奥穂高岳(涸沢経由・上高地ピストン)


- GPS
- 17:58
- 距離
- 37.9km
- 登り
- 1,811m
- 下り
- 1,806m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 6:31
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:19
天候 | 珍しく晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
バス移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
今シーズン何としても登ろうと思ってた奥穂高岳。いつもチェックしてる3アプリとも珍しく天気の予報も良く、運良く涸沢小屋の予約も取れたので急遽決行しました
【1日目】
山の日を含んだ3連休初日という事もあり、上高地にはたくさんの人がいました。河童橋と明神橋間の左岸が通行止めだったため、右岸に迂回させられましたが、これが後々ボディブローのように効いた気がします。その後、徳澤園、横尾山荘とそれぞれ1時間位で着くので休憩もとれて助かります。ただひたすら平坦で長い道のりです。
横尾大橋を渡ると漸く登山道となりますが、本谷橋まではやはり平坦で歩き易い。そこから涸沢までググッと標高を上げていきます。気温もだんだん高くなってきたので、涸沢に着く頃にはヘロヘロでした。本当、穂高岳山荘を予約してなくて良かったと思いました💦涸沢はテン泊客でいっぱいで、イメージ通りの景色が広がっていました。涸沢小屋の生ビールは最高でした✨
【2日目】
早朝、正直、全然眠れなかったのと、帰りの体力を考えて、このまま下山しようかとも考えていましたが、外へ出てその考えが吹き飛びました。日の出を浴びた奥穂高岳が壮観で、体にヤル気とパワーを与えてくれました。ザイテングラードまでは比較的緩やかですが、ザイテンは起伏のある岩山を7~8つ越える感じです。特に危険な箇所はなかったと思います。核心部も含めてでしたが、梯子や鎖のある箇所では必ず渋滞しました。頂上の写真待ちも含めると、合計1時間程度のロスはあったと思います。
穂高岳山荘に着くといよいよ核心部に突入します。鎖場、2連梯子、鎖場と続きますが、3点支持をしっかりしていれば、そこまで難易度や高度感もなく、槍ケ岳の穂先よりも楽に感じました。核心部を越えて少し歩くと漸く頂上となります。ジャンダルムや槍ケ岳等がキレイに観られ、疲れを忘れさせてくれました。
下山は核心部を慎重に降れば、あとは体力勝負です。終バスの時間を考えるとあまり余裕はなかったので、涸沢小屋で預けていたザックを受け取ると無心で降りました。何とか横尾山荘に着きましたが、そこからがとにかく長くて辛い。やっぱり通行止め迂回が効いた気がします。何とか体力ゼロでギリギリ上高地に着くことができました。しかしその後、地獄のバス待ち行列に巻き込まれました…
総じて、上高地から1泊でピストンするのは結構大変だと感じました。逆に2泊だと余裕がありまくりますが。普通は前穂や北穂等に寄るのでしょうね。暑さ、体力、熊、終バス等、いろいろ苦労しながらの山行でしたが、山頂からの景色を脳裏に焼き付けられたので満足です。テン泊装備を担いでの涸沢キャンプは当面想像できません笑
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