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Yamareco

記録ID: 5803254
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

爺ヶ岳: 柏原新道in/out

2023年08月06日(日) 〜 2023年08月07日(月)
情報量の目安: A
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
Chozaemon その他2人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:44
距離
11.7km
登り
1,378m
下り
1,370m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:02
休憩
1:14
合計
5:16
距離 4.9km 登り 1,163m 下り 20m
5:54
6
スタート地点
6:00
6:15
75
7:30
7:53
12
8:05
8:15
80
9:35
9:55
29
10:24
10:30
40
11:10
2日目
山行
3:57
休憩
1:41
合計
5:38
距離 6.7km 登り 215m 下り 1,367m
7:07
43
7:50
8:15
30
8:45
9:30
26
9:56
9:57
18
10:15
10:25
45
11:10
11:20
5
11:25
11:35
65
12:45
ゴール地点
天候 基本的にずっとガスガス。一日目テン場でテントを張ってから強めの雨。夜も9時ぐらいから深夜にかけて大雨+雷。二日目の朝はガスが抜けたり湧いたりしてたものの、晴れ。その後はガスの中下山。
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
歩きやすく整備されたトレイル。基本的に危ない箇所はない。ずっと登り。一日目の昼と夕方に、南峰と山荘の間付近でクマが出没。何名かのハイカーが足止めをくらったそう。
登山口の一つ手前の駐車場に停められたので、そこからスタート。
2023年08月06日 05:56撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/6 5:56
登山口の一つ手前の駐車場に停められたので、そこからスタート。
柏原さんが拓いたトレイル。想いを馳せながら登ります。
2023年08月06日 06:00撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/6 6:00
柏原さんが拓いたトレイル。想いを馳せながら登ります。
危険箇所やチェックポイントを手書きの看板で丁寧に案内してくれます。愛が溢れている。
2023年08月06日 07:30撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
1
8/6 7:30
危険箇所やチェックポイントを手書きの看板で丁寧に案内してくれます。愛が溢れている。
結構ずっと扇沢駅が見える。
2023年08月06日 07:31撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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8/6 7:31
結構ずっと扇沢駅が見える。
2023年08月06日 07:33撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/6 7:33
2023年08月06日 07:34撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/6 7:34
2023年08月06日 08:10撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/6 8:10
こんなにも見事に登りしかないトレイルの中で、唯一のフラットな箇所。
2023年08月06日 09:53撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
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8/6 9:53
こんなにも見事に登りしかないトレイルの中で、唯一のフラットな箇所。
2023年08月06日 10:01撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/6 10:01
基本的に危険箇所はないトレイルだが、唯一ここのガレ場は気をつけたい。
2023年08月06日 10:25撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
2
8/6 10:25
基本的に危険箇所はないトレイルだが、唯一ここのガレ場は気をつけたい。
ガッスガス。
2023年08月06日 11:42撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/6 11:42
ガッスガス。
テント場。ペグは刺さりやすい。全部で10張りほど。
2023年08月06日 12:27撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/6 12:27
テント場。ペグは刺さりやすい。全部で10張りほど。
ヘリコプターの荷上げを2回見させてもらえた。
2023年08月06日 13:22撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/6 13:22
ヘリコプターの荷上げを2回見させてもらえた。
ゆっくりしていたら大雨に。今日のピークハントはなし。
2023年08月06日 17:44撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/6 17:44
ゆっくりしていたら大雨に。今日のピークハントはなし。
この土の地面が一瞬にドロドロに。テントドッロドロ。
2023年08月06日 17:59撮影 by  iPhone 14 Pro, Apple
8/6 17:59
この土の地面が一瞬にドロドロに。テントドッロドロ。
一晩中雨と雷で全然寝られず。もう下山ムードが漂っていたが、ガスが抜け始める。
2023年08月07日 06:40撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
2
8/7 6:40
一晩中雨と雷で全然寝られず。もう下山ムードが漂っていたが、ガスが抜け始める。
とりあえず南峰を目指すことに。
2023年08月07日 06:59撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/7 6:59
とりあえず南峰を目指すことに。
今回の山行で初めて顔を出してくれた鹿島槍。
2023年08月07日 07:18撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
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8/7 7:18
今回の山行で初めて顔を出してくれた鹿島槍。
2023年08月07日 07:22撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/7 7:22
南峰まで歩きやすく気持ちがいい。
2023年08月07日 07:38撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/7 7:38
南峰まで歩きやすく気持ちがいい。
2023年08月07日 07:41撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/7 7:41
2023年08月07日 07:45撮影 by  iPhone 11, Apple
8/7 7:45
山荘から下山するのがほぼ確定していたところからの逆転劇。最高。
2023年08月07日 07:58撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/7 7:58
山荘から下山するのがほぼ確定していたところからの逆転劇。最高。
2023年08月07日 08:00撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
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8/7 8:00
昨日は気づかなかったが種池山荘ってオレンジの屋根なのね。
2023年08月07日 08:16撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
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8/7 8:16
昨日は気づかなかったが種池山荘ってオレンジの屋根なのね。
劔も立山も顔を出してくれている!!
2023年08月07日 08:19撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
8/7 8:19
劔も立山も顔を出してくれている!!
2023年08月07日 08:19撮影 by  LEICA Q2, LEICA CAMERA AG
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8/7 8:19

感想

ハイシーズン一発目のアルプスハイクに爺ヶ岳をチョイス。同僚と3人でテン泊という山行。

天気予報的には、1日目は午後から夕方にかけてパラパラ雨、2日目は午後から強めの雨、という感じだったので決行することに。朝は5時半過ぎに登山口より一つ手前の駐車場に車を停められた。5分ほど歩いたところにある柏原新道よりハイクスタート。

この登山道は種池山荘二代目のご主人だった柏原正泰さんが拓いたもの。その計り知れない苦労やロマンに想いを馳せながら登り…...たかったが、ずっと樹林帯の登り一辺倒だったのと暑かったのとで、思った以上にハードな山行になり、そこまでの余裕がなくなってしまった…笑 (とはいえ、柏原新道は太陽の影になっている部分がほとんどで、ハイカー的には快適なトレイルらしい)

それでもところどころにかかっている手書きの看板や、整備されたトレイルから、いかに愛情を持って拓かれたのかが伝わってきた。そんな柏原さんは2021年に92歳で亡くなられたそうだ。柏原さん本当に有難うございました。

テン泊の荷物と湿度&暑さで牛歩だったが、無事山荘に着いて名物のピザを頂くことができた。

テントを立ててから様子を見て山頂まで行くか決めようと話していたが、割と強めの雨が降ってきたのでキャンセルにしてお昼寝にシフト。やっぱり山の天気予報は当てにならない。さらに予報にはなかったが、21時過ぎから夜中にかけて大雨と雷に見舞われた。雷が大嫌いな自分にとってはなかなか厳しいテント泊となった。

2日目。そんな夜が明けるもあたりはガスガスのまま。荷物をまとめて下山ムードが高まっていたが、そんな時にガスが抜け、爺ヶ岳をはじめ周りの山々が顔を出してくれる。山はツンデレだ。

まとめた荷物をデポし、急遽南峰を目指すことになった。稜線はとても歩きやすく、写真を撮っている間に山頂に到着した。隣には鹿島槍、山荘方面には赤沢岳・針ノ木岳、さらに奥には立山、剱岳と、見事なパノラマに一瞬のうちに1日目からの疲れが吹き飛ぶ。そこにいらっしゃったハイカーさんたちと談笑しながら、しばらく風景を堪能させてもらった。

そもそも下山予定だったので行動開始が遅かったのと、午後の強い雨予報が怖かったこともあり、南峰からそのまま山荘に戻り下山することに。中峰はまた次の機会にでも行きたい。

柏原新道から行く爺ヶ岳ハイク。色々な経験をさせてもらったので、思い入れのある山の一つになった。

(🐻: ちなみに一日目の昼と夕方、南峰と山荘の間で熊が出没し、鹿島槍方面から歩いてきたハイカーさんたちが1時間ほど足止めをくらったらしい。曰く、パトロールの方に連絡しきてもらい空砲を鳴らしたり、ホイッスルを拭いたりしてくれたらしいが、まったく動かなかったという。二日目、出会わなくてよかった。こんなにも近くに熊の気配を感じられた山行は初めてだった)

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
4/5

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