【古代東海道-2】武蔵国府〜夷参駅家（いさまのうまや）-2
神奈川県
たちばな🍊
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 21m
- 下り
- 77m
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- 山行
- 3:00
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 4:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年05月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
|
写真
相模原中央緑地（木もれびの森）内の直線道路前回の古代東海道駅路ウォークの後に、アマチュアの歴史地理学系の研究者の方が、地形図からこの道筋が古代東海道であった可能性を指摘しておられる資料を見つけました
色々検討した結果、自分が想定していたルートよりこちらの方が可能性が高いと思いましたので、前回歩いたルートのゴール地点からではなく、ルートを少し西寄りに変更して、JR古淵駅からのスタートとし、この道に繋げました
拍手前回の古代東海道駅路ウォークの後に、アマチュアの歴史地理学系の研究者の方が、地形図からこの道筋が古代東海道であった可能性を指摘しておられる資料を見つけました
色々検討した結果、自分が想定していたルートよりこちらの方が可能性が高いと思いましたので、前回歩いたルートのゴール地点からではなく、ルートを少し西寄りに変更して、JR古淵駅からのスタートとし、この道に繋げました
直線道路の先に見える大山古代の駅路は計画道路です
道路敷設にあたり直線を引く“的（マト）”として、目立つ山や丘のピークを目標物としていたらしいです
都側から敷設したなら当てはまりませんが、いかにも目標物然とした大山がしばらくの間、真正面に見えています
ずっと大山を眺めながら歩いていると、時代は1000年下りますが、大山詣りが大人気だった理由が分かった気がします
古代の駅路は計画道路です
道路敷設にあたり直線を引く“的（マト）”として、目立つ山や丘のピークを目標物としていたらしいです
都側から敷設したなら当てはまりませんが、いかにも目標物然とした大山がしばらくの間、真正面に見えています
ずっと大山を眺めながら歩いていると、時代は1000年下りますが、大山詣りが大人気だった理由が分かった気がします
前の写真の勝坂歴史公園とは少し離れた別の場所です
縄文土器の型式である勝坂式の標式土器のレプリカが展示してあります
花が咲いていました
縄文時代、栗は食糧としてだけでなく、柱など木材としても良く使用されています
ちょっと前までは“竪穴住居”と呼ばれていましたが、今は“竪穴建物”と言うらしいですね
標式土器発見の地の案内板史跡勝坂遺跡公園から少し離れた場所に、実際に勝坂式の標式土器が出土した場所があるので行ってみました
私有地みたいでしたので、道路からの見学です
史跡勝坂遺跡公園から少し離れた場所に、実際に勝坂式の標式土器が出土した場所があるので行ってみました
私有地みたいでしたので、道路からの見学です
勝坂式土器を使っていた縄文時代の人々の家からも、見えていたことと思います
なんかじ〜んときます
夷参駅家推定地�”婉�縄文時代に寄り道しましたが、古代東海道駅路ウォークに戻ります
地図上で推定地�，箸靴謄櫂ぅ鵐箸靴討い燭△燭蠅任�
湿地というか、水が豊富です
当時はぬかるんでいて役所を置くにはふさわしくなかったかも…
と思いました
縄文時代に寄り道しましたが、古代東海道駅路ウォークに戻ります
地図上で推定地�，箸靴謄櫂ぅ鵐箸靴討い燭△燭蠅任�
湿地というか、水が豊富です
当時はぬかるんでいて役所を置くにはふさわしくなかったかも…
と思いました
県道51号と小田急線座間駅前の道の延長がぶつかった交差点あたりです
こちらの方が�，茲蠅麓禊害椎柔�が高いかなぁ…
座間山心岩寺夷参駅家推定地��付近すぐ脇にあります
座間山とあるとおり小高くなっています
ここを右に行くと上り坂の頂に座間駅があります
このほかに夷参駅家推定地は米陸軍キャンプ座間内にもあります
そちらもこの近くですが、米軍キャンプ内ですので中に入ることは出来ません
ここは、米軍施設の改修工事の時に発掘調査がなされていて、同時代の遺物は出土したようですが、道路遺構や駅家と特定できるようなものは出土していないようです
夷参駅家推定地��付近すぐ脇にあります
座間山とあるとおり小高くなっています
ここを右に行くと上り坂の頂に座間駅があります
このほかに夷参駅家推定地は米陸軍キャンプ座間内にもあります
そちらもこの近くですが、米軍キャンプ内ですので中に入ることは出来ません
ここは、米軍施設の改修工事の時に発掘調査がなされていて、同時代の遺物は出土したようですが、道路遺構や駅家と特定できるようなものは出土していないようです
感想
前回の古代東海道駅路ウォークでは、鎌倉街道（県道52号）の森野南交差点をゴールとしましたので、今回はここからスタートの予定でした
しかし、前回歩き終わった後に新しい資料（というかアマチュア研究者のご意見）を見つけ、そのルートの方が蓋然性が高いと思いましたので、スタート地点を町田駅のひとつお隣のJR古淵駅に変更しました
古代東海道駅路の可能性があるのでは？と指摘された区間を歩き、さらに途中から大山を正面に見つつ南下していきます
先の研究者が、武蔵国府側から道路を敷設したとしたらマトとなったのではないか？と提示された丘陵の端が、勝坂式土器の標式土器が出土した勝坂遺跡のすぐ近くでした
勝坂遺跡は、まだ行ったことがなかったので、ちょっと縄文時代に寄り道しました
史跡勝坂遺跡公園を堪能し、勝坂式土器の標式土器が出土した地点にも足を延ばし、大満足で古代東海道駅路に復帰しました
武蔵国府からの古代東海道駅路ウォーク
いよいよひとつめの駅家となる夷参駅家（いさまのうまや）推定地に到着です
一応自分なりに推定地を2つに絞ってそのあたりを歩いてみました
定説はないのですが、この辺りではないか、とされている範囲にあります
2つの推定地の他にも、米陸軍キャンプ座間内にも推定地があります
要するに、夷参駅家は、おおまかなある程度広い範囲の“このあたりのどこかにある”としかいいようがないのが現在の状況です
発掘調査で確実な遺構なり遺物なりが出土しない限り、駅家の位置は確定できません
それは、どの駅家に関しても同じですけど…
それでも、地図上であーだこーだと検討するだけでなく、現地で地形などを体感して、
やっぱりここは絶対に違うな
とか
おおっ、それっぽいではないか♪
と一喜一憂するのが楽しいです
現地の資料館などの専門職の方から、超地元の言い伝えや土地の風習や川などの流路の変遷についてなど、行ってみないと知り得ない情報も得られたりします
それに、
絶対にここだ！
ということは出来ませんが、
地図上では可能性があると思った場所でも、行ってみると
絶対にここは違う！
ということはわかったりします
それが、とても大切なことで、その積み重ねで可能性のある範囲を絞っていくことができるかもしれません
ということで、武蔵国府からのルートだとひとつ目となる夷参駅家に到着した、ということにして今回の駅路ウォーク終了です
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