栗駒山(東、須川、産沼、中央)
- GPS
- 09:07
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,135m
- 下り
- 1,135m
コースタイム
- 山行
- 8:23
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:10
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東栗駒コース:新湯沢の雪渓はたいぶ融けてました。雪上に登るときと降りるときは慎重に 東→裏掛分岐から先:雪渓あり(引き返したのでどうなってるかは不明) 東・中央合流地点:東側に雪あり。今週末位にはなくなるかな? 須川コース:大雪渓はどこへやら。コース上雪なし 産沼コース:自然観察路にほんのちょっとだけ雪あり。まったく問題なし 中央コース:コース上雪なし |
写真
感想
「困ったら泉ヶ岳」ならぬ「困ったら栗駒山」な自分にとって栗駒山をいかにして満喫するか、これが大きな課題であり楽しみでもある。
冬山や沢ができない身としてはいくらか制限はあるものの、そこはコースが沢山ある栗駒山のことですから「今回はあそこから降りてここから登り返そう」などと周回するコースを考えるだけでも十分に楽しいものだ。
さて、宮城県の公式サイトから
・[url=http://www.pref.miyagi.jp/uploaded/attachment/22175.pdf]栗駒山トレッキングマップ[/url] (PDF) 〔[url=http://www.pref.iwate.jp/dbps_data/_material_/_files/000/000/029/490/kurikomayama-tozandoumap.pdf]岩手県からもDLできます[/url]〕
がダウンロードできるのだが、このPDFには「高山植物カレンダー」というのが載っている。
もちろん、このカレンダーには記載されていない植物も沢山あるわけだがそれはひとまず置いておくとして、この高山植物カレンダーに載っている植物を実際に自分の目で確かめてみたい。
男子なら誰しもが持っている訳のわからない収集癖・コンプリート欲を刺激したら一層山行が楽しめるのではないかと考え、可能かどうかは別としてこれも目的のひとつとして栗駒山を歩いてみようかと思っている。
前置きが長くなったが、今回の計画では
いわかがみ平 → 東栗駒 → 裏掛け方面へ → 産沼・自然観察路 → 須川 → 秣岳 → 山頂 → いわかがみ平 で予定していた。
いわかがみ平をスタートし東栗駒コースを歩く。サラサドウダン鈴なりで見頃を迎えていた。
まだ蕾のもあったのでもうしばらくは楽しめそうだ
危惧していた新湯沢の雪渓はだいぶ融け始めていたものの普段どおりの岩のコースを行けば雪渓に乗ることができた。
東栗駒コースの稜線にでるといつもは寒いのだが、この日は風も穏やかで快適に歩けた。
「ミヤマキンバイはもう終わりかけだな…やっぱり花を探すには岩手・秋田側なのかなあ」などと思いながら歩いていたらコケモモを見つけた。その周りには植物カレンダーに載っているガンコウランも生えていたが実しか見つけることはできなかった。さらに進むと紅い褄取威のツマトリソウを見つけテンションアップ! 東栗駒コースも捨てたもんじゃないんだなと改めて自分の無知を恥じる。
東栗駒・裏掛け分岐から裏掛け方面へと向かうとヒナザクラ が沢山咲いていた。眼福眼福と下がっていくと雪渓が広がってるのが見えた。裏掛けから産沼に抜けるには藪漕ぎが必要なはずなのでかえって楽なのではとも一瞬頭をよぎったが無理せず転進することにした。東栗駒コースに戻るとそこかしこにヒナザクラが咲き誇っていた。どうやら裏掛け方面から山頂の間は雪が溶け始めると一斉にヒナザクラが咲くようだ。ロープから出られないのがもどかしい。
ここで秣岳周回は厳しいと判断しおとなしく先週も歩いた須川温泉の近くを散策する方向に計画を修正する。先週は須川コースの大雪渓を登ったのであれを降りるのもまた楽しいだろうと期待していたのだが、驚いたことに雪はほとんど消え去り夏道が顔を出していた。石突きのプロテクターを外して用意してたのに見事に空振った。
名残ヶ原を抜けゼッタ沢コースに行くとそこはウラジロヨウラクの天国だった 色の濃いのから淡いのまで見事なまでに生っていた。
浄土平に向かいガンコウランの花を探すもまたしても実しか見つけられなかった。
ガンコウランの花は都市伝説なのではないだろうか
長くなったので後は省略。
> 男子なら誰しもが持っている訳のわからない収集癖・コンプリート欲
よくわかります
シャクナゲが気になっていました。
様子が分かって参考になります、有難うございました。
次回は秣岳を入れた大八の字、期待しております。
EaglesDes さん
はじめまして。いつも山行の参考にさせて頂いてます(駄洒落ではないです)
あそこに行きたいなぁと思っていると不思議とEaglesDesさんがレコを上げてくださる事が多く一方的に大変助かっておりましたので少しでもお役に立てたなら光栄です
秣岳方面はオオバキスミレやシラネアオイが咲いているみたいなので気にはなっているのですが大八の字だと10時間コースですね。。。
5月30日にどかこでスライドしたみたいですね。時間的にみて展望岩頭あたりでしょうか?
今にしてみれば、あそこで撮影 されていたのがEaglesDesさんだったのかなと思ったり
どこかでお会いしましたらよろしくお願い致します。
あら、スライドしていましたか。
展望岩頭でしたら、ぼーっと景色を眺めていたか、イワウメに夢中で気が付かなかったのでしょう(笑
失礼しました。
行動範囲が似ているような気がしますので、またどこかでお会い出来るかも。
その時はよろしくお願いします。<(_ _)>
ところで5月30日の岩手山!
私も気が付きませんでした。
さすがSpringさんですね。いつも感服いたします。
あとで自分の写真を見返してみることにします。
お互いに顔は分かりませんので実際にスライドしていたかは確かめようがないのですが、もし展望岩頭だとしたら、熱心にファインダーを覗いていらしたので挨拶はせずに通り過ぎてしまった記憶があります。こちらこそ失礼いたしました。
岩手山ですが「見つけました」なんて書いてますが実のところあれで合っていたのが未だに自信がありません
なにせ撮った写真を拡大してみても薄ぼーんやりとしか映っていないものですから…
いろいろと詰め込みましたね
Springは女子だから、訳のわからない…は、よくわかんなーい
でも、訳のわからない、こだわりはありますね
ガンコウランとか…
ガンコウランは、雪解け直後に花を付けるので、なかなかタイミング良くお目にかかれない花です。
特に、雌花は、花なのかどうかもよく分かりませんから
今後も、都市伝説を追ってくださいな
Springさん こんにちは。
Springさんのバイタリティ花へのこだわりパンクをもネタにする逞しさ
そのた諸々見習いたいものばかりです。
Springさんの月山レコとhomeさんとの一切経山レコ、改めて見させて頂きました。ガンコウランは雪解け直後に咲くのですね。すると今年は無理かなあ
でもまぁ気長に都市伝説を追うことにします
いつもご教示いただき本当にありがとうございます
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