脊振山系 西山 ・・ 反省だらけの一日
- GPS
- 05:29
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 707m
- 下り
- 701m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 5:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
したがって登山口も無いので駐車場もありません。集落の比較的広い道のパーキングエリアに駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
昔の登山道で今は廃道になっています。藪こぎ箇所多数!! このルート、夏は使わない方がいいです。まったくお勧めできません。 登られる方は自己責任でお願いします。 |
写真
感想
今日は天中殺の一日でした・・。
まず計画・・前日、今日は石ころさんとヘイちゃんが脊振にテン泊してるので朝から乱入してみようと急遽脊振行きを計画。
朝5時半に起きて準備をしてたら、先日の西山の尾根コースが気になりだして、急遽行先変更。DIYGPSに地図だけ落として登山口もろくすぽ調べず出発。朝バタバタしてたら、持ってく予定のアクエリアスとウェダーインをテーブルに置き忘れる。
おまけに水は午前中には下ってこれるだろうからコーヒー分だけ持参。
朝食はいつもの通り少しだけ(残り物の巻き寿司一個)・・ただ今日は前日が我が家の前の大濠公園で花火大会。夜はビール飲み過ぎでご飯物をあまり食べていなかった・・。
おまけにお昼もセブンの小さい冷麺と蒸しパンだけにしたのがまずかった・・。
登山口をどこにするか車で走り回ること1時間。
登山口らしいところが無く、寺地集落の比較的広い道のパーキングスペースに駐車してここから登ることにする。既に8時過ぎ・・
ヤマレコにルートが上がってないので国土地理院の登山道を目標に登るが、すでにここ廃道になってるっぽい!!
集落の終わりから尾根の登山道へ取り付く登山道が書かれているが、実際は無し!!藪こぎで尾根にでるとそれなりの荒れた登山道がありました。
いっときこの荒れた登山道を登ると標高500mくらいから更にひどい藪こぎ道となる・・(><)
まあなんとか細い道はあるが、草が茂ってる上につる状の草や刺のある草があり、下に隠れている石は苔むして滑るし、おまけに蜘蛛の巣まで・・
ストックで草を分けながら蜘蛛の巣を払いながら、足をつるに取られ滑りながらの登りとなる。
700mを過ぎて自然林の尾根に入ると下草が無くなり歩きやすい道となり、休憩してアクエリアスを飲もうかと思ったらここで忘れたことに気づく・・。おまけにお腹も減ってシャリバテ気味になったので途中だけどここで冷麺を食べる。水の量を確認したら500ml・・不安がよぎる。
西山山頂に着くと涼しい風が吹いており、休憩しながらコーヒーと蒸しパンで喉とお腹を満たそうとしたが空腹感が収まらない・・水の残りも200mlほど・・だが後は下るだけ・・なんとかなるか。
下山はこれまたヤマレコにルートが上がってない、この前の山行で気になっていたもう一つの尾根を下ることとする。
この前の尾根道との分岐を過ぎると荒れた登山道となり、テープマークも見当たらなくなる。
とは言え、荒れてるとはいえ登山道があるので、GPSでちょくちょくルートチェックをしながら、登山道を塞ぐ倒木や草を払いながら、通れないところは巻いて下る。
下山からはストックを左手に持って、右手にiPhone(GPS)・・流れる汗をタオルで吹きながら下り、林道(標高360mのところ)に出てひと安心・・と思ったら、なんとiPhoneが無い・・おまけに片方のストックの2段目、3段目も無い・・ズボンを見たら裾は思いっきり破れてるし・・・ひえー!!
iPhoneはちょくちょくルートチェックしてたので、アタッチポーチに入れる時にチャックをしなかったのがいけなかった・・
それとiPhoneが無いと車を停めたところまで戻れない。(別のスマホで見れるんですがGPSでMAPを起動すると異常に電池を消費するのであまり使いものにならない・・予備電池も持ってきてないし)
と言うことで、登り返して探すことに・・
ところがもう一度登山道に入ろうとするが、今出てきたばかりにも関わらず取り付きがわからない・・オイオイ!!
登山道らしきところを入って探しながら戻るが見つからない・・なにせ荒れてるので登山道らしきところや途中巻いたりしたので歩いた道がよくわからない・・GPSがあればちゃんと分かるんでしょうが、そのGPSを無くして探すんだからどうしようもありません・・^^;
そうこうしながら戻っていると左手にはっきりとした沢の音が聞こえ出し、西山からの登山道と小爪ルートへの登山道との合流点を過ぎてだいぶ小爪ルート側に入っていることがわかり、戻って記憶をたどりながら合流点を探す。合流点は合流前の支尾根のピークで位置確認しており、藪こぎで登山道へ下りたので、ここら辺りで落とした可能性が一番高いと思い重点的に探す・探す・探す・・が、無い!!
諦めて再度注意深く探しながらゆっくり下るが2つともなかなか見つからない・・
ついにまた林道が見えてきて、諦めかけたその瞬間なんと足元にiPhone(GPS)が・・な・な・なんとこんなとこにあったのかよー!! でも良かったー!!
ストックの下はたぶんもっと上で無くしたんでしょう。見つからなかったが、iPhoneが見つかっただけでも良しとしときましょ♪
再度、林道に出て登り返しで疲れ果てた身体を暫し休め、残り僅かな水を飲んで一服して、なんとか車まで戻り今日の山行は終わりましたが、めちゃめちゃ疲れた上に反省の多い山歩きとなりました・・。
特に一人深い山で初めてのルートで地図を持たずにGPSを無くしたら、またはGPSが壊れたら・・と思ったらちょっと怖くなりました!!
藪こぎルートや初めてのルートの時には印刷した地図も持参しないといけないですね。
それにいつもは多めに持参する水を今日に限って少なくしてたんですが、なにがあるかわからない登山では常に多めに持って行って行かないといけないですね。
とにかく標高の低い近場の山で短時間で往復できると、計画もろくに立てずちょっと舐めすぎてました。改めて山はなめたらイカンです。
やっぱり予定通り素直に石ころさん、ヘイちゃんに会いに脊振山に行っとけば良かった・・(T T)
あーっ、ストックとズボン、買い直さないかん!!
夏の藪こぎはもう絶対せん!!
コメント
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記録読んでてぞっとしました…とにかく無事でよかったです。
iPhoneも見つかったの奇跡的ですね!
ほんとよかった‼︎
こんばんは、タッキー
いやはやご心配おかけしました・・
近場の低山でちょっと舐めすぎてたね
ほんとiPhone見つかって良かったよ
タッキーを連れてく時はこんなルートは行かないんで・・
何か 過酷な1日だったんですね
ズボンが破れるなんて 壮絶すぎます
本当 無事で何よりです。
iPhoneが無いと気づいた時のちゃんさんが目に浮かびそう・・
見つかって良かったですね〜。
私も気をつけます
こんばんは、ミスチルさん
もうお腹は空くし、水も心細いし・・トドメはiPhoneとストックの紛失・・やっと林道に出たと思ったのに・・ホント泣きたくなりました
水もちょっとしかないのに登り返しはキツかったです。
それと登山用のモンベルのズボン、そう簡単には破れないんですが、┐の字にざっくり破れてました・・たまらんです
やっぱ山はなめたらいかんですね
でも、とっても楽しそうな山行ですね〜
そういえば、去年の9月、日田の国見山(867m)がこんな感じで、ひどいもんでした
お疲れ様でした
こんばんは、ヘイちゃん
マジでそっち行くべきでした・・。
昨日は盛り上がりました?
んで、記録上げずに山行ってたんですね・・
もう夏の藪こぎはやーめた。っと
白骨化していますね…
クロちゃんも参戦していたのですから素直に合流すべきだと思いまーす。
ご無事でなによりでした
こんばんは、クルリンちゃん
そうなんですかー!!クロちゃんも参戦されてたんですか・・
やっぱ素直に行くべきでした・・
突然思いついて山行きすると色々忘れたり
してとんでもない事になったりしますよね〜。
でもご無事で何よりでした❗
こんばんは、クロちゃん
そうなんですよねー。前の日は飲んでるし、朝バタバタと準備して結果がこれですから・・
ちゃんと準備しないといけないですね。
ちなみにクロちゃんも脊振でしたか・・行けなくて残念!!
チャンさんお疲れ様でした。
解ります、事態に至って以後の対処に不安を抱きながら
再起する時までのその間のあの気持ち…
一件落着で何よりでした。 ^^
yasu
こんばんは、ヤスさん
ほんと水が少なくなってる中で林道に出て「着いたー!!」と思った途端、心はどん底でした・・
登り返しの辛かったこと・・
散々だったようですね!
道があるのに道がない 西山は舐めたらあかんですね!
まあiPhoneがたまたま見つかってチョーラッキーと思わないかんですね
背振に行けばクロちゃあ居たんですね
こんばんは、ツネさん
西山はもう絶対行かんばい!!
それにしてもツネさんが山ガールと楽しいキツネ狩りの最中に・・トホホ
ちゃん隊長ともあろう方が、
いや、さすがわちゃん隊長と言うべきか…
iPhoneと再会するなんて
ミスターヤブコギスト!!
ズボン破って
ストックズタズタ
棘で血がにじむ…
あらためて尊敬します〜
いや〜
こうゆうの大好きです♪
こんばんは、おーむさん
あっ、こういうのおーむさんにお任せしますよ・・
もう懲り懲り・・
でもiPhone出てくるなんて、やっぱ私って持ってるんでしょうかね
良い子は真似しちゃいけないパターンですね。(笑)何はともあれ無事に携帯も見つかり下山出来て良かったですね。
こんばんは、カミさん
そうですね。でも良い子はこの記録見たら真似しないでしょうね
舐めると 面白い文章が書けますね おっと失礼
おはようございます
ドキドキしながら 一字一句 取りこぼさないように読みましたよ
面白かっ 違う違う 大変でしたネ
でも見つかって ホッ でしたね
あの〜 私も土曜日は藪を登れなく 泣き泣き帰りました
こんな面白い 違っ ドキドキではありませんでしたが 心臓はパクパクでした
こんばんは、石ころさん
石ころさんも藪こぎチャレンジでしたか・・
でもこの時期の藪こぎは止めたほうがいいですね
もうホント笑い事じゃなかったんですから・・
石ころさんも笑いごっちゃ無い羽目になりますよ
スマホだけでも見つかってよかったですね。
私も前に遭難未遂した時は、
ガーミンの電池が切れる。
スマホの電池もギリギリで圏外。
無線機を落とす。
パニックで汗をかきすぎて水が無くなる。
非常食が棒ラーメンしかない。(笑)
でした。
ミスがミスを呼ぶってやつですねぇ〜
こんばんは、ツルさん
悪い方に回りだすとどんどん深みに入っちゃいますよね・・
下山時、お腹は空くし喉は渇くしでやっと林道に出たと思ったらこれですから・・
でも最悪の事態になる時って、意外とこういう時かもしれませんね
藪漕ぎのお写真だけでもガクブルしてたのに、感想読んで余計にガクブル
ズボンとストックは痛い出費になりそうですが、あいぽんと無事にちゃんさんが下山出来て良かったです
やっぱ脊振に来れば良かったとにぃ〜
こんばんは、ゆかちゃん
今思うとなんで急に西山にしたかな?って思ってしまいます・・。
うーん、ゆかちゃんも行ってたんなら何としてでも脊振だったな・・
でも、時既に遅し・・
こんなことあるんですねー
失礼かと思いますが、笑ってしまいました
・・・で、勉強になります
とりあえずiphoneだけでも見つかって良かったですね
こんばんは、ソルちゃん
あーっ、笑ったね。でも笑っていいよ
でも我が身に振り返らないように・・参考にしたってー!!
ほんと、iPhone見つかって良かった
チャンさん 噂では、聞いてましたが、
ガシガシ君!(^^)ですね〜 (笑)
でも、ほ〜んとに、ドキドキしながら読みましたっ!(^-^;)
おズボン破れるとか・・・ガシガシ君&あばれる君 だ!
ケガなくて m(_ _)mご無事で何よりですぅ〜
みつかって良かったですね! チャンさんの笑顔か目に浮かびます〜(^_-)
こんばんは、カズさん
あばれる君って言われると大トラっぽいなー
でも呑んでも大トラにはならないので、ご安心を
iPhoneを目の前に見つけた時は、ホッとしましたが、反面、えーっ!!、こんなところにーっ!!て感じもありましたね。
まあ、林道に出て登り返そうと思ったらどこから出てきたかわからんくらいだったので仕方が無いのですが・・
お疲れ様でした。
そして、チャンさんとi phoneがご無事で良かったです(´▽`) ホッ
お1人で行かれてて、忘れ物があるとそれだけでも気になって
注意散漫になってる状態での更なる悲劇
チャンさんのレコを見て改めて思いました。
当日、予定変更するにしてもある程度下調べしてる所以外の
変更は危険が一杯あると。
ズボンとスットクは代えがありますが、チャンさんの代えはありませんので
本当に良かったです。
私も、山地図とコンパスの使い方習わないといけないなぁ
こんばんは、チアキさん
ご心配頂きありがとうございます
遭難という心配までは感じませんでしたが、ちょっとショックが・・・
でもこれが深い山の中で一人だった場合は・・と考えたら怖くなりました。
逆にGPSの安心感ってのは、半端ないなとも改めて感じた次第です。
山地図とコンパスの使い方・・習われるに越したことはないです。是非!!
ドラマですね〜
「どんな状況でもこの程度のルートならなんとか生還はできる。」という無意識の油断がこんな素晴らしい筋書きのないドラマになったんですね
「このドラマの結末は何かなあ〜?」と読みながら考えてました。「たぶんアイフォンだよな〜」ストックの先を発見しても感動ないし、帰れないし、やっぱドラマの結末はアイフォンが最高の結末だよなあ〜、でも「結局、スマホも見つからず…。」なら「本物の筋書きのないドラマ」ですけど。
学生時代、五家荘の山奥に行って下山した時バイクのカギをなくしたことに気づき、頂上から途中の沢を2往復したことがあります。落とした可能性が一番高い休憩した場所を時間をかけて徹底的に探し、その後、少しでも可能性のある所を1つ1つチェックし、2回目ともなると「これだけ探してないなら、もう時間的にも無理だな。」と完全に諦めて一番近い人家まで歩くことを決心して、2回も徹底的に探した休憩場所をボーッと眺めていたら目の前に…。一番必死に探した所にありました。
そのドラマの原因はchenguさんが書かれているような直接の原因から遠い原因まで複雑に絡んでいましたが、反省と共に教訓としても大切な思い出です
こんばんは、westupさん
そうなんですよねー。
予想以上の藪こぎに嫌気が差してきたところに、アクエリアスとウェダーインを忘れた上に持参した水が少なかった・・・おまけに空腹が募って知らないうちに気が焦ってたんでしょうね
下りを焦りすぎてちゃんとポーチのチャックをしなかったり、無理してヤブを漕いだりした結果がこれでしょう
余裕を持って行動していたら、一つひとつの行動がきちっとして、結果は違ってたんでしょうね。
いい勉強になりました・・
無事でなによりです!
それにしても今回のは過酷すぎですね(滝汗)
廃道に藪漕ぎとは、、、写真や感想見て辛さが伝わってきました(滝汗)
しかも水や食料やGPSがないってのはかなり恐怖ですね(;´Д`)
こんばんは、よーこさん
ご心配ありがとうございます
水が少なくなったことと空腹感からちょっと焦ってたんでしょうね
初めての藪こぎ覚悟のルートにして、あまりにも舐めすぎた山歩きでした・・・
ちなみによーこさんの場合はものすごく緻密な計画と山行準備でおまけに当日の道具もきっちり写真を取りながら準備されてるので問題無いでしょうね
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