甲斐駒ヶ岳〜ぶら〜り山旅(黒戸尾根編)〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 2,451m
- 下り
- 2,458m
コースタイム
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:30
- 合計
- 7:49
天候 | 1日目:くもり夕方一時にわか雨、2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
整備状況は申し分なし。(無愛想だが)七丈小屋のご主人をはじめとした関係者の献身的な整備のおかげと想像される。大感謝である。 深田久弥によると、「日本アルプスで一番つらい登りは、この甲斐駒ヶ岳の表参道(すなわち黒戸尾根)かもしれない」(深田久弥,甲斐駒ヶ岳,「日本百名山」第22刷,新潮社,東京,p. 328 (1990))と記しているとおり、前半は、急峻ではないが樹林帯の長い登り、後半は、梯子、鎖場の連続する急峻な登り。岩には足つぼなどが掘られ親切ですが、御来迎場と頂上の間の岩場の何カ所か、少し難しいと感じる所もありました。 |
その他周辺情報 | 下山後、尾白の湯に入浴(820円) |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
南アの山の大きさを存分に味わおうと、黒戸尾根を計画。甲斐駒だけに2日を費やす贅沢な山旅。混雑を避けるため、平日の2日、夏期休暇を使って登ってこよう。
山行前日の21時頃自宅を出て、新宿付近の工事渋滞にはまりながら、尾白川渓谷の駐車場に夜中の2時前に到着。そのまま、布団を持ち込んだ車中で仮眠を取る。1日目は七丈小屋泊まりなので、6時とゆっくりめに出発。前半は、南ア特有の蒸し暑い樹林帯の登り。長丁場なので、焦らずゆっくりと登る。息は上がらないものの、汗をたっぷりかかされ、バテバテとなる。こまめに休息。水分補給を心がける。刃渡り辺りから、修験道らしい急峻な道となる。随所に梯子、鎖場。垂直な岩には足つぼが掘られ親切だ。七丈小屋には、13時56分到着。麓から8時間もかかった。何と南アの山の大きいことか。1日歩いても、稜線に出ない。小屋のテラスでくつろいでいると、雷鳴が聞こえ、雨が降ってきた。夕食後、テラスに戻ると、鳳凰三山に虹が架かっていた。今宵の宿泊者は10名程度。
2日目は、夜明け前出発。4時22分。東の空がどんどん赤くなってくる。御来迎場付近で御来光。太陽は奥秩父の金峰山・国師が岳方面から昇ってきた。御来迎場からは急峻な岩の道。岩を手で掴んだまま何度も肩で呼吸する場面も多くなってきた。甲斐駒頂上到着は6時37分。花崗岩の白い砂礫の綺麗な頂上だ。今日はドピーカン。展望も申し分ない。ただ北ア方面だけはもやで展望が利かず残念であった。頂上には昨日小屋で一緒になった若者と2人だけ。早朝の頂上は静かであった。やがて学生の7〜8名パーティーが登ってきて賑やかになった。7時27分、頂上を後にした。下りは意外とスムーズに岩場を通過でき、七丈小屋に8時49分到着。冷たい水場で喉を潤し、顔を洗った。帰りの下りも長かった。こまめに休息を取り、水分を補給した。汗だくだくで駒ヶ岳神社に13時42分着。七丈小屋から5時間近くかかった。尾白川渓谷で水遊びをする家族連れの歓声がこだまし、私も水に飛び込みたい気持ちになる。その代わり、山の汗は、尾白の湯で流すことができた。広くて綺麗な温泉施設であった。平日というのに、小仏トンネル13 kmの渋滞にはまり、千葉の自宅に帰り着いたのは21時前になってしまった。
こんばんは^^
1日目の写真が「う!天気悪い」と思っていたら、まぁー2日目の大展望。
気持ちヨサゲですねー。
行ったばかりなので臨場感が伝わってきます
やはり山はゆっくりノンビリ、ぜーぜー、地道に登るのがベターですね
しかし、山よりも都心を突き抜ける方がキツそうです
ブルスカさん
このコース、私には日帰り絶対無理です。
七丈小屋に着いたときはもうヘトヘト。
無理に歩くと、後半事故に遭う確率が高くなるなと感じました。
しかし、ノロノロ山旅のおかげで早朝の素晴らしい景色が堪能できました。
仕事サボった甲斐がありました。
中央道の渋滞、何とかならないですかね。
平日なのにまさか小仏の大渋滞があるとは思いませんでしたよ。
その先も調布付近でノロノロ・・・。
周囲ぐるりと山の名前が分かるって、やっぱりすごいっす。
綺麗な青空と眩しい緑の山
写真追いかけながら、ビール の本数、カウントしてしまいました
黒戸尾根行きたーい!!!なんと言っても響きがカッコイイ!
道中の渋滞もお疲れ様でした
mierinさん
黒戸尾根、騙されたと思って、是非行ってみて下さい。
変化に富んだ歩き甲斐のあるコースですよ。
特に後半はアスレチックみたいで、
mierinさんも十分楽しめると思いますよ。
山座同定は、学生時代からの趣味でイラストを描いて地図で調べて覚えました。
一種のオタクですね。
平日、山を見ながらみんなが仕事をしていると想像して飲むビールは、また格別な味わいがありますね。
Atsu兄♪
おっ ! やっぱり行ってきたんだねーー
平日、小屋泊りでのんびりとは超うらやましい
それにしてもさぁ
朝食がノンアルビールとビーフジャーキーって
どういうこと?(笑)
山の名前どころか・・・
私は方向も怪しくて
こんな人が山に登っていいのでしょうか?
kazumiさん わんばんこ(古!)。
黒戸尾根、行っちゃいました 。
出世欲もないし、今年も首にならない程度に、休暇を取って行きますよ。
ノンアルビールは私にとって最も効果的なエネルギー源です。
ほんとは、本物の を飲みたいところですが・・・
運転等がありますから・・・
帰りも、七丈小屋でノンアルビールをゲットして、これを(笹の平分岐まで)励みに頑張りました。
山の名前は自然に覚えます。
山の楽しみ方は、人それぞれです。
とにかく、kazumiさんも山で元気になるのですから、立派なアルピニストです。
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