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ヤマレコ

記録ID: 610342 全員に公開 沢登り丹沢

大山川(沢登り講習)

日程 2015年04月04日(土) [日帰り]
メンバー
 kamog(CL)
天候朝方のみ小雨のち曇り
アクセス
利用交通機関
車・バイク
大山ケーブル第2駐車場
・バス終着点のすぐ上。600円/日。(2015年4月以降1000円になる予定)
・トイレあり
・登山届は大山ケーブル駅内にあり
・大山ケーブルは片道460円(9時〜17時)
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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コース状況/
危険箇所等
■沢、読図、クライミング、雪山講習等
 http://mt-farm.info/
■丹沢限定沢登り記録集(All by kamog)
 http://mt-farm.info/tanzawakiroku.html

■金目川水系 大山川
  大山南面を流れる普段はほぼ涸れている沢。
  随所に10m級の滝(涸れているので棚か)が現れる少々クライミング力が必要。
  遡行グレード:2級下

‖膸灰院璽屮襯丱皇笋砲△訛2駐車場は一番近いので休日などは早くから満車に
 なることが多い。公共交通機関利用なら伊勢原駅からバスで25分くらい。
 大山ケーブルは9時からなので、男坂か女坂の石段登山道(参拝堂)を40〜50分
 登ってケーブル終点の下社駅へ行ってもよいでしょう。
 下社駅からお茶屋の広場を下ればトイレもあり、見晴台方面の水平登山道へ。
 お茶屋のお母さんたちは毎日背負子で荷材を運ばれており、その元気な様子に
 ついつい寄りたいなぁ〜と誘われてしまいます。
 時間に余裕があったら是非寄ってみてください。
 さて見晴台方面へ歩を進め、一本涸れた沢をやり過ごし二本目の沢が目指す
 大山川です。
 二重ノ滝が細い水量ながら社の左手に落ちています。
 ちょっと罰当たりな後ろめたさを持ちながらここで遡行準備をします。

二重ノ滝は上部も連瀑になっており、下段は2段10mほど。
 少し土ザレの左壁をクライミング。2カ所ほど細かかったり外傾していたりで
 クライミング力のあるメンバーがいないパーティは×。
 残置ハーケンは2カ所ほどあり、終了点は少し上の木で取ります。(卦蕁棔
 上段は2段2条8m。左側の流れから取付き中央のカンテへ乗って登ります。
 (卦蕁
 振り向けば観光客ハイカーがいつの間にかギャラリーになっていました。
 平水時ならこの滝の上流で水はすっかり涸れてしまいます。

6m(左ルンゼ卦蕁法2×5m(左)、2段5m(卦蕁檗法2連続2mCS
 を越えると、太い流木の立てかかった5m棚。
 この倒木以前はもっと左手にあったのですが、大水で随分右側に移動してました。
 ここは少々クライミング力を要します。中央を取付き、古いロープスリングの
 架かったハーケンに1ピン目、少し左奥のハーケンに2ピン目を取りますが
 この2つのハーケンはほぼ平行位置なので、ロープの流れをよくするため
 2ピン目には長めのアルパインクイックドローをセットして登ります。
 元蕁A0.
 この滝の落ち口は標高740m二俣になっており、支流の右沢にも4×5mスラブと
 5m棚で合わさるので、さながらジャンクションフォール状です。
 本流の左沢はトイ状3×5mがあります。

ぞし歩けば2段6m(2+4m)。上段4mは左を卦蕁櫃播个蝓2m小滝を
 2つ越えれば、2条8m棚です。
 右隅に残置ロープが垂れ下がっていますが、架け方がちょっと不安定な感じ。
 もうこのような残置物を残す時代(登山文化の趨勢)ではないと思うのですけど。
 右壁を登って落ち口は中央を越します。(卦蕁
 この棚の上は標高790mでよく見れば右から10m棚で短い支沢が合わさってます。
 左の本流には2段15mほどの棚。左壁を登ります。(卦蕁

ッ老楚泙鮓れば標高820mと830mで2つの二俣状が連続していることに注意
 すると、820mで合わさる右沢は北北東方向から2段5m棚で合わさっています。
 地形図に沢線を自身で入れると北北西から入ってくるようになりますが、最後で
 一瞬北北東に向いているのですね。注意が必要です。
 すぐに830m二俣。まっすぐ西に向かう左沢は崩れたCSなどかなり荒れた
 ガレ沢に見えます。
 本流の右沢へ入ればゴルジュの中に1m、2m、2条3m、2条4m、CS3m
 と小棚が連続して現れます。教蕁楪度。

少し河原状を登ると正面にトイ状10m棚に行く手を遮られます。
 下から見ると5〜6mほどにしか見えませんが、見えないところに斜度のやや寝た
 トイが続いています。
 直登するならば、おそらくこの沢の一番の核心部となるでしょう。
 やや左手から取付きますが、クライミング力のない人はテイクオフも厳しい。
 後半はトイの中を登ります。途中ハーケン×4で控蕁檗AO。
 高巻きは左ザレから壁の左側を巻いて落ち口の5mほど上流に出ます。
 沢は北向きからやや北西向きに変わり、2m岩、トイ状4m(ステミング卦蕁次
 2m棚と越えれば標高920m二俣です。
 本流の左沢には12m棚。卦蕁櫃曚匹離ライミングで登ります。

標高1000m二俣は北西向きの右沢へ入ると、威圧的なCS2段15m棚が登場。
 左壁を卦蕕曚匹離ライミング。
 続いてチムニー状7m。チムニーの右壁を登ります。(卦蕁
 さらに5×8m棚は卦蕁檗
 もし時間が押しているなら、この棚の上流で適当なところを左の尾根へ乗り上げ
 登っていくと開けたザレ場が現れ、その右隅を登っていけば植林用モノレールが
 出てきます。さらに少し上がればイタツミ尾根一般登山道に出ることも可能。

┐気徳鵡圓鯑佑韻襪2m三角CS、3mCSをいずれも卦蕕曚匹捻曚靴討い韻
 再び威圧的なCSチムニー状10m棚が出現します。
 直登は左チムニーをステミングで上がり、左壁残置辺りを登ります。
 ガバですがやや被り気味に感じるのでやはりクライミング力のない人は厳し目。
 (元蕁棔
 右隅に残置ロープもありますが、架かっているのは細い木でやや悪い。
 棚の上は標高1090mの浅い二俣状で双方7×12mほどの棚状ですが、左沢は
 一見わかりにくい印象。

右の7×12m棚状を登ると沢はガレとザレになって、標高1150m近くで
 うっすらと付いた鹿径が沢を横切っていました。
 これを右尾根目指して追い、右の広めの尾根に乗って上を目指せば、ヤブもなく
 大山から東に伸びる雷ノ峰尾根一般登山道に出て遡行は終了。
 大山を越して下社に向かい石ゴロ状の登山道を下ります。
 なお下社駅からケーブルを使わず大山ケーブル駅に下りるのは「男坂」「女坂」
 がありますが、暗くなりそうなら右の女坂が間隔あけて照明があります。
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図 [pdf]

装備

個人装備 長袖インナー ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) トポ コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト カメラ ロープ ハーネス ヘルメット 確保機 ロックカラビナ カラビナ クイックドロー スリング ロープスリング セルフビレイランヤード タイブロック ハンマーバイル ナイフブレード 渓流シューズ

写真

大山ケーブルへのお土産物商店街を抜けます
2015年04月04日 08:47撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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大山ケーブルへのお土産物商店街を抜けます
行きは大山ケーブルに乗りました。
すげぇ久しぶり。
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行きは大山ケーブルに乗りました。
すげぇ久しぶり。
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左上は公衆トイレ、右の道が入渓点へ行く見晴台方面の水平道
2015年04月04日 09:27撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左上は公衆トイレ、右の道が入渓点へ行く見晴台方面の水平道
二重ノ滝橋の社
2015年04月04日 09:39撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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二重ノ滝橋の社
左壁を登ります
2015年04月04日 09:45撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左壁を登ります
2
終了点から二重ノ滝橋を見る
2015年04月04日 10:19撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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終了点から二重ノ滝橋を見る
連続した2mCS
2015年04月04日 11:02撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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連続した2mCS
1
倒木の架かった5m棚を登るEさん
2015年04月04日 11:34撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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倒木の架かった5m棚を登るEさん
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こちらは標高740m二俣の右沢
2015年04月04日 11:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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こちらは標高740m二俣の右沢
こちらが左沢のトイ状3×5m
2015年04月04日 11:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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こちらが左沢のトイ状3×5m
2段6m(2+4)
2015年04月04日 11:50撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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2段6m(2+4)
1
標高830m二俣
2015年04月04日 12:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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標高830m二俣
右沢に入ると小滝が続く
2015年04月04日 12:56撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右沢に入ると小滝が続く
直登すれば核心になるトイ状10m
今回は左側を高巻く
2015年04月04日 13:05撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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直登すれば核心になるトイ状10m
今回は左側を高巻く
1
威圧的なCS2段15m
左壁を登る
2015年04月04日 13:53撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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威圧的なCS2段15m
左壁を登る
2
チムニー状7m
2015年04月04日 14:14撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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チムニー状7m
更に威圧的なCSチムニー状10m
左チムニーを登る
2015年04月04日 14:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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更に威圧的なCSチムニー状10m
左チムニーを登る
1
左チムニーはやや被り気味
2015年04月04日 14:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左チムニーはやや被り気味
3
右隅に残置ロープが垂れ下がっているがやや悪い
2015年04月04日 14:36撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右隅に残置ロープが垂れ下がっているがやや悪い
1
左チムニー直登の図
2015年04月04日 14:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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左チムニー直登の図
2
詰めはザレとガレになる
2015年04月04日 15:16撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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詰めはザレとガレになる
右尾根に横断している鹿道を使う
2015年04月04日 15:21撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右尾根に横断している鹿道を使う
右尾根は広め
2015年04月04日 15:23撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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右尾根は広め
雷ノ峰尾根の一般登山道に出て終了
2015年04月04日 15:33撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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雷ノ峰尾根の一般登山道に出て終了
今日は曇天だが雨にも降られずよかった
2015年04月04日 15:41撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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今日は曇天だが雨にも降られずよかった
阿夫利神社境内
2015年04月04日 16:52撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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阿夫利神社境内
女坂ルート下部にはミツマタ群
2015年04月04日 17:10撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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女坂ルート下部にはミツマタ群
2
第2駐車場へ戻りました
この後、ラペル一番手のバックアップ下降を教えました
2015年04月04日 17:28撮影 by PENTAX Optio WG-2, PENTAX
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第2駐車場へ戻りました
この後、ラペル一番手のバックアップ下降を教えました

感想/記録
by kamog

茨城からの受講者さんと普段は水のすぐ涸れてしまう大山川へ沢登り講習に行きました。
朝方は小雨混じりでしたが予報通り止んで曇り空でした。
沢の中の地図読み、ロープワーク、最後にラペル(懸垂下降)のバックアップ下降などを行いました。
訪問者数:1527人
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