24.07.13〜15吾妻・安達太良
- GPS
- 33:47
- 距離
- 84.6km
- 登り
- 5,197m
- 下り
- 5,434m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 2:28
- 合計
- 11:05
- 山行
- 15:33
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 18:28
- 山行
- 3:17
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:34
天候 | 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | お宿花かんざしでお風呂、ビール、仮眠をいただいた |
写真
装備
共同装備 |
テント
バーナー
地図
|
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感想
volcano48でちょいと吾妻・安達太良へ。
福島県内で展開される活動で、比較的良く行く山域だと思っていましたが、定められたルールに基づき決められたルートをたどることで吾妻安達太良の認識を新たにするのでした。このvolcano48は48時間以内に指定する47のチェックポイントと1つの通過するウルトラハイキングチャレンジで、そのうち8時間は休憩を義務付けれらています。
今回参加が初めてのことで不安な点もあり、ソロではなくaosaさんとチーム参加となった。私にとっては地元の山で、吾妻・安達太良といえば日帰りでその日の水分を持って歩くことがほとんどなので水場の位置も気にした事がありませんでしたが、今回の機会で泊まり込みの装備で効率的に行動するために考える必要がありました。
今回全体のCT80%ペースで計画表を作成した。そのうち休憩するのは谷地平、鉄山小屋とし、飲料水豊富な兎平野営場で宿泊をイメージしていた。実際その計画通りの行動となったが、二日目午後からの天候が雨ということもあり鉄山での宿泊の選択肢もあったかもしれない。
フィニッシュ地点の岳温泉に集合し、簡単なブリーフィングの後マイクロバスでスタート地点の高湯温泉へ移動します。スタート10分前に到着というのに、足湯に入るよう指示がありました。足裏には保護クリームを塗りたくっているというのにすべて落ちてしまいました。笑
スタートはゆるゆるで足湯に浸かったままの人もいて良い。これも休憩8時間に含まれる戦略か?だいたい真ん中あたりを進んでいたのか?何人かとは抜きつ抜かれつ。わずか20名弱なので仲間意識が芽生えています。おそろいのビブを装着義務としているので、顔がわからない人でも追いつくと話をしたり、休憩で先行させる場合は「またどこかで」などの声を掛け合います。
ラクダ山を通過し一切経を目指すとなんとドローンが飛んでいます。主催者による撮影のようです。すごい本格的な撮影です。一切経をすぎると主催者からは、選手の一人が近くで🐻を見かけたという情報が入り、aosaさんは熊鈴装着です。家形山を通過し徐々に密林が濃くなってきます。吾妻ではこんなもんだと思わないとやっていられません。笑・・・しかし路面の泥濘化はなんとか足を汚したくなくなりストックを駆使して進みましたが、私は大倉新道分岐あたりでけがれました。
大倉新道分岐の水場を過ぎたあたりでヘッデン装着します。ナイトハイクステージでわくわくします。スタートで3ℓ持ったのですがここまでで2ℓ近い消費で谷地平小屋到着。小屋手前の渡渉はどうあがいても川ジャボジャボあるくので、靴がかえってきれいになった感じ。
小屋に入ると少し前に追い越された女性選手が食事休憩中。我々は1時間の食事休憩です。情報交換すると女性選手は先にスタート。我々はバーナーでお湯沸かしながらまったりディナー。私は1日目夜、2日目朝・夜の3食がチキンラーメンとカレーメシセット笑。
予定どうりの時刻に小屋を出る。姥ケ平分岐ののぼりで盛大にこけて脛を軽くけがしながら進みます。浄土平に近くなりここで凡ミスを。このまま正規ルートでは、チャックポイントである浄土平レストハウスと吾妻小富士を周回して第一関門の兎平野営場に泊まるのですが、浄土平レストハウス手前から野営場にチェックイン。翌朝に吾妻小富士に行こうという考えでしたが、これがルール上問題で、吾妻小富士通過後に再度野営場へ戻ることとなった。20分以上のロス・・・
野営場では6時間の仮眠休憩をとったが、私自身あまり寝れなかった・・・4時起きし5時過ぎにスタートで浄土平を経由して吾妻小富士へ。とても天気よく眼下に雲海も望めて最高の景色。ロス20分なんてどうでもよくなる。この周辺ではほかの選手と何人か顔を合わせたり、同じようにロス20分を強いられている方も笑。
東吾妻のピークを通過すると吾妻エリアをあとに安達太良エリアへ移動となる。スカイラインから幕川温泉へのルートは初めて通過したような。整備が行き届いています。ながい舗装道路を歩き野地温泉まで5キロ。ここで日帰り温泉はありませんが、窓口で自販機の利用をお願いするとOK。コーラ500㎖を一気飲みしてエネルギーチャージ。
コーラパワーで箕輪までのぼった感じ。笹平からの長いくだりもひーひー言いながら進みます。5月に一度来ていますが藪化が進んでいたような。
馬返しを通過して間もなく🐻が20mほど前にいて、我々に気づき急斜面を駆け上がっていきました。まず感じたのが怖いよりあの速さにはかなわないでした。小雨が降る中沢ルートを慎重に進む。鎖のあるへつりはいつ来ても怖い。何とかくろがね小屋までたどり着いた。ここからの登山道は所々濡れた樹林で衣類が徐々に濡れてくる。少し寒くなったような気がしたときはすでに遅し。びしょ濡れですが雨具上着用しました。
稜線にでると少し風が出ています。また雲の上にいるかのような高いピークが雲の上に浮いている景色が見れました。何度も振り返りながら鉄山へ移動します。鉄山小屋で夕食休憩をとる。小屋の中でほかの選手2名と合流。私たちは1時間で出ましたが、他二人は少し休むとの事。
ここから完全インサレーションに上下雨具行動でしたが正解でした。7月中なのにかなり寒い。汗かき過ぎないように、そして身体を止めないようにしながら進む。ガスと闇のセットは地形がつかみづらい。すこし迷子になりかかったがなんとか安達太良山ゲット。
以降けがをしないように声かけあいながら慎重に下山すればよいと思っていましたが、最後のスキー場ゲレンデの路面がよく滑る。立っていられないところもあるほど。aosaさんはストック折ったほど・・・奥岳登山口でようやく安堵して舗装路をてくてく進む。aosaさんは歩きながら寝ていました。
AM4時に神社へフィニッシュすると主催者の方と、谷地平小屋でご一緒した女子選手がお出迎え。ibukiあると便利ですね。
参加者にはトランスジャパン完走者などが数人いてドキドキでした。しかしレースではないので何とか無事完走できたことが素直にうれしい。
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