再会、そして奇跡の山頂ランチ竜ヶ岳(遠足尾根往復)

2014年12月28日(日) [日帰り]

• GPS: 07:10
• 距離: 12.0km
• 登り: 928m
• 下り: 914m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:53
• 休憩: 1:17
• 合計: 7:10

7:21 宇賀渓キャンプ場駐車場
7:45 7:48 遠足尾根登山口
8:27 8:29 岩山展望台
8:41 8:52 遠足尾根・新道(大日向)分岐
9:04 9:05 遠足尾根・大鉢山分岐
9:17 9:18 ヤセ尾根ガレ
9:36 9:41 遠足尾根展望良好
10:09 10:09 遠足尾根・裏道分岐
10:19 10:20 金山尾根降り口
10:28 10:29 治田峠分岐
10:37 10:37 P1053
10:53 11:43 竜ヶ岳
11:59 12:00 治田峠分岐
12:06 12:07 金山尾根降り口
12:11 12:11 遠足尾根・裏道分岐
12:48 12:48 遠足尾根展望良好
13:03 13:03 ヤセ尾根ガレ
13:10 13:10 遠足尾根・大鉢山分岐
13:21 13:21 遠足尾根・新道(大日向)分岐
13:39 13:39 岩山展望台
14:07 14:07 遠足尾根登山口
14:31 14:31 宇賀渓キャンプ場駐車場
14:31 ゴール地点

[]内は案内所でもらえる登山地図のコースタイムとの比較

往路　【遠足尾根】
約3時間21分[+11]、6.4km,
観光案内所　 - 遠足尾根入口 約24分 [-1]
遠足尾根入口 - 新道分岐 　　約56分 [-14]
新道分岐 　　- 大鉢山分岐　 約12分 [-8] *アイゼン装着
大鉢山分岐 　- 裏道分岐 　　約65分 [+25] *スノーシュー換装
裏道分岐 　　- 治田峠分岐 　約19分 [-1]
治田峠分岐 　- 竜ヶ岳山頂 　約25分 [+5]


復路 【遠足尾根】
2時間38分[+23] 6.0km
山頂　　　　　 - 治田峠分岐　　 約16分 [+1]
治田峠分岐　　 - 裏道降り口　　 約12分 [-3]
裏道降り口　　 - 大鉢山分岐　　 約59分 [+29] *スノーシュー脱着
大鉢山分岐　　 - 新道分岐　　 約11分 [-4] *アイゼン脱
新道分岐　　　 - 遠足尾根入口　 約46分 [+6]
遠足尾根入口　 - 観光案内所　　 約24分 [+4]

天候

晴れのち曇りのち一時晴れ
山頂：曇り一時晴れ、微風

アクセス

利用交通機関：

自転車

【駐車場】
☆宇賀渓キャンプ場
http://www.ugakei.info/

普通車 ： 500円
二輪車 ： 200円
自転車 ： 無料

駐車料金に環境保全協力金が含まれてる。
車1台\500を払えば同乗者の分は不要。1名でも8名でも1台\500
3名以上で相乗りする場合は有料駐車場を利用した方がお得。
＊自転車、タクシーで訪れた場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。


★落合橋駐車場
駐車料金無料
ただし環境保全協力金￥200は必要
*有料駐車場を利用せず落合橋の無料駐車場を利用した場合で登山をする人は環境保全協力金200円が一人ずつ必要。


*BBQ利用の場合は協力金は不要。


【最寄り駅】
三岐鉄道大安駅
宇賀渓までのバスは廃止になってます



【コンビニ】
★大垣、関が原方面(R365, R306)
ミニストップ治田店(ラスト)
サークルK北勢あげき店

★四日市、鈴鹿方面(R306)
セブンイレブン菰野町千草店(ラスト)
サークルK菰野千草店

★四日市、鈴鹿方面(県道140号線通称ミルクロード)
ローソンいなべ大安店(ラスト)
サンクス大安いしぐれ店

★桑名、愛知方面(R421)
ローソンいなべ大安店(ラスト)

コース状況／危険箇所等

＊裏道登山口をすぎた先の青い橋「魚止橋」を架け替えのため落としたそうです。なので遠足尾根か裏道しか行けません。(川原を遡行すれば強引に金山尾根、中道、表道に行けなくもないが渡渉必至)
＊表道から行きたい場合は砂山、熊谷、旧国道で小峠＆石榑峠経由で行けます。

*積雪状況は日々変化しますので山行の直前に最新の情報を調べてください。

*上部は積雪のため本来の登山道から外れたトレースになってます。



【冬装備】
アイゼン：携行推奨。
各自当日の登山道の状況と好みに応じて判断してください。
根雪にはなってない柔らかめの雪なので気温次第では早朝からキックが通用する。また雪は柔らかくさらには雪の下に落ち葉が堆積していてアイゼンの歯が地面を噛まずに滑ってしまう事が起きる。

ピッケル：ピッケルを刺せるほどの積雪もなく硬くもない。表面を滑り落ちるほどの凍結した雪面もないのでピッケルの必要性はまだ低い。ただし靴の裏についた雪や落ち葉を落とす意味ではピッケルやストックは便利かも。

スノーシュー：積雪次第、ほとんどの場所で底まで沈んだ。素直にトレース歩いた方が負担も少なく早い。


【国道421号線】
積雪、凍結なし


【登山ポスト】
☆観光案内所にある
出発時間の記入忘れのないように。
下山したら自分が提出した登山届をポストから探して下山時刻を記入して管理人さんへ渡す。
これは登山者が無事に下山したかどうか把握するため。下山したのに下山時刻を書かず帰宅してしまうと管理側はまだ下山してないと認識してしまい場合によっては登山者へ連絡、つながらない場合は遭難の可能性ありと判断され警察へ通報する事になります。


【トイレ】
☆観光案内所(簡易水洗)：無料


【北河内林道】キャンプ場〜裏道入口
＊積雪、凍結あり(2014.12.28現在)
全面舗装されてるわけではないけど林道だけあって歩きやすい。
一部で湧水が道路にあふれてて歩き方次第では濡れる事も。


【遠足尾根】
＊岩山周辺より登山道に積雪あり(2014.12.28現在)
登り始めから新道分岐まで杉の急登で最初のヤマバです。岩山展望台を過ぎたらロープの張られた箇所が急で足元が悪いですが短い区間だし慎重に歩けば問題ないです。
新道分岐からは尾根歩きになります。緩やかな区間もあれば少し傾斜の厳しい箇所もありますが総じて歩きやすいです。秋は落ち葉で滑りやすくなってます。
裏道分岐から金山尾根分岐にかけての急登は二つ目のヤマバで段差が大きかったり粘土質で滑りやすかったりします。
山頂への最後の急登は浮き足が多いので要注意。吹きっさらしなので強風に注意。

その他周辺情報

【飲食店 in 宇賀渓内】
☆カフェ＆ギャラリーコナラさん
http://konara2005.blog110.fc2.com/
水木定休
タコライス・カレー・ホットサンドetc...
*正月休みは12/24より。28日のみ臨時営業、2015年１月３日より営業開始
☆涼風軒さん

不定休な店
☆グリーンハットさん
☆寿司小料理の春美さん
http://foodpia.geocities.jp/walemokoo/
各種定食、寿司、鍋etc...
色々

軽食ならコナラさん、がっつりなら春美さん、幅広く涼風軒さん。
営業時間、定休日が決まってない店がほとんど(笑
気になった店の戸を開けて、開かなかったら営業してないって事(笑
最初は入りづらいと思うかも知れないけど思い切って入ってみて。どれも素敵な店だから。
残念ながらみどりさんは高齢を理由に食事の提供をやめられたそうです。残念すぎる…(2014.12.23)



【飲食店 other】
☆パティスリーカフェこんま亭
http://www.konmatei.com/
宇賀渓から国道421号線を桑名方面へ5分ほど下ると右手に見える。水谷食品さんの向かい。イートインもできるスイーツ店。
☆醬(中華)
https://ja-jp.facebook.com/inabe.jan
☆饗庵(そば、ランチ営業のみ)
http://www2.cty-net.ne.jp/~kyouan/
☆八石亭(そば、うどん)
http://ageki.mitarashidango.com/
三岐鉄道北勢線阿下喜駅そばの小さな店。大晦日も22時まで営業してくれていた
☆半蔵(らーめん)
https://www.facebook.com/ramen.hanzo
☆焼肉マルイ
北勢町。土日は予約推奨





【温泉 in いなべ市】
☆いなべ市内に「阿下喜温泉 あじさいの里」車で10分 *木曜定休
http://ajisainosato.com/
40℃ちょいくらい
☆いなべ市内「六石温泉(六石高原ホテル)あじさいの湯」車で15分
*曜日により営業時間が違う
http://www.rk-hotel.com/hotspring.html

【温泉 in 滋賀県】
☆滋賀県に「永源寺温泉 八風の湯」車で30分
http://www.happuno-yu.com/

【温泉 in 菰野】
☆三休の湯(菰野町、朝明渓谷) 車で20分
http://www.sankyu-no-yu.jp/
阿下喜温泉よりぬるめ
☆菰野町内に湯ノ山温泉。例「アクアイグニス」車で40分
http://aquaignis.jp/
内湯は阿下喜温泉より熱い、外湯はかなりぬるい

【銭湯 for 桑名,名古屋】
永楽のゆ 星川店 車で30分
http://www.eirakunoyu.com/index2.php

写真

12/28 6:33

暁

12/28 6:49

今季初めてマイナス表示を見た。-3℃。風がなくて体感はそれほど寒くない

12/28 6:56

12/28 7:09

今回はモルゲンロートが長かった。気象条件で赤く染まる時間は変わるのかな。

12/28 7:38

林道が凍ってるのも今季初。-3℃はダテじゃない

12/28 7:45

白滝吊橋跡に設置されてた作業道の土管が撤去されたそうな。これで白滝吊橋跡も渡渉が必要になるみたい。
完成は年明け、1月中旬を予定してるとか。

12/28 8:21

雪の積もった杉林の木漏れ日が気持ちいい

12/28 8:25

12/28 8:27

鳥？の足跡。大きい

12/28 8:28

岩山展望台より。
快晴

12/28 8:33

新道の核心部。

12/28 8:34

雪はほとんどのってなかったから難なくクリア

12/28 8:41

新道分岐。

12/28 8:50

それほど雪は締まってないしつぼ足で充分だけど、この後の泥坂に備えて早くもアイゼン

12/28 8:54

No.136

12/28 9:02

No.134
遠足尾根名物？泥坂。
風もほとんど当たらず日当たりもいいので休憩ポイント。傾斜があるし狭いけどね。
日当たりがいいおかげでドロドロ(笑

12/28 9:04

大鉢山分岐。
ここより積雪が一段上がる。
安定の積雪

12/28 9:07

トレースが深くなってる

12/28 9:16

ヤセ尾根

12/28 9:19

No.130付近

12/28 9:26

No.129過ぎて一旦樹林帯に入る。
ここも日当たりがよくて風も避けられる休憩ポイント。
この先しばらく風除けがないので疲れてなくても風が強い日はここで休憩してエネルギー＆水分補給やレイヤリングするといい。

12/28 9:36

No.128過ぎたすぐの展望良好ポイント。

12/28 9:37

遠くの山並みがよく見える

12/28 9:39

12/28 9:37

御嶽山

12/28 9:39

12/28 9:37

多度山の向こうに名駅

12/28 9:40

12/28 9:41

養老山地とその奥の山並み

12/28 9:42

トレースが尾根芯を避けてる

12/28 9:44

12/28 9:51

No.127より広大なスノーシューフィールド！

12/28 9:52

前回はスノーシューすら深く沈むので1mも進まず断念したけど今回は決行！今回も沈むけど意地(笑

12/28 9:59

ファーストトラックたべまくり
(体力損耗…)

12/28 10:01

天気がいいせいか、後続車も続く。

12/28 10:05

No.125付近
笹分けより金山尾根を見上げる

12/28 10:07

いい感じで雪庇が形成されてきてる。

12/28 10:07

裏道分岐から金山尾根分岐にかけての急登は傾斜もきつく風も強い難所。今回は風はほとんどなかった。
今はまだ登山道に沿ってトレースがあるけど積雪のピーク時は直登になる。

12/28 10:10

てな訳で、スノーシューのまま直登！
雪が緩くて崩れる！前に出した足がずるっと下がって元の位置！
進まんやんw

12/28 10:17

笹分けを見下ろす

12/28 10:19

金山尾根分岐。
本来ならここから竜の頂は見えない。積雪で視点が上がった証拠。

12/28 10:21

Hello! Ryu!!
竜の谷間。

12/28 10:21

お二人がアタックしてる。

12/28 10:27

治田峠分岐辺りのトレースは分岐の標識から離れてショートカットしてる

12/28 10:28

治田峠分岐。
風の通り抜ける場所で吹き溜まりでもあるから雪が積もりやすい。
わざわざ見に来た(笑

12/28 10:31

笹の間手前よりトレースが分岐してた。
一方はP1053の3つコブを巻くように、もう一方はP1053を目指してた。P1053へは行くつもりだったから後者へ。これがのちに正解だったと知る

12/28 10:41

続々と頂へ。
さすが竜の頂、強風で雪が飛ばされて笹が見えてる。
なかなか真っ白な姿は見せてくれないね。

12/28 10:52

山頂へ
ほぼ無風。

12/28 10:53

ここ数日まとまった降雪もなかったけど寒い日が続いてえびのしっぽも小さいけどあった。

12/28 11:00

穏やかな山頂

12/28 11:10

この時季に素手で湯を沸かしてランチとか奇跡

12/28 11:43

山頂で御在所マイスターと春以来の再会。
普段は御在所に登ってるけど冬季の竜は暴風なので天気のいい日だけを狙って来るんだとか。
今日は当たりだね。

12/28 11:44

風紋と言うのか笹の樹氷と言うのか積雪期の風物詩かな。

12/28 12:27

うさぎさん

12/28 15:25

下山後のお楽しみ！
コナラさん今年最後の営業って事で(そうでなくても)寄ってきました。
ホットサンドのスープセット！

12/28 15:44

薪ストーブで暖をとる。
左はノースフェイスのSNOW、右はスマートウール。
ノースフェイスの方がわずかに汗ばむからスマートウールが優勢。でもノースフェイスも優秀。

撮影機器：

iPhone 5s Apple

装備

個人装備

ヘッドランプ

2

ジェントス,パナソニック

1/25,000地形図

1

iPhoneアプリ(Field Access)

カメラ

2

NEX-5,TG-1

交換レンズ

4

18-55,55-210,16,400

三脚

1

Velbon

飲料

2

水500ml, ポカリ500ml

ティッシュ

2

医薬品

1

タオル

1

携帯電話

1

Softbank

雨具

1

防寒着

2

インナーダウン, ビーニー,オーバーミトン,バラクラバ

非常食

1

予備乾電池

4

eneloop

カメラ用予備バッテリー

4

NEX用

アイゼン

1

ブラックダイヤモンド セラッククリッププロ

スノーシュー

1

MSR ライトニングアッセント

GPS

1

Garmin GPSmap 62SCJ

携行食

1

飴,ようかんなど

水筒

1

象印

スマホ用予備バッテリー

1

8,000mAh

クッカー

1

ジェットボイルSOL

燃料

1

ジェットボイル用OD缶

エマージェンシーシート

1

レジャーマット

1

予備衣類

3

靴下,インナーグローブ,ビーニー,

アーミーナイフ

1

ナイフ,ハサミ,ピンセット,(-)ドライバー,

ホッカイロ

4

感想

78podory

いやー
まさか山頂でランチできるとはね。
一時間近く滞在してたし。


登頂した時は曇ってしまったけど
ランチを始めたら雲の隙間から陽射しがゆらめくカーテンのように差し込み、
徐々に太陽も顔を出して気持ちのいいランチタイムだった。


惜しむらくはカップ麺が入ってなかった事…
入れたはずなのに…
コーヒー沸かしてパンでランチになったけど、それでも充分。
いい時間だった。


そして御在所マイスターとの再会。
竜はいつも強風だし非難小屋もないから天気のいい日を狙ってくるとかで、まさに大正解。
そういや会う時はいつも晴れてたな(笑





風きり音がうるさいけど微風。





前日の土曜に仕事を納め、その足で名古屋へ向かい音楽仲間との忘年会で声を枯らし、翌朝、いつもの竜へ。多分これが登り納め。大掃除もあるし買出しやらあれこれあるしね。


駐車場に着けば珍しく先客が。
と、前に会った人だった(笑
前日は藤原に登ってたとかこの人も好きだなあ(笑
竜で何度か顔を合わす人は何人もいるけど、花の時季でも紅葉の時季でも積雪のピークでもないこのハンパな時期に早くも再会するとは(笑
ようこそ竜へ！


自宅の庭も氷が張り、霜も降りてたけど風がなく氷点下にも関わらず体感的には今までより緩い感じだった。登山道も凍結箇所もあり寒い事に変わりないんだろうけど風がないだけでこんなに違うもんなんだな。



今回は竜ヶ岳でご来光という目的のための予行登山。
今年は自分の技量、経験を踏まえてご来光ポイントを遠足尾根の途中、樹林帯を抜けたすぐのポイントに設定して迎えた。来年はさらにステップアップして山頂で迎えよう、と。


予定される荷物の総重量は約22kg
金山尾根は渡渉の必要があり夜間の渡渉は避けるため遠足尾根往復。
遠足尾根は風通しがいいから金山尾根がベストだけど仕方ない。
雪山ギアにも慣らしておく必要があるから早めにアイゼン装着しスノーシューにも履き替えてスノーシューイングも行う。
風が強くて寒い方が当日を想定できていいんだけど幸か不幸か好天(笑
けど今までの登山で風を避けられる休憩ポイントは探っていたからよかった。



雪は膝まで達するくらい。
トレースが残ってるからそれをたどれば問題ない。
ノートラックは積もり重なってないからスノーシューでも底まで沈んでしまってまだスノーシュイングには早い。ムダに時間と体力を損耗したわw


あー、
アイゼン慣らしのはずなのに下山時はノーアイゼンで下ってまった(笑
おかげで泥坂でド派手に滑ったけどねw


さてさて元旦の天気は雪だけど果たしてご来光は拝めるのか？


一年間お疲れ様でした。
良い年を。