残雪の燕岳
- GPS
- 30:40
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,593m
- 下り
- 1,590m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 3:59
- 合計
- 8:53
天候 | 30日 晴れのち曇り 31日 朝方雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見ベンチより上部には残雪がありました 合戦沢の頭より上部積雪あり 燕山荘から燕岳山頂間はほぼ雪がありません |
写真
感想
久々です。
時々は山へは行っているのですがなかなかレコもかけておらず…。
今回、keronsさんと前々から徳澤キャンプでニリンソウを見に行こうという計画でした。
しかし、今年は季節が早く、花も早く、例年ならこの時期満開なはずなのに、一週間前にはピークを迎えているようで花があまり期待できなくなり、急きょ、keronsさんと初めて出会った場所、そして何度も訪れている燕岳に行くことに決定。
なので、キャンプと油断しており、体力的な準備は何もできていなかったので、本当にのんびりマイペース山行となりました。
第一ベンチではすでに汗だく。
この季節なのに真夏並みの汗のかきっぷりでした。
そして、予想以上の暑さ。
どうも温度も高かったようですが、湿度も高かったようで…。
お互い「暑い暑い」とかなりぼやきながら登りました。
しんどさを紛らわすためにいつも以上に花に目をやり、花を撮影するという名目で休憩しながらゆっくり進みました。
なので、帰ってみるといつも以上に花の写真が多かった。
と、いいつつ何とかゆっくりと進み、富士見ベンチまでは夏道。
そこから上部は少々残雪ありという感じでした。
でも、この日は午後から雲が多くなるかなという予想でしたが、思いのほか視界は良く、上空の雲は増えてはくるものの山の稜線はくっきり見える状況が続きました。
途中、暑いと言いながら登っていると下山してきた燕山荘の支配人に「上はもっと熱いですよ」と言われ、稜線は風が少しは涼しいのでは期待を抱いていた気持ちが折れ…。
まぁ、暑いものは仕方ないのでとりあえずの大休止、合戦小屋へ。
ここで休憩しましたが、日向はものすごく暑く。
それでも、食事をとり、少しゆっくりして再始動。
ここから合戦沢の頭までは夏道と冬道の混合。
急斜面の雪で足を取られるところもありつつ、何とか頭へ。
ここでまた休憩。というか、撮影。
稜線越しの槍や青空に映える燕岳の稜線。
青と白と緑のコントラストにテンションアップ。
ここからは残雪の道です。
ただ、アイゼンは持ってきてますがひとまずは問題なしに登れそう。
慎重に、疲れた足でゆっくり進みます。
近いようで遠い燕山荘。
素晴らしい景色を眺めながら、のんびりと進み、小屋前の最後の登りを何とか登り切り無事に燕山荘に到着。
いつも通りの素晴らしい稜線の景色が迎えてくれました。
風は少々ありましたが、本当に気持ち良い空気です。
受付を済ませてから山頂へ。
のんびりと歩き、写真を撮り、山頂でまったり過ごし、いつものところへこれたなという満足感で小屋へ戻りました。
そして、ついにお楽しみの生ビールとケーキ。
登っている時からずっと欲していた二つを一気に注文。
山小屋での贅沢な時間を過ごしました。
夕方には雨が降り出し、日の入りも日の出も見えませんでしたが、小屋での時間を満喫しました。
いつものようにおいしい夕ご飯と朝ごはん。
そして、夜にはワインで戻ってきた支配人も交えてお話もでき、今年初のアルプスの夜をまったりと過ごしました。
雨は朝まで続いていましたが、予報では9時くらいには天気も回復しそう。
出発をギリギリまで遅くして、天気の回復を待とうということでのんびりと起床、準備。
予報通り
7時くらいになると雨はやみ、ガスだけに。
こういう時こそ雷鳥ということで、小屋の周りをうろうろしてみますがなかなか見つからず。
しかし、周りにいた方に教えてもらい何とか発見したものの、保護色の雌。
肉眼では見えるものの写真には写らず。
仕方なく諦め、もうちょっとのんびりしながら8時半に出発しようと準備し外へ出たら一気に天気が回復傾向。
雲はあるものの青空も見えはじめ、裏銀座の山々も見え隠れするように。
こうなったら後ろ髪をひかれ、もうちょっともうちょっとでなかなか出発できず。
でもそのおかげで、9時くらいにはかなり天気も回復し景色も見えるようになりました。
最後の写真をおさめ、下山開始。
小屋の裏手まで来るとさっきの雷鳥がさっきより接近。
写真におさめていると、オスの鳴き声も。
しかし、こちらは探してみるものの姿は見えず。
そこはあきらめ、表銀座の稜線、大天井岳、槍穂連峰、裏銀座などの素晴らしい景色に心をひかれつつも、目に焼き付け本当の下山開始。
登りはあんなに時間がかかったのにやはり下りは速い。
雪に足を取られないようにだけ気を付け着実に。
ところどころ休憩しながら、登りでは撮れなかった一眼レフで花も撮りながら進みました。
そして、無事に登山口に到着。
いつもの有明荘に向かい、汗と疲れを温泉で流し、おいしい山賊焼きで空腹を満たし、帰路につきました。
最後に、keronsさんを駅まで送っていきがてら、教えてもらった松本のクレープ屋さんに二人で行き、甘いもので締めくくりました。
11月以来の北アルプスで体力的にかなり不安がありましたが、何とかゆっくりですが登り切り、少し安心ししました。しかし、これからの夏、行きたいところもたくさんあるので、もう少し体力アップしその時に備えたいと思いました。
お元気のようで安心しました(高尾山から記録が無かったので)
此から楽しい記録が拝見できると良いですね
5月末ですとピッケルは要りませんか?(25年5月上旬に計画したのですがピッケル等装備不足で断念し上高地散策にしました)
harutotoroさん
本当にお久しぶりです。
実際、山には時々は行ってるのですが、なかなかレコをアップする時間がなくて。
下書き状態の記録がたくさんたまってしまってます
本来なら5月末でもピッケルがいるくらいだそうですが、今年は雪解けが早いのでなくても大丈夫だったという感じです。
ただし、山小屋としては必要ですとアナウンスはしているようでした。
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