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Yamareco

記録ID: 585499
全員に公開
山滑走
日光・那須・筑波

沼原・日の出平

2015年02月07日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:32
距離
13.3km
登り
945m
下り
926m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:30
休憩
0:03
合計
5:33
6:34
223
スタート地点
10:17
10:20
107
12:07
ゴール地点
6:39ゲート前駐車スペース-10:20日の出平-11:00滑走開始-11:35沼原駐車場-12:04ゲート前駐車スペース
天候 快晴のち晴れ
朝のうち微風、その後ほぼ無風
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・ゲート前のスペースに駐車。到着時(6時頃)の気温-2℃、出発時(12時30分頃)の気温+2℃。
・板室温泉付近から路肩に雪が見え始め、途中からは凍結路に。滑り止めの利用必須。
コース状況/
危険箇所等
ゲートから日の出平まで雪は繋がっている。ゲートから沼原の駐車場までは所々車道をショートカットできるし、そのほうが時間を短縮できる。沼原から日の出平までは尾根状に張り出したところを登ったが、他にもルートがあるのかもしれない。林道以外は全般的に樹木が密で、快適に滑降できるところは少ない。が、このあたりの感覚は滑降技術の差に寄るところが多い。登山者は少なく、好天の週末だったが、5-6名見掛けたのみ。林道は、スノーモービルも通るので、通った後はトレースがガタガタになってスキーでは滑りにくくなる。
林道は斜度が緩いので、登りは楽だが帰りは止まると滑らなくなる
2015年02月07日 06:51撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/7 6:51
林道は斜度が緩いので、登りは楽だが帰りは止まると滑らなくなる
朝日が当たり明るくなる
2015年02月07日 07:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 7:24
朝日が当たり明るくなる
メローな斜面が続く
2015年02月07日 07:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 7:45
メローな斜面が続く
樹林の向こうに白笹山
2015年02月07日 07:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/7 7:45
樹林の向こうに白笹山
目指す日の出平方向が見えた
2015年02月07日 08:11撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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目指す日の出平方向が見えた
小動物の足跡はあちこちに見られた
2015年02月07日 08:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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小動物の足跡はあちこちに見られた
三倉山の方向と思う
2015年02月07日 08:33撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 8:33
三倉山の方向と思う
所々スペースはあるのだが
2015年02月07日 08:39撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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所々スペースはあるのだが
ほとんどは樹木が濃い
2015年02月07日 08:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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ほとんどは樹木が濃い
樹林を抜けたところ。写真右側は斜面になっている。
2015年02月07日 09:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 9:35
樹林を抜けたところ。写真右側は斜面になっている。
沼原の調整池が見えた
2015年02月07日 09:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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沼原の調整池が見えた
さらに標高を上げたところ
2015年02月07日 09:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/7 9:35
さらに標高を上げたところ
日の出平付近
2015年02月07日 09:57撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 9:57
日の出平付近
この辺りは平坦なので滑りには不向き。クロスカントリーのように歩くしかない。
2015年02月07日 10:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 10:03
この辺りは平坦なので滑りには不向き。クロスカントリーのように歩くしかない。
雪の綿毛の付いた広葉樹
2015年02月07日 10:03撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 10:03
雪の綿毛の付いた広葉樹
遠くに茶臼岳、噴煙も見える
2015年02月07日 10:06撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 10:06
遠くに茶臼岳、噴煙も見える
雪質が良く、樹木が密でも案外楽しい滑り
2015年02月07日 11:23撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 11:23
雪質が良く、樹木が密でも案外楽しい滑り
沼原の駐車場。スノーモービルの跡がたくさん。
2015年02月07日 11:35撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 11:35
沼原の駐車場。スノーモービルの跡がたくさん。
ゲート
2015年02月07日 12:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/7 12:09
ゲート
ゲート前の駐車スペース
2015年02月07日 12:09撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/7 12:09
ゲート前の駐車スペース
撮影機器:

感想

好天が望めそうな土曜日を狙って、沼原と日の出平を訪問した。那須方面は、天気が良くても風が強くて敗退することが多いのだが、今日は風弱く天気良く気温高く、2月とは思えない穏やかな気候だった。毎回この調子だと楽なのだが。

6時過ぎのまだ暗い時間帯にゲート前の駐車スペースに到着。先客はゼロ。道路は途中から凍結路・圧雪路になっていた。クルマの外気温計は-2℃を示しており、標高が900m程度であることを考慮しても暖かな朝である。食事と準備をし、完全に明るくなってから出発。準備中も他のクルマが来ることはなかた。歩き始めてしばらくは林道を進む。どこかでショートカットもできそうだが、歩き始めてしばらくはウォームアップの意味を込めて林道を忠実に歩く。林道は斜度が緩く、登る分には楽なのだが、帰りの下りでスキーが滑るか心配になるほどだった。体も良い具合に温まってきた頃、ヘアピンカーブが連続するようになったので林道を離れて樹林を歩く。ここまで林道も樹林もいつのものかは分からないが、薄いトレースがあり、それを所々たどって高度を稼ぐ。スノーシューのトレースは時によりスキーでは利用できないので、その場合は自分で適当にトレースを付ける。樹林帯にはサラサラの新雪があったが、ラッセルというほどではなく、スキーのブーツのくるぶし付近がところにより埋まる程度。1.5時間程かけて登ると直線道路の区間に出、そこから先に今日目指す日の出平の方向が見えた。ここまでペースは悪くはないのかもしれないが、標高は400m程度しか上がっておらず、この先まだ400m登らなくてはならない。1300m付近は台地状になっていて、シールを付けて歩く分には良かったが、帰りは何度も漕がなくてはならなかった。台地が終わってようやく本格的な登山区間に入るが、さてどこから登ったものか。沼原の池のそばの駐車場まではトレースが無数にあったが、それより先は視認できなかった。とりあえず尾根状になっているところを登り始める。地形的に見てもここが楽そうだった。登り始めて見ると斜度はきつくなく、クライミングサポートも最大にする必要はなかったが、如何せん樹木が濃い。樹木がぱっと開けた箇所もなくはないが、ほぼ樹林帯を歩かなければならなかった。登る分には良いが、下りのことを考えると少し気が重くなる。でもまあ行けるところまで行ってみようと先を急ぐ。沼原付近までは時折風が吹き抜けて、火照った体を適度に冷やしてくれたが、登に入って樹林帯のただ中にいると、全然風が吹かず暑さを感じるように。その後樹林帯を抜けて平坦地に出ても風は吹いていなかったので、途中で止んだようだ。強風の名所の那須なのに、である。標高が1750m付近まで上がると樹林帯を抜け、尾根と言うより平坦地に出、展望が開ける。正面にはちょっと遠いが噴気を上げている茶臼岳も見える。この辺りはアップダウンもあるので、シールを付けて歩く。平坦地をしばらく歩いていると藪がひどく濃くなってきたので先に進むのを止めて戻ることに。天気は快晴だったのだが気が付くと雲が増えてきていた。ここまで登山者の姿は全く見えず。

帰りは基本的に元来たルートをたどる。どこでシールを剥いで滑り始めたものかと思ったが、樹林帯を抜けた当たりは藪が濃くて、唯一歩けた当たりはヤセ尾根のようになっていたのでそのあたりまで付けて歩くことに。11時頃シールを外して滑走開始。登りの時間帯では雪質はサラサラだったが、さすがにこの時間帯になると少し重めに。が、標高が高いうちはまだマシだった。1300m付近の台地までは、樹木が多くて濃いエリアだったが、雪質が悪くなる直前くらいだったので、なんとか樹木にも激突せずに降りられた。樹木は濃いが、何とか樹間を縫って滑ることができた。快適なツリーランとは言い難かった。台地より以降は標高が低いためか、既に気温が上がって新雪が水気を吸っており、ターンに苦労する雪質になっていた。また、雪がスキー板に付いて剥がすのに時間を要することもあった。もう春の雪のようだった。下りでは何名かのスキー登山者を見掛ける。

沼原の駐車場まで無事降りてくればあとは林道を下るのみ。ここから先も日向の雪はもう滑らなかったが、日影・山影の雪はまださらさらに保たれていた。朝自分が通過した後に来たと思われるスノーモービルの跡が林道にもあって、キャタピラで通過していたようだったが、この跡はスキーではとても滑れたものではなかった。林道の端か、林道を離れて樹林帯を滑りながら降りるほうが快適だった。登りの時に心配した林道の緩斜面は、果たしてそのとおりで、写真撮影などで止まって動こうとすると全然滑らなくて苦労した。マメに止まるよりも一気に進んでしまったほうが良い箇所だった。

ゲートが見えて今日の行動は終了。正午過ぎに戻った時はクルマは当然増えていたが、溢れるほどではなかった。ここは天気が良くてもそれほど混雑しないところのようだ。ここw再訪をするのであれば、樹間が密でも苦にせず滑ることができるスキー技術を身に付けることが先のようである。

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