白峰三山(日帰り):9時間20分のトレイルラン
- GPS
- 09:23
- 距離
- 25.9km
- 登り
- 2,818m
- 下り
- 3,511m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 9:23
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所特になし |
写真
感想
かなり久しぶりの白峰三山。天気予報の晴れが目につき、決め打ちで奈良田を目指しました。
自宅を午前2時過ぎに出発し、4時半頃余裕をもって奈良田に着いたつもりが駐車場が既に満車状態。なんとか、脇の狭いスペースにクルマを駐車することができて安堵💦。5:30amの乗り合いバスも3台ほぼ満車の状況でした。
6:15広河原到着、他のハイカーをよそ目に先を急ぐように歩きはじめると、バスで横に座っていたトレラン風の方がぴったり後ろに付いてきます。話をしはじめると、白峰三山は初めてのようでしたのでご一緒させていただくことになりました。
なかなかペースの違う人と行動を共にすると迷惑にならないかなど最初は考えてましたが、自分とこの方(Kさん)のペースは同じだったたのが功を奏してくれました。実は、富士山開山以降トレランの練習が全くできておらず、体力面で不安を感じていたので行動を共にする仲間ができたのは本日の山行が成功に終わった一番の理由だったと思います。
広河原から草滑り、肩の小屋を抜け北岳山頂に到着。この登りで久々の急登でヘコタレそうになりましたが山頂での景色に元気が戻りました。その後、北岳山荘で小休止し間ノ岳へのなだらかな長いのぼり返しに入ります。スタート当初はかなりのハイカーでしたが、この辺まで来ると前泊者でほとんどまばらの状態でした。また、通常は北岳・間ノ岳ピストンのハイカーが多い為、間ノ岳以降は更にハイカーの数が減ります。
間ノ岳から農鳥山荘へ一気に下ります。この下りは決して悪くないものの、眼前に西農鳥岳へののぼり返しのルートがはっきりと見渡せるため、どちらかというと「またこれ登り返すのかぁ〜」、スタミナ含め多少疲れが見え始めた段階でしたのでそちらの億劫感の方が強かったです。お互いちょうど良いペースでストレスなく同行いただいたKさんも、「とにかくここは遅くてもいいので一気に行こう!」という事で、体に鞭打ちながら登り返しに挑みました。何とか西農鳥岳を抜け登り基調のトラバースを進むとようやく農鳥岳の山頂が見え始めました、最後はお互い「やったぁー!」という感じで山頂に到着。ここで先が見え始めたので、気持ち的にだいぶ解放されました(農鳥岳の登り返しに入った頃から富士山側からのガスが上がってきたので体感温度もかなり下がったのは助かりました)。
農鳥岳山頂では少し休み、ガス(雲)も上がりだしたので、先を急ぎます。大門沢加工点からしばらくの間忍耐の階段地獄。1Lの水がなくなり始めたあたりでちょうど大門沢手前の水場に到着し、二人で水をがぶ飲み。更に大門沢でお互い食料を詰め込み最後の下りに臨みます。八丁坂の下りではスイッチが入り、なぜか先頭を走らせてもらっていると後続者のいるトレランの大会のような気持ちになって更にギアが入ってくれました。やがて登山道が終わり、舗装道となり引き続きKさんとゆっくりですが確実な足取りでジョギングペースで走ります。金属陸橋を抜け奈良田のバス停まで走り切りゴール。お互い今日の長く濃密、しかし終わってみればあっという間の一日の労をねぎらい、連絡先を交換し別れました。
最後にこのルートはかつてはスタンダードとして練習に使ってましたが、今回トレーニング不足を感じました。Kさんがいなかったら... そう考えると燦燦たる状況だったと思います。ありがとう、Kさん!
あ、あとアリガトウ、農鳥小屋のオヤジさん!(今日顔を出したけど、やっぱり引退されてもういないのですね)
それと7/末にK2で滑落死された平出和也さんと中島ケンロウさん、たくさんの夢と挑戦スピリッツありがとう その体はK2に残り続け、また伝説になってしまいました😢Rest in peace!
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