記録ID: 7082162
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
道東・知床
斜里岳 大なる山のアイヌ名を持つ独立峰のオホーツク富士
2024年07月31日(水) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:59
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 1,013m
- 下り
- 998m
コースタイム
天候 | 登山口では曇りだったが、ほどなく霧雨で雨具を着るくらいになる。山頂付近だけ霧雨はやんだが、下り始めてまた雨具を着るほどの小雨に。登山口に戻ると陽が射す典型的な山の天気。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
青岳荘前の駐車場は30台くらい停められそうで、駐車料金100円を料金箱に入れる仕組み。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下二股までの間も渡渉がある。下二股から先は、沢コースの旧道と尾根コースの新道に分かれる。沢コースは登りで人気があるが、渡渉が有りミニ幌尻岳登山のようで、かつ、沢の直ぐそばの滑り易い岩をよじ登る箇所が多くあり事故が少なからず発生しているようだ。沢の流れそのものがルートになっている場所もある。ストックが必須で、ヘルメットをしている人も多かったです。 一番厳しかったのは、沢の直ぐそばの岩で足がかりが少なく藻が生えていて滑り易い上にストックも使えず、四つん這いになって手足の先を全部使い上がらなければならない箇所があったこと。 雨の日や雨の降った翌日は増水するので、新道を行くことを推奨されています。この日は、少し水量が多かったそうで、青岳荘のご主人は尾根コースがいいんではないかとアドバイスをされていたそうです。増水している時は、止めるように言うそうです。 また、沢コースを下りで使うのは危険過ぎると思います。 尾根コースの新道を下りで使うと、登り返しがあるのと急坂の下りが有り粘土質の土が非常に滑り易くなるので、ご注意ください。 なお、コースタイムの記録ですが、標準タイムよりも遅く記録されています。 ルート上で休憩を何回か取っているのですが全て歩行時間にされていて、長い時間歩いているようにカウントされるようになっています。実際には、もう少し早いペースで歩いていると思います。 |
その他周辺情報 | きよさと緑青荘 清里町が運営に力を入れている温泉かつ宿泊施設。斜里岳登山の前泊ではベストだと思う。登山後の日帰り温泉でも使える。 低張性アルカリ性高温泉で、お湯に湯の花が混ざり、それっぽい。 大きな施設で、春には夏の予約はいっぱいだったが、直前1週間前でも予約が取れた方とお会いした。 部屋の設備も十分で、かつ料金もリーズナブルであり、夕食も華やかで一泊二食付きで満足度が高い。 素泊まりにして併設するレストランで夕食をとる方もいるようだ。 docomoの電波 少し途切れる時もありますが、結構長い時間、電波が入る感じです。 |
写真
感想
前日の羅臼岳に続いて、斜里岳に登りました。北海道の方はこんな日は登らないようで、遠隔地からの遠征組が登っていましたが、山頂以外では霧雨が続いていました。
沢コースは、アスレチックだと言う方がいますし確かに面白い。滝も多く、そのそばを登って行くのは他の山にない特長で、醍醐味を感じました。
ただ、写真でも紹介しましたが、沢沿いで濡れて滑り易い岩場で、藻が生えているため非常に滑り易く、急なため四つん這いにならなければならない箇所は非常に危険を感じましたので、緊張感を持って真摯に斜面に当たらなければならないと自戒しました。事故もよく起きているようですので、自分を過信しないで、慎重に登ることが必要だと思います。
青岳荘のご主人は、少しでも増水すると尾根コースをお勧めするようなので、下の渡渉で不安を感じた時は、躊躇なく尾根コースを選んだ方が良いと思いました。
当日も、少し水量が多いというご主人のアドバイスを聞いて、尾根コースを登って来られたグループがありました。私は、ご主人とお話ししていないので、自分で判断しましたが、前日は雨ではなかったので、沢コースを行きました。渡渉に困難は感じませんでしたが、滑り易い岩場は怖いと思った方は尾根コースに回った方が良いと思います。コースの最上部がきついので、無理は禁物です。
翌日と翌々日は晴れましたので、麓から見上げた斜里岳の写真を撮りました。格好良い山ですね。利尻山と似たような感じで、尖ったように見える山の形が良い。実際の山頂はとても広いのが不思議ではありますが。
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