倉敷市 高鳥居山 ~春の訪れ&ロックショー!~
- GPS
- 03:18
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 335m
- 下り
- 333m
コースタイム
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 3:18
歩行距離7.5km、歩行時間2時間30分、歩行数12,900歩
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
この学校の道路を隔てた西向かいに利生院(りしょういん)というお寺があります。このお寺の駐車場を出発点としました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
地形図の道も登山詳細図の道も微妙にずれていたりします。また、道があるのにルートが記されていない所も何か所かあります。倉敷北部縦走路コース以外は道標がほとんどありませんので、地形(尾根や谷)や方角を常に確かめながら進む必要があります。 写真で掲載している通り、途中にいくつも岩場が出てきます。岩場をそのまま登るか、巻き道をするかはメンバーのスキルによります。特に雨上がりの日は岩がよくすべり、登山靴ですら危険な状態となりますので、適切な判断が必要です。八丈岩以外は鎖があります。 また、八ノ敷池や尼さんの井戸への道はシダ植物が生い茂って足元が見えず、油断していると滑って転倒する恐れがありますので、慎重に進む必要があります。雨が降っていなくても露でズボンがびしょぬれになるので、スパッツを着用したほうがよいでしょう。 生活道沿いには写真に掲載している通り春の訪れを感じさせるいくつかの花が観察できます。低山故に梅や菜の花などがきれいに咲いており、目を楽しませてくれます。また、ウグイスやツグミ、ヤマガラなどのさえずりが聞こえます。 |
その他周辺情報 | 山の葡萄(ぶどう)倉敷店 ノートルダム清心女子学園の東方面に山の葡萄倉敷店というレストランがあります。 主にオーガニック素材を使ったバイキングレストラン<1,620円>のようです。オーガニックとは有機栽培の意味で、化学合成農薬や化学肥料に頼らず、有機肥料などにより土壌の持つ力を活かして栽培する農法のことを指します。おそらく地元産の有機栽培で育てた旬の食材をふんだんに使用しているのでしょう。この辺りはレストランが数十mおきにありますので、どこで食事をするのか迷いがちですが、山で消費したたくさんのエネルギーをバランス良く補うにはちょうどよい店です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
防寒具
手袋(防水加工)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
ファスナー付クリアーファイル
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
|
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備考 | 雨の翌日の山行を想定し、最初からスパッツを装着しておくべきでした。 |
感想
最近、マイナーな(一般にあまり知られていない)山の魅力を発掘するのが楽しくなりました。今回の山域となった高鳥居山はまさにその対象であり、事前の情報がほとんど無きに等しい山でした。多くの人が倉敷北部縦走コースの通過点として設定していたために、この山域に散在している魅力的な地形や自然に気づかないままなのかもしれません。高鳥居山の周辺には東西南北何れの方角にも興味を引くポイントがあります<写真参照>。しかし、これらを全て回ろうとするとコース取りが難しく、悩みながらもほぼ全スポットを効率よく回れる“一筆書き”コースを設定しました。
地形図と登山詳細図で道が異なっているケースが多々見られました。さらに言うならどちらにも載っていない道もいくつかあります。結局は地図とコンパスとGPSナビ等を用いて行きたい目的地までコースアウトしないように確かめながら進む必要があります。道は一部区間を除きしっかりしていますが、地図だけのルートファインディングだけでは難しいコースです。
地形図を見て標高50mから150mにかけての尾根上に岩場が多いことが事前に分かっていました。実際には期待以上の景観でした。登り始めて程なく八丈岩が出てきました。最初は登攀が簡単そうに見えたのですが、登って行くうちにもう後戻りができない状態になり、濡れて危険な状態になっている岩を慎重に三点確保しながら登り切りました。これが最初に出遭ったサプライズでした。それからは写真のように古墳も含め岩場が断続的に現れ、ボルテージを高めてくれました。特に三田山熊野修験道と言われたコースはいろいろな形をした自然の岩と人工的な石の彫刻が数多く見られ、さながら“ロックショー”を堪能している気分でした。
想定外としては春の訪れを知らせる花の発見がありました。紅梅や白梅、菜の花、フキノトウと本来開花の時期が微妙にずれる植物を同じ日に見ることができ、今年になって初めて“春”を感じることができました。ヤマレコユーザーの多くの方々がこの時季雪山を楽しんでいる最中でのプチ春山でした。当初は3月下旬頃から春山を意識した山行計画を立てるつもりでしたが、3月上旬辺りから計画に採り入れてもいいと思うようになりました。
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