:33
9:50
147
12:17
12:38
89
14:07
14:11
36
14:47
14:47
2
14:49
14:49
1
14:50
14:50
44
15:34
15:37
45
16:22
16:22
1
16:23
ゴール地点
天候 晴れ、穏やか、朝方は冷えたようですが、出発が遅かったので寒さは感じず。
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
自宅からは、県民の森駐車場がある伊奈ケ湖方面へ、県道を上がっていき、15分程度。
コース状況/
危険箇所等
コース的には、県民の森駐車場〜中尾根〜ほこら小屋〜
(櫛形山山頂はパス)〜裸山〜アヤメ平〜北尾根〜県民の森駐車場
先に中尾根を登ったのは、中尾根のほうが雪が残りやすく、
凍結もしやすいので、登りに使用したかったため。


(県民の森駐車場〜櫛形山林道出合、中尾根)
歩き始めてしばらくで雪が出てきます。
最初は雪というより、凍結です。
それからしばらくして、しっかりした雪道。
積雪5cm〜10cm。

(櫛形山林道出合〜ほこら小屋、中尾根)
中尾根は林道出合以降、広い尾根のところはリボンも少なく、
慣れていないと、そして今回のようにトレースなく、
雪が降り積もったままの状態では、道がわかりにくいでしょう。
何度も登っている山なので、道は何とか見極めていきました。
途中、夏道でもトラバースとなるところは、
一部斜面にトレース付けながらで、ひやっとしながら歩きました。
積雪10cm〜20cm。

(ほこら小屋〜裸山)
トレースがなく、雪が降ったままの状態の稜線は、
どこでも歩ける感じでした。
動物の足跡も無造作に交錯し、心理的には、何となく、それに引き寄せられ、
おかしな方向に向かっているときは自分で補正します。
時間的に遅く出発していたのと、積雪も多く、時折ですが、
膝下までもぐることもあったので、櫛形山山頂はパス。
裸山に向かいます。
途中で、原生林コースに入って、裸山に近いところで、
裸山コースに入るつもりで、行き過ぎ、その後は、樹林帯をあちこち、、、。
ちょっと時間をロスしました。
ようやく、裸山コースに戻って、無事に裸山へ。
積雪15cm〜25cm。

(裸山〜(櫛形山トレッキングコース経由〜アヤメ平)
通常のルートではなく、裸山から櫛形山トレッキングコースへ
一気に小さな尾根を下ります。
トレッキングコースと思われるルートに出たら、
白峰三山、甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、八ヶ岳が望める地点を通過。
それからアヤメ平の柵のところに到達。
積雪15cm〜25cm。

(アヤメ平〜見晴らし平、北尾根)
アヤメ平は、吹き溜まるので雪は多いです。
でもそこを抜けると雪は少なくなり、歩きやすくなります。
北尾根は日向が多く、雪融けは中尾根より早いでしょう。
積雪数cm。

(見晴らし平〜北尾根登山口)
雪は数cm。
歩きやすい状態。
凍結もなかったです。

(北尾根登山口〜県民の森駐車場、林道)
リンドウは、冬季閉鎖されています。
日陰、谷筋のカーブなどはツルツル状態です。
林道で転倒などしたくないので、慎重に歩きました。
その他周辺情報 県民の森駐車場には、ウッドビレッジ、宿泊施設あり。
レストランもあるものの、毎日の営業ではないはず。
県民の森駐車場。凍結しています。
こんなところで転倒したくないですね。
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県民の森駐車場。凍結しています。
こんなところで転倒したくないですね。
登りはじめて、しばらくで既に5cm〜10cmの積雪。
むしろ歩きやすいのですが、やはり雪が多い。
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登りはじめて、しばらくで既に5cm〜10cmの積雪。
むしろ歩きやすいのですが、やはり雪が多い。
冬季閉鎖されている櫛形山林道との出合。
冬季閉鎖されている櫛形山林道との出合。
トレースなし。
時折、動物の足跡。
3
トレースなし。
時折、動物の足跡。
自分で、トレース付けていきます。
2
自分で、トレース付けていきます。
中尾根は尾根が広いところが多く、ルート取りが難しいです。
2
中尾根は尾根が広いところが多く、ルート取りが難しいです。
何の足跡かな、、ちょっと追ってみると、、
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何の足跡かな、、ちょっと追ってみると、、
カモシカです。
しばらくカモシカに出会っていなかったので、うれしかった。
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カモシカです。
しばらくカモシカに出会っていなかったので、うれしかった。
いつものようににらめっこ。
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いつものようににらめっこ。
じっと見つめてもらいました。
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じっと見つめてもらいました。
今日は、八ヶ岳もすっきり。
ここ数日は、冬型の気圧配置が強烈で、自宅付近からも全然見えていませんでした。
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今日は、八ヶ岳もすっきり。
ここ数日は、冬型の気圧配置が強烈で、自宅付近からも全然見えていませんでした。
中尾根のトラバース地点。
振り返って、ちょっとどきどき。
結構な斜面です。
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中尾根のトラバース地点。
振り返って、ちょっとどきどき。
結構な斜面です。
大菩薩嶺、大菩薩連嶺の山々。
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大菩薩嶺、大菩薩連嶺の山々。
富士山もすっきりですね。
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富士山もすっきりですね。
ほこら小屋手前、動物の足跡の横に自分の足跡。
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ほこら小屋手前、動物の足跡の横に自分の足跡。
ほこら小屋に到着。
いつもきれい。
きれいだときれいにしてから、小屋を出るようになりますね。
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ほこら小屋に到着。
いつもきれい。
きれいだときれいにしてから、小屋を出るようになりますね。
ほこら小屋キャンプ地。
いい感じ。
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ほこら小屋キャンプ地。
いい感じ。
ほこら小屋〜裸山。
動物の足跡が交差します。
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ほこら小屋〜裸山。
動物の足跡が交差します。
鹿でしょうね。
交錯します。
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鹿でしょうね。
交錯します。
動物が縦横無尽に歩いているようです。
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動物が縦横無尽に歩いているようです。
雪も深くなってきました。
とはいえ、まだまだ膝下。
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雪も深くなってきました。
とはいえ、まだまだ膝下。
サルオガセ。
櫛形山名物。
サルオガセ。
櫛形山名物。
ノートレースにトレース付けていきます。
ノートレースにトレース付けていきます。
白峰三山ですね。
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白峰三山ですね。
裸山。
なんか、GPSで見てもあちこち歩いていますね。
ようやく裸山を「発見」しました。
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裸山。
なんか、GPSで見てもあちこち歩いていますね。
ようやく裸山を「発見」しました。
悪沢岳。
もちろん、裸山への登りにもトレースは付けられていません。
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もちろん、裸山への登りにもトレースは付けられていません。
裸山には、新しいベンチ。
裸山には、新しいベンチ。
裸山山頂から。
北岳。
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裸山山頂から。
北岳。
裸山山頂から。
間ノ岳、北岳。
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裸山山頂から。
間ノ岳、北岳。
裸山山頂から。
鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、早川尾根。
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裸山山頂から。
鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、早川尾根。
裸山山頂から。
鳳凰三山。
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裸山山頂から。
鳳凰三山。
裸山山頂から。
甲斐駒ケ岳、早川尾根。
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裸山山頂から。
甲斐駒ケ岳、早川尾根。
裸山山頂から。
北岳、間ノ岳。
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裸山山頂から。
北岳、間ノ岳。
裸山山頂から。
富士山。
ここにもネット、、
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裸山山頂から。
富士山。
ここにもネット、、
裸山山頂から。
再び、北岳。
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裸山山頂から。
再び、北岳。
裸山山頂から。
間ノ岳。
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裸山山頂から。
間ノ岳。
農鳥岳。
白峰南嶺。
裸山から尾根をダイレクトに下りて、櫛形山トレッキングコースへ。やはりトレースないものの、何とか。
八ヶ岳が見えていました。
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裸山から尾根をダイレクトに下りて、櫛形山トレッキングコースへ。やはりトレースないものの、何とか。
八ヶ岳が見えていました。
八ヶ岳も穏やかそうだな、、。
雪で苦労しそうですが、、。
アップ。
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八ヶ岳も穏やかそうだな、、。
雪で苦労しそうですが、、。
アップ。
吹き溜まると、、
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吹き溜まると、、
同じ地点から、千頭星山、オオナジカ峠、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、早川尾根。
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同じ地点から、千頭星山、オオナジカ峠、鳳凰三山、甲斐駒ケ岳、早川尾根。
同じ地点から甲斐駒ケ岳、早川尾根、北岳。
同じ地点から甲斐駒ケ岳、早川尾根、北岳。
アヤメ平のネットのゲートに到着。
入ったすぐのところ、、木道になっていました。
アヤメ平のネットのゲートに到着。
入ったすぐのところ、、木道になっていました。
アヤメ平。人の足跡はもちろんありません。
アヤメ平。人の足跡はもちろんありません。
自分だけが付けていきます。
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自分だけが付けていきます。
雪も多い。
アヤメ平。
トイレがあり、1年間、実験的に設置されている様子。
トイレがあり、1年間、実験的に設置されている様子。
現状は、処理能力超えて、使用できない状態でした。
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現状は、処理能力超えて、使用できない状態でした。
アヤメ平にあるトイレ。
アヤメ平にあるトイレ。
北尾根を下っていきます。
富士山が木立越しに見えるようになります。
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北尾根を下っていきます。
富士山が木立越しに見えるようになります。
富士山、すっきり。
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富士山、すっきり。
見晴らし平。
雪一面。
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見晴らし平。
雪一面。
見晴らし平から八ヶ岳。
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見晴らし平から八ヶ岳。
見晴らし平から金峰山。
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見晴らし平から金峰山。
そして富士山。
北尾根登山口からは林道を県民の森まで歩きます。
日陰はこのように凍結。
もう冬季閉鎖されています。
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北尾根登山口からは林道を県民の森まで歩きます。
日陰はこのように凍結。
もう冬季閉鎖されています。
今日は軽自動車。
2
今日は軽自動車。

感想

自覚している時間。

県民の森駐車場9:50−(林道歩き)−11:07櫛形山林道出合11:09−
12:18ほこら小屋12:38−(裸山に到達するまで、
途中で戻るつもりで原生林コースに入ったあと、
行過ぎたり、戻ったり、時間がかかる。
地形を見極め損なった、迷ったとは思わなかったけど)
−14:11裸山14:22−14:47アヤメ平14:52−
15:34見晴らし平15:38−16:03北尾根登山口−16:23県民の森駐車場
総合時間:6時間33分、歩行時間:5時間50分

今年は、2月6日にも登っています。
C-chanと一緒にスノーシューを使用したようです。
すっかり忘れていました。
その記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-404263.html

2014年は1月23日にも友人と登りました。
その記録。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-398961.html

甲府盆地でも積雪こそしなかったものの、
雪が混じった雨が降った12月16日。
鳳凰山の登山口、夜叉神峠入口に向かう
南アルプス林道も通行止めになりました。
その後も通行止めが続いていますね。
南御室小屋などは週末にクリスマス営業する予定ですが、
小屋の人は、芦安から上がるのかな、、、、。

そんな通行止めのことは知らずに、
12月19日、鳳凰山に登ろうと思いました。
いや、盆地が雨だった16日には降雪しているだろうし、
その後17日、18日も全国的に大荒れの冬型が強くて、
鳳凰山塊も八ヶ岳なども荒れた感じに見えていたのですが、
19日は移動性高気圧で穏やかに晴れる予報。
それならと計画したのでした。
でも入山者も少ないので、鳳凰山前衛の辻山で良いかな、、
とも思いながら、、。

前日、18日夜、ふと気になって、
林道状況を調べると上記したように16日から
南アルプス林道が通行止めになっていました。

それから、どこに登るか、、いろいろ思案を巡らします。
どうも今年は年末のこの時期としては、雪が多いようで、
且つ、冬型なども続いていたため、八ヶ岳なども
断続的に雪が降っていたであろうことは、想像に難くなく、
穏やかに晴れるという19日に登っても、
仮にトレースあったり、先行者いても時間がかかりそうだな、、
いっそ、今回は、2000mくらい以下にしよう、、

大菩薩か、櫛形山か、トレーニングの蛾ケ岳か?

こんな迷いがあるときは、当日起きてもまだ迷っているもの、、
頭の中では、12月8日に登った大菩薩は排除。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-558944.html

櫛形山か、蛾ケ岳か、、。

起きたのは、結局、7:00前。
まだまだ櫛形山にも蛾ケ岳にも充分。

ゆっくり支度して、さらにマッサン見て、、
掃除して、玄関掃いて、街に下りて、
コンビニまでパンを買いに行って、決めたのは、櫛形山。
自宅に引き返すように登山口に向かいます。
自宅からも15分程度。
裏山です。

櫛形山も12月16日前の降雪で一度真っ白になっていますが、
16日はそれほど降らなかった印象でした。
ところが、県民の森駐車場に向かう県道では日陰は凍結。
県民の森駐車場も一面凍結したような状態でした。

12月としては厳しい状況かな、、。

天気予報どおり、穏やかに晴れた一日でした。
富士山、金峰山、八ヶ岳、白峰三山などすっきりと、久し振りに眺めることができました。

登山道は、雪が思いの他、この時期としては多い印象でした。
誰にも会わない、動物の足跡が奔放に走る
真っ白な雪を楽しむことができました。
いや、多くとも25cm程度の積雪だったから、
そんなことが言えるのでしょうけど。
今回は、スノーシュー持参も考えましたが、持参せず。
持参したチェーンスパイクも使用せず。

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訪問者数:1196人

コメント

芋亀レス・・・・
Y-chan さま

ものすごい芋亀
裏山も雪が積もれば新たな山域の様相ですね。

四季折々

私は本日からお休み。
ようやくタイヤ交換ができました。
年末年始もいろいろあって、3日しか空いてないので雲取かな

良い新年をお迎えください
2014/12/30 23:07
Re: 芋亀レス・・・・
芋さん

櫛形山も例外に漏れず、この時期としては雪は多いでしょう。
本来なら1月下旬のような雪量。
最も、標高の低いところで日当たり良ければどんどん融けますが、、。
それにしても、、、
あっという間に大晦日。
今年もいろいろありました。

雲取山、近くにあれば、鳳凰山のように頻繁に通うのですが、、。
何せ、遠い。

飲み過ぎないように、健やかに新年を迎えられますように。

Y-chan
2014/12/31 12:23
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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