妙高山(燕温泉より周回)[ハクサンコザクラ]
- GPS
- 09:25
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,711m
- 下り
- 1,720m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
長野から関山までは在来線を利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
まだかなりの残雪がありますので、道迷いや踏みぬきに注意です。 (感想欄を見てください) |
その他周辺情報 | 【温泉】 燕温泉。黄金の湯と河原の湯の野天風呂あり。 黄金の湯は男女別。河原の湯は脱衣所は別だがお湯は混浴です。洗い場や石鹸はありません。 燕温泉のホテルや旅館では日帰り入浴も実施しているようです。 |
写真
感想
妙高山に登りました。宿泊地は燕温泉の花文。長野駅から関山駅に出てそこからは宿のご好意で送迎していただきました。
明けがたまで雨が降っていたようですが、天気予報ではどうやら持ちそうです。
6畤前に燕温泉を出発。車道を通過して谷沿いの山道に入っても延々と舗装された道が続きます。45分ほどで赤倉温泉の源泉に到着。この舗装道路は赤倉まで温泉を引く道だったようです。
光明滝、称名滝の脇を登り、麻平分岐を越えてしばらく行ったあたりで雪渓が現れます。ここはまだ傾斜も緩く、落石と踏み抜きに注意すれば問題なく登れると思います。
だんだんと傾斜は急になっていきましたが、どの辺が胸突き八丁なのかはよくわからないうちに天狗堂に到着。そこからも淡々と歩みを進め、クサリ場地点へ。クサリ場より先は岩に取り付く感じのところも多くなりますが、なんとかやりこなし、ほぼコースタイム通りの4時間ほどで山頂に到着しました。
岩場を登っている間に北アルプスが少しだけ見えたので眺望も期待したのですが、山頂に到着したあたりから再びガスが出始め、遠望は効かなくなってしまいました。山頂にいらした方の話では、30分前にはよい眺望があったとのことなので少し残念ですが、しかたがありませんね。長助池経由の周回コースはまだ先が長いので下山を開始します。
急な坂道を降りていくと、早速残雪が現れます。こちらの道は雪がたっぷり残っていると聞いていましたのでここは想定内です。念のため軽アイゼンを装着して下ります。長助池手前の黒沢池ヒュッテと長助池方向の分岐は山と高原地図でも注意書きされているように事前に注意しておかないと間違えるかもしれないと思いました。
ガスでだんだんと視界も悪くなり、ところどころ木をかきわけたり、目印のテープを探したりしながらも長助池に到着。
そこには素晴しい光景がありました。
初めに目に入ったのはミズバショウだったのですが、その先にはたくさんのピンク色の花が咲いているではありませんか。ハクサンコザクラでした。こんなに群生を見られるとは思っていませんでしたので大感激です。
残雪はこの辺までだろうと思い、また木道を痛めるのは申し訳ないのでここで軽アイゼンを脱いだのですが、これがちょっと失敗でした。雪のない夏道もあるものの結果的には大倉池の先まで雪はたっぷり残っていました。
この後、大倉池の手前で痛恨の道迷いをしてしまいました。雪に気を取られ、赤テープに気づかず、雪の残っている方向の沢を降りていってしまいました。GPSの調子が悪く、最初にGPSを確認した時にちゃんとルート上にいるように見えましたので、ヤブをかきわけてまで沢を下ろうとしてしまいました。これで45分ほどロスト。冷静に考えれば何人も登山者が通過しているはずで、そんなヤブなどあるはずがないのに、安直にGPSに頼ったのがよくありせんでした。今後の大きな反省点です。
そこから先の道はかなりぬかるみが多く、手こずりました。泥だらけになりながらもどうにか燕温泉まで到着。振り返ってみると結構タフなコースでした。
へろへろになりましたが、燕温泉のお風呂に入って復活。燕温泉は本当にいいお湯です。「ホテル花文」のご主人と会話させていただいたのですが、地元の自然を愛し、この日にやっていた「夏の雪祭り」など燕温泉を盛り上げる活動を続けておられ、私も影ながら応援したくなりました。今度は紅葉の頃に是非行ってみたいと思います。
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