台高 本沢川支流黒石谷-菅平谷
- GPS
- 26:18
- 距離
- 33.2km
- 登り
- 2,874m
- 下り
- 2,911m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
黒石谷出合付近は駐車スペースが限られているので邪魔なならないようにしたい。 |
写真
感想
夏本番を迎えそろそろ泊りで沢に行きたいと思い地図を眺めていた。
今年は木曽方面を注目している事もあってその周辺を物色していたのだが、ふとマイ地図帳を見たときに計画だけしていた台高の黒石谷の地図が出てきた。
天気は木曽も台高も良さそうだったので最後まで悩んだのですが、今年の初泊りと言う事もあったので記録の多い安定の黒石谷に決めて車を走らせた。
黒石谷は記録が多いのも頷ける大滝・ナメ・渓谷美の三拍子がそろいまくりの銘渓。
プールになっている廊下帯だけは単独では突っ込む気になれないのでそれを巻くとその先の滝も巻いてしまうこととなり、序盤は「こんなに巻いていいのだろうか?」と自問自答を繰り返した。
大滝も数多く、登れる物から見るだけで満足する物まで台高という大きな山脈の一つの支流にこんなに多種多様な滝があるとは台高山脈恐るべし。
黒石谷の記録は殆どが奥黒石谷方面へ向かっているようなので、今回はそれをあえて外して菅平谷に向かう事とします。
宿泊適地の菅平出合野崎は一見して穏やかな始まりだが、その先は結構なゴルジュ連瀑となっている。
ゴルジュの入り口がプールだったので巻きを選択したが、左岸は上りにくい上に面倒な薮に阻まれて結構悪い巻きとなってしまった。
足下からはゴルジュ滝の轟音が響き渡り、ちらちらと見えるその姿は間近に見てみたいの一言だが結局その殆どを高巻いてしまった。
高巻き後にチョットした滝を越えると谷は一転してナメ空間となる。
比較的平らな岩棚があり天気も押さそうなのでここで一泊する事にした。
炊飯の準備をしてお楽しみの焚き火をするために柴を集めるのだがあまり手頃な物が少なく、何より湿っている物が大半で火を付けるのにかなり時間が掛かってしまった。
湿った木から出る猛烈な煙を浴びながらではあったが、それでも焚き火はイイもんだな。
さて二日目は最初に5mくらいの滝が出てきた後は特に何もなく、自転車をデポしたドライブウェイまで淡々と詰め上げ自転車を回収、ダウンヒルの後にダム湖畔をダラダラ進んで黒石谷の出合に無事帰還… と一行でかけるくらい何も出てこず初日に菅平ゴルジュを巻いたことを猛烈に悔やんだ。
だがあれは一般の沢屋が単独で突っ込むところではないので、これは仕方がない事と割り切って帰宅した。
コメント
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10/10に深切谷出合から同じようなルートを辿ったんですが、深切谷内含め、
ツルツル滑りまくって、霞滝直登なんて とても考えられませんでした。
靴裏はフェルトですか?ゴムですか?それとも。。。?
赤黒かったり濃緑のヌル苔が目立ったのでフェルトのほうがマシやったんかなと想像してます。
chukiさん こんばんは
10月の泳ぎの記録に目が点になりました(‥)
靴は同じモンベルサワートレッカーRS(昨年モデルのラバーが剥がれるダメなやつ)です。
私が遡行したときと日本庭園のナメの色が全然違うので夏にコケが成長したみたいですね。
(あの時でも霞滝は泣きそうになったのでコケが成長していたら危なすぎます)
菅平谷のゴルジュ突破されたみたいで羨ましいです。(単独の泳ぎってどうしても敬遠してしまうんです)
なるほど。苔やヌルヌルした微生物の類は夏に成長し、冬に死んでしまうのかもしれませんね。冬は何かカタチを変えて生き残ってるんでしょうけど。
飛騨山脈の谷に行った時も 7月より お盆のほうがヌメってたり、9月のほうがヌメってたりしたことがあったので、納得です。
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