ユーシンから山神峠へ。向山丸、裸山丸、東沢乗越、遺言棚、大石山
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体力度について
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,884m
- 下り
- 1,893m
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- 山行
- 10:10
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 10:10
05:45 石崩隧道
07:11 向山丸
07:53 東沢乗越
08:11 遺言棚
09:08 登山道に合流
09:35 大石山
10:31 ユーシンロッジ
11:43 山神古道入口(第八隧道)
13:15 前回撤退個所
13:50 山神峠
14:45 境隧道
15:05 玄倉ゲート
| 過去天気図（気象庁） | 2015年05月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
※GPSログが登録されていない為、半分手書きです。山神古道に関しては水平経路の為手書きでは難しく、以前歩いた時のログをコピーしました。ですので境隧道手前からカイモンヤ平ノ沢の林道を歩いたことになってしまっています。 大石山〜ユーシン間と玄倉林道以外はほとんどがバリエーションルートです。 【玄倉ダム〜モチコシノ頭〜東沢乗越】 玄倉川には石崩隧道出口から降りる。川を渡ってすぐ大きな石を登って超えると東電の管理道になっているので標高50mくらいは整備されて歩きやすい。それからは尾根の高みを目指して登り、各ピークごとにRFすれば迷う事はない。 【東沢乗越〜遺言棚】 一旦同角沢に降りるが真北方面に斜めに下って行く道がある。 沢に降りてからは沢を下り、落ち口手前で左に踏み跡あり、5m程登ったら右下方面に踏み跡あり少しずつ標高を下げ大きな岩場にぶつかっらた谷筋を下って行く。 【遺言棚〜大石山】 遺言棚の落ち口から尾根に乗った方が登りやすいです。そのまま石小屋沢ノ頭に向かって尾根の高みを登りますが、1250m付近から右に進路を変えほぼ水平に同角山稜に合流です。 登山届は玄倉バス停で提出。(玄倉ゲートにはありません) トイレはユーシンロッジにあります。(玄倉ゲートにはありません) |
写真
朝から滑りたくない！注意です(g)
東電の鉄塔巡視道になっているので、階段などが整備されている
今日は足が重い、急登ツライです(g)
【東沢乗越】大石山〜東沢乗越〜小川谷までは、2002年度山と高原地図には「破線ルート」で記載されていますが、現在ではほとんど使われなくなった道です。この東沢への経路は昔、あの奥野幸道氏も迷ったという。
※奥野幸道氏「丹沢今昔」の著者
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大石山〜東沢乗越〜小川谷までは、2002年度山と高原地図には「破線ルート」で記載されていますが、現在ではほとんど使われなくなった道です。この東沢への経路は昔、あの奥野幸道氏も迷ったという。
※奥野幸道氏「丹沢今昔」の著者
水が全く無く、どこが滝なのかわからない写真になってしまった、残念。
ここに来るときは曇天の時の方が良さそうです。
遺言棚の名前の由来は、あまりにも難所にあるため「この滝に行くなら遺言書を書いてから行け！」らしい。
現在では林道が開通した事もあり、3時間ちょっとで行けるようになりました。
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あまりにも難所にあるため「この滝に行くなら遺言書を書いてから行け！」らしい。
現在では林道が開通した事もあり、3時間ちょっとで行けるようになりました。
鞍部が東沢乗越で左が歩いて来たモチコシノ頭。
最大の崩落個所を通過できない時はここを尾根沿いに下る予定。
感想
丹沢の秘境へ
今回歩いた同角沢や東沢流域エリアは丹沢の最深部であり秘境。
この山域には何度か来ているが、人と会う事などほとんどないと言っていい。それだけアクセスが困難な山域なのだろう。
でも人を魅了するエリアでもある。悪絶と言われる同角沢の遺言棚や武田信玄の隠し鉱山との伝承のある、東沢鉱山跡とモチコシ鉱山跡など。そして女郎小屋ノ頭(沢)。最初に「女郎小屋？」と聞いて遊郭を思わせるような何ともなめかわしい山名に興味を持ったものでした。
東丹沢のタライゴヤ沢の支流にも同じく女郎小屋沢があるが、こちらは実際に「女郎小屋」が存在したそうで(丹沢夜話より)、もしかして玄倉の女郎小屋沢にも「女郎小屋」が有ったのではないかと思ってしまいます。ただ気になるのは「丈量小屋」とも呼ばれている事。自分としては「女郎小屋」であってほしいと願うのです。
そして遺言棚へ。
この滝の由来はあまりの難所にあるので『この滝を観るには遺言書を書いてから行け』らしいです。自分は5回程訪れていますが、未だに遺言書など書いたことはありません。
そんな丹沢の最深部を横断するように、昔は登山道が通っていた事を知りました。(と言っても3年前にですが）ただ一般登山道と言っても「丹沢今昔」の著者 である、あの奥野幸道氏も道に迷ったというので、当時から難所であったのは間違いないです。この山域は奥が深くて、まだまだ楽しめそうです。
山神古道について
玄倉林道が開通したのは今から61年前の事、それまではユーシンに入る道は、寄から雨山峠を越えたルートと山神峠を越える(山神古道)の2つのルートだけでした。2002年登山地図には「赤の破線ルート」として記載されていましたが、この経路は谷筋が多く、度重なる水害によって崩壊し、現在では通行止めとなっています。崩壊していなければ玄倉から雨山橋まで3時間かからなかったそうなので、玄倉林道を通った時のコースタイム2時間50分とほとんど変わらない時間で歩けた事になります。距離は玄倉林道が8.1K、山神峠経由の登山道が8.9K。舗装された玄倉林道よりも早く歩けた事になり、いかに快適な経路だったかがわかります。
実際に歩いてみた感想としては、崩落していなければスキップしたくなるほど快適。崩落個所は、沢歩きで滝を超える感じでしょうか。いかに巻くか、それとも強行突破するか。通過するのに2時間かかりましたが退屈させないルートです。
そんなこんなで、今回もとても楽しい山行でした。
少しバタバタして朝から身体が重い。
予定では南稜も絡めて山神古道を完歩、でしたが今日は無理かな。
isが違うルートを考えていてくれたので良かった〜
あまりにも天気が良かったので稜線歩きの方が良かったかな？！とも思いましたが、
木陰の中を歩いたり暑さを少ししのげました。
山神古道、前回の撤退以降頭から離れなくて繋ぎたかったのです。
いい雰囲気の古道の名残りあり、道標もまだしっかりしてました。
カーブを曲がる度に「ワクワク+ドキドキ」というより「ワクワク+オロオロ」という感じでしょうか。緊張しながら歩きました。
無事に山神峠に到着し山神様に「ありがとうございます」とご挨拶して下山しました。
今回も充実した山歩きでした〜(*^^*)
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掲載した花11種 どれも綺麗です
特にイチヤクソウ
ユーモアも忘れませんね
>一旦手を離すとロープつかめません
まさにその通りですが・・・大うけ〜
ダムからの急登、大変だったですね
最近は下りにロープ欲しいくらいのルートに変わりました
古道〜お二人は時計回りが得意なのかな
見たい記録でした。ありがとうございます
kazikaさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
お花、褒めて頂けて嬉しいです。イチヤクソウはもちろんですが、全部goeが撮影しました
丹沢は時期的に花が少ないのかな？と思いながらでしたが、花の入れ替わりの時期でしょうか？
ダムから向山丸までの最初の急斜面は、階段ないとヤバイです。以前は下りで使いましたが雨上がりで滑りました。でも全体的に歩きやすい尾根ですね。
我が隊は右利きなので反時計回りが得意の様です。慣れない時計回りに脚が疲れました。
kazikaさん、コメントありがとうございます。
足が重くて「疲れた〜」と元気ない時に見つけたイチヤクソウ
嬉しかったです。一気にテンション↑↑でした
人があまり入ってない古道でたくさん花探すぞ〜と気合い入れてましたが、
余裕がなくてあまり探せませんでした
でも繋がったので大満足です
isさん、goeちゃんさん、こんばんは。
自分が好きな山域で、自分で想定したルートで、途中であれこれ
考えて。
最高の山歩きですよね。
記録を読ませて頂いて本当に単純に「楽しそう」だなと思いました。
「一旦手を離すと」笑えました。
（追記、kazikaさんと被ってしまいました。
millionさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
毎回楽しく登ってますが、millionさんもいつも楽しそうですよ
楽しく登ってるレコは、読んでいて楽しいですから。その上レコに共感した人にコメントを頂けると嬉しいです。
前回の山神の時に話していたmillionさんのお友達さんが苦労したルートですが、手を放してしまったロープなどがあるルート(山神峠〜境隧道)ですよね。踏み跡が薄かったり、右(北東)が断崖絶壁の崖だったりで、一般登山道とは思えないほど危険でした
millionさん、コメントありがとうございます。
前日には蛭ヶ岳にも絶対行くぞぉ！！と気合い入れてましたが、
イマイチの体調でしたのでコース変更で大正解でした
最初は無口だったのですが下山したらニコニコ(*^^*)山の力って凄いです
millionさんの富士山歩きもとっても楽しそうですよ〜
isさん、goeさん、こんにちは。
その尾根から東沢乗越しですか！遺言棚からのルート取り、言われてみればその方が合理的です。
その後のルート取りも面白くてとっても参考になりました。
ありがとうございます。
Futaroさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
遺言棚には中ノ沢経路→東沢乗越で行くのが最短でしょうけど、中ノ沢経路のヒルと東沢の沢歩きのリスクがあるので、今回のルートが最も楽に？行ける気がします
計画では大石山から南尾根を下って、そのまま第八隧道・山神古道入口に降りる予定でしたが、朝から誰にも会っていなかったので、ユーシンにも行ってみたくなって変更しました。案の定、沢山の方にお会いしました
Futaroさんだったらどのようなコース取りするんだろうと、いつも二人で話しているんです
Futaroさん、コメントありがとうございます。
遺言棚、Futaroさんが行った時よりも今回は水量が無くて少し残念でした。
でもあの空間結構好きなんです
今回は終始Futaroさんたちはここを行った、あっちへ行ったと話してました。
私には辛すぎて無理ですが・・・
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