天城山・愛鷹山 (山と道を繋ぐ旅 2nd-��)
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コースタイム
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石廊崎5:00〜弓ヶ浜7:05〜タライ岬7:30/7:35〜竜宮公園8:15/8:20〜吉佐美〜伊豆急下田駅9:55〜蓮台寺駅10:40/11:00〜稲梓駅入口11:35〜大平山登山口12:25〜小鍋峠への分岐12:40〜小鍋峠13:35〜湯ヶ野14:15/14:20〜河津七滝15:15〜宗太郎園地16:00(ビバーク)
【5月3日(日)】2日目・行動17時間半 (通算2日目・28時間半)
宗太郎園地4:55〜二階滝園地6:00〜寒天橋6:25〜旧天城トンネル6:40〜天城峠7:05〜向峠7:35〜分岐8:25〜大見分岐点8:35〜コマドリ歩道入口8:55〜八丁池9:05/9:15〜白田峠9:55〜戸塚峠10:15〜片瀬峠10:50〜万三郎岳11:10〜涸沢分岐点11:45〜林道12:25〜コビサワラ原生林入口13:00〜萬城の滝13:30/13:55〜地蔵堂14:05〜白岩の湯15:30/16:20〜修善寺駅17:10/17:45〜大仁駅18:30〜田京駅〜伊豆長岡駅〜大場川南21:00〜国道1号線21:55〜三島駅22:25(ホテル泊7,000円)
【5月4日(月)】3日目・行動8時間半 (通算3日目・37時間)
三島駅9:45〜国道246号10:45〜山神堂11:20〜桃沢郷11:55〜水神社12:40/13:00〜ゲート13:20〜桃沢橋13:30〜つるべ落としの滝14:15/14:20〜分岐15:35〜位牌岳15:50/16:05〜前岳16:30〜北尾根取付17:05〜東沢17:15〜林道17:30〜駐車場17:40〜愛鷹山荘18:15(無料小屋泊)
【5月5日(火)】4日目・行動4時間15分 (通算4日目・41時間15分)
愛鷹山荘5:05〜富士見峠5:15〜鋸岳展望台6:00〜富士見台6:40〜越前岳7:00〜平坦地〜展望台8:00〜十里木駐車場8:10/8:30〜十里木8:35/8:50〜フジヤマリゾート入口9:20
| 天候 | 【1日目】5月2日(土) 晴れ 【2日目】5月3日(日) 曇り/晴れ 【3日目】5月4日(月) 曇り/雨 【4日目】5月5日(火) 曇り |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
相原19:25〜茅ヶ崎〜熱海〜伊東〜伊豆急下田23:37(電車3,280円) 伊豆急下田23:40〜石廊崎0:05(タクシー5,730円) 【帰り】 フジヤマリゾート入口〜御殿場駅(バス730円) 御殿場〜松田〜町田〜相原(電車1,180円) |
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【5月2日(土)】1日目
【石廊崎〜下田〜湯ヶ野〜河津七滝】
伊豆石廊崎、ゴールデンウィーク初日の日が昇る。水面に伸びる日の光が美しい。
静かな朝だ。
伊豆南端から北へ向かう。これから2年間を掛けて目指すのは、日本海・親不知だ。
天候に恵まれ、最高のスタートを切る事が出来た。
しばらくは、海沿いを歩く。とても美しい景色が続く。山歩きばかりではなく、海も悪くないと思う。石廊崎を出ると、弓ヶ浜までコンビニやトイレがないのが少し痛い。
橋から国道136号線を北へ行くとセブンイレブンがあるが、今回は136号線を逸れ、そのまま海沿いを行く。弓ヶ浜には幾つかの施設があり食事をする事も出来そうだ。観光客は思い思いに楽しんでいる。
そこから北上して、タライ岬を目指す。
一度、海岸に下り海岸沿いを歩く。階段から山道に入り道標に従い歩いて行くと、やがてタライ岬だ。
ここも美しい。歩いて来た海岸線、そして石廊崎が見える。
さらに海沿いを歩き、道路に戻ってトンネルをくぐると竜宮公園に至る。
かつてここは、ひどく汚れてしまっていたが、今はキレイに整備されている。
大浜から道沿いに行くと136号に戻る。海とはこれでお別れだ。
下田駅からは湯ヶ野で合流する2つのコース「海沿い河津駅経由」と「山道小鍋峠越え」が考えられたが、ここはやはり山道を選択。伊豆の踊子たちはどちらを歩いたのだろうか、後で読み返して見よう。
下田駅から見える寝姿山は、その名の通り、人が横になっている様に見える。目までしっかり付いているから驚きだ。
蓮台寺駅を過ぎてすぐにセブンイレブンがある。ここが天城越え前、最後のコンビニだ。買い物を済ませておく。
橋の手前に小鍋峠方面への道標が出ている。道標に従い里山を歩いて行くと、やがて山道に至る。ここが今回初の本格的な山道だが、峠を下ると再び道路に戻る。
湯ヶ野だ。
伊豆の踊り子の宿・福田屋。見た事のない間取りの宿は、伊豆の踊り子を抜きにしても良い宿だと感じる。
湯ヶ野から国道に戻り、ラセン橋を通り過ぎると、河津七滝に至る。
滝巡り的には逆順になるのだろうか、始めの滝は温泉に入らないと見れない様だ。順番に巡って来た観光客に最後の滝が見たければ温泉入れという事か！？
モチベーションが下がったのでルート上の滝以外は無視する事にする。
ここから地獄の階段登りが始まる。今回の全行程で一番キツかった。
滝を少し過ぎた辺り、宗太郎園地で、ギブアップ。
休まなければ、もう動けそうにない。ここで少し休む。
……で結局、朝まで休む。
【5月3日(日)】2日目
【河津七滝〜天城峠〜万三郎岳〜三島駅】
宗太郎休憩所。こんな所で転がっていたら、通報されるのでは？と思ったが、気付けば朝だ。
考えてみたら前日寝てないし……
そそくさと出発する。
宗太郎園地から二階滝を経て旧天城トンネルへ。トンネルの脇から峠へ上がり、八丁池を目指す。八丁池には何張りかのテント。暗黙の(指定地ではない) テン泊地になっている様だ。
ここから天城縦走路を万三郎岳に向かう。三つの峠を経て、万三郎岳にたどり着くと、山頂付近は凄い人集りだ。居場所がないので早々に立ち去る。
涸沢分岐点から北上すると林道に至り、ここからはひたすら道歩きだ。
萬城の滝キャンプ場では、トイレと自販機が利用出来る。コインシャワー&ランドリーもあるが、キャンプ利用者用だと断られた。
焼けた体に汗がしみる。猛烈に風呂に入りたい欲求に駆られる。
途中に白岩の湯と言う入浴施設があるので、ここに立ち寄る事にする。白岩の湯は、地元の方向けの施設で、入浴料が400円と安い。食事は出来ないが、休憩室があるので、ゆっくり休める。何だか得した気分だ。あまり長く休んでしまうと動けなくなりそうなので、陽のある内に出発する。
修善寺駅で夕食を取り、三島方面へ向かう。
今日中に三島駅まで進んでおきたい。
ところで、今日中に三島に着いたとして、どこに泊まるのか？まさか街中でビバークする訳にはいくまい……
GW中でホテルは空いているのだろうか？
慌てて三島駅周辺のホテルに連絡して、何とかホテルを確保出来た。逆に言うと、必ず今日中に三島まで歩かなければならなくなった。
駿豆線を終点から終点まで歩く。
国道136号線沿いは、栄えていて、山とは無縁だ。足が猛烈に痛い。山歩きよりも、道歩きの方が足への負担は大きいのかも知れない。
ホテルに着いたのは10時半だ。
この疲労感では明日からの旅の続行は難しいかも知れない。
一応、明日に備え汚れた衣類を洗濯して乾燥機にかける。
たった2日で、風呂と洗濯が我慢出来なくなるようでは、この先が思いやられるが、ある物は利用させてもらおう。
【5月4日(月)】3日目
【三島駅〜水神社〜位牌岳〜愛鷹山荘】
チェックアウト間近までホテルで過ごし、重い腰を上げる。
三島駅から水神社辺りまでは山地図が切れているため、GPSを頼りに歩く。
国道246、1号、東名、新東名と潜り、桃沢郷に至る。さらに道は真っ直ぐ伸びているが、ここからは林道になる。左手の上に見えてきた道と合流すると、そこが水神社だ。
今日はホテルのシャワーカーテンが機能せずビショビショになったり、朝食時に水をこぼしたりしたため「水難？」と思っていたが、水神社の屋根の下に入った途端に大雨になり、濡れずに済んだ。しばらくすると雨は止んだが、ここでレインウェアを着ておく事にする。
濡れずに済んだのは水の神様のおかげかも知れない。
水神社は水が豊富だ。ここでお参りして2日分の水を汲んでおく。
林道に戻り進んで行くと、ゲートがあり、その少し先に登山口がある。
雨のせいもあり、苔生した森が神秘的で美しい。
つるべ落としの滝を経て、たどり着くピークが位牌岳だ。
そこからさらに尾根沿いを越前岳方面に向かうつもりだったが、なんと通行止め。
使っている3年前の地図にも通行止めとあるが、当時の一時的なものだと都合良く解釈していた。それが仇となった。
予定では今日中に越前岳を経て、愛鷹山荘まで行くつもりだったが、難しくなった。
仕方がないので、迂回して愛鷹山荘に行き、明日越前岳にアタックする事にする。
前岳を経て東沢に下り、愛鷹登山口駐車場へ。
日没が迫っているので、この駐車場でビバークしようかとも考えたが、看板に「熊出没注意」とある。
……やはり頑張って愛鷹山荘まで行こう！！
日没が迫ると自然と足が速くなる。何とか日没前に愛鷹山荘へたどり着く事が出来た。
表札には無人無料小屋とある。
ありがたく使わせていただく。
【5月5日(火)】4日目
【愛鷹山荘〜越前岳〜フジヤマリゾート入口】
夜中、床下で小動物が騒いでいた。ネズミかイタチ辺りだろうか？ここで暮らしているようだ。
快適な小屋と別れ、越前岳に向かう。
小屋を少し上がると尾根に至り、そこから尾根伝いを行く。山自体の地盤が緩いようで、所々崩落している。将来的にこの山は無くなってしまうかも知れない。
越前岳。天気が良ければ富士山を間近に見れるのだろうが、今日の天気で拝めるのは雲ばかりだ。
越前岳から北に下ると十里木駐車場だ。
30台ほどのスペースがほぼ満車状態。みんな愛鷹山に登るのだろうか？それとも他の遊び方があるのか？
十里木までは定期バスが出ているが、これより以北には季節運行のバスしかない。
(訂正・富士宮5合目に定期バスあり。水ヶ塚はなし)
そのため、私の旅はここまで。
次回のためにフジヤマリゾート入口まで移動して、終了だ。
次回は富士山越え。雪解けを待つ。
【富士山の記録】
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-645091.html
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めちゃきれいなところばかりですね！
日本海まで頑張ってください
コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉ
そちらも色々楽しんでいるみたいですね。
道繋ぎは、気長に頑張ります。
またどこかで会えると良いですね。
お互い山を楽しみましょう！！
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