吉野川に近い越部駅から出発。本居宣長がくずきりを食べたという土田へちょっと寄り道。
1
2/28 9:22
吉野川に近い越部駅から出発。本居宣長がくずきりを食べたという土田へちょっと寄り道。
目的はコレ。一等水準点(点名:1556, 標高:147.4055m)を観測しました。
3
2/28 9:22
目的はコレ。一等水準点(点名:1556, 標高:147.4055m)を観測しました。
気になったので、線路を横断して「土田のケヤキ」を見学。大淀町指定の天然記念物だそうです。
1
2/28 9:23
気になったので、線路を横断して「土田のケヤキ」を見学。大淀町指定の天然記念物だそうです。
越部川にかかる坂本橋を渡り、ガソリンスタンドの壁に沿って歩く。
0
2/28 9:26
越部川にかかる坂本橋を渡り、ガソリンスタンドの壁に沿って歩く。
川沿いから直ぐに、路地のような道を右折します。
0
2/28 9:27
川沿いから直ぐに、路地のような道を右折します。
ほどなく吉野道に合流。記念行事の案内がありました。
1
2/28 9:31
ほどなく吉野道に合流。記念行事の案内がありました。
この辺りが堂坂と呼ばれる場所でしょうか。古代寺院で越部の岡堂跡と伝わる場所ですが、特に案内板などはありませんでした。
0
2/28 9:34
この辺りが堂坂と呼ばれる場所でしょうか。古代寺院で越部の岡堂跡と伝わる場所ですが、特に案内板などはありませんでした。
田園風景が広がってきました。だんだん晴れてきました。
1
2/28 9:37
田園風景が広がってきました。だんだん晴れてきました。
緩やかに登って行くと、駅前からの新道と合流します。
0
2/28 9:39
緩やかに登って行くと、駅前からの新道と合流します。
合流点にある自然石の道標です。「左 よしの」と刻む。
2
2/28 9:41
合流点にある自然石の道標です。「左 よしの」と刻む。
中越部を通過。
0
2/28 9:43
中越部を通過。
左手に南大和ニュータウンを見る。
0
2/28 9:52
左手に南大和ニュータウンを見る。
奥越部公民館です。遠目に赤いポストが目に入ります。
0
2/28 9:58
奥越部公民館です。遠目に赤いポストが目に入ります。
広い道路と合流する手前に灯籠と祠がありました。
1
2/28 9:58
広い道路と合流する手前に灯籠と祠がありました。
墓地の横を通って、田口方向に進みました。
0
2/28 10:01
墓地の横を通って、田口方向に進みました。
シャッター付きのガレージに消防水利の表示があり、砂利道が民家の方向に分岐しています。ここを進む。
0
2/28 10:05
シャッター付きのガレージに消防水利の表示があり、砂利道が民家の方向に分岐しています。ここを進む。
民家の前を抜けて右手に回り込むと祠がありました。今も大切にされているようです。
1
2/28 10:11
民家の前を抜けて右手に回り込むと祠がありました。今も大切にされているようです。
山道を辿ります。
0
2/28 10:12
山道を辿ります。
杉林の中を登っていきます。
0
2/28 10:12
杉林の中を登っていきます。
植林帯が続いています。
2
2/28 10:13
植林帯が続いています。
ちょっと荒れた場所もありましたが、問題のないルート。静かな山道です。
0
2/28 10:14
ちょっと荒れた場所もありましたが、問題のないルート。静かな山道です。
足元に笹が目立つようになると、峠の頂上が近い。
0
2/28 10:16
足元に笹が目立つようになると、峠の頂上が近い。
小さな峠のような場所で、ヤブの向こう側に広い畑がかすかに見えました。
1
2/28 10:19
小さな峠のような場所で、ヤブの向こう側に広い畑がかすかに見えました。
左手の斜面によじ登ると向こう側の様子が見えました。
0
2/28 10:20
左手の斜面によじ登ると向こう側の様子が見えました。
登ってきた正面はペケ印の部分で、笹ヤブがびっしりです。丸囲みのあたりが、薄くなっていて通りぬけが可能でした。
2
2/28 10:22
登ってきた正面はペケ印の部分で、笹ヤブがびっしりです。丸囲みのあたりが、薄くなっていて通りぬけが可能でした。
畑の中央部に小屋が見えるのですが、柵があって通りぬけができません。
0
2/28 10:22
畑の中央部に小屋が見えるのですが、柵があって通りぬけができません。
柵沿いに進みます。
1
2/28 10:23
柵沿いに進みます。
溝のあたりから小屋に通じているのですが、そのまま溝に沿ってまっすぐ進みました。小川に落ちないように慎重に進む。
0
2/28 10:25
溝のあたりから小屋に通じているのですが、そのまま溝に沿ってまっすぐ進みました。小川に落ちないように慎重に進む。
畑の向こう側に道があります。左右どちらを回るかが問題。左のルートはぬかるんでいるので、右手をチョイス。
0
2/28 10:26
畑の向こう側に道があります。左右どちらを回るかが問題。左のルートはぬかるんでいるので、右手をチョイス。
右手の様子です。柵が倒れこんでいる上に、猪避けの電線が張ってあります。途中で断念しました。結局、左手から回ることに。
0
2/28 10:27
右手の様子です。柵が倒れこんでいる上に、猪避けの電線が張ってあります。途中で断念しました。結局、左手から回ることに。
小屋からのルートは、このように遮断されています。昔は、峠から小屋の横を通っていたのでしょう。
0
2/28 10:30
小屋からのルートは、このように遮断されています。昔は、峠から小屋の横を通っていたのでしょう。
桧垣本方面から、壺阪寺に参拝する人で賑わったという畑屋辻です。広場のような場所に、出店が立ち並んでいたとか。
2
2/28 10:31
桧垣本方面から、壺阪寺に参拝する人で賑わったという畑屋辻です。広場のような場所に、出店が立ち並んでいたとか。
畑屋辻から下ると、竹林が広がっていました。
1
2/28 10:33
畑屋辻から下ると、竹林が広がっていました。
左手の階段上に、庚申の石碑。
1
2/28 10:35
左手の階段上に、庚申の石碑。
畑屋に出ました。文化四年(1807)の灯籠と自然石の道標。「みぎかうやみち、左よしのみち」
1
2/28 10:39
畑屋に出ました。文化四年(1807)の灯籠と自然石の道標。「みぎかうやみち、左よしのみち」
畑屋は高野道(桧垣本)と吉野道(奥越部)との分岐点で、交通の要衝でした。
1
2/28 10:47
畑屋は高野道(桧垣本)と吉野道(奥越部)との分岐点で、交通の要衝でした。
北上して進むと「左つぼさか道」と刻まれた自然石の道標。
2
2/28 10:50
北上して進むと「左つぼさか道」と刻まれた自然石の道標。
民家が尽きて簡易舗装の林道入口に到着。車止めを越えて進みます。
1
2/28 10:52
民家が尽きて簡易舗装の林道入口に到着。車止めを越えて進みます。
立派な林道ですが、静かで人の気配がしません。
0
2/28 10:53
立派な林道ですが、静かで人の気配がしません。
右手に水が流れ落ちる地点に到着。ナメ滝のようになっていました。
0
2/28 10:57
右手に水が流れ落ちる地点に到着。ナメ滝のようになっていました。
ここが古道の取り付き地点ですが、ちと複雑になっています。黄色のラインは植林の作業道です。本ルートは赤矢印でした。
2
2/28 10:58
ここが古道の取り付き地点ですが、ちと複雑になっています。黄色のラインは植林の作業道です。本ルートは赤矢印でした。
古道の眼下に作業道(黄色)が見えました。しばらくは並走します。
0
2/28 11:00
古道の眼下に作業道(黄色)が見えました。しばらくは並走します。
右手で作業道と合流します。古道は緩やかに登っていきます。
0
2/28 11:01
右手で作業道と合流します。古道は緩やかに登っていきます。
ちょっと鬱蒼としていますが、ヤブこぎの必要はありませんでした。
1
2/28 11:03
ちょっと鬱蒼としていますが、ヤブこぎの必要はありませんでした。
古道は尾根筋の右側に続いています。広くて感じのよい道になってきました。
1
2/28 11:04
古道は尾根筋の右側に続いています。広くて感じのよい道になってきました。
尾根を回り込むと少し荒れていますが、踏み跡は明瞭でした。
0
2/28 11:05
尾根を回り込むと少し荒れていますが、踏み跡は明瞭でした。
雑草をかき分けて進むと、天川線67号鉄塔へのルートが分岐していました。火の用心は完璧に白色化しています。
0
2/28 11:06
雑草をかき分けて進むと、天川線67号鉄塔へのルートが分岐していました。火の用心は完璧に白色化しています。
前方は少し草が茂って不明瞭ですが、倒木の向こう側に道が続いていました。
0
2/28 11:07
前方は少し草が茂って不明瞭ですが、倒木の向こう側に道が続いていました。
抜けると立派な道になりました。古道の雰囲気が味わえます。
1
2/28 11:08
抜けると立派な道になりました。古道の雰囲気が味わえます。
左手後方から、巡視路が合流してきました。
0
2/28 11:09
左手後方から、巡視路が合流してきました。
尾根の真横を歩きます。快適な古道歩きが楽しめました。
1
2/28 11:09
尾根の真横を歩きます。快適な古道歩きが楽しめました。
ぶどうの房みたいなウ○コ。食事中の方はごめんなさい。ゴロゴロ落ちています。踏んでしまいそうでした。
1
2/28 11:10
ぶどうの房みたいなウ○コ。食事中の方はごめんなさい。ゴロゴロ落ちています。踏んでしまいそうでした。
派手に目立つ黄色ペイントは分岐の目印です。今度は尾根道が右手に分岐。ピークに続いていました。
1
2/28 11:11
派手に目立つ黄色ペイントは分岐の目印です。今度は尾根道が右手に分岐。ピークに続いていました。
古道は山腹に続いています。今回唯一見つけた道標です。
2
2/28 11:16
古道は山腹に続いています。今回唯一見つけた道標です。
この尾根道は味わい深い。立ち去りがたい想いを振りきって進みました。両側は切り立った崖です。
1
2/28 11:18
この尾根道は味わい深い。立ち去りがたい想いを振りきって進みました。両側は切り立った崖です。
「休猟区」の看板が立つ分岐に到着しました。左手が巡視路の続きで、右手が畑屋越古道の続きです。
0
2/28 11:20
「休猟区」の看板が立つ分岐に到着しました。左手が巡視路の続きで、右手が畑屋越古道の続きです。
いきなり倒木が塞いでいました。乗り越えも可能ですが、無難に右側を迂回しました。
0
2/28 11:22
いきなり倒木が塞いでいました。乗り越えも可能ですが、無難に右側を迂回しました。
荒れていますが、踏み跡は明瞭でした。白ペンキのマーキングもあります。この先でトンネル状のヤブ地帯がありました。
1
2/28 11:26
荒れていますが、踏み跡は明瞭でした。白ペンキのマーキングもあります。この先でトンネル状のヤブ地帯がありました。
平成9年に特選ガイドの著者(柴田昭彦氏)がマーキングした青テープを発見。氏が調査のためここを歩かれたのは1997年です。白いのは自分が記念にと巻きました。
1
2/28 11:32
平成9年に特選ガイドの著者(柴田昭彦氏)がマーキングした青テープを発見。氏が調査のためここを歩かれたのは1997年です。白いのは自分が記念にと巻きました。
倒木区間です。処理されているので通行可能ですが、歩きにくいです。
0
2/28 11:33
倒木区間です。処理されているので通行可能ですが、歩きにくいです。
かすかに見える杉の木は尾根筋に立っています。前方はヤブになっているので、ここから強引に尾根へ出ました。
0
2/28 11:35
かすかに見える杉の木は尾根筋に立っています。前方はヤブになっているので、ここから強引に尾根へ出ました。
スッキリとした尾根道が現れました。ペンキによるマーキングもあります。
1
2/28 11:40
スッキリとした尾根道が現れました。ペンキによるマーキングもあります。
尾根道を西南に辿って、ちょっと寄り道しました。四等三角点(点名:壺阪, 標高:433.13m) 珍しく図根点(手前)もありました。
3
2/28 11:42
尾根道を西南に辿って、ちょっと寄り道しました。四等三角点(点名:壺阪, 標高:433.13m) 珍しく図根点(手前)もありました。
古道との合流点に戻って、尾根を東に進むと鞍部が分岐になっていました。ここが畑屋越の峠付近ですが、名称やソレらしい道標などもありません。
0
2/28 12:04
古道との合流点に戻って、尾根を東に進むと鞍部が分岐になっていました。ここが畑屋越の峠付近ですが、名称やソレらしい道標などもありません。
不明瞭な植林帯の急斜面を下ると、ようやく道らしくなってきました。ペンキマークが目印です。
1
2/28 12:12
不明瞭な植林帯の急斜面を下ると、ようやく道らしくなってきました。ペンキマークが目印です。
コレでいいのかなと不安になっていると、目印となる丸木橋が見えてきました。一安心です。
0
2/28 12:16
コレでいいのかなと不安になっていると、目印となる丸木橋が見えてきました。一安心です。
この丸木橋ですが、多分腐っています。ヤバイので小川に降りて向こう岸へ渡りました。ここからは古道の雰囲気を味わえます。
0
2/28 12:16
この丸木橋ですが、多分腐っています。ヤバイので小川に降りて向こう岸へ渡りました。ここからは古道の雰囲気を味わえます。
左手に谷を見下ろすポイントですが、土砂崩れで道が崩落していました。山側に迂回して進む。
0
2/28 12:18
左手に谷を見下ろすポイントですが、土砂崩れで道が崩落していました。山側に迂回して進む。
この崩落区間は、ヤブこぎのおまけ付きでした。3m程度ですが、最後まで気を抜かないように。
0
2/28 12:19
この崩落区間は、ヤブこぎのおまけ付きでした。3m程度ですが、最後まで気を抜かないように。
まっすぐに道は伸びていますが、下方に祠が見え、道が下っています。祠を通過して進みました。
1
2/28 12:20
まっすぐに道は伸びていますが、下方に祠が見え、道が下っています。祠を通過して進みました。
壺阪寺の車道に出ました。
1
2/28 12:23
壺阪寺の車道に出ました。
「大和の国中よく見わたさる」とされる場所でしょうか。本居宣長も見た風景に近いはず。
2
2/28 12:25
「大和の国中よく見わたさる」とされる場所でしょうか。本居宣長も見た風景に近いはず。
壺阪寺に到着。西国巡礼の札所で有名。桜でも紅葉でもない季節なので、観光客は少なかったです。
2
2/28 12:28
壺阪寺に到着。西国巡礼の札所で有名。桜でも紅葉でもない季節なので、観光客は少なかったです。
菅笠日記に「清水谷といふ里にいづ。此里は。国中よりあしはらたうげといふを超て。吉野へいる道也」と記された清水谷へ向かいます。
0
2/28 13:36
菅笠日記に「清水谷といふ里にいづ。此里は。国中よりあしはらたうげといふを超て。吉野へいる道也」と記された清水谷へ向かいます。
春の花が咲き始めてます。今日は日差しもあって暖かいです。
1
2/28 13:38
春の花が咲き始めてます。今日は日差しもあって暖かいです。
田園風景が広がる清水谷を振り返りました。
0
2/28 13:42
田園風景が広がる清水谷を振り返りました。
大淀町の火葬場まで来ました。墓地北側の山に突入です。
1
2/28 13:47
大淀町の火葬場まで来ました。墓地北側の山に突入です。
宝来の鈴さんに先を越されてしまいました。コレが二度目です。
4
2/28 13:52
宝来の鈴さんに先を越されてしまいました。コレが二度目です。
三等三角点(点名:上土佐, 標高:151.63m)にタッチ。明治36年埋標とは古い。
3
2/28 13:57
三等三角点(点名:上土佐, 標高:151.63m)にタッチ。明治36年埋標とは古い。
こちらの天川線79号鉄塔も負けずに古い。昭和3年建設のアングル鉄塔です。骨董品です。
0
2/28 14:03
こちらの天川線79号鉄塔も負けずに古い。昭和3年建設のアングル鉄塔です。骨董品です。
大根田でバナナ休憩。舗装路歩きより、ヤブこぎのほうが性に合ってるみたいです。
0
2/28 14:42
大根田でバナナ休憩。舗装路歩きより、ヤブこぎのほうが性に合ってるみたいです。
檜隅(ひのくま)寺跡に到着。本居宣長は「檜隈は此わたりと。かねてきゝしかば。たづねてゆく」と記しています。
1
2/28 15:12
檜隅(ひのくま)寺跡に到着。本居宣長は「檜隈は此わたりと。かねてきゝしかば。たづねてゆく」と記しています。
明日香の里。本居宣長は岡寺まで歩いたという。昔の人は健脚だったのですね。
1
2/28 15:23
明日香の里。本居宣長は岡寺まで歩いたという。昔の人は健脚だったのですね。
近鉄吉野線・飛鳥駅に到着。駅前のロータリーは広いです。
1
2/28 15:29
近鉄吉野線・飛鳥駅に到着。駅前のロータリーは広いです。
Juantontoさん、こんにちは。
Juantontoさんらしい古道ハイク、楽しまれておられますね。
そうそう、宝来の鈴さん、突然、「えっ、ココにっ!?」って点に置かれてますよね。私は、発見するとちょっと嬉しかったり・・。あのピンクを公式に使えるのは、宝来の鈴さんと林家ペーパーご夫妻だけだと思っています。
DCTさん、こんばんわ。
コメントありがとうございます。
前回は半年後だったので、ヤラレタ感はなかったのですが、
今回は惜しかったです。
でも、先に訪問してるとあのピンクは見逃すワケで。
複雑な心境です。四等は関心ないご様子なので、
住み分けできそう、って、ナンジャソレ。
三角点探し、意外に奥深いです。
檜前の三角点見逃しました。マンホールの下だったという。
紅葉シーズンにリベンジする口実ができました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する