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Yamareco

記録ID: 609181
全員に公開
雪山ハイキング
中国山地東部

残雪の陣鉢山(鳥取県若桜町諸鹿よりピストン)

2015年03月30日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:57
距離
11.9km
登り
901m
下り
901m
歩くペース
ゆっくり
1.61.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:00駐車場−7:50取り付き−9:34主尾根に出る−12:11〜13:13陣鉢山頂上(食事)−15:06主尾根分岐−16:14林道に出る−16:57駐車場
天候 快晴(頂上付近9〜16℃、風無し)
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・アクセス…R29を北上。道の駅「若桜」を過ぎてすぐ「諸鹿入口」交差点で右折して県道103号線に入り、最終除雪地点(諸鹿の神社のところ)で駐車。
・道路状況…道は最終除雪地点まで乾いていました。
コース状況/
危険箇所等
[駐車場〜取り付き]→林道の雪道(スノーシュー)、片道1.5km。

[取り付き〜600m付近]
・往路…最初少しだけスノーシュー使用。600m付近までの急坂は雪が無くなっていたのでスノーシュー無しで登れた。
・復路…600m〜550mの急な下り坂はそのままスノーシュー無しで下った。550mから取り付きまでの急な下り坂は鹿の獣道を利用してトラバースしながら迂回した。(図2参照。)

[600m付近〜頂上]
1000m〜1100m付近はやせ尾根で木も多く、雪が融けて雪が無いところもあり登りにくい。また、この付近は雪が融けてやわらかくなっているので「踏み抜き」にも注意すること。
その他周辺情報 R29に道の駅「若桜」がある。
図1。概念図です。図をクリックして[元サイズ]をクリックすると拡大します。緑色の線はスノーシュー無し、赤色の線はスノーシューを履いています。
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図1。概念図です。図をクリックして[元サイズ]をクリックすると拡大します。緑色の線はスノーシュー無し、赤色の線はスノーシューを履いています。
図2。取り付き付近の拡大図です。取り付きからは水色の線のように登った方がよかった。
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図2。取り付き付近の拡大図です。取り付きからは水色の線のように登った方がよかった。
県道103号線の最終除雪地点(諸鹿の神社のそば)に駐車。車の右側が諸鹿の神社。ここからしばらく林道歩きです。
2015年03月30日 06:59撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 6:59
県道103号線の最終除雪地点(諸鹿の神社のそば)に駐車。車の右側が諸鹿の神社。ここからしばらく林道歩きです。
林道の様子。右側は来見野川です。林道はスノーシューで歩きます。雪はよく締まっています。
2015年03月30日 16:50撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 16:50
林道の様子。右側は来見野川です。林道はスノーシューで歩きます。雪はよく締まっています。
林道の左側に屏風岩があります。正面に見える小屋を過ぎてすぐのところが取り付きです。
2015年03月30日 07:43撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 7:43
林道の左側に屏風岩があります。正面に見える小屋を過ぎてすぐのところが取り付きです。
ここが取り付きです。トレースの方向に進みます。(下山時の写真で説明しています。トレースは私の下山時のものです。)
2015年03月30日 16:13撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 16:13
ここが取り付きです。トレースの方向に進みます。(下山時の写真で説明しています。トレースは私の下山時のものです。)
すぐ右側を登っていくと小さなピークに到達し、すぐ下りてまた尾根を登ることになってしまった。次の写真の木が折れているところから登った方がよかった。
2015年03月30日 07:48撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 7:48
すぐ右側を登っていくと小さなピークに到達し、すぐ下りてまた尾根を登ることになってしまった。次の写真の木が折れているところから登った方がよかった。
前の写真のもう少し奥の所(木が折れているところ)から登った方がよかった。
2015年03月30日 16:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 16:12
前の写真のもう少し奥の所(木が折れているところ)から登った方がよかった。
すぐ雪が少なくなってきて、ここでスノーシューをはずしました。
2015年03月30日 08:02撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 8:02
すぐ雪が少なくなってきて、ここでスノーシューをはずしました。
しばらくスノーシュー無しで登っていきます。
2015年03月30日 08:21撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 8:21
しばらくスノーシュー無しで登っていきます。
雪が多くなってきたのでここでスノーシューを履きました。
2015年03月30日 09:25撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 9:25
雪が多くなってきたのでここでスノーシューを履きました。
アガリコブナでしょうか?
2015年03月30日 09:38撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 9:38
アガリコブナでしょうか?
尾根の様子。
2015年03月30日 10:17撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 10:17
尾根の様子。
根明けが進んでいます。
2015年03月30日 10:36撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 10:36
根明けが進んでいます。
尾根の様子。その2。
2015年03月30日 10:45撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 10:45
尾根の様子。その2。
尾根の様子。その3。
2015年03月30日 10:58撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 10:58
尾根の様子。その3。
大きな岩が出現。
2015年03月30日 11:03撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 11:03
大きな岩が出現。
小さい岩もありました。
2015年03月30日 11:13撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 11:13
小さい岩もありました。
1000m〜1100m付近はやせ尾根で木が密集しているので歩きにくい。「踏み抜き」に注意。写真のように雪が無いところもあった。
2015年03月30日 11:32撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 11:32
1000m〜1100m付近はやせ尾根で木が密集しているので歩きにくい。「踏み抜き」に注意。写真のように雪が無いところもあった。
頂上近くに雪原があり、展望が良かった。
2015年03月30日 11:57撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 11:57
頂上近くに雪原があり、展望が良かった。
写真中央のピークの左側のピークが頂上です。
2015年03月30日 12:08撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 12:08
写真中央のピークの左側のピークが頂上です。
頂上の東側から頂上を撮影。写真の一番高いところが陣鉢山の頂上です。北側の展望が良い。頂上プレートはありませんでした。風がほとんど無いのでここで食事をしました。
2015年03月30日 13:08撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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3/30 13:08
頂上の東側から頂上を撮影。写真の一番高いところが陣鉢山の頂上です。北側の展望が良い。頂上プレートはありませんでした。風がほとんど無いのでここで食事をしました。
頂上から東側の尾根を撮影。右側に氷ノ山が少し見えています。(氷ノ山は木に隠れてよく見えない。)
2015年03月30日 12:12撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 12:12
頂上から東側の尾根を撮影。右側に氷ノ山が少し見えています。(氷ノ山は木に隠れてよく見えない。)
頂上の北方向の展望。
2015年03月30日 12:57撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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3/30 12:57
頂上の北方向の展望。
頂上の北方向をアップで。扇ノ山〜仏ノ尾が見えました。
2015年03月30日 12:58撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
3/30 12:58
頂上の北方向をアップで。扇ノ山〜仏ノ尾が見えました。
青ヶ丸と仏ノ尾をアップで。
2015年03月30日 12:07撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 12:07
青ヶ丸と仏ノ尾をアップで。
扇ノ山をアップで。扇ノ山の下に白く見えているのは広留高原の畑です。
2015年03月30日 13:16撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 13:16
扇ノ山をアップで。扇ノ山の下に白く見えているのは広留高原の畑です。
頂上の南東方向には氷ノ山が見えました。
2015年03月30日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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3/30 13:06
頂上の南東方向には氷ノ山が見えました。
頂上の北東方向には蘇武岳〜鉢伏山が見えました。
2015年03月30日 13:18撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
3/30 13:18
頂上の北東方向には蘇武岳〜鉢伏山が見えました。
鉢伏山をアップで。
2015年03月30日 13:19撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
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3/30 13:19
鉢伏山をアップで。
頂上から少し下りたところの雪原からの展望。南東方向にくらます〜鳴滝山が見えました。
2015年03月30日 13:31撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
3/30 13:31
頂上から少し下りたところの雪原からの展望。南東方向にくらます〜鳴滝山が見えました。
東山と鳴滝山をアップで。
2015年03月30日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X2, Canon
3/30 13:27
東山と鳴滝山をアップで。
下りのやせ尾根の様子。
2015年03月30日 13:54撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 13:54
下りのやせ尾根の様子。
ここで踏み抜きました。1000m〜1100m付近は雪が崩れやすくなっているので「踏み抜き」に注意。
2015年03月30日 14:11撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 14:11
ここで踏み抜きました。1000m〜1100m付近は雪が崩れやすくなっているので「踏み抜き」に注意。
下山時気温が上がってきて往路のトレースが融けて見えにくくなっています。
2015年03月30日 14:23撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 14:23
下山時気温が上がってきて往路のトレースが融けて見えにくくなっています。
マンサクの花。
2015年03月30日 14:41撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 14:41
マンサクの花。
550〜600m付近の急坂を下りてきて振り返ったところ。
2015年03月30日 15:47撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 15:47
550〜600m付近の急坂を下りてきて振り返ったところ。
550mからも引き続き急坂の下りになっているので、写真のような鹿の獣道を利用して沢の手前までトラバースして急坂を迂回する。(図2の拡大図参照)
2015年03月30日 15:47撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 15:47
550mからも引き続き急坂の下りになっているので、写真のような鹿の獣道を利用して沢の手前までトラバースして急坂を迂回する。(図2の拡大図参照)
沢の手前から雪が多くなってきたのでスノーシューを装填して沢沿いをトラバースして取り付きを目指す。
2015年03月30日 16:07撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
3/30 16:07
沢の手前から雪が多くなってきたのでスノーシューを装填して沢沿いをトラバースして取り付きを目指す。
林道歩きが終わり駐車場が見えました。
2015年03月30日 16:54撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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3/30 16:54
林道歩きが終わり駐車場が見えました。
2015.2.28に氷ノ越の下の大雪原から撮った陣鉢山。
2015年02月28日 13:46撮影 by  DMC-FT2, Panasonic
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2/28 13:46
2015.2.28に氷ノ越の下の大雪原から撮った陣鉢山。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック 軽アイゼン スノーシュー 昼ご飯 非常食 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

1.今回はgongenさんのアドバイスを参考にして、gongenさんの歩かれた往路をピストンし、初めて陣鉢山に登りました。

2.今回の山行の所要時間は前回の東山(2015.3.26)より1時間37分長い(食事休憩を除く)8時間55分となり、東山のときよりややハードな山行になった。また、私以外のトレースは無く、陣鉢山に登ったのは私だけだった。

3.取り付きから600m付近までの急坂が心配だったが、この付近は雪がなかったので往路は登りやすかった。しかし、復路の下りでは600m付近で少し滑ったので、550m〜取り付きまでは鹿の獣道を利用してトラバースしながら迂回してなんとか林道に出た。

4.1000m〜1100m付近のやせ尾根は木も多く、雪はかなり融けていて登りにくかった。とくに「踏み抜き」に注意。私は4回踏み抜いた。

5.初めて陣鉢山に登ることができ、また、天候にも恵まれて展望も良く多くの山を見ることが出来て良かった。gongenさん、ありがとうございました。

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コメント

こんにちは
こりゃまた陣鉢山のレコとは珍しいじゃないですか。
それもアプローチ図付きでとても分かり易いです。

やはり陣鉢山は残雪期がいいですね〜
私は秋に沢伝いに登ったのですが藪や岩壁にやられて大変でした。

ymgoroさん、県内あちこち精力的に登られてるようですので、また、レコ参考にさせて下さい。

それにしても「鹿の獣道をトラバース」のフレーズにはほんと共感します。
2015/4/2 16:05
Re: こんにちは
nanfutsuさん コメントありがとうございました。

近くの青ヶ丸(残雪期)や仏ノ尾(無雪期)は登ったのですが、陣鉢山はまだでした。今回ようやく登れてよかったです。ほんとに残雪期の陣鉢山は藪も少なくて登りやすく、展望も良くていいですね。

「鹿の獣道をトラバース」→鹿もやはり急坂の下りは苦手なようで、みんな同じ道をトラバースして安全に下るようです。鹿の獣道は人が歩いても滑りにくく大変歩きやすくなっていますね。

雪山は今年で3年目の初心者ですが、今後もよろしくお願いします。
2015/4/2 16:46
陣鉢山
九時間近い山行 お疲れ様でした。
私の時より条件が悪くなったようですね、
陣鉢山は位置的にあまり登山される方がおられません、その分静かな雰囲気が
好きな山です。
雪はどんどん解けていってます、最後はやはり扇ノ山でしょうか?
私は週末の天気と林道の除雪しだいですが・・・笑
2015/4/2 21:35
Re: 陣鉢山
なんとか陣鉢山に登頂できてよかったです。
私も陣鉢山のような静かな雰囲気の山が好きです。先週登られた
gongenさん等のトレースがところどころに残っていて心強かったです。
いいコースを歩けました。ありがとうございました。

扇ノ山は去年の3/29にふる里の森から登りました。去年の3/29には
ふる里の森まで除雪されていましたが、今年は雪が多いのでふる里の森まで
の除雪は遅れそうですね。今年もなんとか残雪期の扇ノ山に登りたいものです。

[追記]
2014.3.29の扇ノ山の山行記録は作りかけて途中で断念したHPにあります。
HPには2つの山行記録しかありません。m(_ _)mスイマセーン。またよかったら
見て下さい。(http://ymgoro.web.fc2.com/2014-03-29.html)
2015/4/3 16:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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