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Yamareco

記録ID: 7113598
全員に公開
沢登り
金剛山・岩湧山

金剛山、妙見谷探索/妙見谷→金剛山→タカハタ道

2024年08月08日(木) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 大阪府 奈良県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
5.9km
登り
595m
下り
596m

コースタイム

日帰り
山行
5:40
休憩
0:00
合計
5:40
8:50
140
12:00
80
13:20
20
13:40
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
河内長野駅前〜金剛登山口:南海バス
金剛登山口〜河内長野駅前:南海バス
コース状況/
危険箇所等
●妙見滝手前までは、踏み跡がある。妙見滝付近は、大量の倒木に埋もれてしまっている。妙見滝は、左岸に巻き道あり。妙見滝から上流は、沢歩きとなる。標高720m辺りに、大きな滝が2つ連続する。
●2017年の台風による上流部の大崩落によるものか、そこから上流は、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
●上流部の標高860m辺りから、倒木と土砂や小石が堆積した上に水が流れる、やや幅の広い、開放的な谷となる。頭上を蔽っていた樹林が、倒されて無くなり、青空が覗き明るい。
●標高910mに、崩落した谷の跡が現れる。雨で表土が洗い流され、流れの中央は、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。しかし、手前にトラロープが張られ、ここから先に行くなと無言の内に警告している。
●このトラロープの右側に、ややか細いながら、水の流れる谷の入口が見える。実は、こちらが本流だ。これを、登っていけば、本来の詰めの谷から、山頂売店や転法輪寺に通ずる広場に出る。
朝8:10、妙見谷入口の林道ゲートに立つ。物々しく「入山禁止」の張り紙がある。2018年の滑落死亡事故のせいだろう。(カメラの表示時間は2時間ずれています。)
2024年08月08日 10:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 10:10
朝8:10、妙見谷入口の林道ゲートに立つ。物々しく「入山禁止」の張り紙がある。2018年の滑落死亡事故のせいだろう。(カメラの表示時間は2時間ずれています。)
妙見谷を歩くのは、15年ぶりくらいだ。その後の風水害で、かなり荒れていると聞く。人の歩いた跡の少ない、雑草伸び放題の暗い林道に、やや不安になる。
2024年08月08日 10:12撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 10:12
妙見谷を歩くのは、15年ぶりくらいだ。その後の風水害で、かなり荒れていると聞く。人の歩いた跡の少ない、雑草伸び放題の暗い林道に、やや不安になる。
標高650m辺り、昔は、最後の堰堤を過ぎた辺りから入渓し、いい感じの斜瀑や、横とびの滝などがあったが、今は、御覧の通り、無数の倒木で荒れ放題だ・・
2024年08月08日 10:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 10:44
標高650m辺り、昔は、最後の堰堤を過ぎた辺りから入渓し、いい感じの斜瀑や、横とびの滝などがあったが、今は、御覧の通り、無数の倒木で荒れ放題だ・・
倒木を潜り、乗り越えていくと、「妙見の滝」に出合う。かつては、一筋の白糸のような流れが美しい滝だったが、今は、滝つぼが倒木に埋もれ、見る影もない・・
2024年08月08日 10:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
2
8/8 10:46
倒木を潜り、乗り越えていくと、「妙見の滝」に出合う。かつては、一筋の白糸のような流れが美しい滝だったが、今は、滝つぼが倒木に埋もれ、見る影もない・・
御覧の有様だ・・
2024年08月08日 10:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 10:46
御覧の有様だ・・
妙見の滝左岸に、巻き道がある。ロープを掴み、巻き道を登る。滝の落ち口から、下を見下ろす・・
2024年08月08日 10:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 10:49
妙見の滝左岸に、巻き道がある。ロープを掴み、巻き道を登る。滝の落ち口から、下を見下ろす・・
妙見の滝の落ち口。
2024年08月08日 10:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 10:49
妙見の滝の落ち口。
ここからは、沢歩きとなる。小滝の連続する穏やかな流れ・・
2024年08月08日 10:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 10:51
ここからは、沢歩きとなる。小滝の連続する穏やかな流れ・・
2024年08月08日 10:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 10:51
暗く狭い谷を抜け・・
2024年08月08日 11:00撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:00
暗く狭い谷を抜け・・
少し段差のある小滝も、左岸をへつり・・
2024年08月08日 11:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:02
少し段差のある小滝も、左岸をへつり・・
越えていく・・
2024年08月08日 11:03撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:03
越えていく・・
倒木に落ち口をふさがれた小滝・・
2024年08月08日 11:03撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:03
倒木に落ち口をふさがれた小滝・・
また、しばらく穏やかな流れ・・
2024年08月08日 11:05撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:05
また、しばらく穏やかな流れ・・
2024年08月08日 11:06撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:06
標高700mを過ぎて、やがて、前方に、大きな滝が見えてくる・・
2024年08月08日 11:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:10
標高700mを過ぎて、やがて、前方に、大きな滝が見えてくる・・
前衛の、4mぐらいの滝・・
2024年08月08日 11:11撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:11
前衛の、4mぐらいの滝・・
これを、流れの左の岩に取り付き、乗り越えると・・
2024年08月08日 11:11撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:11
これを、流れの左の岩に取り付き、乗り越えると・・
見えてくる、大きな滝・・
2024年08月08日 11:13撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:13
見えてくる、大きな滝・・
7mはあるだろうか・・
2024年08月08日 11:13撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:13
7mはあるだろうか・・
滝の左の岩に、取り付いて・・
2024年08月08日 11:15撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:15
滝の左の岩に、取り付いて・・
垂れ下がる、古いワイヤーとロープに掴まり、這い上がる・・登りながら、滝の流れにシャッターを切る。
2024年08月08日 11:16撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:16
垂れ下がる、古いワイヤーとロープに掴まり、這い上がる・・登りながら、滝の流れにシャッターを切る。
滝を上り切ると、、眼前に現れる、大きな崖のような滝・・5mくらいか・・
2024年08月08日 11:17撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:17
滝を上り切ると、、眼前に現れる、大きな崖のような滝・・5mくらいか・・
滝の落ち口の上を見上げる・・暗い谷に射す、夏の日射しが眩しい・・
2024年08月08日 11:18撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:18
滝の落ち口の上を見上げる・・暗い谷に射す、夏の日射しが眩しい・・
近づくと、かなりの迫力と威圧感がある・・
2024年08月08日 11:19撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:19
近づくと、かなりの迫力と威圧感がある・・
滝の左岸を巻いて、落ち口に這い上がる・・轟々と音を立てて、落ち口から流れ落ちる水・・
2024年08月08日 11:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:21
滝の左岸を巻いて、落ち口に這い上がる・・轟々と音を立てて、落ち口から流れ落ちる水・・
さらに、上流へ向かう・・
2024年08月08日 11:22撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:22
さらに、上流へ向かう・・
階段のように流れ落ちる斜瀑は、右岸を巻いていく・・
2024年08月08日 11:24撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:24
階段のように流れ落ちる斜瀑は、右岸を巻いていく・・
しばらく行くと、また滝・・
2024年08月08日 11:27撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:27
しばらく行くと、また滝・・
4mぐらいか・・
2024年08月08日 11:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:28
4mぐらいか・・
滝つぼに目を落とす・・
2024年08月08日 11:29撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:29
滝つぼに目を落とす・・
左岸を巻いて、上から滝を見下ろす・・
2024年08月08日 11:30撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:30
左岸を巻いて、上から滝を見下ろす・・
ちょっとした大きさの斜瀑・・流れの左から這い上がる・・
2024年08月08日 11:32撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:32
ちょっとした大きさの斜瀑・・流れの左から這い上がる・・
最後は、右岸を巻いて上へ・・
2024年08月08日 11:34撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:34
最後は、右岸を巻いて上へ・・
右岸の岩の上から、流れを見下ろす・・
2024年08月08日 11:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:35
右岸の岩の上から、流れを見下ろす・・
次々と現れる滝・・
2024年08月08日 11:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:39
次々と現れる滝・・
こんなに多くの滝があっただろうか・・
2024年08月08日 11:40撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:40
こんなに多くの滝があっただろうか・・
大雨が表土を洗い流し、花崗岩の岩肌がむき出しとなって・・
2024年08月08日 11:41撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:41
大雨が表土を洗い流し、花崗岩の岩肌がむき出しとなって・・
たくさんの、新しい滝が、生まれたのかもしれない・・
2024年08月08日 11:43撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:43
たくさんの、新しい滝が、生まれたのかもしれない・・
流されて、滝の途中に引っかかったような、多くの倒木・・
2024年08月08日 11:44撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:44
流されて、滝の途中に引っかかったような、多くの倒木・・
この小滝にも、倒木が横たわっている・・
2024年08月08日 11:46撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:46
この小滝にも、倒木が横たわっている・・
標高770m、この滝を越えた辺りから、
2024年08月08日 11:47撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:47
標高770m、この滝を越えた辺りから、
巨大な岩が、あちこちに転がっているのが、見られるようになる。
2024年08月08日 11:48撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:48
巨大な岩が、あちこちに転がっているのが、見られるようになる。
段々に流れる滝・・
2024年08月08日 11:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 11:51
段々に流れる滝・・
右岸の岩に取り付いて、乗り越える・・
2024年08月08日 11:53撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:53
右岸の岩に取り付いて、乗り越える・・
岩に足を掛けながら、滝の落ち口を見上げる・・
2024年08月08日 11:53撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 11:53
岩に足を掛けながら、滝の落ち口を見上げる・・
ここにも、巨大な岩が・・上流斜面の大崩落で、崩れ落ちた岩が、こんな所まで、流されてきたのだろうか?・・いや、少し上流の左岸の谷が、土石流のように大規模に崩落していた。それが原因だろう。
2024年08月08日 12:00撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:00
ここにも、巨大な岩が・・上流斜面の大崩落で、崩れ落ちた岩が、こんな所まで、流されてきたのだろうか?・・いや、少し上流の左岸の谷が、土石流のように大規模に崩落していた。それが原因だろう。
さらに、上流にも、岩がゴロゴロ・・
2024年08月08日 12:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:01
さらに、上流にも、岩がゴロゴロ・・
2024年08月08日 12:02撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:02
標高830m付近、この小滝は、右のワイヤーに掴まって、上へ・・
2024年08月08日 12:09撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:09
標高830m付近、この小滝は、右のワイヤーに掴まって、上へ・・
暗い渓流に日が射す・・
2024年08月08日 12:11撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:11
暗い渓流に日が射す・・
こんな倒木が、行く手を阻む・・
2024年08月08日 12:15撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:15
こんな倒木が、行く手を阻む・・
標高860m、しだいに、前方が明るく開けて来た・・
2024年08月08日 12:19撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:19
標高860m、しだいに、前方が明るく開けて来た・・
暗かった谷に、光が射す・・
2024年08月08日 12:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
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8/8 12:21
暗かった谷に、光が射す・・
やがて、
2024年08月08日 12:21撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:21
やがて、
小石や岩の転がる、幅の広い斜面いっぱいに、水が流れる、滑滝となった・・
2024年08月08日 12:28撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:28
小石や岩の転がる、幅の広い斜面いっぱいに、水が流れる、滑滝となった・・
頭上を蔽っていた暗い樹林が、この辺りから無くなって・・
2024年08月08日 12:29撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:29
頭上を蔽っていた暗い樹林が、この辺りから無くなって・・
ぽっかり穴が開いたような、空間が広がり・・青空が覗く・・
2024年08月08日 12:31撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:31
ぽっかり穴が開いたような、空間が広がり・・青空が覗く・・
大量の小石と土砂・倒木が谷を埋め、両岸は、低木と草藪が生い茂る・・
2024年08月08日 12:31撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:31
大量の小石と土砂・倒木が谷を埋め、両岸は、低木と草藪が生い茂る・・
ガレた谷を遡っていく・・振り返ると、樹木が倒れて、ぽっかり開けた空間に、青い山並みが覗く・・
2024年08月08日 12:36撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:36
ガレた谷を遡っていく・・振り返ると、樹木が倒れて、ぽっかり開けた空間に、青い山並みが覗く・・
標高910m、崩落してできた新しい谷が現れた。表土が洗い流され、花崗岩が露出する滑滝となっている。一見すると、本流と見まちがいそうになる。写真は、本来の本流の方へ、少し入った所から、振り返って撮ったもの。明るく開けた部分が崩落してできた新しい谷だ。
2024年08月08日 12:38撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:38
標高910m、崩落してできた新しい谷が現れた。表土が洗い流され、花崗岩が露出する滑滝となっている。一見すると、本流と見まちがいそうになる。写真は、本来の本流の方へ、少し入った所から、振り返って撮ったもの。明るく開けた部分が崩落してできた新しい谷だ。
右側に、地味な流れの暗い谷の入口・・こちらが、本当の本流だ。
2024年08月08日 12:39撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:39
右側に、地味な流れの暗い谷の入口・・こちらが、本当の本流だ。
本流を遡り、詰めの谷へ・・
2024年08月08日 12:53撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:53
本流を遡り、詰めの谷へ・・
ブナの自然林が現れる・・
2024年08月08日 12:57撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 12:57
ブナの自然林が現れる・・
2024年08月08日 13:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 13:01
最後の急登を、喘ぎながら這い上がり、笹やぶをかき分けて登り切ると・・立ち入り禁止のロープが張られた、ここに出る。
2024年08月08日 13:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 13:10
最後の急登を、喘ぎながら這い上がり、笹やぶをかき分けて登り切ると・・立ち入り禁止のロープが張られた、ここに出る。
山頂売店で、昼食後、下山はタカハタ道の尾根から・・
2024年08月08日 14:01撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 14:01
山頂売店で、昼食後、下山はタカハタ道の尾根から・・
ブナ林が美しい・・
2024年08月08日 14:04撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 14:04
ブナ林が美しい・・
きれいなクサアジサイ・・
2024年08月08日 14:10撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 14:10
きれいなクサアジサイ・・
ウバユリ・・
2024年08月08日 14:49撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 14:49
ウバユリ・・
ここから、松ノ木尾根へエスケープする・・
2024年08月08日 14:51撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 14:51
ここから、松ノ木尾根へエスケープする・・
下山後、舗装林道を歩く。モンベル前のシュウカイドウが、咲き始めていた。
2024年08月08日 15:35撮影 by  DMC-FT4, Panasonic
8/8 15:35
下山後、舗装林道を歩く。モンベル前のシュウカイドウが、咲き始めていた。
撮影機器:

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 着替え ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ナイフ カメラハッカ水(虫除け) 軍手 ストック ゲイター

感想

 15年振りくらいに、妙見谷を歩いた。昔は、千早側からの唯一の沢コースとして、水越側の丸滝谷、石ブテ東谷、石ブテ西谷と並んで、よく歩いた記憶がある。
 それが、2017年の台風による上流部の大崩落と、2018年の滑落死亡事故によって、危険なルートとして認識されたのか、妙見谷入口には、今では、入山禁止の張り紙が貼られている。
 久しぶりに歩いてみようと思った動機は、金剛バスの運行廃止によって、下山に使っていたモミジ谷が、使えなくなってしまったことである。代わりに、バスのある千早側に下りる水辺のルートとして、妙見谷が使えないか・・と思ったのだ。
 しかし、いきなり、妙見谷を下るのは、さすがに不安だ。谷が、どれだけ荒れているかも分からない。そこで、一度、登って、探索してみることにした。
 歩いてみて分かったのは、予想以上に谷が荒れていた・・ということである。美しかった妙見の滝は、大量の倒木によって見る影もなく、そこから上流にも、大量の倒木、流木、大小の岩、小石や土砂が、あちこちに堆積し、あるいは、表土が洗い流されて、花崗岩が露出し、新たな滝が出現したりしている。
 標高870m辺りから、崩落によって、谷を蔽っていた樹林が根こそぎ流され、ぽっかり穴が開いたように、明るいガレた谷に変貌している。そして、標高910m、崩落してできた新しい谷は、雨で表土が洗い流され、花崗岩の露出する滑滝となっている。水の流れもこちらの方が多く、一見すると、こちらが本流と見まちがいそうだ。
 結論として、現在の妙見谷は、私が石ブテ東谷を登った後、安心してゆったりと下れるルートではない・・ということである。
 しかし、久しぶりの妙見谷はおもしろかった。今回の沢歩きで、だいたいの状況は把握できたし、時々、歩いて楽しむのも、おもしろいだろう。

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コメント

興味深く拝見させていただきました。
私もかつてはよく歩いた妙見谷ルート。序盤いきなりのハイライトの妙見谷が見事でしたが落差が縮んでから一度登ったことがあるのですが、その後、さらに倒木などで見る影もないのは残念です。
それとともに妙見谷の魅力も失われてしまったのでしょうか。
高巻きも怖く、谷ルートも左岸のへつりがありました。
登るにつれて危険度が和らぐ印象でした。
最後には回数掲示板のところにポンっと飛び出すまでの長尺なルートでした。
直近の様子がよくわかりました。
あの事故の何ヶ月か前、崩落の斜面を登りきれるのか途中まで登ったことがあります。
いま思えば途中でやめておいて正解でした。(2018.1.2の記事)
また事故の当日も居合わせたので本道から救助の様子を見守っていたのを覚えています。
いつまでも続くと思っていたものが突然プッツリと失ってしまったような喪失感を覚えます。
2024/8/10 22:08
 キバラーさん、過去記事、再度拝見させていただきました。真冬の妙見谷で、夕方に登り始めて、崩落した谷辺りで日没・暗闇を迎えるとか・・崩落した谷を上ろうとするとか・・かなり危ないことやってますね(笑)。でも、冬の妙見谷は、すっきりして明るいな・・と感じました。真夏の妙見谷は、薄暗く不気味で、かえって深い奥行きを感じてしまいます。
 今回の妙見谷探索で、私は、妙見谷の魅力を再認識させられました。確かに、谷は想像以上の荒れ方で、妙見の滝の魅力は無くなってしまいましたが、妙見の滝から上流・・特に、連続する2つの大きな滝から上が、ものすごく新鮮でした。歩き慣れた石ブテ東谷に比べて、妙見谷は、やはりスケールが大きい。2つの大滝は、過去何回も攀じ登ったことがあるのに、深い樹林に蔽われて薄暗いせいか、迫力と奥行きを感じました。
 この大滝のさらに上流の景色が、まるで初めて歩く谷のように感じられました。私の記憶にはない滝が次々と現れて、部分的に過去の記憶と一致する滝も、微妙に渓相が変わって、スケールが大きい滝に生まれ変わっているような感じなのです。そして、大岩がゴロゴロ転がる谷の景色も、異世界のような不思議な感覚で魅力的です。
 そして、崩落した谷が近づく標高860m辺りから、急に頭上の樹林が無くなり、明るく開放的な、滑滝状の谷や、小石が堆積したガレた谷が出現する・・暗かった以前の妙見谷には無かった風景です。崩落してできた新しい谷も、キバラーさんが歩かれた時は、土砂や岩がむき出しの、はげ山のような斜面だったと思いますが、今では、低木や草藪が流れの両側を蔽いつくして、緑の谷に変貌しています。水の流れる部分は、表土が洗い流されて、花崗岩の岩盤の上に水が流れる滑滝状の谷となり、美しい景色です。
 実は、私は、お気に入りの定番ルートを、石ブテ東谷から妙見谷に乗り換えようか・・とまで考えています(笑)。
2024/8/11 22:20
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沢登り 金剛山・岩湧山 [日帰り]
技術レベル
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2/5
沢登り 金剛山・岩湧山 [日帰り]
技術レベル
3/5
体力レベル
2/5
ハイキング 金剛山・岩湧山 [日帰り]
金剛山冬
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

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