晩夏の金剛山でアドベンチャー気分♪(丸滝谷〜太尾西尾根)


- GPS
- 04:00
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 741m
- 下り
- 737m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス | 大阪側から国道309号線を奈良方面に向かい、 水越トンネル手前の分岐を右折し、旧309号線に入ってすぐにあるさわんど茶屋近くに駐車しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
《丸滝谷ルート》 石筆橋から林道を歩き、砂防ダムからすぐ沢が始まります。左岸に沢沿いの山道もあり、序盤の沢歩きを回避できるようです。小滝を何度も越えますが梯子やロープも設置されているので難しくはありませんでした。最後に現れる落差の大きい丸滝(?)は一見、私達には直登不可能に見えましたが、右側に回り込むとロープが設置されて登ることが出来ました。沢が枯れると足場が脆い急坂が続きますが、ここでも随所にロープが設置されていました。石ブテ尾根の分岐で右折すると六道の辻になります。 《六道の辻⇔山頂広場》 六道の辻から大日岳のピークを越えて、緩やかに下ると分岐になり、右に行くと売店の横の登山回数ボード前に出ます。良く整備された道で危険箇所はありません。 《太尾西尾根ルート》 六道の辻からなだらかな道を10分ほどで太尾塞跡に着きます。手書きの案内板もあり、右に行くと太尾東尾根でダイトレ方向、左に行くと太尾西尾根でさわんど茶屋の方向です。西尾根は急な傾斜も多いですが、なだらかな箇所と交互に歩くので疲労が足に溜まりにくい気がしました。良く踏まれて足場もしっかりとしているので歩き易いと思います。 |
その他周辺情報 | 天然温泉『かもきみの湯』 大人600円 http://www.kamokiminoyu.net/index.html |
写真
感想
ハードだったお盆の遠征で疲れもあったので2週ほどお山を休んでいましたが、9月になり大型連休も近付いてきたので、体を鈍らせないようにと安・近・短の金剛山に行って来ました。
最近は涼しくなってきましたが、まだまだ残暑も厳しいので前回の妙見谷に続いて、金剛山の代表的な沢コースの丸滝谷から登ることにしました。
丸滝谷の登山口のある水越峠側から登るのは、2年前にダイトレで登った時以来で、車で来るのは今回が初めてです。
自宅を5時30分に出て、国道309号線の大阪側から水越トンネルの手前を右折して旧道に入ると、路肩に駐車車両が列をなしています。
トイレやさわんど茶屋を過ぎた辺りに車の切れ目があったので、他の車に倣って路肩へ駐車しました。
準備をして6時50分にスタート。石筆橋らしき小さな橋を渡って、舗装された林道を進みます。すぐに左側に太尾西尾根とテープに書かれた登山口がありましたが、丸滝谷へは直進方向へ向かいます。
事前にコースの予習をしたものの、初めてのルートはいつも緊張します。
途中で舗装がなくなった林道を暫く歩くと、右側に大きな砂防ダムがあり、見ると堰堤の向こう側にも登山道があるようでした。
砂防ダムからすぐに林道が終わって沢の入口に着きました。
平坦で明るい渓谷はとてもいい雰囲気で、左岸に沢を巻く道もあるようでしたが、まっすぐ沢を歩いて行きます。
妙見谷もそうでしたが、道案内の看板や、必要以上の目印がある訳ではないので、沢の歩き易い場所を探しながら、右や左に渡渉を繰り返します。
途中から小さな滝が連続して、その都度巻いたり、直登したり、梯子があったり、ロープがあったりでアドベンチャー気分で楽しいです!
何度かあった分岐点では、基本は水量の多い方を選ぶと間違いないようですが、目印のテープも探すと見つかるので安心でした。
入渓して1時間程で落差10m以上はありそうな大きな滝が現れて、これはとても登れそうにないと思ったのですが、ピンクリボンに導かれて右側に回り込むとトラロープが2重3重に頑丈に設置されていて、下を見ないようにロープに必死に掴まりながら何とか登り切ることができました。
大滝を過ぎるとV字に抉れた道を進み、いつしか沢の水が枯れて足場の悪い急坂になりますが、ここもロープが連続して設置されていたので助かりました。
やがて石ブテ尾根との分岐点の尾根に合流して、更に右の尾根を登って行くと、太尾尾根との分岐になる六道の辻に到着しました。
ここでベンチがあったので小休憩していると、この日初めて下山される人に会ったので、下山路のことを教えて頂きました。
六道の辻から整備された道をひと登りすると大日岳のピークに着き、緩やかに下ってから分岐を右に行くと賑やかな人の話し声が聴こえてきます。
細い道から建物の横を通って行くと、左に行けば千早本道で、右に山頂広場になる登山回数ボードの正面に出てきました。
捺印所で登山カードにハンコを押してもらうと、ちょうど今日で5回目で赤バッジを貰えました。本当は金剛山は今日で7回目なのですが、登山カードを作ったのが2回目で、1度はカードを忘れたんですよね。
7回登っても毎回違うルートだし、夏でも冬でも1年中楽しめる金剛山は本当に貴重な存在だと思います。
快晴の山頂広場でのんびり休憩した後は、歩いてきた道を戻ります。
水越峠に下山するルートはいくつもありますが、往路で林道に入ってすぐに登山口のあった太尾西尾根で下りることにします。
大日岳を通過して、六道の辻に至る道中で沢山の人とすれ違いますが、驚いたのは皆さんの挨拶の元気の良さです!
山での挨拶というと、中には無視されたりすることもありますが、今日はたまたまなのか、皆さん元気いっぱいで嬉しくなりました♪
六道の辻から太尾道を直進すると、歩き易い快適な尾根道になり、すぐに太尾塞跡の分岐に着きました。
太尾塞跡には手書きで書かれた詳しいルート説明の案内板があり、車を駐車している場所に近い西尾根の方向に進みました。
西尾根は急な傾斜もありますが、道は良く踏まれて足場もしっかりとして歩き易くドンドンと下りていける道です。
後半はトラバース道も増えますが危険という程ではなく、やがて車の通る音が聴こえてくると、朝も通った緑のバケツのある登山口に着きました。
林道を少し歩いて石筆橋を渡って今日のゴールです。
車に戻ると時間は10時50分でした。ちょうど4時間の短い山行時間でしたが、快晴の明るい沢道を何度も小滝を登って行く丸滝谷ルートは、アドベンチャー気分たっぷりでとても楽しめました。
帰り道では309号線を御所市方向に向かって『かもきみの湯』に立ち寄って汗を流しました。
さわんど茶屋のラーメンは私もお気に入りです。炒めた野菜が多く入って1杯400円、
金剛山へポッカトレーニングに行くと必ず立ち寄るお店のひとつです。
シルバーウィークの遠征レコ楽しみにしております。
やっぱりですか〜
この日はさわんど茶屋に行けなかったんですけど
次回は絶対立ち寄りますっ
シルバーウィークの予定をあれこれ考え中です
実は計画してる時が1番楽しかったりします
沢沿いの歩きは、変化に富んでて
楽しいですね。金剛山は、本当
ルートが多彩で、素晴らしい山ですね。
今月後半の連休、長く続く、秋雨、台風の
影響が、やっと抜けそうで楽しみですね。
35枚目の花は、ムクゲだと
思います。きれいな花ですよね。
夏は高山への遠征の合間に、低山でも涼感のある沢歩き
が毎年の定番になりそうです
今月の大型連休はあの山か、この山かと、計画を巡らせて
いるので好天になって欲しいです
お花の名前ありがとうございます
木槿(むくげ)っていうんですね
優しい色の涼しげで綺麗な花でした
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