花いっぱいの夏の尾瀬、アヤメ平と尾瀬ヶ原、至仏山（幕営1泊）

2015年07月19日(日) 〜 2015年07月20日(月)

• GPS: 13:20
• 距離: 24.9km
• 登り: 1,265m
• 下り: 1,260m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 4:20
• 合計: 10:22

7:53 鳩待峠
8:47 8:50 中ノ原
9:16 9:16 横田代
9:46 9:46 中原山
9:59 10:00 アヤメ平
10:10 10:11 セン沢田代
10:16 10:23 富士見田代(尾瀬原分岐)
10:27 10:32 冨士見小屋
10:37 10:39 富士見田代(尾瀬原分岐)
11:12 11:12 土場
11:24 11:24 長沢頭
12:18 12:40 竜宮十字路
13:13 13:13 下ノ大堀川橋
13:26 13:26 牛首分岐
13:35 13:35 上ノ大堀橋
13:59 17:38 山ノ鼻
18:15 山ノ鼻

2日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:39
• 合計: 6:02

4:20 山ノ鼻
7:09 7:35 至仏山
8:22 8:35 小至仏山
9:11 9:11 オヤマ沢田代
10:22 鳩待峠

天候

7/19；霧時々雨、のち晴、夜は雨
7/20；朝のうち曇りで山頂は霧、のち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・戸倉スキー場の駐車場\1000/日×2日＝\2000-
戸倉第一、第二駐車場は19日朝7時過ぎで満車でした。
・戸倉スキー場の駐車場⇔鳩待峠　乗り合いタクシー\930/片道・人

コース状況／危険箇所等

・鳩待峠〜富士見小屋〜長沢ノ頭；木道がメインでアップダウンが少なく歩きやすい道ですが、雨で濡れいていて、滑り台状態のところが数か所ありました。
・山ノ鼻→至仏山；登り一方通行です。蛇紋岩で滑りやすいとの情報が多いですが、この日は雨上がり＆霧で濡れてましたがそれほど滑る所はありませんでした。山頂直下で緩やかになってから、土と岩が混ざった道になり、泥濘と水溜りの泥濘で歩きにくくなりました。
・至仏山〜小至仏山；この区間が最も歩きにくいです。蛇紋岩が靴に磨かれてつるつるになった足場で、岩を登ったり降りたりしながら歩きます。岩と岩の隙間は泥濘になっていました。磨かれた蛇紋岩はとても滑りやすく、岩から落ちないように注意が必要です。
・小至仏山〜オヤマ沢田代；部分的に木道もあり、少し歩きやすくなりますが、まだまだ滑りやすい岩場もたくさんあります。

写真

7/19 7:14

戸倉スキー場の駐車場

7/19 9:00

横田代

7/19 9:12

横田代

7/19 9:13

横田代

7/19 9:16

名の無い湿原

7/19 9:20

サワラン

7/19 9:29

モウセンゴケ

7/19 9:31

ゴゼンタチバナ

7/19 9:34

ウラジロヨウラク

7/19 9:36

？

7/19 9:43

途中の湿原

7/19 9:46

ようやく見つけた開いているリンドウ

7/19 9:54

ようやく見つけた咲きかけのニッコウキスゲ

7/19 9:57

アヤメ平

7/19 9:58

アヤメ平

7/19 9:59

トキソウ

7/19 10:00

姫石楠花の咲き終わり

7/19 10:00

アヤメ平

7/19 10:01

ホソバノキソチドリ

7/19 10:01

アヤメ平

7/19 10:09

ようやく霧が晴れ、富士見小屋が見えて来ました。

7/19 10:20

富士見田代

7/19 10:21

富士見田代

7/19 10:22

ツマトリソウ

7/19 10:23

コバイケイソウをアップ

7/19 10:27

富士見小屋

7/19 11:15

富士見田代から尾瀬ヶ原への道にはいたるところにギンリョウソウが咲いていました

7/19 11:23

7/19 11:44

トリアシショウマ？

7/19 12:13

尾瀬ヶ原

7/19 12:14

賑わう尾瀬のメイン通路と竜宮十字路が見えて来ました

7/19 12:18

トキソウのペア

7/19 12:19

トキソウたくさん咲いてました

7/19 12:20

昨年GWには2泊でお世話になった、懐かしい竜宮小屋。夏に来るとこんな風に静かに森の中に佇んでいるんですね。なんともいい感じです。

7/19 12:26

ヒツジグサ

7/19 12:45

アヤメ

7/19 12:47

池塘と2年前GWに登った景鶴山

7/19 12:48

燧ヶ岳は雲の中

7/19 12:51

オオマルバノホロシ？

7/19 12:51

？

7/19 12:52

アヤメの群落

7/19 12:58

ようやく少し青空が

7/19 12:59

池塘と2年前GWに登った景鶴山

7/19 13:01

逆さ至物山ですが、風で波だってしまいました

7/19 13:01

キンコウカ

7/19 13:01

思ったほど咲いていないニッコウキスゲ。ようやく写真に撮れるようなものが咲いていました

7/19 13:03

賑わう木道を至物へと向かいます

7/19 13:03

夏の尾瀬ヶ原ですね

7/19 13:04

そしてようやくニッコウキスゲがたくさん咲いているところへ来ました

7/19 13:07

まだ咲き始めたばかりで、どの花も新鮮です

7/19 13:08

尾瀬の定番写真。すっかり至仏山からも雲がとれました

7/19 13:16

これも定番写真でしょうか。人が行き来してますが、流石に6月の水芭蕉の時期ほどは混んでません。

7/19 13:37

大きい池塘の間を行きます。尾瀬ヶ原ならではです。

7/19 13:38

燧ヶ岳はまだ雲がとれません。

7/19 13:40

オゼヌマアザミ？がきれいに咲いてました

7/19 13:41

ナガバノモウセンゴケ

7/19 13:52

木道の間にヤマオダマキが咲いてました

7/19 13:53

アヤメと至仏山

7/19 14:24

山ノ鼻の至仏山荘に到着し、テント受付、場所取り、テント張り後、暑いので名物？花豆ソフト500円で涼みます。

7/19 14:30

至仏山荘。いい天気になりました。明日が楽しみ。

7/19 14:31

初日の記録

7/19 15:04

天場

7/19 17:34

快適でしたが、19時前に突然の土砂降りになり、就寝前のトイレに行くだけで結構濡れえしまいました。

7/19 17:38

夕食後、涼しくなってきたので散策。

7/19 17:39

？

7/19 17:39

山ノ鼻周辺はアヤメでは無くカキツバタ

7/19 17:40

シモツケソウ

7/19 17:40

トラノオ

7/19 17:41

白樺

7/19 17:42

少し標高が低い山ノ鼻付近はニッコウキスゲがちょうど見ごろ

7/19 17:43

7/19 17:44

逆光に輝くカキツバタ

7/19 17:45

ワタスゲ

7/19 17:48

カキツバタ群生

7/19 17:51

青と白のコントラスト

7/19 17:58

コバイケイソウも

7/19 17:58

こっちは白と白の組み合わせ

7/19 17:59

コバイケイソウの群落

7/19 18:00

新鮮で綺麗なニッコウキスゲが多い

7/19 18:00

オレンジと白

7/19 18:00

オオバギボウシ

7/19 18:01

ワタスゲ

7/19 18:02

ニッコウキスゲをアップで

7/19 18:08

池塘の淵にも

7/19 18:09

ヒツジグサの葉が面白い

7/19 18:10

そろそろ夕闇です。この時はいい天気だったのですが、テントに戻ってすぐに大雨になりました。雨具持っていかなかったので散策中に降られなくて良かった。

7/20 4:21

さて翌朝です。

7/20 4:22

朝靄の中を出発

7/20 4:22

7/20 5:15

夕べの雨が登山道を川になって流れています

7/20 5:18

ご来光は見られませんでした

7/20 5:25

7/20 5:29

燧ヶ岳山頂は雲の中

7/20 5:50

尾瀬ヶ原も雲の中

7/20 6:12

山頂付近の木段を振り返ります

7/20 6:12

蛇紋岩の蛇模様

7/20 6:13

シブツアサツキ（至仏浅葱）でしょうか

7/20 6:17

イワシモツケ（岩下野）

7/20 6:18

イワシモツケ（岩下野）

7/20 6:19

ミヤマダイモンジソウ（深山大文字草）

7/20 6:36

ハクサンシャクナゲ

7/20 6:37

7/20 6:42

尾瀬ヶ原に日が差し込んで幻想的

7/20 6:43

最後の木段

7/20 6:46

尾瀬ヶ原を振り返ります

7/20 6:46

タカネシオガマ

7/20 6:55

ジョウシュウアズマギク（上州東菊）？

7/20 7:10

至仏山。ガスってますが・・・

7/20 7:21

西側の雲が晴れて来ました

7/20 7:23

一方通行の説明版

7/20 7:29

急激に晴れてきて、浅間山から上越・谷川岳方面が見渡せました

7/20 7:38

ミネウスユキソウ？

7/20 7:40

ハクサンシャクナゲ

7/20 7:43

至仏山頂を振り返ります。なかなか雲がとれません。

7/20 7:50

雲が切れて日が差してきました

7/20 7:52

タカネシオガマ

7/20 7:59

イブキジャクコウソウ

7/20 8:01

ホソバヒナウスユキソウ

7/20 8:02

噴煙を上げる浅間山（左）と谷川岳（右の△山）

7/20 8:04

小至仏山が円錐型で格好いい

7/20 8:06

越後三山

7/20 8:06

タカネナデシコ、たくさん咲いていましたが、みんな濡れてしぼんでました。ようやく晴れて乾いてきた1輪です。

7/20 8:07

7/20 8:09

ホソバヒナウスユキソウ

7/20 8:23

悪路に苦労してようやく小至仏

7/20 8:23

至仏山と尾瀬ヶ原

7/20 8:25

至仏山と石楠花

7/20 8:26

尾瀬ヶ原と石楠花

7/20 8:27

笠ヶ岳

7/20 8:41

ハクサンチドリ

7/20 8:41

ミヤマキンバイ

7/20 8:42

イワイチョウ

7/20 8:43

ハクサンイチゲ

7/20 8:43

ミヤマキンバイの群生

7/20 8:44

？？ウスユキソウ？

7/20 8:48

アルペンローゼ

7/20 8:52

ハクサンイチゲ

7/20 8:52

7/20 8:56

展望台にて。燧ヶ岳もようやく雲がとれました

7/20 9:00

チングルマ

7/20 9:00

シナノインバイ

7/20 9:01

休憩所からの尾瀬ヶ原と燧ヶ岳

7/20 9:04

晴れてすごく暑くなってきたのでコーラ登場

7/20 9:06

すっかりいい天気になりました

7/20 9:06

上空は風が強そう

7/20 9:12

オヤマ沢田代

7/20 9:14

燧とオヤマ沢田代

7/20 9:15

まだ新鮮な石楠花

7/20 9:20

7/20 9:20

7/20 9:25

7/20 9:37

7/20 9:43

7/20 10:21

鳩待峠に無事下山

撮影機器：

EOS M CANON

装備

個人装備

エアマット 夏用寝袋 ヘッドライト カップ 傘 レインスーツ ストック１ カメラ

共同装備

2〜3人用テント1式 銀マット コッヘル大・中 食器セット ガスコンロ１台 水筒大１ レスキューセット

感想

shigetoshi

海の日の連休はアルプス方面はどこも超人気で、いつもたいへんな渋滞や駐車場・天場の混雑に苦労します。そうかといて標高の低い暑い山へ行くのも気が引けて、どこに行くかきまらず、テンションの今一つ上がりません。
そんな中で渋滞予測でまだましそうな関越道方面でどこかいい所がないかと考えた末、お手軽1泊2日でまだ夏には行ったことがなかった尾瀬に行くことにしました。

予想通り、水芭蕉の時期に比べると空いていて、白馬や北岳のような混雑は無くて普通に登山が楽しめました。
心配した駐車場も、戸倉スキー場はガラガラでした。

初日は思っていたよりも天気が悪く、鳩待峠から富士見小屋まで、霧や霧雨で展望は得られませんでしたが、その分この時期としては静かな湿原歩きができました。
尾瀬ヶ原に降りるとメインの縦走路は流石にひとも多く、大ぜいとすれ違いましたが、たいした木道渋滞になることはなく、快適に湿原ハイキングを楽しめました。

午後2時すぎで山の鼻の天場が空いているかどうかが心配でしたが、白馬のように岩の上に張ったりするほどの混雑ではなく、普通に平らな所に場所を確保できました。

夜7時前に土砂降りになって、水溜りにテントを張っているような状態でしたが、なんとか浸水は免れました。

翌日は3時起床、4時20分にはテントを撤収して出発しました。朝のうちはまだ曇っていて、至仏まで涼しく快適に登ることができました。
至仏では西側だけが晴れて谷川岳が望めましたが、尾瀬ヶ原側は見えませんでしたが、帰りの渋滞を避けるために早め下山したかったので、晴れるのを待たずに出発、
その先は思いのほかの悪路で時間がかかりようやく小至仏山に着いたころにはすっかりあれ上がって尾瀬ヶ原や燧ヶ岳も見えるようになりました。

この蛇紋岩の高山帯は至仏山特有の花も多く、夏ならではのお花畑を堪能できましたが、道が悪くて閉口しました。5月はすべて雪の下だったので分かりませんでしたが夏の方が時間がかかります。

オヤマ沢田代からは樹林の歩きやすい道になりますが、気温が上がってきて流石に暑く、結構汗をかきました。
鳩待峠から乗り合いタクシーで戸倉へ戻り、戸倉の日帰り温泉ぶらり館\500に立ち寄って汗を流しました。

コメント

hirok

見事なニッコウキスゲ
shigetoshiさん、こんばんは

テン泊だったのですね
私が行った時間よりもやや遅めだったので、
むしろ天気は良かったようです。
私は至仏山はすっかり雲に隠れてましたが、
shigetoshiさんが歩かれた頃は姿を現してますし、山の鼻はすっかり青空でしたね。

ニッコウキスゲはshigetoshiさんが見たほど
密集して咲いていませんでした
エリア的にはすごい近いはずなのに。。。
shigetoshiさんの撮った写真ぐらい咲いていると、尾瀬だなあと思います。
それにしても花の数が多くてきれいでしたね

shigetoshi

Re: 見事なニッコウキスゲ
hirokさん、こんばんは。

昨年のお盆の白馬岳以来のテント泊でした
たしかに天気はだんだん良くなりましたね。でも、夜にまた大雨が降って、不安定な天気でしたね

ニッコウキスゲは竜宮から山ノ鼻に向かうに連れて増えました。期待していたので、竜宮では拍子抜けでしたが、山ノ鼻では期待通りでした。

masuko121

至仏でしたか
私が歩いた時より、シブツアサツキが咲いていたり少し花の種類がかわりましたね。？は、ツルコケモモ・オゼヌマタイゲキ・ギョウジャニンニクと思います、確認してみて下さいね。

海の日は、やはり中央道は避けたいですね、関越の方が少し渋滞がマシな気がします。

shigetoshi

Re: 至仏でしたか
masukoさん、こんばんは。

シブツアサツキは数株しかみませんでしたが会えてラッキーでした。

花の名前ありがとうございます😊
オゼヌマタイゲキでしたか！
知らずに珍しい花を撮っていたのですね
これもとてもラッキーでした。
調べてみましたが、有毒なんですね 。

中央道は普段の土日でも午後は慢性渋滞ですよね。ましたてや連休ともなると40キロ以上ですから。何とかしてほしいものですね 。

youtaro

ニアミスでしたか
shigetoshiさん、こんにちは。
ここのところ、平日は忙しく、レコを拝見するのが
遅れがちです。。。

hirokさんと同じ日でしたか
私は、本日行ってきました。
レコのアップは明日になりそうです。

尾瀬では５回以上テント泊していますが、山の鼻で
張ったことはありませんでした。結構混みあう
イメージがありましたが、そうでもないのですね。

至仏山のルートは歩き難いですよね。花が沢山で展望も良く
好きな山なのですが、ルートの歩き難さと人の多さから
まだ２回しか登ったことがありません。（あと一方通行で
計画し難いということもありますね）
でも、写真を拝見するとまた登りたくなります

shigetoshi

Re: ニアミスでしたか
youtaro さん、こんばんは

至仏山は雪がない季節に登ったのは20年以上前でしたので、登山道のことは覚えてませんでしたが、100名山らしからぬ道の悪さに驚きました。
それでも、鳩待峠からピストンと思われる人も多くて、驚きました｡

山の鼻に限らず、真夏の尾瀬は多分穴場で空いているんだと思います。
天場がいっぱいだったらどうしようかと心配しましたが、良かったです。

aotty

ニッコウキスゲ！！
shigetoshiさん、こんにちは

遅いコメントとなってしまいました。今、帰宅した所です。
まだピークは来ていないとのことですが、ニッコウキスゲの写真はイイですね これだけの絵が撮れれば十分かなと思いますが、ピークを知っていると満足出来ないといった所でしょうか？？？
まだそういった風景を見た事が無いので、いつか見てみたいですね。

今回は中央道の混雑をさけて関越方面だったのですね。
私の場合、中央道が込めば青梅街道か、上野原ICで降りて檜原へ迂回する事が多いです。高速に比べて倍時間がかかってしまうのは難点ですが。
shigetoshiさんの場合、街の中も走らないといけないので私の場合とはまた状況が違うかもしれませんね。

shigetoshi

Re: ニッコウキスゲ！！
aotty さん、こんばんは。

ぶじにお帰りで何よりです。
夏の尾瀬というと一面のニッコウキスゲ、のイメージだったので、
そのイメージに対しては今一だったのです。
写真は、おいしいところだけ撮っているので、良く見えますが。

高速道路の渋滞予測を見て、決めました。
この連休は標高の高い有名所はお盆と同等に込み合うので、いつも何処に行くか
困ります。
多分来年も尾瀬かもしれませんね。