琴引山〜大万木山〜鯛ノ巣山、きつかったが充実のロングトレイル

2024年06月15日(土) [日帰り]

• GPS: 10:54
• 距離: 23.0km
• 登り: 1,807m
• 下り: 1,904m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:31
• 休憩: 1:23
• 合計: 10:54

距離 23.0km 登り 1,807m 下り 1,904m

6:58 スタート地点
7:09 佐見ルート登山口
8:03 8:13 琴引山
9:45 9:48 草ノ城山
10:46 10:49 草峠
12:11 12:12 渓谷コース分岐
12:30 12:32 大万木山
12:37 12:38 山頂展望台
12:41 13:25 大万木山
13:28 13:30 大万木山頂避難小屋
13:55 13:56 祠(地蔵尊展望台)
14:28 14:29 新生坊峠
14:43 14:44 毛無山展望台
15:06 15:11 (吉田)毛無山
15:23 広島県最北端
15:34 15:36 鉄屋山
16:42 16:43 弁当大岩（展望の岩壁）
16:49 16:55 鯛ノ巣山
17:15 こうもり岩
17:41 鯛ノ巣山登山口
17:52 鯛ノ巣山駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

鯛ノ巣山の登山口駐車場に車を1台デポし、もう1台を琴引フォレストパークスキー場の駐車場に置いてからスタートしました。

コース状況／危険箇所等

（吉田）毛無山から鯛ノ巣山の弁当大岩の間で、ササが登山道に張り出しており、腰から胸くらいの高さがあるところがありましたが、手で払いのける必要もなく軽いヤブ漕ぎとう程度でした。それ以外は、ササ刈りもしてあり、よく整備されたコースです。和恵展望台からの急坂の登りと、大万木山手前の大階段の2箇所がきつかったです。
　なお、本コースには危険個所はありませんが、全山、マムシ・クマに注意となっており、実際マムシは登山道上で3匹ほど見かけました。クマには遭遇しませんでしたが、下山後立ち寄ったラムネ温泉で、地元の方からからクマはよく出没していると聞きました。

その他周辺情報

下山後、雲南市頓原町のラムネ温泉で汗を流しました（入浴料600円）。
https://www.ramune-ginsen.com/

写真

6/15 6:06

奥出雲町上阿井にある鯛ノ巣山の駐車場、トイレもある。ここに車を1台デポして、琴引山登山口のある琴引フォレストパークスキー場に向かう。

6/15 6:59

琴引フォレストパークスキー場をスタート、ゲレンデの左側を登っていく。琴引山の頂上は、写真では左端のピークになる。

6/15 7:07

ウツボグサ

6/15 7:07

後ろを振り返ると、ドーンと三瓶山。

6/15 7:08

ゲレンデを10分ほど歩くと、佐見ルートの登山口

6/15 7:33

谷沿いの登山道

6/15 7:35

弦の清水

6/15 7:39

コアジサイ、この後、数多く咲いていた

6/15 7:41

大神岩、迫力がある

6/15 7:55

頂上直下にある琴引神社の大岩

6/15 7:56

パワースポット感が満載の琴引神社、

6/15 8:02

本日1つ目のピーク、琴引山の山頂。

6/15 8:06

頂上には、飯南町のマスコットキャラクター「い〜にゃん」

6/15 8:04

正面に三瓶山、左には大江高山の山並み、下方には出発したスキー場が見える。

6/15 8:05

正面奥に大万木山、はるか遠くだ。今日はあの大万木山のさらに向こうまで行くのか思うと、深く考えないことに（笑）とにかく歩くだけ！

6/15 8:14

ピンボケだがアサギマダラが飛んでいた

6/15 8:40

登山道脇に咲くササユリ

6/15 9:05

かろうじて落ちずに枝に残っていたエゴノキの花

6/15 9:09

レンゲツツジ

6/15 9:13

登山道はきれいに刈りはらわれ、いい感じのブナ林

6/15 9:47

本日2つ目のピーク、草の城山

6/15 9:43

左奥の平らな山が大万木山、まだまだ遠い。

6/15 9:50

コバノフユイチゴ

6/15 10:00

ニガナ

6/15 10:03

タツナミソウ

6/15 10:13

和恵展望台

6/15 10:19

ここは県民の森、学びの森ゾーンだそうだ

6/15 10:38

和恵展望台からの急坂を登り切ったところ

6/15 10:49

草峠（さんだわ）。一旦、林道に出てすぐに登山道に入る。

6/15 10:56

広々とした登山道

6/15 11:01

ここにもササユリ

6/15 11:26

これは5〜6月ごろに咲くノギクで、ミヤマヨメナ

6/15 11:28

ギンリョウソウ

6/15 11:29

展望が開けたところから見る大万木山、だいぶ近づいた。

6/15 11:30

後方には三瓶山、左下には頓原の街並み

6/15 11:33

白色のコアジサイ

6/15 11:46

大万木山まであと少し

6/15 11:59

大階段、ここは長くてきつかった。

6/15 12:30

5時間半かけてやっと着いた、本日3つ目のピークとなる大万木山の頂上。ここまで距離は12kmと半部だが、累積標高は1300m超と3分の2なので、この後も何とか行けそう。

6/15 12:31

三角点

別々の写真を合成してみた、やっぱりちょっと変（笑）

6/15 13:25

頂上の台地にはブナの大木が林立する森が広がっている

頂上の近くにあるタコブは圧巻の存在感、神が宿ってるかのようにも思える。

6/15 12:38

山頂展望台からの眺め。霞んではいるが、大山も見えた。

6/15 13:24

頂上にある案内板。頂上で昼食として大休止とする。

6/15 13:27

山頂避難小屋

6/15 13:31

美しいブナ林の中を下る、本当に気持ちがいい。

6/15 13:32

登山道の脇にはサンカヨウの群落

6/15 13:32

実がついている

6/15 13:36

オオカメノキ

6/15 13:37

避難小屋から10分ほど下ると水場がある。とても冷くておいしい。

6/15 13:46

頂上からずっと気持ちの良いブナ林が続く

6/15 13:54

地蔵尊展望台

6/15 14:03

ヤマボウシ

6/15 14:28

新生坊峠、ここにはちゃんとしたトイレもある。

6/15 14:29

東屋がある新生坊峠の展望台

6/15 14:38

ヘビイチゴ

6/15 14:40

新生坊峠10分ほどで毛無山展望台

6/15 14:41

どっしりとした大万木山の山容

6/15 14:42

東方向の眺め、三瓶山も遠くなった

6/15 14:42

こちらは毛無山

6/15 14:43

北東方向の眺め、右奥には小さく孝霊山

6/15 14:44

幡屋三山（馬鞍山・太平山・八重山）アップ（中付近）

6/15 14:49

ブナ林の中を進む

6/15 14:53

目の前に毛無山

6/15 15:11

4つ目のピーク、（吉田）毛無山の頂上、名前とは違って、木々に囲まれ展望はない。

6/15 15:14

毛無山を過ぎると、登山道はササに覆われてきた

6/15 15:35

今日5つ目のピーク鉄屋山（てつややま）の頂上、ササに覆われており標識もない。

6/15 15:38

鉄屋山を過ぎるとササが深くなるが、踏み跡はしっかりとあり、軽いヤブ漕ぎという程度。

6/15 15:51

6/15 15:52

この辺りは木の枝が張り出し、ちょっと歩きにくかった

6/15 15:55

展望は開けて、猿政山（左）と毛無山

6/15 16:01

ササに覆われた樹林の中をひたすら進む

6/15 16:15

やっと木々の間から鯛ノ巣山が見えた

6/15 16:40

展望が開けて弁当大岩、眺めがよい

6/15 16:41

上阿井の谷挟んで正面に猿政山、左下には櫻井家住宅

6/15 16:41

北東方向の眺め、大山や船通山が見える

6/15 16:42

大山アップ

6/15 16:42

船通山アップ

6/15 16:46

弁当大岩から鯛ノ巣山の頂上にかけては、なだらかな稜線を進む

6/15 16:55

本日6つ目、最後のピークとなる鯛ノ巣山の頂上に着いた！本当にここまで長かった。

6/15 16:48

頂上から北東方向のの眺め

6/15 16:49

大山アップ

6/15 16:54

宍道湖アップ

6/15 17:10

頂上から下る。途中、葉l区力のある大岩がたくさんある。

6/15 17:14

こうもり岩

6/15 17:17

ヤマアジサイ

6/15 17:20

ヤマブキショウマ

6/15 17:22

アマドコロ

6/15 17:41

鯛ノ巣山登山口、ここから車をデポしておいた駐車場に向け林道歩く。

6/15 17:46

ヤマアジサイ、こちらは紫色

6/15 17:52

駐車場まで戻ってきた。約11時間の山歩き、ご苦労様。

6/15 18:04

鯛ノ巣山登山口近くの上阿井福原にある福寿水、冷たくておいしかった。

6/15 18:10

下山後、上阿井福原から見た鯛ノ巣山。

撮影機器：

NIKON D5500 NIKON CORPORATION

iPhone SE (2nd generation) Apple

iPhone 13 mini Apple

感想

tamuzin

　これまで大万木山と鯛ノ巣山は登ったことはありましたが、その両山の間は歩いたことがなく、chikakuさんの山行記録を見て、琴引山から鯛ノ巣山までのロングトレイルに挑戦しようと思っていましたが、一人では難しいことから実現できていませんでした。
　chikakuさんのヤマレコ→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-302727.html
　ですが、最近よく一緒に山に行く職場の山トモさんに話してみたらOKとのことだったので、梅雨入り前の晴れ間を見て出かけてきました。
　当日は、くもりの予報が外れて1日中晴れで、気温は高かったですが、風もあって蒸し暑くはありせんでした。しかし、さすがにロングコースなので、最後の方は疲労困憊でした。特に毛無山からは展望も少なく、ササに覆われた変化のない登山道を、クマに遭遇しないかとヒヤヒヤしながら黙々と歩いたので、弁当大岩に着いた際の目の間に広がる大展望は感動ものでした。
　今回は、累積標高1900m、距離23kmを約11時間かけてのロングトレイルで、さすがにきつかったですが、本当によく歩いたなあ、とう充実感いっぱいの山行きとなりました。登山者には大万木山の山頂で出会った二人だけだったので、これは少し寂しい感じでした。
　また、琴引山から鯛ノ巣山までは大部分にブナ林が広がっており、特に大万木山周辺は見事で美しく、本コースの大きな魅力です。
　なお、chikakuさんは、毛無山〜鯛ノ巣山の山行きの際に、登山道のササ刈りを個人的にやっておられるとのことで、今回苦労することなく歩けたのもchikakuさんのおかげで、感謝いたします。
　chikakuさんの鯛ノ巣山の山行記録→https://www.yamareco.com/modules/yamareco/search_record.php?uname=chikaku&request=1&ptid=8052

コメント

satopan7

tamuzinさん。おはようございます。
ロングトレイルお疲れ様でした。長くて歩き甲斐ありそうです。
広島・島根はちょっぴり遠く，比婆山，三瓶山辺りの有名どこに行くくらいなんですが，大万木や鯛ノ巣などよさげな場所が多いですね。スケルトンサンカヨウを一度見に行こうとは思っていましたが，こんな楽しみ方もあるんだなって思いました。
おじゃましました。

tamuzin

satopan7さん、コメントありがとうございます。
私もまだサンカヨウの季節には登ったことはないですが、群落があるので、それは素晴らしいことと思います。また、大万木山のブナ林は、秋や冬の季節もいい感じになっているので、おススメです。島根の山を楽しんでください。