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Yamareco

記録ID: 621531
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

滝沢グラウンドP→会津駒ヶ岳→三ツ岩岳→窓明山→家向山→あずき温泉BS

2015年04月25日(土) 〜 2015年04月26日(日)
 - 拍手
magmagoon その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
30:06
距離
22.6km
登り
1,829m
下り
1,966m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:12
休憩
0:30
合計
9:42
6:28
6:35
106
8:21
8:21
152
10:53
11:00
25
11:25
11:32
48
12:20
12:20
157
14:57
15:04
19
15:23
宿泊地
2日目
山行
4:21
休憩
0:46
合計
5:07
6:38
59
宿泊地
7:37
8:01
66
9:07
9:23
81
10:44
10:50
55
11:45
ゴール地点
天候 1日目:晴
2日目:晴
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
コース状況/
危険箇所等
・特に危険箇所無し(ピッケル、アイゼン、ワカン、スノーシュー等使用せず)
その他周辺情報 ・三ツ岩岳避難小屋はギリギリ2階窓から侵入、東側の窓を開けています(一応テープで仮固定)
グラウンド前の登山者用駐車場から少し歩いたここが登山口です。
2015年04月25日 05:38撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 5:38
グラウンド前の登山者用駐車場から少し歩いたここが登山口です。
橋を渡るとすぐに雪道が始まります。程よく締まっていて踏み抜き無し。
2015年04月25日 05:39撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 5:39
橋を渡るとすぐに雪道が始まります。程よく締まっていて踏み抜き無し。
残雪期は雪が小汚いイメージです。
2015年04月25日 06:21撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 6:21
残雪期は雪が小汚いイメージです。
この階段を登るあたりから急登です。
2015年04月25日 06:29撮影 by  NEX-5N, SONY
1
4/25 6:29
この階段を登るあたりから急登です。
燧ケ岳。
2015年04月25日 09:36撮影 by  NEX-5N, SONY
7
4/25 9:36
燧ケ岳。
左が会津駒ヶ岳山頂。
2015年04月25日 10:26撮影 by  NEX-5N, SONY
4
4/25 10:26
左が会津駒ヶ岳山頂。
尖った荒沢岳がカッコよい。登りたい山リストに入りました。
2015年04月25日 10:54撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/25 10:54
尖った荒沢岳がカッコよい。登りたい山リストに入りました。
駒ノ小屋から山頂までは目と鼻の先です。
2015年04月25日 11:00撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 11:00
駒ノ小屋から山頂までは目と鼻の先です。
会津駒ヶ岳山頂。立派な標柱です。
2015年04月25日 11:24撮影 by  NEX-5N, SONY
2
4/25 11:24
会津駒ヶ岳山頂。立派な標柱です。
この日の宿は三ツ岩岳(写真中央左)の先の避難小屋。まだまだ遠い…
2015年04月25日 11:32撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 11:32
この日の宿は三ツ岩岳(写真中央左)の先の避難小屋。まだまだ遠い…
三ツ岩岳。手前の稜線は一部雪庇が崩壊しています。
2015年04月25日 12:38撮影 by  NEX-5N, SONY
2
4/25 12:38
三ツ岩岳。手前の稜線は一部雪庇が崩壊しています。
中門岳あたりかな。滑らかな雪が美しい。
2015年04月25日 14:12撮影 by  NEX-5N, SONY
2
4/25 14:12
中門岳あたりかな。滑らかな雪が美しい。
ようやく三ツ岩岳山頂に近づいてきました。
2015年04月25日 14:14撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/25 14:14
ようやく三ツ岩岳山頂に近づいてきました。
長い道のりでした。
2015年04月25日 14:35撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/25 14:35
長い道のりでした。
三ツ岩岳山頂より。
2015年04月25日 14:55撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/25 14:55
三ツ岩岳山頂より。
三ツ岩岳山頂標識は樹林の陰にひっそりと立っています。
2015年04月25日 15:00撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 15:00
三ツ岩岳山頂標識は樹林の陰にひっそりと立っています。
だだっ広い雪原。左は窓明山。
2015年04月25日 15:03撮影 by  NEX-5N, SONY
4/25 15:03
だだっ広い雪原。左は窓明山。
窓明山。
2015年04月25日 15:15撮影 by  NEX-5N, SONY
1
4/25 15:15
窓明山。
この窓から避難小屋に侵入しました。
2015年04月25日 15:27撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/25 15:27
この窓から避難小屋に侵入しました。
窓明山を望む後姿を撮ってもらいました。
2015年04月26日 06:48撮影 by  NEX-5N, SONY
2
4/26 6:48
窓明山を望む後姿を撮ってもらいました。
家向山。山頂は分岐点から少し離れた所にあります。
2015年04月26日 06:51撮影 by  NEX-5N, SONY
1
4/26 6:51
家向山。山頂は分岐点から少し離れた所にあります。
中岳、荒沢岳、越後駒ヶ岳。いつかは縦走したい。
2015年04月26日 06:53撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/26 6:53
中岳、荒沢岳、越後駒ヶ岳。いつかは縦走したい。
雪の崩落が進んでいます。
2015年04月26日 06:58撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/26 6:58
雪の崩落が進んでいます。
三ツ岩岳の佇まいの立派さは主峰会津駒ヶ岳に勝るとも劣りません。
2015年04月26日 07:22撮影 by  NEX-5N, SONY
3
4/26 7:22
三ツ岩岳の佇まいの立派さは主峰会津駒ヶ岳に勝るとも劣りません。
会津朝日岳。黒々としているのは岩だらけだからとか。
2015年04月26日 07:42撮影 by  NEX-5N, SONY
5
4/26 7:42
会津朝日岳。黒々としているのは岩だらけだからとか。
こうしてみると窓明山(右)も立派なもんです。
2015年04月26日 08:17撮影 by  NEX-5N, SONY
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4/26 8:17
こうしてみると窓明山(右)も立派なもんです。
大分下ってきました。
2015年04月26日 08:50撮影 by  NEX-5N, SONY
4/26 8:50
大分下ってきました。
巽沢山。山頂標識はあるものの、文字は見えず。
2015年04月26日 10:41撮影 by  NEX-5N, SONY
4/26 10:41
巽沢山。山頂標識はあるものの、文字は見えず。
バス停近くにポストがありました。会津駒ヶ岳登山口には見当たりませんでしたが、そっちにもつけたほうがよいのではないかと思いました。
2015年04月26日 11:48撮影 by  NEX-5N, SONY
4/26 11:48
バス停近くにポストがありました。会津駒ヶ岳登山口には見当たりませんでしたが、そっちにもつけたほうがよいのではないかと思いました。
撮影機器:

感想

この日は山岳会の方の計画に便乗して、会津駒ヶ岳から窓明山までの縦走。もとは2泊の計画を立てられていたが、仕事の都合で土日しか使えないメンバーため、前日夜移動して朝から出発するという強行スケジュールとなった。

1日目
滝沢グラウンド駐車場→会津駒ヶ岳
駐車場には0時頃に到着し、テントを張って仮眠。眠ったか眠らないか分からないままいつの間にか起床予定の4時。朝食のうどんはつゆを忘れてコンソメ味になったが、油揚げの味つけもあり意外に悪くなかった。そうこうしている内に続々と車も到着する。
駐車場から少し歩いた所に登山口の標識があり、さらに少し登った所の橋を渡ると雪道がはじまる。時期的に大分ゆるんで歩きづらいのではないかと懸念していたが、雪は締まっていて歩くのに支障はない。逆に、雪が硬すぎることもないのでアイゼンをつける必要もない。しばらくは緩い林道歩きだったが、階段を登るあたりから登りは本格化。途中、横が切れ落ちた斜面でアイゼンが欲しいところもあったが、ステップが切ってあったので慎重に歩いて通過した。(事実、先行者のアイゼンの跡は見受けられなかった)森林限界に達しなくとも冬枯れし、まばらな樹林帯の合間からは燧ヶ岳を始めとする山々が望め、急登の疲労を癒やす慰めとなった。
雪も緩んで足を取られ始めたこともあってか、茫洋とした会津駒ヶ岳山頂下の雪原は登っても登っても小屋すら見えない状態が続き、山頂直下も遠目に見た時に比べて急に感じたが、無事この日最初のピーク会津駒ヶ岳に到着。山頂はさすがの眺望で満足。しかし百名山であっても今回の縦走ではただの中間地点でしかなく、目的地の三ツ岩岳避難小屋は遥か先に見える三ツ岩岳のさらに先。休憩もそこそこに三ツ岩岳方面へと歩き出す。

会津駒ヶ岳→三ツ岩岳避難小屋
会津駒ヶ岳から三ツ岩岳方面への道には2人程のトレースは残っていたが、この時点で登山者の姿は見当たらず。会津駒ヶ岳の道中もあまり人は多くなかったが、ここからは完全に我々のパーティの貸切状態。眺望抜群、緩いアップダウンの稜線歩きは望む所だが、緩みだした雪面に足を取られ、時折ある踏み抜きにも体力を奪われる。特に三ツ岩岳への登り返しは疲労もピークに達し、歩みが遅々として進まない。ここまでほぼトップで歩いてきたが、交代を申し出てくれたパーティメンバの厚意に甘え、後ろに回る。せいぜい3cmくらい足が埋まる程度で、トップもラストも大差ないと思っていたが、効果はてきめん。先行者の踏み跡をなぞるだけで、大分歩きやすくなった。
事前にリーダーが三ツ岩岳から避難小屋までのルートをGPSに登録していたお陰で迷いなく到着。樹林の中にある小屋は遠目から見えず、事前準備がなければ小屋を探すのに手間取ったと思われる。避難小屋の入口は完全に雪に埋まっていたが、なんとか2階窓から進入することができた。東面の窓を開放し、以降は窓から出入りする。今後は雪が融けて2階から入るのも困難になるだろうし、我々も出るのが大変だったので窓の内鍵を掛けず、外からテーピングのテープで雨戸を固定しておいた。
小屋内の気温は0℃。快適に過ごすことができた。最悪テント泊もありえたが、運良く避難小屋に入れたのでテントの設営・撤収の手間が省けたのも大きかった。

2日目
三ツ岩岳避難小屋→窓明山
初日に頑張ったのでこの日は下りがメインの楽々行程。昨夜から朝にかけて食料・酒も大分減ったのも大きい。とは言え、久しぶりのテント泊山行でふくらはぎはパンパンに張ってそれほど余裕があるわけでもない。
遠目にはゆるやかに見えた窓明山への登り返しは思ったよりハード。昨日の三ツ岩岳と同じく稜線を境に雪が崩落しており、その際を歩くのだが、ここが海原のように波打っていて歩きづらい。所々アイゼンがあると楽だろうという斜面もあったが、なんとかクリア。窓明山の山頂はダラっとした雪原。西側は樹木が生えているが、眺望が悪いわけではない。ここでしばらく山座同定や写真撮影などを楽しんでから下山する。

窓明山→あずき温泉BS
窓明山での休憩時間中に雪も緩み始め、雪の斜面はアイゼンなしでも難なく下れたが、途中で若干藪こぎがあり苦戦する。家向山に近づくにつれ、これまた遠目に見た感じより急な登りであることがわかってきた。幸い樹林帯の夏道が露出しており、ここを登る。道中にはイワウチワがたくさん咲いていた。
家向山の分岐点に到着し、まだ時間の余裕があるので分岐点に荷物をデポして空身で山頂までピストンする。眺めは特に代わり映えもなかったが、ピークを踏んだという自己満足が重要。分岐に戻って残りの食材、ツマミなどを頂きながらしばし休憩する。
家向山から下は所々支尾根が出ており途中で誤った尾根に入り込んでしまったが、大きく外れる前にGPSを確認して軌道修正することができた。誤った道に入る際に違和感はあったのだが、そこでGPSを確認すべきだったのは反省点。しかし、リーダーの持つ専用機と別に個人的に使っていたスマホのGPSがかなり使えるということの確認にもなった。
登山道終盤は雪がなく、崩壊しかけた階段が申し訳程度にある急斜面など歩きづらい道だった。
車道に出たところには特に登山口の案内も見当たらず、知らない人は登山口があるということがわからないようなところだった。本当ならバス停近くの窓明の湯でひとっ風呂浴びて帰るつもりだったが、現在休業中ということで駐車場まで戻ってから近くの駒の湯に入湯。まだ若干早い時間だったせいか風呂場は空いていて、小綺麗、露天風呂付きで500円と満足度高。

総括
昼からどんどん雪が緩んできたものの、リーダーの読み通り全工程を通してツボ足で踏破可能な登山道だった。一人だったらピッケル、アイゼン、スノーシューを持って行って大分苦しい思いをしたと思うが、事前の判断で軽アイゼンのみにしていた判断は大きく、必要な装備の見極めは重要だと痛感した。(その分酒類が装備に多く含まれていたのだが…)
今回は人の計画に乗っかったということで下調べが不十分だったが、後になって会津駒ヶ岳(中門岳)は池塘や草原などが有名だと知った。それらが楽しめる時期にまた行ってみたい。

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