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Yamareco

記録ID: 565336
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

雪たっぷりの霊仙山(柏原ルートから西南尾根を縦走24km)

2014年12月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:14
距離
23.9km
登り
1,158m
下り
1,201m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:43
休憩
0:28
合計
8:11
9:41
10
9:51
9:51
70
11:01
11:02
45
11:47
11:48
75
13:03
13:04
5
13:09
13:11
21
13:32
13:33
33
14:06
14:20
7
14:27
14:28
16
14:44
14:44
45
15:29
15:30
63
16:33
16:39
73
17:52
ゴール地点
天候 快晴 0℃〜-5℃
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:JR柏原
帰り:近江鉄道多賀大社前
コース状況/
危険箇所等
■柏原ルートは3合目あたりから積雪が増え8合目あたりの吹きだまりでは膝上まで沈むようになる。
■9合目から山頂付近は風が強く大部分がウインドクラストしている。アイゼンやクトー必須。
■西南尾根は最高点から近江展望台あたりまでかなりの積雪があり、雪庇も発達している。東南斜面が急なのであまり近づかないように。また、南霊岳を越えずにトラバースするルートもそれなりに急傾斜で距離も長いので慎重に。
■近江展望台を過ぎ、笹峠手前までの岩稜帯(カレンフェルト)は高度差150mの急傾斜で雪付き状態を一歩ずつ確かめながら下る。
ザックをカラビナとスリングで網棚に吊るす。
シルバーフォックスの尻皮は本日デビュー。
ヘルメットは行者の谷を下るつもりだったので持って来たが結局積雪が多くて断念。
2014年12月27日 08:12撮影 by  SO-02E, Sony
15
12/27 8:12
ザックをカラビナとスリングで網棚に吊るす。
シルバーフォックスの尻皮は本日デビュー。
ヘルメットは行者の谷を下るつもりだったので持って来たが結局積雪が多くて断念。
JR柏原(かしわばら)駅。ほんと何にも無い。
2014年12月27日 09:41撮影 by  SO-02E, Sony
6
12/27 9:41
JR柏原(かしわばら)駅。ほんと何にも無い。
高速道路をくぐったところの入山者ポストに届けを放り込み入山する。
2014年12月27日 09:49撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 9:49
高速道路をくぐったところの入山者ポストに届けを放り込み入山する。
尻皮の顔がなんとなく怖〜い。でも軽くてお尻あったかでいいわ。
2014年12月27日 10:10撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 10:10
尻皮の顔がなんとなく怖〜い。でも軽くてお尻あったかでいいわ。
1合目手前に設置してある地図。
柏原ルート長ッ。
2014年12月27日 10:17撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 10:17
1合目手前に設置してある地図。
柏原ルート長ッ。
2合目あたりから積雪。今日は距離が長いのでローカットのトレッキングシューズに軽アイゼンの組み合わせで足元を軽量化する。
防水はオープンカーの幌用スプレーをたっぷり塗布し、足先には貼るカイロで冷たさを防止する。カイロの効果は抜群。
2014年12月27日 10:52撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 10:52
2合目あたりから積雪。今日は距離が長いのでローカットのトレッキングシューズに軽アイゼンの組み合わせで足元を軽量化する。
防水はオープンカーの幌用スプレーをたっぷり塗布し、足先には貼るカイロで冷たさを防止する。カイロの効果は抜群。
しばらく樹林地で眺望が無かったが、3合目付近から北側に伊吹山が見える。
2014年12月27日 11:17撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 11:17
しばらく樹林地で眺望が無かったが、3合目付近から北側に伊吹山が見える。
4合目の避難コンテナ。ドアはぶっ壊れているが風雪はなんとか凌げそう。
2014年12月27日 11:51撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 11:51
4合目の避難コンテナ。ドアはぶっ壊れているが風雪はなんとか凌げそう。
だんだん積雪が深くなってきた。昨夜降ったのか割と軽い雪だ。
2014年12月27日 11:53撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 11:53
だんだん積雪が深くなってきた。昨夜降ったのか割と軽い雪だ。
今日はメチャいい天気。こりゃまた顔が焼けちゃうね。
雪目にならなよう気をつけなければ。
2014年12月27日 12:41撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:41
今日はメチャいい天気。こりゃまた顔が焼けちゃうね。
雪目にならなよう気をつけなければ。
振り返れば伊吹山。
2014年12月27日 12:48撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:48
振り返れば伊吹山。
7合目あたりから樹氷のトンネルが始まる。奥には山頂付近が見えるようになる。
2014年12月27日 12:53撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:53
7合目あたりから樹氷のトンネルが始まる。奥には山頂付近が見えるようになる。
うひゃ。
真っ白と真っ青。
2014年12月27日 12:54撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:54
うひゃ。
真っ白と真っ青。
樹氷爆弾に遭わないようにトンネルをくぐる。
2014年12月27日 12:56撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:56
樹氷爆弾に遭わないようにトンネルをくぐる。
見上げれば・・・
2014年12月27日 12:57撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:57
見上げれば・・・
もうたまらんわ。
2014年12月27日 12:57撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 12:57
もうたまらんわ。
樹氷のトンネルはしばらく続く。
2014年12月27日 13:05撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:05
樹氷のトンネルはしばらく続く。
このあたりはカレンフェルト帯なのか。
そういや継子穴の場所がわからんかった。
2014年12月27日 13:16撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:16
このあたりはカレンフェルト帯なのか。
そういや継子穴の場所がわからんかった。
山全体が真っ白だ。
2014年12月27日 13:19撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:19
山全体が真っ白だ。
8合目付近の西への転換点あたり。静かな樹林帯で風が当たらずテン泊にいいかも。
2014年12月27日 13:22撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:22
8合目付近の西への転換点あたり。静かな樹林帯で風が当たらずテン泊にいいかも。
転換点から一旦少し谷筋に下るところがやや判りにくかった。
2014年12月27日 13:27撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:27
転換点から一旦少し谷筋に下るところがやや判りにくかった。
もうすぐ9合目。
2014年12月27日 13:46撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:46
もうすぐ9合目。
転換点付近を振り返る。
2014年12月27日 13:52撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 13:52
転換点付近を振り返る。
柏原ルートの尾根。
2014年12月27日 14:03撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:03
柏原ルートの尾根。
山頂付近。氷化したところが光っている。
2014年12月27日 14:04撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:04
山頂付近。氷化したところが光っている。
9合目避難小屋でしばし休憩。仮眠室は雪が吹き込んでいる。
2014年12月27日 14:11撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:11
9合目避難小屋でしばし休憩。仮眠室は雪が吹き込んでいる。
伊吹山が常に見える。なんとなくこっちの方が標高が高く感じる。
2014年12月27日 14:27撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:27
伊吹山が常に見える。なんとなくこっちの方が標高が高く感じる。
最高点に向かう。アイゼンが良く噛んで気持よく登れる。
2014年12月27日 14:30撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:30
最高点に向かう。アイゼンが良く噛んで気持よく登れる。
最高点。
2014年12月27日 14:43撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:43
最高点。
琵琶湖も良く見える。
2014年12月27日 14:43撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:43
琵琶湖も良く見える。
さて、西南尾根を行くぞ。
2014年12月27日 14:43撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:43
さて、西南尾根を行くぞ。
雪庇が形成されつつある。
2014年12月27日 14:48撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:48
雪庇が形成されつつある。
あまり近づくとヤバイね。
2014年12月27日 14:49撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:49
あまり近づくとヤバイね。
西南尾根から見た霊仙山。
2014年12月27日 14:55撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 14:55
西南尾根から見た霊仙山。
稜線を進む。
2014年12月27日 15:00撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:00
稜線を進む。
振り返る。
2014年12月27日 15:06撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:06
振り返る。
シュカブラもいい雰囲気。
2014年12月27日 15:12撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:12
シュカブラもいい雰囲気。
南霊岳はトラバースした。
2014年12月27日 15:16撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:16
南霊岳はトラバースした。
行者の谷に落っこちそうだ。
2014年12月27日 15:17撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:17
行者の谷に落っこちそうだ。
近江展望台から。いい眺めだ。
2014年12月27日 15:28撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:28
近江展望台から。いい眺めだ。
近江展望台からの下りを振り返る。
2014年12月27日 15:37撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:37
近江展望台からの下りを振り返る。
さらに急傾斜となる。慎重に下る。
岩があるので尻セードは無理だな。
2014年12月27日 15:41撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:41
さらに急傾斜となる。慎重に下る。
岩があるので尻セードは無理だな。
下から見上げると結構な岩稜帯だ。
2014年12月27日 15:41撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 15:41
下から見上げると結構な岩稜帯だ。
笹峠。
ここから行者の谷に降りるつもりだったがこの積雪じゃ無理なので素直に今畑に降りる。
2014年12月27日 16:06撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 16:06
笹峠。
ここから行者の谷に降りるつもりだったがこの積雪じゃ無理なので素直に今畑に降りる。
だいぶ陽が落ちて来た。
2014年12月27日 16:09撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 16:09
だいぶ陽が落ちて来た。
ふ〜、降りて来た。
ここからはアスファルト道なので装備を解除する。
2014年12月27日 16:34撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 16:34
ふ〜、降りて来た。
ここからはアスファルト道なので装備を解除する。
清流を眺めながら・・・
2014年12月27日 16:46撮影 by  SO-02E, Sony
3
12/27 16:46
清流を眺めながら・・・
多賀大社前駅まで延々歩く。ところどころ路面が凍結していてズルズル滑る。
2014年12月27日 16:46撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 16:46
多賀大社前駅まで延々歩く。ところどころ路面が凍結していてズルズル滑る。
多賀大社前駅到着。
本日はここを終了点とする。
2014年12月27日 17:52撮影 by  SO-02E, Sony
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12/27 17:52
多賀大社前駅到着。
本日はここを終了点とする。
撮影機器:

装備

個人装備
ストーブ・ライター(1) ダウンジャケット(1) ハードシェル(1) アルパインパンツ バラクラバ(1) 12本アイゼン(1) ヘッドライト(1) スマホ(1) 地図(1) カイロ(3) サングラス(1) グローブ(2) 携行食(1) 笛(1) 救急セット(1) ストック(1)

感想

■久しぶりの雪山ハイク。少し長い距離を歩きたかったので、柏原ルートから西南尾根に抜けるコースを選択した。ただ、林道やアスファルト道を含め20kmオーバーを歩き通すことになるので足元を軽量化。冬靴を止め普通のトレッキングシューズに6本爪の軽アイゼンとしラッセル覚悟のツボ足で行くことにした。
但しトレッキングシューズは全く保温性がないので1時間も雪の中にいると足先が氷のようになる。したがって貼るカイロを足先に付け凍傷を防止。
■柏原ルートはジワジワと高度を上げ、標高差1,000m弱を登るタフなルート。原則尾根伝いなので迷いは無いが、8合目付近の転換点では一旦谷筋に入るあたりが吹きだまりで積雪が多くルートを外しそうになる。6合目以降の樹氷のトンネルは陽射しに輝きほんとにきれい。
■山頂付近はウインドクラストで雪が締まっていてアイゼンが良く噛むので歩きやすい。但し、たかが標高1,100m弱といえど吹きさらしで動いていないとかなり寒い。
■西南尾根は想像以上の積雪で踏み抜き地獄の連続で体力を消耗する。しかしながら眺望はすばらしく1時間半ほど標高1,000mの稜線ハイクが楽しめる。その後は急傾斜の岩稜帯を下り笹峠を経て今畑の廃村に降りる。そこから多賀大社までアスファルト道を延々歩くことになる。
■公共交通機関利用なので出発が遅かったが、ほぼ計画どおりの時間で行動でき、日没前に下山できた。次回は行者の谷から西南尾根に登ってみたい。

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訪問者数:1596人

コメント

ゲスト
うはー、
この時期に 20kmオーバー

また、このコースどり、
nanfutsu さんらしいです。

お疲れ様でしたっ♪
2014/12/29 21:45
Re: うはー、
konamonさん、こんにちわ〜。

積雪が想像以上に深かったので
結構体力を消耗しました。
でも天気が良かったので楽しかったですよ〜。
2014/12/30 4:49
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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