残雪の南竜ケ馬場
- GPS
- 32:00
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,128m
- 下り
- 1,127m
コースタイム
2日目 6:51南竜山荘―7:54甚之助避難小屋―9:02中飯場9:15―9:53別当出合駐車場
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇りのち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
別当出合の駐車場は、上の段に余裕でとめる事が出来ました。翌日、帰る際には、下の段が半分程詰まっていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
別当出合から中飯場までとくに問題ありません。別当覗を過ぎ、甚之助避難小屋の手前からところどころに積雪が現れます。甚之助避難小屋を過ぎると積雪はありません。南竜道は暫く崖沿いの道となり、それを過ぎると雪渓を何度か横断し、南竜ケ馬場に着きました。 雪渓を渡って南竜ケ馬場を横断すると下りにかかります。雪で道が分かりませんが、適当に下っていくとズボッ、踏み抜きます。帰ろっと。ここで別山ピストンも敗退、南竜ケ馬場湿原を散策しながら戻りました。 南竜山荘にチェックインし、身軽になってトンビ岩コースを登り始めます。雪渓の登り、アイゼンは持参していませんのですぐに後戻り。ここでもズボッ。雪に埋もった木道の端で左下腿内側挫傷・内出血、イッテェ〜。暫く立ち止まって様子を見ます。どうやら骨は大丈夫なようです。今度は尾根歩道を上がります。木道が露出していますが、ところどころ雪に埋もれています。勾配がきつくなって来たところで引き返しました。 南竜山荘の宿泊料は3,220円、県有施設使用料が1,880円、夕食代が1,700円、朝食代が1,100円と、細かく領収書に記載されていました。生ビルは700円です。ちなみにわたしの領収書は平成27年度No.00001でした。山荘開きは昨日でしたが、大雨の影響で全てキャンセル。わたしが今季初めての宿泊客の栄誉を賜りました。 |
その他周辺情報 | 市ノ瀬の白山温泉永井旅館で汗を流しました。 |
写真
感想
南竜ケ馬場、一度行きたいと思っていましたが、シーズン中は満員で未だ行けず仕舞いでした。7月1日の南竜山荘の小屋開きを待って、2日に行くことにしました。天気予報では1日は大雨、2日・3日は晴れマークも出ています。
どうせ行くなら翌日別山に登り、チブリ尾根を市ノ瀬まで下る計画です。で、市ノ瀬に車を停め、別当出合から周回しようと云うわけですが、夏山シーズン前のこの時期、市ノ瀬からのシャトルバスはまだ出ていません。市ノ瀬のビジターセンターで聞くと、タクシーは来てくれないという事で周回は断念し、別当出合まで車で入り、そこからピストンで登る事にしました。
天気予報どおり、青空が広がっています。砂防新道を登ったのはもう何年も前。甚之助避難小屋が新しく頑丈そうな立派な小屋になっていました。以前の小屋は取り壊され、水場のある休憩場に整備されていました。花の写真を撮りながらゆっくり登り南竜ケ馬場へ。南竜ケ馬場はまだ多くの雪が残っていました。明日に備え、油坂の頭へ偵察に行くことにしました。雪渓を上がり、野営場から雪に覆われた湿原を進みます。赤谷へ下る道は雪に覆われ、登山道が分からず、別山どころか油坂の頭にも行けませんでした。別山はまたの機会に取って置き、南竜ケ原の散策に終わりました。
室堂から南竜ケ馬場に至る3っつのルート、偵察しましたがそれぞれ未だ雪に覆われ、いましばらくアイゼンが必要と思われます。
南竜ケ馬場は雪解けがどんどん進み、次々と花々が咲き始めています。ハクサンの名前がつく花々、なかでも本場のハクサンコザクラを探し当てることが出来たのがラッキーでした。夏山シーズン到来、これから楽しめそうな南竜ケ馬場ですが、多くのヒトが訪れさぞかし賑やかになるんでしょう。
先週の立山弥陀ヶ原に次ぎ、今回も敗退。大した行程ではありませんが、冬山でもなく夏山でもないこの残雪の時期、気合も足らないのでしょうが敗退が続ています。でも、山小屋泊まりでひとり高層湿原をブラブラするのも良いもんですね(半分負け惜しみ、半分本音)。
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