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Yamareco

記録ID: 696905
全員に公開
ハイキング
丹沢

鍋割山北西山域のマイナールートを楽しむ

2015年08月12日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:36
距離
21.2km
登り
1,988m
下り
1,998m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:11
休憩
0:26
合計
8:37
7:55
4
7:59
8:00
20
8:30
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44
9:14
9:16
5
9:21
9:24
22
10:01
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16
10:25
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24
10:49
10:54
51
11:45
11:47
62
12:49
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3
13:15
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5
13:20
13:26
0
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1
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18
13:44
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6
14:00
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10
14:10
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4
14:14
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73
15:27
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13
15:40
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26
16:06
16:06
25
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:新松田BS(7:30発)から寄
※いつもの調子で6:55に乗る予定でしたが、本日は平日←うっかりしてました
40分ほど時間を持て余し、箱根そばで少し時間つぶし

帰り:大倉BSから渋沢
コース状況/
危険箇所等
【寄〜ツルハシ尾根〜鍋割峠】
・水量はふつうで沢の徒渉に支障ありませんでした
・ツルハシ尾根は道標ありませんが、尾根筋で危険個所、路迷いの心配ありません
・鍋割峠までは一般登山道で歩きやすく危険個所ありません

【鍋割峠〜旧峠】
・急斜面の下降、痩せ尾根、残置ロープに頼っての下り、登りがあります
・特にロープで降りた後の1〜2mのトラバースが危険

【鍋割山北尾根】
・道標ありませんが危険個所なし

【林道〜北尾根への登りかえし】
・急な登り、痩せ尾根、スリップによる滑落に注意が必要です

【鍋割山〜花立小屋辺り】
・危険個所ありません

【源次郎尾根】
・概ね踏み跡明瞭ですが、草原広場など踏み跡がなくなりますのでRFに注意
本日は寄BSからスタート
(気温は25℃くらい、どんより曇っています)
2015年08月12日 07:59撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/12 7:59
本日は寄BSからスタート
(気温は25℃くらい、どんより曇っています)
ツルハシ尾根取りつき
(コシバ沢でお会いした単独の方も同じルートを先行されました)
2015年08月12日 09:28撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/12 9:28
ツルハシ尾根取りつき
(コシバ沢でお会いした単独の方も同じルートを先行されました)
鍋割峠にある石如来
(本日も無事に下山できるようお願いします)
2015年08月12日 10:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/12 10:01
鍋割峠にある石如来
(本日も無事に下山できるようお願いします)
旧峠へは一旦沢に降りて崩壊地を見送りここの尾根を登りかえします
2015年08月12日 10:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/12 10:12
旧峠へは一旦沢に降りて崩壊地を見送りここの尾根を登りかえします
オガラ沢経由でユーシン方面に降りるルートの入口(計画通りならここに戻ってくる予定)
2015年08月12日 10:25撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/12 10:25
オガラ沢経由でユーシン方面に降りるルートの入口(計画通りならここに戻ってくる予定)
北尾根のお気に入りポイントのひとつ
2015年08月12日 10:26撮影 by  iPhone 5s, Apple
5
8/12 10:26
北尾根のお気に入りポイントのひとつ
左端が塔ノ岳と思われます
(時々薄日が差しますがどんよりしています)
2015年08月12日 10:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 10:35
左端が塔ノ岳と思われます
(時々薄日が差しますがどんよりしています)
林道に降り立ちました
(ここから林道を下りますが、沢からの土石の流出が激しく、道は荒れています)
2015年08月12日 10:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/12 10:54
林道に降り立ちました
(ここから林道を下りますが、沢からの土石の流出が激しく、道は荒れています)
熊木ダムの手掘りトンネルから取りつく予定でしたが、登りやすそうなのでルート変更しここから登ります
(取りつきは急ですが、尾根に乗っても急でした(^^;
2015年08月12日 11:11撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/12 11:11
熊木ダムの手掘りトンネルから取りつく予定でしたが、登りやすそうなのでルート変更しここから登ります
(取りつきは急ですが、尾根に乗っても急でした(^^;
こんな感じの尾根を登りますが、両サイドにも沢を挟んで似たような支尾根があります
(ピークから下降する場合はどの尾根にしようか迷うところですね)
2015年08月12日 11:17撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 11:17
こんな感じの尾根を登りますが、両サイドにも沢を挟んで似たような支尾根があります
(ピークから下降する場合はどの尾根にしようか迷うところですね)
小ピークに到着
(意外にも鹿柵と脚立があってビックリ)
2015年08月12日 11:32撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 11:32
小ピークに到着
(意外にも鹿柵と脚立があってビックリ)
苔に覆われた痩せ尾根も通過
(テーピングなのどマーカーは今のところありません)
2015年08月12日 11:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 11:38
苔に覆われた痩せ尾根も通過
(テーピングなのどマーカーは今のところありません)
ここで初めてケルンと黄色いテーピング
(以前探検隊の方々が下降された鉄砲沢右岸尾根への入口のようです)
2015年08月12日 11:43撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 11:43
ここで初めてケルンと黄色いテーピング
(以前探検隊の方々が下降された鉄砲沢右岸尾根への入口のようです)
痩せ尾根が続きます
(難しくありませんが落ちたらアウトです)
2015年08月12日 11:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 11:50
痩せ尾根が続きます
(難しくありませんが落ちたらアウトです)
ここも苔が美しい
(低木が進路をさえぎり進みづらいところです)
2015年08月12日 12:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:01
ここも苔が美しい
(低木が進路をさえぎり進みづらいところです)
オガラ沢乗越?に到着
(この辺りも黄色のテーピングがいたるところにあり、惑わされないように注意が必要)
2015年08月12日 12:09撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:09
オガラ沢乗越?に到着
(この辺りも黄色のテーピングがいたるところにあり、惑わされないように注意が必要)
シロザレの難所で、両サイドは底が見えません
(短いですが最初の2〜3歩は手がかりはなくスリップしたら...)
2015年08月12日 12:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:13
シロザレの難所で、両サイドは底が見えません
(短いですが最初の2〜3歩は手がかりはなくスリップしたら...)
ここでチェーンスパイク登場
(こういうシーンには絶大な威力を発揮します)
2015年08月12日 12:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:15
ここでチェーンスパイク登場
(こういうシーンには絶大な威力を発揮します)
登り切って見下ろします
(右に見える細い立木に手が届くまでが緊張しました)
2015年08月12日 12:16撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:16
登り切って見下ろします
(右に見える細い立木に手が届くまでが緊張しました)
なだらかな窪地が個人的にはお気に入りでつい写真を撮ってしまいます
2015年08月12日 12:33撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:33
なだらかな窪地が個人的にはお気に入りでつい写真を撮ってしまいます
いい感じの地を這う根ですがピンボケでした
2015年08月12日 12:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/12 12:35
いい感じの地を這う根ですがピンボケでした
マムシが尾根のど真ん中にいました
(毒を持たない蛇はするすると逃げていきますが、こいつは少し動いて様子をうかがっています。このあと怖くて地面の根っこを掴めなくなりました)
2015年08月12日 12:38撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:38
マムシが尾根のど真ん中にいました
(毒を持たない蛇はするすると逃げていきますが、こいつは少し動いて様子をうかがっています。このあと怖くて地面の根っこを掴めなくなりました)
ここを登り切れば北尾根に合流です
2015年08月12日 12:48撮影 by  iPhone 5s, Apple
8/12 12:48
ここを登り切れば北尾根に合流です
無事に戻って来れました
2015年08月12日 12:49撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 12:49
無事に戻って来れました
杉苔とタマゴタケ
(カラ?から頭を出した直後の幼菌がかわいい)
2015年08月12日 13:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 13:10
杉苔とタマゴタケ
(カラ?から頭を出した直後の幼菌がかわいい)
鍋割山直下のなだらかな登り
(天気が良ければ雨山方面の眺めがよいところですが...)
2015年08月12日 13:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
8/12 13:15
鍋割山直下のなだらかな登り
(天気が良ければ雨山方面の眺めがよいところですが...)
鍋割山山頂に到着
(数名の登山者がいましたがひっそりしていました)
2015年08月12日 13:22撮影 by  iPhone 5s, Apple
2
8/12 13:22
鍋割山山頂に到着
(数名の登山者がいましたがひっそりしていました)
源次郎尾根にある草原のシンボルツリー
(ガスで何も見えませんがここに立てて良かったです)
2015年08月12日 14:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
4
8/12 14:35
源次郎尾根にある草原のシンボルツリー
(ガスで何も見えませんがここに立てて良かったです)
長い林道歩きを経てやっとの思いで大倉に到着
(本日も我慢できずにゴクリ)
2015年08月12日 16:35撮影 by  iPhone 5s, Apple
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8/12 16:35
長い林道歩きを経てやっとの思いで大倉に到着
(本日も我慢できずにゴクリ)
撮影機器:

装備

個人装備
チェーンスパイク

感想

当初の計画では下降で熊木ダムを目指す予定でしたが、やはり無謀でした。計画変更してよかったと思います。

計画では熊木ダムの手掘りトンネルを右から巻いて登る予定でした。melonpanさんの情報では以前は登れたようです。状況が変わって崖っぽくなっていて難しそうなので現場で判断するつもりでしたが、途中で取りつきやすそうな尾根が目に入って吸い寄せられてしまいました。急な痩せ尾根ですが、下降に使われた記録もあったようなので安心して登れました。(これもmelonpanさん情報)

小ピークからは痩せ尾根が連続してところどころ緊張する場面もありましたが楽しく登れました。下りに使う場合はやはり支尾根が入り組んでいるところもあるので経験のある方と同行するか、登りで状況を知っておくと安心かもしれません。

シロザレの危険個所も事前に聞かされていたのでチェーンスパイクを準備、正解でした。ここは下りで使う場合は短いですがロープを出した方がいいかもしれません。

途中でマムシにも遭遇しました。すぐ足元で何か動く音がしてよく見ると独特の網目模様でビックリ、まさか尾根のど真ん中にいるとは想像していませんでしたが噛まれなくてよかったです。足元はスパッツをつけていたので問題ありませんが素手で地面近くの根っこなどをつかんで登ることもよくあるので油断できませんね。救急キットにポイズンリムーバも付け加えないといけません。次回の山行までに手に入れておきます。

最後は源次郎尾根の下降ですが、以前から下りたいと思っていたのですが降りた後の林道歩きがネックでなかなか踏み出せませんでした。今回意を決して歩いてきました。あいにくの展望でしたがシンボルツリーのある草原に立てて良かったです。ルート自体もマイナーで期待通りでしたが林道歩きも予想通りで難儀しました。

今回のルートは随所にmelonpanさんのアドバイスが役立ちました。有難うございました。次回、この山域を計画する場合はぜひ下降で熊木ダムを目指したいと思います。

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訪問者数:777人

コメント

鍋割山北西山域
secretmagicさん、こんばんは。

私がオガラ沢ルートを歩いたのは数年前のことで記憶も薄れてきており、実はsecretmagicなら楽勝で通過できるレベルで、余計なアドバイスをしてしまったかと思っていましたが、やはり注意が必要な白ザレ区間があったようで、結果役立つアドバイスだったようで良かったです。

チェーンスパイクって冬の道具だという固定観念がありましたが白ザレに効くんですね!スリルのあるバリエーションルートを歩くことは少なくなってしまった私ですが、次回そのような機会があったら持参することにします。

マムシは怖いですよね。以前に檜洞(ユーシン裏の沢)を遡行した時、岩に手をつこうとしたら岩の上にヘビがいて、思わず驚いて声を上げてしまいました。あれはビビリます。噛まれなくて良かったですね。

素掘りトンネル脇のルートの取り付きは崖のようになっていて、熊木ダムのフェンスを乗り越えた先からなら上がれそうな状態だった記憶があります。こちらも次回歩くときに確認してみます。
2015/8/13 22:45
ゲスト
Re: 鍋割山北西山域
melonpanさん、こんばんは。

シロザレの斜面を目の前にして、これの事だなとすぐにわかりました。
ほんとうに短い区間ですが危険だと感じました。
チェンーンスパイクがなかったらエイヤで突破するか迷ったと思います。
過信はできませんが有効なアイテムです。効果だけでなく脱着のし易さも優れていると思います。

マムシを見たのは生涯で2度目です。前回は随分昔になりますが、涸れ沢の湿った感じの砂地だったので尾根にはいないものだと勝手に油断していました。
そう言えばピョンピョンと横切る小さなカエルが多いなと気にはなっていましたが、カエルがいる所は注意が必要かもしれません。

尾根に取り付いてから、ヤッパリ状況だけでも確認しておけば良かったかなと後悔しました。可能であれば熊木ダムのトンネルの上からダムも覗いて見たかったのですがまたいつかのお楽しみに取っておきます。

またアドバイスよろしくお願いします。ダメ出しも歓迎です。
2015/8/13 23:28
プロフィール画像
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