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Yamareco

記録ID: 706300
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無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

黒岩平から長栂山へ(中俣新道〜栂海新道経由)

2015年08月23日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
31.2km
登り
2,111m
下り
2,109m

コースタイム

日帰り
山行
13:20
休憩
0:55
合計
14:15
5:00
60
滝上発電所先ゲート
6:00
6:00
6
中俣新道登山口
6:06
6:06
74
7:20
7:20
130
中俣山
9:30
9:45
45
10:30
10:35
80
11:55
12:00
60
13:00
13:20
50
14:10
14:10
70
15:20
15:25
30
15:55
16:00
150
18:30
18:30
45
中俣新道登山口
19:15
滝上発電所先ゲート
麓からの標高差は約2000mのためきつい。
時々小休憩。
黒岩山となっているのは黒岩山分岐です。
18:45頃からヘッドランプ点灯。
天候 濃霧時々小雨
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
滝上発電所手前の広場に駐車、ゲートから登山口までの工事道路は自転車でアプローチ。
コース状況/
危険箇所等
中俣小屋から尾根取付きが急な崩落地形のためロープはあるが要注意。
中俣山の先の鞍部を通過し尾根への取付きの登りで登山道がゴーロ状の沢地形になっており、通行しにくいので注意。栂海新道は特に通行に問題なし。
滝上発電所先のゲート。いつもここから自転車で。
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滝上発電所先のゲート。いつもここから自転車で。
小滝川沿いの工事用道路は残雪による障害物は既に除去され通行に支障はなし。ただ小さな落石は時々落ちている。問題は虻。過去に登った8月上旬ほどではないが、常に20匹ほど取り囲まれ、自転車のスピードでも楽々追いつく。
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小滝川沿いの工事用道路は残雪による障害物は既に除去され通行に支障はなし。ただ小さな落石は時々落ちている。問題は虻。過去に登った8月上旬ほどではないが、常に20匹ほど取り囲まれ、自転車のスピードでも楽々追いつく。
天から流れ落ちるヨシオ滝(ヨシオ沢)。
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天から流れ落ちるヨシオ滝(ヨシオ沢)。
中俣新道の登山口に自転車をデポ。少しでも留まると虻の攻撃を受けるので急いで出発。すでに数箇所刺されている。
中俣新道の登山口に自転車をデポ。少しでも留まると虻の攻撃を受けるので急いで出発。すでに数箇所刺されている。
道路から数分で中俣小屋に出る。ひと気はなし。すぐ裏の水場は初夏ほどの水量はないが十分使用可能。ややぬるい感じ。
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道路から数分で中俣小屋に出る。ひと気はなし。すぐ裏の水場は初夏ほどの水量はないが十分使用可能。ややぬるい感じ。
なだらかな中俣山を通過。展望はなく何もない。
なだらかな中俣山を通過。展望はなく何もない。
鞍部を越えた登りの途中で中俣山方向を振り返る。
鞍部を越えた登りの途中で中俣山方向を振り返る。
黒岩山への登りになると尾根がはっきりしてくる。
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黒岩山への登りになると尾根がはっきりしてくる。
黒岩山分岐を過ぎ黒岩平の草原を行く。相変わらず濃霧に包まれる。常に霧雨〜小雨が降り続く。
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黒岩山分岐を過ぎ黒岩平の草原を行く。相変わらず濃霧に包まれる。常に霧雨〜小雨が降り続く。
いくつもの池塘の脇を通過していく。
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いくつもの池塘の脇を通過していく。
黒岩平の標識とベンチ。
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黒岩平の標識とベンチ。
8月下旬なのに小川の源頭部にはまだ雪渓が残っている。
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8月下旬なのに小川の源頭部にはまだ雪渓が残っている。
小川の岸辺にはリュウキンカのお花畑が広がる。
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小川の岸辺にはリュウキンカのお花畑が広がる。
黒岩平から少し登ったところにある、大きなハート型?の「万葉の池」。
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黒岩平から少し登ったところにある、大きなハート型?の「万葉の池」。
(過去画像)8月上旬の万葉の池
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(過去画像)8月上旬の万葉の池
(過去画像)10月中旬の万葉の池
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(過去画像)10月中旬の万葉の池
さらに登った1900m付近の草原はチングルマに囲まれた登山道。
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さらに登った1900m付近の草原はチングルマに囲まれた登山道。
標高2000m付近にあるアヤメ平の標識。このあたりは草原の中に木道が続く。もう少し登るとヒオウギアヤメなど高山植物が多く見られる場所がある。
標高2000m付近にあるアヤメ平の標識。このあたりは草原の中に木道が続く。もう少し登るとヒオウギアヤメなど高山植物が多く見られる場所がある。
長栂山方面を望む。少し空が明るくなってきた。
長栂山方面を望む。少し空が明るくなってきた。
長栂山への登りにて一瞬ガスが晴れてきた。ガスに現れた虹。
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長栂山への登りにて一瞬ガスが晴れてきた。ガスに現れた虹。
一瞬ガスが晴れ、北(日本海)方面の展望が広がる。2000m以下には濃厚な雲海が広がる。
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一瞬ガスが晴れ、北(日本海)方面の展望が広がる。2000m以下には濃厚な雲海が広がる。
右下がアヤメ平。
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右下がアヤメ平。
長栂山直下の登り。再びガスに覆われてきた。
長栂山直下の登り。再びガスに覆われてきた。
長栂山の標識。ここは最高点ではないが小ピークのため展望が良い。晴れていれば大展望が広がるところ。
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長栂山の標識。ここは最高点ではないが小ピークのため展望が良い。晴れていれば大展望が広がるところ。
(過去画像)10月中旬。
長栂山の標識より富山平野方向を望む。
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(過去画像)10月中旬。
長栂山の標識より富山平野方向を望む。
長栂山の標識の裏にある主三角点。
長栂山の標識の裏にある主三角点。
長栂山から北方向の展望。どんどん青空が消えていく。
長栂山から北方向の展望。どんどん青空が消えていく。
長栂山から朝日岳方面にさらに進んだところにある小さな池塘。
奥の針葉樹の林を越えたところに照葉の池がある。
長栂山から朝日岳方面にさらに進んだところにある小さな池塘。
奥の針葉樹の林を越えたところに照葉の池がある。
照葉の池付近。
地形図では2つの池が記載されているが奥の池(南側)の方が大きくて丸い。小野健氏の著書では大きい方を照葉の池としている。
照葉の池付近。
地形図では2つの池が記載されているが奥の池(南側)の方が大きくて丸い。小野健氏の著書では大きい方を照葉の池としている。
(過去画像)8月上旬。
照葉の池とニッコウキスゲ。奥の丸くて大きな山は朝日岳。
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(過去画像)8月上旬。
照葉の池とニッコウキスゲ。奥の丸くて大きな山は朝日岳。
(過去画像)10月中旬。
初雪の照葉の池。左奥は小蓮華岳、白馬岳。
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(過去画像)10月中旬。
初雪の照葉の池。左奥は小蓮華岳、白馬岳。
大きくて丸い照葉の池。
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大きくて丸い照葉の池。
細長くて小さい方の池。こちらにはまだ残雪が残っている。
細長くて小さい方の池。こちらにはまだ残雪が残っている。
木道はさらに朝日岳方面へ延びているが、時間切れのため照葉の池の先で引き返す。
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木道はさらに朝日岳方面へ延びているが、時間切れのため照葉の池の先で引き返す。
アヤメ平下部の草原にて、チングルマの絨毯。
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アヤメ平下部の草原にて、チングルマの絨毯。
黒岩平へ降りてきた。栂海新道では誰にも遭遇せず静かな山旅であった。
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黒岩平へ降りてきた。栂海新道では誰にも遭遇せず静かな山旅であった。
黒岩山分岐を過ぎ中俣新道を下る。最初は見晴らしの良い草原斜面。雲の下に出たのでガスが取れた。しかし低いところには別の雲が広がっている。
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黒岩山分岐を過ぎ中俣新道を下る。最初は見晴らしの良い草原斜面。雲の下に出たのでガスが取れた。しかし低いところには別の雲が広がっている。
黒岩山方向を振り返る。
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黒岩山方向を振り返る。
雲のまとわりつく柴倉山。
雲のまとわりつく柴倉山。
道の脇には、甘い香りのリョウブの花が咲く
道の脇には、甘い香りのリョウブの花が咲く
樹間から望む犬ヶ岳〜柴倉山の稜線。
樹間から望む犬ヶ岳〜柴倉山の稜線。
以下、栂海新道で見かけた高山植物。
ハクサンコザクラ、ハクサンフウロ、シモツケソウ、ミヤマキンポウゲ
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以下、栂海新道で見かけた高山植物。
ハクサンコザクラ、ハクサンフウロ、シモツケソウ、ミヤマキンポウゲ
ウサギギク、イワショウブ、ヨツバシオガマ、ミヤマリンドウ
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ウサギギク、イワショウブ、ヨツバシオガマ、ミヤマリンドウ
木イチゴ(種類は? 甘さ控えめで苦い)、ワレモコウ、ハクサンシャジン、キンコウカ
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木イチゴ(種類は? 甘さ控えめで苦い)、ワレモコウ、ハクサンシャジン、キンコウカ
クロマメノキ(ブルーベリーの仲間 実は甘酸っぱくて体に良さそう)、カライトソウ、ミヤマアキノキリンソウ、リュウキンカ
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クロマメノキ(ブルーベリーの仲間 実は甘酸っぱくて体に良さそう)、カライトソウ、ミヤマアキノキリンソウ、リュウキンカ
(過去画像)
 ご訪問いただきありがとうございました。
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(過去画像)
 ご訪問いただきありがとうございました。

感想

既に何度も通っているルートなので天候は残念であったが高山植物に期待して、栂海新道核心部へ登ってきた。
過去の8月上旬に登った時に比べるとやはり花の数は少なかったが、それでも十分満足させてくれた。登山道は特に支障となる箇所はないが、アクセスする川沿いの道路で虻が大量発生しており要注意な状態であった。
特に朝夕の時間帯、汗をかいて黒系のウエアを着ている登山者は狙われやすい(体質にもよる)と思われる。追い払おうと身動きすると余計にヤツらは凶暴になってくる。防虫ネットなどで対策するしかなさそう。自転車で下っているときはましだが、止まるとすぐに追いつかれる。
虻は蛭の次に苦手な虫だな(^_^;)

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