大場、小松原、田代林道周回（自転車）だけど途中はもう廃道

2015年07月15日(水) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 39.4km
• 登り: 1,376m
• 下り: 1,384m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:41
• 休憩: 0:17
• 合計: 6:58

8:58 スタート地点
9:33 9:39 大場ゲート
10:59 10:59 小松原湿原入口
11:15 11:18 小松原湿原入口
12:30 12:33 千倉沢橋（仮）
13:51 13:51 釜川橋（仮）
14:23 14:23 田代、湯沢、小松原方面分岐
14:58 15:03 田代ゲート
15:56 ゴール地点

天候

曇りのち雨のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

道が抜けていたり、川で寸断されていたり、土砂で塞がれていたり、低木で覆われていたり

その他周辺情報

ニューグリーンピアホテル

写真

7/15 9:05

帰りを考慮してここ駐車

7/15 9:05

さて、出発

7/15 9:07

帰りはあの鉄塔の下を通るはず

7/15 9:34

大場ゲート見えました

7/15 9:35

去年から表示された通行止の表示

7/15 9:47

去年も今年も整備されない道

7/15 9:49

この先が一番崩れている

7/15 9:50

予算がないから今年も修復しないみたい

7/15 10:00

この辺の落石はいつものこと

7/15 10:12

ここも去年削れたのか？

7/15 10:14

地図にはないけど分かれ道

7/15 10:15

小松原湿原へ

7/15 10:15

小松原圃場からニューグリーンピア津南へ
いまは藪道化

7/15 10:58

ちゃんと車輪止しているから役場関係の車かな？

7/15 10:59

小松原湿原入り口

7/15 11:05

コバイケイソウの花

7/15 11:23

数年前に作られたゲート

7/15 11:24

もう雪の圧力で曲がって使えない

7/15 11:36

この辺はまだいい感じ

7/15 11:42

えぐれた道

7/15 11:52

雨も降ってきた

7/15 11:53

軽自動車ならまだ通れる

7/15 11:54

軽自動車の轍の跡が新しい

7/15 11:55

完全に道が抜けている

7/15 11:59

自転車を担いで抜けた道を振り返る

7/15 12:03

低木に覆われはじめた道

7/15 12:06

お金をかけて林道を作ったのね

7/15 12:10

落石、倒木が増えてきました

7/15 12:11

よく整備された道

7/15 12:13

もう完全に藪道

7/15 12:16

えぐれた道が続く

7/15 12:20

さらにえぐれてくる

7/15 12:28

橋の手前も向こうも完全な藪

7/15 12:29

橋から見た川の上流

7/15 12:50

まだ普通に歩ける道

7/15 12:50

向こうに見える道はすべて藪道でした

7/15 12:56

清水沢は徒渉です
カメラ壊れたので写真ここまで

撮影機器：

IXY DIGITAL 20 IS CANON

感想

kamimura

大場ゲートから小松原入口までは毎年、タケノコ採りで通っていたのでこの林道を田代（七ツ釜）まで行って周回してみようと思い立ち計画。総行程40キロで自転車で4時間くらいかなと計画。

例年、小松原まで6月中には林道整備していたのに去年も今年も予算不足か整備していない。
それでも地元のタケノコ採りの人々は軽トラで小松原まで大場ゲートを勝手に解錠して行くのが当たり前。（ゲートの解除方法はもちろんヒ・ミ・ツ）
あまりに勝手に入る人が多いためか数年前に小松原入口のさらに奥に鍵のサイズが違うゲートを設置。でも、雪の重みで壊れていました。

それなりに立派な林道なので奥の林道も自転車なら大丈夫と軽く考えていたら大間違い。もう廃道マニアにお勧めの道になっていました。

千倉沢橋（仮）の遥か手前から釜川橋（仮）まで完全に廃道です。
亀裂、土砂崩れ、倒木、落石、低木の藪などなどで自転車には乗れません。
ひたすら押して歩くか、肩に担いだり、引きずったり、滑らしたり。
途中三回くらい自転車を放棄すると決断する一歩手前まで考えちゃった。

特に清水沢の徒渉は、自転車を担いで川に降りることは無理。ロープが欲しかった。
こんなところで自転車を失ったら後半の徒歩では夜中にならないと車までたどり着けない、と必死で自転車を運ぶすべを考え続けて写真を撮ってる余裕がないし。
カメラも雨水がしみこんで使用不能、後半写真は撮れませんでした。

それでも釜川橋（仮）からは少し道が良くなった感じで余裕が
この橋から緩い昇りの道を登り切り土砂で崩れた木々を踏み越えると、ようやく自転車に乗れる感じでした。
柏崎刈羽原子力発電所からの送電線鉄塔まで行けばともかく道が良くなるのが唯一の希望。
実際、田代ゲートまではあっという間。

田代ゲートのすぐそばには苗場山麓ジオパークの見所の一つ七ツ釜があるけどそんなところによる余裕ありません。
田代橋の昇りから私の車まで半分以上は自転車の押し歩き。
もう体力がありませんでした。
はっきり言って、去年の三股〜蝶ヶ岳〜常念岳周回日帰りよりキツかったです。
秋にもこの林道を周回しようかと思っていましたがもうしません。

帰ってから改めてこの林道の検索をしてみたらありました。
バイク野郎の林道マニアのホームページが
http://island.geocities.jp/rindou_tansaku/niigata-top/n-006/n-006.htm
2010年の秋の写真から5年たちこの林道の荒廃はさらに進んでいます。
あと10年後にはきっと徒歩でしか通り抜けは不可能になると思われます。

コメント

sako59

地図ではしっかり道の表示ですが
実際は荒れ放題にも程がありますね・・・お疲れ様でした。

小松原湿原には行ってみたいと思っているのですが、どのルートがお勧めでしょうか？

大岩山からの苗場台地や月夜立岩の眺めも楽しみにしていますが、余り無茶をなさらないように

kamimura

もう夏なんですね
人のあまり歩かないルートは何かしらあるものですね。
でも、それがまたわくわく感を誘っていい気分。
大岩山は秋に登りたいと思っています

小松原湿原へのルートは大場からのルートが一般的ですし、私もこのコースがお勧めです。
もし、自転車を車に積めるようでしたら、ニューグリーンピア津南の駐車場に車を止めて苗場山麓の圃場を通る農道を自転車で圃場の終わりまで行かれるのが一番かと思います。農道はゲートがあるので一般車は通れませんが路面はアスファルトです。

あとは見倉と太田新田からのコースですが、太田新田からのコースは見晴らしがいいわけでもないし、入口からしてわかりにくいのでお勧めではありません。
見倉も悪くないのですが、関東地方から来られる方は見倉より大場の方が距離的に近いのではないのでしょうか。

ちなみに国道353号線の十二峠は復旧工事のため夜間は通行止です。